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【徹底解説】小学生の効率的な勉強法と学習姿勢を伸ばす方法!今日からすぐに取り入れられる!

小学生はどれくらい勉強すればいいのか、またどのように勉強させるのが良いかというのは悩むところですよね。中学に向けてしっかり準備をしたいというご家庭も、あるいは学校の宿題をやらなくて困っているというご家庭も、さまざまあるかと思います。

小学生での学習習慣は、中学生になっても基盤になり続ける大切なもの。良い習慣は小学生のうちに身につけておきたいですね。

今回は「小学生の勉強法と、今から始められる学習習慣づくり」について解説します。

【小学生向け】効率の良い勉強法に必要な3要素

【小学生向け】効率の良い勉強法に必要な3要素

小学生が学ぶ内容は国語や算数といった主要教科だけではありません。近年は英語やプログラミングも加わり、学校で勉強する内容がとても多くなっています。また習い事を掛け持ちする小学生も多い現代では、家庭で十分な学習時間を確保するのが難しい場合もありますよね。

そんな小学生事情に合わせて、この頃は小学生の勉強でも「効率」という視点が重視されるようになってきました。そして小学生が「効率の良い勉強」を実践するには、必要不可欠な要素が3つあります。1つずつ見ていきましょう。

効率学習に必要な準備① 勉強に最適な学習環境

1つ目は「勉強に最適な学習環境を整える」ことです。小学生に最適な学習環境とは、以下の5つを満たしていることが条件になります。チェックしてみてください。

  • 机の上には必要なものしか出ていない
  • 教科書やノートを広げる十分なスペースがある
  • 必要なもの(辞書や資料集など)はすぐ手が届くところにある
  • 「誘惑・娯楽」は視界に入らない
  • 静か、しかし親の気配は感じられる

勉強する場所は自分の部屋でもリビングでも、お子さまが好む方で構いません。大切なのは「視界に勉強に必要なものしか入らないことと、十分なスペースがあること」です。小学生はまだまだ自律の道半ばですから、スマホや漫画が目に入れば気になり集中できなくて当然です。勉強以外のものは視界に入らないようにレイアウトを工夫しましょう。
また教材を十分に広げられる場所も、ストレスなく勉強するには大切なポイントです。

親のサポートについては3つ目の項目でも触れますので、そちらもご覧ください。小学生は親の気配がするほうが勉強しやすいようです。適度に声をかけてもらったりすることが励みになるのですね。ただし勉強している間は、テレビは消しましょう。家事の音はOKです。

効率学習に必要な準備② 勉強しやすい最適な教材

宿題以外の勉強を効率的に進めるには、教材の選び方にもポイントがあります。次の5つの条件を満たす教材が、効率的な学習には欠かせません。

  • お子さまの理解度・習熟度に合ったレベルであること
  • 文字は小さすぎず、色合いやデザインは派手過ぎないこと
  • お子さまの文字の大きさに合った十分な書き込みスペースがあること
  • 勉強の意欲を引き出す仕掛けがあること(キャラクターなど)
  • お子さまが達成感を感じられるものであること(厚い1冊より、薄い数冊)

まず「レベル」です。学習の目的やお子さまの理解度・習熟度に合わせて最適なものを選びましょう。学校の授業レベルの勉強をしたいのであれば「教科書準拠」「基礎・標準」という表記があるものがピッタリです。
また伸びのびと字が書けることも大切。たとえば筆算での間違いは、桁の不揃いが原因になることが多いと知られています。狭いスペースはミスのもと。勉強に必要な余白が不足していないかもチェックしてみてください。

意欲を引き出す仕掛けを盛り込んだ教材も増えています。キャラクターが登場したり、ゲーム性を持たせたりといったものですね。お子さまが楽しく取り組めて、達成感を感じられるものを選んであげましょう。

効率学習に必要な準備③ 保護者の見守り

効率的な学習に欠かせない要素の3つ目は「保護者のサポート」です。「保護者のサポートが学習効率を上げるのに必要か?」
そうです、とても大きな役割を果たしますよ。

「リビング学習」という言葉をお聞きになったことはありますか?文字通り、子どもがリビングのテーブルで勉強することを指した言葉です。「リビング学習」には賛否さまざまありますが、「リビング学習」が良いと言われる本質は「子どもは親の近くだと安心できる、よって勉強に集中でき効率が上がる」という点にあります。

勉強している子どもの近くに親がいると、自然と勉強の様子を尋ねたり労ったりということが起きますよね。一緒に図鑑で調べたり、勉強したりということも起こりえます。このように「親が近くで自分を見てくれている」という状態を、子どもたちは「親に応援してもらっている」と捉えるのです。親の応援を実感でき、安心して勉強に没頭していけるというわけですね。

学年が下がるほどこの傾向は顕著で、一人で部屋にいると不安で集中力が下がるからリビングで勉強したいというお子さんも数多く見てきました。小学生にとって親の存在というのは、勉強する上でも大切な役割を担っているのですよ。

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小学生に最適な勉強時間はどれくらい?

小学生に最適な勉強時間はどれくらい?

さてここからは、気になる「勉強時間」についてもチェックしておきましょう。効率の良い勉強法を知ったとしても、学習する時間が0では成果は出ません。かといって、小学生のうちから1日何時間も…というのは無理な気もしますよね。

小学生に最適な勉強時間というのは、どれくらいなのでしょうか?

小学生の勉強時間の平均は「約1時間半」!

ベネッセが小学5年生2,601人を対象に調査した「2015年第5回学習基本調査 データブック」によると、「平均学習時間=1時間半」という結果が出ています。また「勉強時間のうち宿題をしている時間=平均約50分」ということも分かっています。1日に1時間半勉強し、このうち50分は宿題をしている。つまり宿題以外に平均40分勉強しているということになります。
引用元:https://berd.benesse.jp/up_images/research/5kihonchousa_datebook2015_p10-19.pdf

「うちの子はそんなにやっていない!」ですか?大丈夫、焦らなくていいですよ。「勉強時間が1時間半」というのはあくまで平均であり、内訳は0時間~3時間以上と大きな幅があります。
また調査は「小学5年生」を対象にしている点にも注目してください。中学受験をする場合は5年生ごろから学習時間が増えるのは自然なことです。

学年別勉強時間の目安

一般的に小学生に最適な勉強時間は「学年×15分」とされています。また子どもたちの集中力が続く時間は小学校低学年なら「年齢プラス1分」程度、高学年から中学生でも「15分」ほどと言われています。それぞれ表にまとめました。

《表》学年別・小学生の最適な勉強時間の目安と集中力が続く時間

勉強時間は長ければ良いというものでもありません。ダラダラと取り組んでいては、何時間勉強しようと効果は期待できまないというもの。効率の良い勉強には、目的意識や課題意識を持って主体的に勉強できているかどうかという視点が大切です。

小学生の学年別オススメの勉強法

小学生の学年別オススメの勉強法

ここからは家庭でも取り組みやすい勉強法を学年別にご紹介してます。

小学生の勉強は「興味」「分かる・できる喜び」がキーワードです。「勉強が苦手」「勉強がキライ」になる前には必ず、「内容に興味が持てない」「よくわからない」という段階があります。そうならないよう、楽しく取り組める工夫を凝らしていきましょう。

低学年(小1~2)の場合

小学1~2年生は学校で学ぶこと自体に新鮮味があり、何に対しても興味を持ちやすい学年です。勉強のサポートもこの特性を活かすと、楽しみながら取り組めるようになりますよ。

まずは「興味を広げ、知っていることを増やす」ように意識しましょう。文字でも計算でも、理科や生活分野でも構いません。学校の授業で登場したときに「それ、知ってる!」という優越感を持てると、子どもの「勉強(学校の授業)に対する自尊心」が満ち、意欲が湧きます。

ただし教科書内容の予習は「ひらがな・カタカナの書き取り、九九程度」に留めるというバランスも大切。授業で扱う内容がいつも知っていることばかりだと、「それも、もう知ってる~」と授業に対する価値と興味を急速に失いかねません。適度なバランスが大切です。

「ひらがな・カタカナ、九九」だけは、親がサポートするなどして「できる」ようにしてあげたいですね。授業時間数が限られる学校では、全員ができるようになるまで待ってもらえないこともあります。自分だけ書けない、暗唱できない、みんなより遅いという挫折経験は、子ども心に禍根になり勉強へのやる気を失わせかねません。周りと同じか、ちょっと速いくらいのペースで「できる」ようになっていると自信をもって先に進んでいけますよ。

中学年(小3~4)の場合

理科・社会の学習が始まること、また算数でつまずきやすいお子さんが出始めるのがこの学年の特性です。

理科や社会は覚えることも多く、興味が持てないと授業に全く身が入らないという場合も。そうならないためには、実体験させたり具体的な情報を与えることが有効です。子どもたちは「身近なもの・自分に関係があるもの」には興味を持ちやすいからです。博物館に行ってみたり、家庭菜園に取り組んでみたり、生き物を育ててみたりと、体験を通じた学びの機会を作ってあげたいですね。

また算数は「わり算、小数、分数、おおよその数の概数、四捨五入」などが登場してきます。徐々に内容の抽象度が増し、理解に思考力を要する内容になってきますが、生活の中で理解できるようになることも多いもの。ピザやケーキを切る時に分数で考えてみたり、お菓子をみんなで等分するには一人いくつ?など、生活の中に算数を積極的に取り入れてみましょう。

また低学年同様、暗記事項は家庭でもサポートしてあげると覚えやすいですね。社会では日本地図の学習も始まります。都道府県名と場所、県庁所在地をマスターしておくと、高学年や中学生になってからも活用できますよ。お風呂やリビングにポスターを貼って、親子でクイズを出し合うというのも良いですね。

高学年(小5~6)の場合

高学年になると勉強の内容も難しくなり、得意科目・不得意科目がはっきり分かれてきます。自我が強くなる年頃でもあるので、中学入学前に不得意科目を克服してほしいと親がいくら願っても、思うように動いてくれないということも。場合によっては塾や家庭教師、通信教育など「親以外の第三者」の力を借りることも検討してみてください。親には反抗しても、第三者とは節度を持ったコミュニケーションがとれるようになってくるからです。

お子さまが楽しく学べるように、教材や勉強法に子どもの好きな要素を取り入れるのも良いでしょう。教材を買うときは好きなキャラクターが載っているものにする、ゲーム要素を取り入れたオンライン学習を探してみるといった工夫も有効ですね。

また中学年に引き続き、算数がわからなくなる子どもたちが多いので注意してあげてください。小5の「小数のかけ算や割り算、割合の問題」、小6の「立体図形」が特につまずきやすい単元です。筆算は桁を揃えて真っすぐ書いているか、適当に暗算していないかなど、日頃からチェックしてあげましょう。
苦手な小学生が多い「割合」単元は、生活の中で考えると抵抗感が薄れやすいですよ。買い物に連れて行き、「300円のお肉が20%引きだって!いくらかな?」と計算させてみるるのもいいですね。

小学生に塾は必要?中学受験を考えるなら必須!

小学生に塾は必要?中学受験を考えるなら必須!

小学生の勉強法を考える中で無視できないのが「塾」の存在です。家庭教師や通信教育も含まれますね。「小学生から塾に行かなくても…」と思う一方、知り合いのお子さんが塾に行き始めたと聞き「やっぱりうちも行かせた方がいいのかな」と悩むところです。

学校以外で勉強を教えてもらうという場所というのは、小学生には必要なのでしょうか?塾に通った方が良いというパターンと合わせてご紹介します。

学校の宿題は家庭学習で対応

小学校から出される宿題は、授業内容の復習や定着を促すものです。よって授業をしっかり理解できていれば、宿題には自力で取り組めます。宿題は基本的に家庭学習で対応できる範囲だと考えて良いでしょう。

長期休みで大量の宿題が出た場合は、計画的に取り組むことが大切。計画や進捗のチェックは、保護者がサポートしてあげてくださいね。

通塾が必要なパターン① 学校の授業についていけない場合

小学生で塾や家庭教師を検討した方が良い場合の1つ目は、学校の授業についていけていない心配が出てきたときです。宿題の手が止まっている、分からないと聞きにくる回数が増えたなどの兆候があったときは、お子さまの勉強の様子をよく見て、話を聞いてあげてください。

特に積み上げ教科である算数は、前の学年で理解が曖昧なままだった単元が今の学年の「全くわからない」につながっていることも多いのです。決して珍しいケースではないので、お子さまを責めたり、問い詰めたりしないでくださいね。

塾や家庭教師を検討する場合は、マンツーマンか個別指導の形態がオススメです。お子さまが分からなくなっている根本までさかのぼり、お子さまの理解度に合わせて指導してくれるからです。お近くにお子さまに合いそうな塾がない場合はオンラインという選択肢もあります。

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通塾が必要なパターン② 中学受験を予定している場合

中学受験を予定している場合も、中学受験対策をしている塾に通うことをオススメします。中学受験は学校ごとに固有の傾向がある上に、出題される問題も小学校の授業内容を超えたものが多いので、学校の授業だけでは対策が難しいのです。

中学受験用の塾を選ぶ際には、お子さまの志望系統に強く、指導形態がお子さまにあっているかどうかを重視してくださいね。体験授業は必ず受け、保護者も一緒に実際に校舎に行ってみましょう。

中学受験の塾の選び方は、こちらの記事をご覧ください。
【完全ガイド】中学受験を成功させる塾の選び方|お子さまにピッタリの塾と出会うコツ徹底解説

合わせてこちらもどうぞ
「小学生から塾通いは必要?通塾の目安、選び方のポイントをお伝えします」

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やる気が出ない時でも勉強できる!5つのメソッド

どうしても勉強のやる気が出ない…。
どうしても勉強のやる気が出ない…。誰しもそんな時はあるものです。
ここからは「やる気がない時でも机に向かえる簡単な方法」を5つご紹介します。今日からは「宿題やったの?」という代わりに、このメソッドをお子さまに教えてあげてくださいね。

1.「○時になったらやろう」はダメ!

勉強は思い立ったらすぐ行動!が基本です。「○時になったらやろう!」と思っていては、いつまでたっても始められません。

大人でもありますよね。「7時になったらやろう」と思い別のことをしていたら、いつの間にか7時を過ぎていた、なんてこと。「じゃあ、7時半になったら始めよう」、気付くと7時半も過ぎている…。

小学生も同じです。勉強は思い立ったらすぐにやる!この鉄則を心に留めておきましょう。

2.やる気が出ないときは「ちょっとだけ」でOK!

思い立ったらすぐ!と言われても、なかなか体が動かないときもありますよね。そんなときは、「ちょっとだけ、やってみない?」と声に出して自分に語るよう伝えてみてください。

声に出すのがポイントです。聴覚は脳の「意欲を持たせる」という部分にうまく作用するため、”その気になりやすい”のです。

また「ちょっとだけ」というのもポイント。10ページやると言われると萎えるけれども、「ちょっとだけ」ならやってみるか、という気になりやすいのです。

脳をその気にさせ、行動を起こしやすくするキーフレーズ「ちょっとだけ、やってみない?」を活用してみてください!

3.まず30分は「我慢して取り組む」!

机に向かうことができたら、はじめの30分は我慢してでも続けるようにしてください。

脳は目の前のことに集中するまでに20~30分かかると言われています。最初の30分の間に勉強をやめてしまったり、別のことが気になっていたりすると、せっかく集中モードに向かい始めていた脳の作用を中断させてしまいます。

初めは10分でも長く感じるかもしれませんが、計算でも漢字練習でもいいので30分続けてみてください。ふと気付くと、「あれ?もうこんなに時間が経っていたんだ!」という瞬間が訪れます。

集中できるか、集中力が持続するかどうかは「はじめの30分」が勝負です。

4.止めるときは中途半端なところで!

勉強の手を途中で止める時は、敢えて中途半端なところで止めてみてください。

たとえば勉強中に夕食に呼ばれたときは、キリの良いところまで終わらせたくなりますが、敢えて呼ばれた瞬間に手を止めましょう。すると脳は続きが気になり、夕食後に勉強を再開する時も驚くほどスムーズに戻れますよ。

この「中途半端に止められると、続きが気になって仕方がない」という脳の働きのことを心理学用語で「ツァイガルニク効果」と言います。脳の仕組みを勉強に活用した一例です。

5.集中できる「ゴールデンタイム」を見つける!

最後は「勉強のゴールデンタイムを見つけよう」という話です。お子さまが勉強に取り組みやすい時間帯はいつ頃でしょうか?人にはそれぞれ集中しやすい時間帯があり、生活リズムや体調、日頃の習慣などの影響を受けて決まってきます。

よく「朝型がいい」と言いますが、全員に当てはまるわけではありません。夜の方が集中できる場合もあれば、学校から帰ってきたらすぐに勉強するのが合っている人も、お風呂の後にじっくり取り組みたい人もいます

お子さまの「勉強のゴールデンタイム」はどこかなと見てあげてください。その時間に勉強に向かえるように生活を整えたことで、急に勉強するようになったというお子さんも知っています。

家庭こそ最高の学びの場!親だからできる勉強の意欲アップ術

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最後に塾や家庭教師にはできない、親だからこそできるお子さまへの深い関わりという視点でお話したいと思います。3点にまとめましたので、お付き合いください。

生活の中で好奇心を育てる

好奇心を育てる種は、日常にあります。時には教科書から離れ、身の回りに目を向けてみてください。

家電やデバイスは「テクノロジー」に目を向ける良い題材ですし、折り紙は図形の勉強そのものです。休日の公園では昆虫や季節の植物と触れあえますよね。またお出かけ先で出会うさまざまな職業の方はキャリア教育にうってつけです。季節や天気によって表情を変える空は理科の最高の教材です。

小学校から中学校、そして高校へと進むにつれ、学習内容は抽象度を増していきます。この「抽象化」というプロセスを苦手とする子どもは多いのですが、実体験が豊富なほど難なく順応していく傾向があります。これは実体験を通じて思考力が育ち、考える経験を通じて情報の一般化ができるようになっていくからと言われています。

学びの種は身の回りにあふれています。ぜひお子さまと「好奇心の種探し」をしてみてください。

子どもの努力を労う、認める、共に喜ぶ

子どもは親が大好きです。親が喜ぶ顔が見たくて勉強を頑張るという子どもたちも、実際に数多く見てきました。親の労いや承認は、学校や塾の先生からの称賛の何倍もの喜びを子どもにもたらしてくれます。

反抗期にイライラしたら、お子さまが2歳くらいの頃を思い出してください。言葉を発した、立った、歩いた、笑った、お出かけできた‥‥、日頃の些細な「できた」一つひとつに心躍らせていた頃を。
自分がしたことで親が喜んでくれる、それが嬉しくてまた頑張るという子ども心は、あの頃から全く変わっていません。

親だから知っている頑張りを労い、些細な成長を共に喜ぶ。これは学校や塾の先生にはできない関わりです。

話し相手になる

話し相手になるというのも、勉強の意欲を高めるために有効なのですよ。そして「聞くに徹する」ことを意識してみてください。

子どもが言うことというのは支離滅裂で理屈が通っておらず、大人はつい一言いいたくなることも多いもの。しかしお子さまには、お子さまの思いがあります。友達といろいろあったり、先生に指導されたり、わだかまりを抱えていたりしながら、一生懸命考えているのです。

絶対的に信頼できる人=親が、自分の思いを聞いてくれるだけで、子どもたちの心はすっきりするものです。そして心がすっきりすると、勉強にも前向きに向かえるようになります。

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【まとめ】小学生の勉強に最も大切なのは「本人のやる気」

ここまで「小学生の効率的な勉強法」と「主体的な学びを実現するためにできる親のサポート」を中心にお伝えしてきました。

好奇心や学びというのは、人間が根源的に持っている自然な欲求です。子どもたちは本能的に「どうして?」「もっと知りたい!」という欲求を持っていますから、その欲求を満たし、伸ばすことこそが主体的な学びにつながっていきます。逆に言うと、どんな勉強も無理強いされて学んだのでは、興味も持てず身にもつかないという結果になってしまうということです。

どんなお子さまも必ず、目を輝かせて「もっとやりたい!」と言える好奇心の種を持っています。その種を見つけることこそが、大人が最初にしてやれるサポートかもしれませんね。

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