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小学生におすすめの塾7選!失敗しない選び方のポイント

「小学生の子どもを塾に通わせたいけど、選び方がわからない」

「塾ごとの違いがわからない」

このように悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

小学生向けの塾は数が多く、お子様に合っている塾を探すのは大変です。

本記事では、小学生のお子様に合うおすすめの塾や選び方をご紹介します。

この記事を読むと以下のことが分かります。

  • 塾のタイプ
  • 塾選びのポイント
  • おすすめの7つの塾

これからお子様を塾に通わせようと検討している保護者様は参考にしてみてください。

そもそも塾にはどんなタイプがあるのか

塾の3つのタイプごとに、特徴・メリット・デメリットを以下の表にまとめました。

塾のタイプ 特徴 メリット デメリット
集団タイプ みんなで授業を受ける
  • 生徒に競争意識が芽生えやすい
  • 中学受験対策のハイレベルな授業を受けられる
  • 授業に緊張感がある
  • 個別指導タイプとくらべて料金が安い
  • 一度遅れると取り戻すのが大変
  • 授業中に手を挙げて質問しにくい
  • 時間を拘束される
  • 振替制度がない
個別指導タイプ 講師が生徒のそばにつく
  • 講師に質問しやすい
  • スケジュールを調整しやすい
  • カリキュラムを自分で作れる
  • 生徒のペース合わせて授業を進めてくれる
  • 集団タイプとくらべて料金が高い
  • 講師との相性が悪いと成績が上がらない
  • 競争意識が生まれにくい
  • 講師が学生アルバイトや副業のケースもある
自学・映像授業タイプ 自宅や塾の自習室で映像授業を受ける
  • 他のタイプとくらべて料金が安い
  • 自分のペースで勉強できる
  • 自分で学習する習慣をつけられる
  • スケジュールを調整しやすい
  • 自主学習の習慣がないと継続できない
  • 強制感がなく集中できない
  • 質の高い解説を受けられない

これら3つの特徴をそれぞれご紹介します。

みんなで授業を受ける集団タイプ

集団タイプの塾は、講師1人に対して生徒が4~20人ほど授業を受けるタイプの塾です。

生徒は同じテキストを使い、カリキュラムに沿って授業が進みます。

年間を通して授業のスケジュールが決まっており、週に2~4日ほど決まった時間に授業を受けます。

集団タイプのメリット

集団タイプの塾に通うメリットの1つは、子どもに競争意識が生まれることです。

塾によっては成績順にクラスが分かれていることもあります。

その場合、自分の学力の立ち位置が明確になります。

上のクラスになることを目標にして、友達と切磋琢磨しながら勉強できる環境が集団タイプの塾にはあります。

また、集団タイプの塾には、中学受験に精通した講師がいることが多いです。

中学受験をするために、ハイレベルな受験対策を受けたい方は集団タイプの塾がおすすめです。

集団タイプのデメリット

集団タイプの塾は、授業についていけなくなると、取り戻すのが大変です。

カリキュラムに沿って授業が進むため、分からないことがあったら自分で解決しなければいけません。

また、授業中にわからないことを講師に質問しにくいのもデメリットです。

多くの生徒が授業を受けているため、質問すると授業が止まってしまうことから、質問しにくい環境といえます。

講師がそばにつく個別指導タイプ

個別指導タイプの塾とは、講師1人に対して生徒が1~4人の少人数の授業スタイルである塾です。

生徒それぞれの状況に合わせてカリキュラムをカスタマイズできる点が、個別指導の特徴です。

授業の進むスピードは、生徒の理解度に合わせて講師が調整してくれます。

個別指導タイプのメリット

個別指導タイプは、分からないことをその場で講師に質問しやすいことがメリットの1つです。

個別指導タイプは講師と生徒の距離が近いため、わからないことをすぐに質問しやすいです。

また、個別指導タイプは授業のスケジュールを調整しやすいといえます。

習い事や家庭の事情で塾を休まなければいけないときでも、講師と相談して振替をおこなってくれます。

授業を休むときに時間を調整してくれるため、授業に置いていかれてしまう心配はありません。

個別指導タイプのデメリット

個別指導タイプの塾は、集団塾にくらべると、料金が高い傾向にあります。

講師の1人に対する生徒の人数が少なく、授業料に講師の人件費が多く含まれており、料金が高く設定されています。

また、個別指導タイプの塾は講師と生徒の相性が悪いと、成績が上がりません。

逆に、講師と生徒の仲が良すぎて、授業に緊張感がなく、生徒の成績が上がらない場合もあります。

授業の無料体験や三者面談をとおして、講師とお子様の相性をチェックしましょう。

自宅や自習室で映像をみる自学・映像授業タイプ

自学・映像授業タイプの塾とは、自立型学習塾とも呼ばれ、生徒主導で勉強を進めていく塾です。

自宅や塾の自習室で映像授業を見て勉強する塾が自学・映像授業タイプです。

塾の自習室では講師が巡回しており、わからないことがあれば講師に質問できます。

講師1人に対して、生徒の人数は10~20人ほどである場合が多いです。

自学・映像授業タイプのメリット

自学・映像授業タイプの塾は、集団タイプや個別指導タイプの塾とくらべて、料金が安いことがメリットの1つです。

講師が授業をする必要がなく、講師の人件費がそれほど必要ではないため、自学・映像授業タイプの塾の料金は低めに設定されています。

また、自学・映像授業タイプの塾は自分のペースで授業を進められることもメリットです。

わからない部分はじっくりと時間を取って、勉強に取り組めます。

自学・映像授業タイプのデメリット

自学・映像授業タイプの塾は自分で勉強を進めていくため、自主学習の習慣がないと続かないことがデメリットです。

生徒が映像を見て自ら勉強するため、強制感があまりなく、勉強する習慣がないと離脱してしまう生徒もいます。

また、個別指導タイプの塾とくらべて、講師がつきっきりで教えてくれるわけではないため、質の高い解説を受けられないこともあります。

塾選びのポイント

お子様を塾に通わせるときに、抑えておきたい塾選びのポイントは以下の3つです。

目的にあっているか(学習習慣をつける、内申を上げる、受験対策をする等)

  • 通いやすそうか
  • 講師・友達との関係が良いか
  • それぞれ解説していきます。

目的にあっているか

お子様を塾に通わせるときに、通塾の目的と塾の特徴があっているか確認しましょう。

塾を選ぶときには、通塾の目的を明確にすることが重要です。

通塾の目的は主に、「小学校の補習」や「中学受験対策」に分類されます。

小学校の補習が通塾の目的であるのに、中学受験対策に精通した塾を選んでしまうと、授業カリキュラムが厳しく、お子様が挫折してしまうケースもあります。

小学校の補習や学習習慣の習得が通塾の目的であれば、小学校の授業のペースに合わせてカリキュラムが組まれている塾が良いでしょう。

一方で、中学受験対策が目的であれば、中学受験の合格実績や講師の指導実績がある塾を選ぶことをおすすめします。

通いやすそうか

塾への通いやすさも、塾を選ぶときに考慮すべきポイントです。

自宅から塾への距離が近い方が、お子様や保護者への負担が少なく通いやすいです。

塾への距離が遠いと、帰りが遅くなって心配になったり、寝る時間が遅くなり生活習慣が乱れたりしていまいます。

塾に行くだけで体力を消耗してしまうと、授業を集中して受けられず、塾に行きたくなくなってしまうケースもあります。

お子様が安全に通いやすい場所に塾があるか、塾を選ぶときに確認しましょう。

講師・友達との関係が良いか

講師や友達の関係が良いか、という点も塾を選ぶときに確認しましょう。

講師とお子様の相性が悪いと、成績は上がらず、授業料が無駄になってしまう可能性もあります。

お子様の性格を考慮して、どのような講師がよいか事前に考えて、塾を選びましょう。

たとえば、お子様が緊張感のある環境の方が集中して授業に臨めるなら、厳しく接してくれる講師が良いでしょう。

一方で、緊張感があると委縮してわからないところを質問できない場合、生徒の状態を細かく察してくれる講師がおすすめです。

また、塾を選ぶときには友達との関係性にも注意しましょう。

友達との関係性が良いと、お子様が自然と塾に行きたがるようになるため、塾に通っている友達の関係性を事前に確認しておくと良いでしょう。

しかし、友達と遊ぶために塾に通うわけではないので、お子様と日ごろからコミュニケーションを取って、授業に集中して取り組めているか確認しましょう。

おすすめの塾7選

小学生向けのおすすめの塾を7つご紹介します。

  • 明光義塾
  • 四谷大塚
  • スクールIE
  • 栄光ゼミナール
  • SAPIX小学部
  • スタディサプリ小学講座
  • 東進オンライン学校 小学部

明光義塾

明光義塾は、日本全国に約2,000の教室がある個別指導タイプの塾です。

長年の個別指導塾を運営したノウハウが明光義塾にはあります。

お子様と保護者と一緒にカウンセリングを行い、お子様の状況に合ったカリキュラムを作ってくれます。

明光義塾はオリジナルの教科別ノートを使って、お子様の学習の効果を高めてくれることが特徴です。

また、地域ごとの中学受験の入試傾向に合わせた中学受験対策も行っています。

授業形式 個別指導タイプ
対象学年 小学1年生~
1ヶ月の授業料の目安 小学4年生:6,600~29,700円
小学5年生:6,600~30,800円
小学6年生:6,600~34,100円
入会金 0円
校舎数 約2,000校
校舎のあるエリア 47都道府県すべて

 

四谷大塚

四谷大塚は、中学受験に強い集団指導タイプの塾です。

小学4年生から中学受験コースを受講できるようになっています。

オリジナルのテキストを開発・利用しており、学習効率を高めていることも特徴の1つです。

また、学習内容をより深く理解するために、毎週末にテストを実施しています。

四谷大塚は、首都圏に在住で中学受験をしたい方に、おすすめの塾です。

授業形式 集団指導タイプ
対象学年 小学1年生~
1ヶ月の授業料の目安 小学4年生:14,080円(中学受験コース)
小学5年生:16,500円(中学受験コース)
小学6年生:17,710円(中学受験コース)
入会金 11,000円(中学受験コース)
校舎数 31校
校舎のあるエリア 埼玉 / 千葉 / 東京 / 神奈川

 

スクールIE

スクールIEは、「やる気スイッチ」のCMで有名である、個別指導タイプの塾です。

生徒一人ひとりの要望に合わせて、カリキュラムをオーダーメイドできる点がスクールIEの特徴です。

オリジナルの個性診断テストを導入しており、お子様の性格を把握したうえで、カリキュラムを作ってくれます。

また、お子様の性格に合わせて担任講師も決めてくれます。

小学校の補習だけでなく、中学受験対策もおこなっていることも特徴です。

授業形式 個別指導タイプ
対象学年 小学1年生~
1ヶ月の授業料の目安 小学4年生:14,000~55,000円(中学受験コース)
小学5年生:14,000~55,000円(中学受験コース)
小学6年生:14,000~55,000円(中学受験コース)
入会金 11,000円~
校舎数 約1,000校
校舎のあるエリア
  • 北海道地方:北海道
  • 東北地方:青森 / 岩手 / 秋田 / 宮城 / 山形 / 福島
  • 関東地方:東京 / 神奈川 / 千葉 / 埼玉 / 茨城 / 栃木 / 群馬
  • 甲信越地方:新潟 / 長野 / 山梨
  • 北陸地方:富山 / 石川 / 福井
  • 東海地方:愛知 / 岐阜 / 静岡 / 三重
  • 近畿地方:大阪 / 兵庫 / 京都 / 滋賀 / 奈良 / 和歌山
  • 中国地方:島根 / 岡山 / 広島 / 山口
  • 四国地方:徳島 / 香川 / 高知 / 愛媛
  • 九州地方:福岡 / 佐賀 / 長崎 / 熊本 / 宮崎 / 鹿児島
  • 沖縄地方:沖縄

 

栄光ゼミナール

栄光ゼミナールは集団指導タイプの塾ですが、少人数制の授業を行っており、講師と生徒の距離が近いことが特徴です。

中学受験対策の講座が幅広く用意されており、小学生のお子様に合わせた講座を受講できます。

  • 私国立中入試対策コース(小5・小6)
  • 難関私国立中入試対策コース(小6)
  • 公立中高一貫校受験コース(小5・小6)
  • 中学入試準備コース(小3・小4)
  • 学校別対策ゼミ(小6)

校舎によって受講できるコースが異なるので、最寄りの校舎に問い合わせて確認してみてください。

授業形式 集団指導タイプ
対象学年 小学1年生~(校舎による)
1ヶ月の授業料の目安 小学4年生:30,000円(中学受験コース)
小学5年生:25,000~54,000円(中学受験コース)
小学6年生:40,000~61,000円(中学受験コース)
入会金 22,000円
校舎数 233校
校舎のあるエリア
  • 北海道地方:北海道
  • 東北地方:宮城
  • 関東地方:東京 / 神奈川 / 千葉 / 埼玉 / 茨城 / 栃木 / 群馬
  • 近畿地方:京都

 

SAPIX小学部

SAPIX小学部は中学受験対策に精通している集団指導タイプの塾です。

毎年、多くの生徒がSAPIX小学部から有名中学校に合格しています。

SAPIXはクラス分けのテストが頻繁に行われることが特徴の1つです。

競争意識が芽生えている負けず嫌いな子には相性が良いですが、挫折してしまう可能性もあります。

お子様の性格に合わせて、通塾するか検討することをおすすめします。

授業形式 集団指導タイプ
対象学年 小学1年生~
1ヶ月の授業料の目安 小学4年生:41,800円(中学受験コース)
小学5年生:52,800円(中学受験コース)
小学6年生:59,950円(中学受験コース)
入会金 33,000円
校舎数 47校
校舎のあるエリア 東京 / 神奈川 / 埼玉 / 千葉 / 大阪 / 兵庫

 

スタディサプリ小学講座

スタディサプリ小学講座は、オンラインで授業が完結する自学・映像授業タイプの塾です。

大手企業のリクルートが提供しているサービスで、小学4年生から利用可能です。

月額2,178円(税込)というかなり安い料金で利用できます。

教材を購入する必要がなく、教材費がかからない上に、入会金は0円です。

また、今なら2週間無料のお試しキャンペーンを使えるので、気になる方はキャンペーンを使って、スタディサプリ小学講座を体験してみてください。

授業形式 自学・映像授業タイプ
対象学年 小学4年生~
1ヶ月の授業料の目安 毎月払い:2,178円(年間26,136円)
12ヶ月一括払い:1,815円(年間21,780円)
入会金 0円

 

東進オンライン学校 小学部

東進オンライン学校 小学部も、オンラインで授業を受けられる自学・映像授業タイプの塾です。

小学1年生から利用することができ、料金は2,178円(税込)とかなり安いです。

すべての授業を自宅のPC・タブレットで受講できるため、お子さんを塾に連れていく負担もかかりません。

テキストはご家庭にて無料でダウンロードしてできるため、教材費を節約できます。

14日間の無料お試しキャンペーンがあり、気になる方はキャンペーンを利用してみてください。

授業形式 自学・映像授業タイプ
対象学年 小学1年生~
1ヶ月の授業料の目安 小学1~2年生:2,178円(12ヶ月一括払い)
小学3~6年生:3,278円(12ヶ月一括払い)
入会金 0円

 

まとめ

小学生向けの塾は「集団タイプ」「個別指導タイプ」「自学・映像授業タイプ」の3つに分類されます。

それぞれ、メリット・デメリットがあり、お子様の性格・成績に応じて適切なタイプの塾を選びましょう。

また、塾を選ぶときは、「通塾の目的」「通いやすさ」「講師・友達との関係」の3つを考慮してください。

塾ごとに特徴が違うため、自分に合った塾を選ぶためにも、通塾の目的を明確にすることをおすすめします。

小学生向けの塾との契約をこれから検討している方は、塾の選び方を参考にしてみてください。

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