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家庭教師だけで中学受験は成功するか?選び方やメリット・デメリット

中学受験対策は、専門の塾や大手塾で受けるのが一般的です。一方で、家庭教師で志望中学合格を勝ち取るお子さんもいます。

大手塾か、家庭教師か。ベストな選択肢はどちらでしょうか。
あるいは、家庭教師だけで中学受験を乗り切るのは、実際可能なのでしょうか。

この記事では、「中学受験を家庭教師だけで突破できるか」という疑問を解決します。家庭教師と大手塾、それぞれのメリット・デメリットも客観的に解説しました。さらに合格を導いてくれる家庭教師の選び方もまとめています。

最後まで読むと、きっとお子さんの受験に向けて最適な道が見えてきます。

中学受験対策に家庭教師をつけるメリット


中学受験に挑む際、大手塾に通わせるのではなくあえて家庭教師をつけると、以下の3つの観点でメリットが得られます。

  • ペース
  • 集中力
  • カスタマイズ性

どのようなメリットがあるのか、内容を詳しく解説します。

学習のペースをお子さんに合わせやすい

中学受験塾は、年間を通して決まったカリキュラムに沿って授業を進めます。

もし、お子さんの学習ペースとカリキュラムが合わないと悲惨です。「理解が追いついていないのに塾の授業が進んでしまう」「十分理解できているのに、授業を受けなければならない」となってしまうためです。
これでは勉強の効率も上がらず、欲しい成果は手にできません。

その点で、家庭教師はマンツーマン指導のため、学習のペースをお子さんに完全に合わせられます。
「じっくり取り組みたい単元は時間をかけて」「得意分野はサラッと復習だけ」など、お子さんに合わせて学習ペースを調整できます。

常に自分にとって必要な勉強だけを提供してもらえるため、お子さんのやる気も維持しやすい点も副次的なメリットです。

周りを気にせず集中できる

家庭教師は自宅で授業が行われるため、周囲の目を気にせずに集中しやすい点がメリットです。

大手中学受験塾のなかには、ライバル意識の醸成を狙ってあえて周りを意識させ、競争を仕掛けるところもあります。
この仕掛けは周りの存在に奮起し、やる気になるお子さんには向いているでしょう。

しかし気持ちが優しいお子さんや、周りからの見られ方が必要以上に気になる繊細なお子さんには、かえって悪影響となる場合があります。
毎回発表されるテストの順位やクラス分け結果が気になり、塾を辞めてしまうケースもあるのです。

受験勉強は、本来自分との戦いです。周囲を気にせず、自分の世界に没頭できる強さを育てるためにも、家庭教師が向いています。

指導内容を柔軟に変更できる

中学受験に向けた対策では、学習進度やテスト結果に応じて指導計画の変更が必要になる場面が数多くあります。

「模試の結果が良くなかったから、今週はしっかり復習したい」「学校で習った内容がよく理解できないから、あらためて教えてほしい」といった具合です。

こうした要望はお子さんが真摯に勉強に取り組んでいるからこそ起きることであり、本来歓迎すべき要素です。

しかし、大手中学受験塾は毎回の授業内容がキッチリ決まっているため、子どもたちの「こうしたい」に柔軟に対応できません。

マンツーマンで指導できる家庭教師は、本当に必要な学習をタイムリーかつ柔軟に提供できる点でもメリットがあります。

中学受験で家庭教師「だけ」つけるデメリット


中学受験に向けてさまざまなメリットがある家庭教師ですが、家庭教師「だけ」で中学受験に挑もうとする場合は以下の点に注意してください。

  • 競争心
  • 実力把握
  • 情報力

対策を家庭教師「だけ」に任せるデメリットを解説します。デメリットを冷静に把握したうえで、メリットを最大化できる利用方法を模索するのが家庭教師の賢い活用法です。

ライバル意識が生まれにくい

周りを気にしない自宅受講は、メリットでもありデメリットでもあります。周囲のお子さんがどれくらい頑張っているかが見えないため、親も子もライバル意識や競争心が芽生えにくい傾向があります。

授業開始から30分ほどでお子さんの集中力が切れても、比較対象がなければ「そんなものかな」と思ってしまうかもしれません。しかし、塾に通っていると授業見学や他の親御さんとの話からライバルたちの勉強姿勢が把握でき、お子さんの様子を客観的に評価しやすくなります。

家庭教師だけで中学受験に挑む場合は、学校や地域の保護者つながりなどから他のお子さんの状況を随時把握できるようにしておくと安心です。

集団の中の立ち位置が見えにくい

家庭教師と1対1の学習は、お子さんのペースで進めるのには最適です。しかし「集団の中でお子さんがどの程度の位置にいるか」が見えにくい点には注意しましょう。

塾に通っていると、毎回の小テストやクラス分けテスト、定期テストの結果などから、相対的にお子さんの実力を把握できます。前回、前々回と比較すれば、お子さんの実力の変化も把握しやすいでしょう。

結局、受験の合否は「受験者の中で、合格ラインより上に入れたかどうか」です。家庭教師だけで中学受験対策をしていると周囲との比較の機会が少なくなり、実力を客観的に評価しにくい懸念が生まれます。

塾の模試や公開テストを積極的に受け、常にお子さんの最新の実力把握に努めることが大切です。

情報収集力は家庭教師の力量による

塾は、独自に収集した中学受験情報を、定期的に子どもたちや保護者に渡します。通っているだけで自動的に最新情報が手に入る点は、中学受験塾のメリットです。

家庭教師だけで対策をしていると、情報収集の面で塾に及ばない場合があります。家庭教師と親御さんが探せる情報しか手に入らないためです。
もし情報収集力やインターネットリテラシーが低い家庭教師に当たってしまった場合は、最新情報の収集は親御さんの肩にかかってきます。

個人の情報収集力は、組織には適いません。

もし家庭教師だけで中学受験対策を進めたい場合は、かなりの努力をして情報を集めることが大切です。

中学受験で「家庭教師が合わない」と感じる場面4選


「大事な中学受験のために家庭教師をつけたのに、何となく合わない気がする」、そう感じるのはどのようなタイミングが多いのでしょうか。
家庭教師が合わないと感じやすい、4つの場面を解説します。

成績が伸びない

中学受験に向けて、成績を伸ばすことは合格の最重要条件です。
親御さんとしては「学校の通知表」「テスト結果」、また中学受験塾を併用しているケースでは「塾内テスト」「クラス分けテスト」の結果なども気になるでしょう。

「成績を伸ばすために家庭教師をつけているのに、思うように変化があらわれない」「もしかしたら、家庭教師との相性が合わないのかも」と気付くケースは良くあります。

勉強のやる気が出ない

「勉強への姿勢が前向きにならない」「家庭教師が来る日は億劫そうな顔をする」など、勉強に対するやる気が見られないときに、家庭教師との相性を疑問に感じる親御さんもいます。

本来、家庭教師はお子さんとマンツーマンで、お子さんの性格に合ったやり方でやる気を鼓舞できる存在です。それにもかかわらずお子さんのやる気が見られないのは、相性に問題があるのかもしれません。

宿題をやろうとしない

「家庭教師から出された宿題をやろうとしない」「毎回、宿題をやらないまま授業を迎える」といった姿勢も、家庭教師との相性を気にかけたほうが良い事例です。

宿題は、家庭教師とお子さんとの「約束」でもあります。「来週までにこれをやっておいてね」「はい」という約束を、平気で反故にできる程度の関係性でしかないともいえます。

宿題を無理にやらせようとする前に、家庭教師が合わないのかもしれないと考え、対策を練ったほうが良いかもしれません。

家庭教師の指導を嫌がる

家庭教師の指導を嫌がるお子さんは、さまざまな方法で「嫌だ」という気持ちを表現します。
「嫌だ」とはっきり口に出して言うタイプもいれば、「表情が暗くなる」「口数が少なくなる」タイプ、また無気力・注意散漫になるタイプもいます。

家庭教師との授業中や授業時間前後のお子さんの様子を気にかけ、思い当たる仕草があれば相性を疑ったほうが良いでしょう。

中学受験の家庭教師が合わないと感じる原因


「お子さんに合わせた指導のために」と選んだ家庭教師が、合わないという結果になるのはなぜなのでしょうか?
中学受験対策の家庭教師が「合わない」と感じる原因から、よくあるケースを6つ解説します。

競争がなく現状がわからない

中学受験塾に通っていれば、クラス分けテストや模試の結果、周囲の友だちの様子などから、お子さんの現状や立ち位置を把握できます。

しかし中学受験対策を家庭教師のみで進めている場合、お子さんの現状を比較する機会が塾ほど多くありません。
現状を正確に把握できず、「このままで良いのだろうか」「もしかしたら良くない状況なのでは」と心配になり、家庭教師が合わないのかもしれない……、という結論に至る場合があります。

本当に「家庭教師と合わない」というよりも、環境に対する不安がそう感じさせるケースだといえます。

動機付けがうまくない

動機付けとは、「モチベーションを上げさせる働きかけ」「やる気を出させる仕掛け」です。教育業界では、学習指導と同じくらい大切だと言われています。

家庭教師の中にも、動機付けが得意なタイプと不得意なタイプがいます。中には、とくに動機付けがなくても頑張れるタイプもおり、動機付けの重要性が理解できない家庭教師もいます。

動機付けが必要なお子さんと、動機付けが得意ではない家庭教師の組み合わせでは合わないのは明白でしょう。
「家庭教師を付けているのに、うちの子はどうもやる気にならない」という悩みの原因は、動機づけが得意ではない家庭教師に当たっているのかもしれません。

指導が面白くない

中学受験は、いかにお子さんの興味を惹きつける指導ができるかも重要なポイントです。遊びたい盛りの小学生に、遊びより勉強の方が面白い!と思わせなければ合格は近づきません。

しかし、中には指導がまったく面白くない家庭教師もいます。「解説を読むだけ」「当たり前の解き方を教えるだけ」など、興味を惹きつけられない指導では子どもたちも飽きてしまいます。

指導に面白みがないケースでは、気付くのはお子さん本人です。授業後のお子さんの表情や感想から、本心を探るようにしてみてください。

子ども本人の話を聞かない

「一方的に話続ける」「子どもが話し始めても遮る」など、お子さんの話に耳を傾けてくれない家庭教師も、合わないと判断される傾向にあります。
話を聞いてもらえない授業が続くとお子さんは不満を募らせるためです。

自宅に来てマンツーマンで指導を受ける家庭教師は、お子さんにとって親とは別の意味で頼りになります。勉強のこと、受験のこと、友だちのことなど、聞いてほしい話もたくさんあるでしょう。

そんなお子さんの気持ちを無視して、まったく話を聞いてくれない家庭教師に当たってしまうと、「あの先生、合わない」という結果につながります。

志望校の傾向や受験情報に詳しくない

「中学や受験の話をしても、いまいち的を射たコメントが聞かれない」「こちらはいろいろ情報を手に入れたいと思っているのに」と、志望校や受験に関する情報量に不満を抱く場合もあります。

とくに家庭教師だけで中学受験をしようとしている場合、家庭教師は唯一といっていいほどの情報源です。本当はもっと相談したいのに、はぐらかされる対応が続くと「実は何も分かっていないんじゃないか」という懸念にもつながるでしょう。

結果的に、親御さんが「あの家庭教師、合わないかもしれない」と感じるようになるパターンです。

いまの子ども事情・教育事情に詳しくない

現代の子どもが活きる環境や教育事情は、とても複雑です。学校の人間関係ひとつとっても、子どもたちは大人が気付かないところで苦労しています。同調圧力やスマホを中心とした人間関係、子ども同士の格差など大人が子どもだったころからは想像もできない世の中です。

そんな現代を生きる子どもたちの教育に携わるなら、現代ならではの事情に配慮した対応をしてほしいと思う親は多いでしょう。
しかし家庭教師の中には旧態依然とした価値観で生きる人や、無配慮なものの言い方をする人もいます。

いまの子どもが抱える事情や教育事情を考慮できない対応は、「あの家庭教師は合わないかもしれない」と感じさせるに十分です。

家庭教師が合わないと感じたときにすべきこと


もし、つけている家庭教師が合わないかもしれないと感じたら、早めに手を打ちましょう。時間が経つほど傷は大きく深くなり、取り返しがつかなくなるかもしれません。

家庭教師が合わないと感じたときに親がすべき対応を、順を追って5つ解説します。

合わない原因を探す

「合わない」と漠然と感じているだけでは、問題は解決できません。まず「なぜ合わないと感じているのか」、原因を探りましょう。

先の章で、家庭教師が合わないと感じる原因を6つ紹介しました。

◎ 家庭教師が合わないと感じる原因6つ

  1. 競争がなく現状がわからない
  2. 動機付けがうまくない
  3. 指導が面白くない
  4. 子ども本人の話を聞かない
  5. 志望校の傾向や受験情報に詳しくない
  6. いまの子ども事情・教育事情に詳しくない

この6つの要素も参考に、お子さんと家庭教師が合わない理由を探してみてください。理由は1つだけの場合もあれば、複数が絡み合っているケースもあります。

家庭教師本人に要望を伝える

お子さんと家庭教師が合わない原因を踏まえ、どうしてほしいか改善案をまとめましょう。その上で、家庭教師本人に伝えます。

本人に直接伝えるのは気が引けると感じるかもしれませんが、ここは親御さんがしっかりしないといけない場面です。お子さんの受験と将来がかかっていることを思い出し、毅然と要望を伝えましょう。

家庭教師にとっても、「言ってもらわないとわからない」面があるのも事実です。悶々とされるくらいならはっきり伝えてほしいと思っている家庭教師は大勢います。
失礼にならないよう言葉を選びながら、きちんと伝えてみてください。誠実な家庭教師なら、この段階で対応をあらためてくれるはずです。

家庭教師センターに改善を相談する

家庭教師に要望を伝えても改善が見られない場合は、派遣元である家庭教師センターに相談しましょう。多くの家庭教師センターは相談窓口を設け、指導に際しての困りごとや要望の相談を受け付けています。

またどうしても家庭教師本人には言いにくいこと(清潔感や身だしなみ、喋り方など)がある場合も、家庭教師センターに相談して構いません。

家庭教師センターはご家庭からの要望を受け、家庭教師に改善を指導します。多くの問題は、この段階で解決します。

家庭教師を交代してもらう

家庭教師センターに相談しても解決しない問題が残ったら、思い切って家庭教師を交代してもらいましょう。

交代の際は、家庭教師センターが定める交代規約を確認します。とくに以下の項目は、トラブルにつながりやすいため注意してください。

◎ 家庭教師の交代に関する注意点

  • 交代に費用はかかるか
  • 交代手続きにかかる期間はどれくらいか
  • 交代後の家庭教師の体験授業は受けられるか
  • 交代の回数に上限はあるか

もし交代後に担当する予定の講師の体験授業を受けられるようなら、ぜひ受けておきましょう。授業が始まってからのミスマッチを防げます。

また「交代した家庭教師がやっぱり合わない」というケースも考えられます。念のため、家庭教師の交代回数に上限はあるかも確認しておいてください。

家庭教師センターを替える

納得いく家庭教師に出会えない場合、思い切って家庭教師センターを変えるのも1つの方法です。家庭教師センターによって登録している講師も異なるため、別の家庭教師センターにはお子さんに合う講師がいる可能性もあります。

また視野を広げ、家庭教師以外の教育サービスを検討しても良いでしょう。家庭教師以外の教育サービスの種類と特徴は、次の章で解説します。

中学受験対策を大手塾で受けるメリット


中学受験対策は、専門の塾で受けるお子さんが多いはずです。「首都圏4大塾」をはじめ、中学受験対策に定評のある塾も多く、希望に合わせて塾を選びやすい点もメリットでしょう。

大手塾での中学受験対策受講には以下2つの点でメリットがあります。

  • カリキュラム
  • モチベーション

メリットの内容を詳しく解説します。

洗練されたカリキュラムで学べる

大手塾は、中学受験に照準を合わせた高品質なカリキュラムを持っています。長年の指導経験や実績から編み出された独自性の高いカリキュラムは、どのようなお子さんにも対応できる汎用性の高さが魅力です。

カリキュラムは基本的に年間を通じて決まっており、1年間の始まりは1~2月とするところが多いようです。これは中学入試の本番が2月であるため、2月から1年ずつさかのぼってカリキュラムを組むのが理由です。

年度途中の入塾はカリキュラムの途中から学習がスタートすることになるため、すでに授業が終わっている範囲のフォローアップが大切です。年度の途中から入塾する場合は、終了している授業のフォローはどのように行われるか、塾に確認しておきましょう。

切磋琢磨しモチベーション高く学べる

大手塾には、お子さんと同じように中学受験を目指す子どもたちが集まっています。同じ目標に向かってコツコツ頑張れる環境は、ほかにはない中学受験塾だけの特徴です。

中学受験が一般的になってきたとはいえ、まだまだ多くの公立小学校では、地域の公立中学に進学する子どもが多数を占めます。学校では少数派になっているかもしれないお子さんが、堂々と勉強に打ち込める場所が塾です。

やる気のあるお子さんほど、塾の環境が刺激になりモチベーション高く勉強を続けられるようです。

中学受験対策を大手塾で受けるデメリット


「任せておけば安心!」と思いたい中学受験大手塾ですが、気を付けたいデメリットが2つだけあります。

  • 脱落しやすい
  • 競争についていけない

この2つのデメリットについて、詳しく解説します。

競争から脱落しやすい

大手の中学受験塾は、成績を伸ばすためにさまざまな仕掛けを施します。競争心をあおる「順位の掲出」「クラス分けテスト」は代表例でしょう。

こうした仕掛けが刺激になり、「もっと上を!」と頑張れるお子さんもいれば、なかには競争を強いられ続け気持ちが疲れてしまうお子さんもいる点に注意してください。

大手塾は授業のスピードも速く宿題も多いため、一度脱落すると復帰にはかなりの努力を必要とします。

お子さんの様子を見ていて「しんどそうだな」「疲れているのかな」と感じたら、塾を休んで家庭教師を試すなどの工夫が必要です。

授業についていけないおそれがある

大手塾では、授業スピードの速さと内容の難しさから、ついていけないお子さんが出る場合があります。授業がわからなくなると演習問題が解けなくなり、宿題の完答率も下がります。

さらにやってもやっても分からないところが残り、お子さんのやる気減退にもつながりかねません。

もし大手塾に通っているお子さんが「授業についていくのが大変そう」「理解しきれていないところがある様子」と感じたら、家庭教師や個別指導塾でのフォローを早めに検討したほうが良いかもしれません。

【結論】中学受験対策は家庭教師「だけ」でも十分可能


家庭教師「だけ」で中学受験を乗り切れるか。

答えは「YES」です。十分可能です。

お子さんの思考や理解のペースに合わせ、必要な指導を必要なだけ与えられる家庭教師は、中学受験の強い味方です。
「今日は模試の分析をしたい」など、急なリクエストにも対応でき、お子さんのためだけのアドバイスがもらえます。

実力のある家庭教師は、塾の講師以上の指導力を持っている場合も多いのです。相性の合う家庭教師となら、二人三脚で合格を目指せるでしょう。

ただし家庭教師なら誰でも、中学受験を成功させられるわけではありません。
次の章で中学受験にふさわしい家庭教師を見極める方法を解説します。ぜひ参考にしてみてください。

中学受験対策にふさわしい家庭教師の選び方


中学受験には、高校や大学受験とは別の指導スキルが必要です。誰でも中学受験指導ができるわけでもなく、なかには中学受験を請け負っていない家庭教師も存在します。

中学受験指導にふさわしい家庭教師を選ぶポイントは、次の4つです。

  • 家庭教師センターに依頼する
  • 経験・実績を重視して家庭教師を選ぶ
  • 情報力や現在の事情に詳しい家庭教師を選ぶ
  • 家庭教師とお子さんの相性にも注意する

どのような点に注意すべきか、詳しく解説します。

個人ではなく家庭教師センターに依頼する

家庭教師には個人で指導を請け負う人と、家庭教師センターに登録している人とがいます。

中学受験指導を受ける場合は、信頼できる家庭教師センターから家庭教師を派遣してもらいましょう。家庭教師センターは登録教師に一定の指導研修を義務付けていることが多く、授業の品質がある程度担保されるためです。

また家庭教師センターの中には、受験や進路に関する情報を定期的に公開し、家庭教師が利用できるようにしているところもあります。

すべてを自分で行う個人の家庭教師は、指導の品質にバラツキが出やすく、情報が偏りやすいという懸念があります。家庭教師センターでしっかり研修を受けた教師に指導してもらえるよう、注意しましょう。

中学受験経験や指導経験がある教師を指名する

可能であれば「自身が中学受験を経験している教師」、もしくは「中学受験指導経験が豊富な教師」を指名してください。

中学受験指導は学校より速いペースで授業を進める必要があるため、公立学校の生徒しか指導したことがない教師だとペースが遅れる可能性があります。
また中学ごとに異なる出題傾向や問題のレベル、中学受験独特の問題形式に対応するためにも、経験があることは大きな武器になります。

家庭教師センターにお子さんの志望校を伝え、志望校出身の教師、あるいは志望校に生徒を合格させた実績を持つ教師がいないか問い合わせてみましょう。

現代の学校・教育事情に詳しい教師を指名する

2020年度以降、小中高校の学習指導要領が改訂されました。高大接続改革の影響を受け、学習内容が難化したのは記憶に新しいところです。

あわせて、受験を取り巻く環境も変化しています。中学受験も例外ではありません。中学受験は加熱の一途、合格は年々狭き門になっています。

こうした学校や受験、教育事情の変化を正しくつかみ、情報を適切に咀嚼できる教師を選ぶことも、家庭教師とともに中学受験を乗り切る際には欠かせない要素です。

家庭教師センターから教師の紹介を受けたら、お子さんの志望校や学校の情報をどの程度把握しているか質問してみましょう。「無知をごまかそうとする」「あやふやな知識のまま話そうとする」といった姿勢の教師は、資質が良くありません。
別の教師を紹介してもらうことをおすすめします。

お子さんとの相性を重視して選ぶ

家庭教師は、自宅に上がりお子さんとマンツーマンで授業を行います。家庭の事情によっては、お子さんの自室で二人きりになるケースもあるでしょう。

小学生といえども、受験を意識する学年になると「他者との相性」が気になるものです。まして自室で二人きりというシチュエーションを踏まえると、お子さんと教師の相性には十分気を配る必要があります。

また年齢や性別にも注意してあげてください。高学年女子は、年配の男性教師を嫌がるかもしれません。かといって若いイケメン教師では、恋心が生まれてしまい勉強を邪魔する可能性もあります。男のお子さんでも、懸念点は同じです。

相性が合い、万一の心配がない組み合わせとなる教師を選定する、ここは親御さんの出番です。

近くに中学受験指導に長けた家庭教師がいなければ「オンライン家庭教師」もおすすめ


「お子さんと相性の合う教師が近くにいない」「そもそも志望校の受験指導ができる家庭教師が見つからない」……、そんな悩みはオンライン家庭教師が解決します。

オンライン家庭教師とは、近年人気が高まっている「オンラインでマンツーマン指導を行う教育サービス」です。自宅でデバイスを介して授業が受けられるため、家庭教師の品質はそのままに防犯や安全面での心配がない点が支持されています。

中学受験×オンライン家庭教師のメリット

オンライン家庭教師は、教師と生徒がお互いどこに住んでいても授業を開始できます。そのため相性の合う教師を、文字通り全国から選ぶことが可能です。

志望中学から京都大学や大阪大学に進学した先輩に、授業を持ってもらえる可能性もあります。自宅まで移動できる範囲に良い教師がいなくても、オンライン家庭教師なら全国のどこかにいる「相性の合う教師」に指導を依頼できます。

もちろん、学習計画や授業のペースはお子さんと志望中学に合わせて立案します。一人ひとりに最適化された学習を、高い利便性とともに受けられるのがオンライン家庭教師です。

◎ オンライン家庭教師のメリット

  • 家庭教師が自宅を訪問しないため、掃除や気遣いが不要
  • 家庭教師の交通費が不要
  • 自宅で周りを気にせず授業に集中できる
  • 深夜や早朝など、時間を気にせず受講できる
  • 旅行先や帰省先など、自宅以外でも受講できる

お子さんと相性の合う教師をお探しならオンライン家庭教師ピースへ

「全国から相性の合う教師を探せるといっても、いったいどうやって?」、もっともな疑問です。
大規模なオンライン家庭教師会社には、数万ともいわれる教師が登録しています。これだけの規模になると、お子さんと教師の相性にまで気を配るのは不可能です。「指導科目」「授業日時」「性別」「経験」など、スペック的な希望をすり合わせて教師を紹介するのが精一杯でしょう。

しかし、オンライン家庭教師の中でも老舗であるオンライン家庭教師ピースは違います。

登録している教師数は、3,500人程度。その一人ひとりについて、趣味や性格、指導スタイル、教え方の特徴、聞き上手か・話し上手かといった細かな点を把握しています。

だから、お子さんに本当に合う教師を紹介できるのです。

ピースでは無料体験の段階から、お子さんにピッタリおすすめできる教師の授業を受けていただけます。まずは気軽に、ピースのマッチング力を試してみてください。

こちらから、専任教務にお子さんの様子や目標、希望の教師像をお聞かせください。

まとめ

中学受験の人気は高まる一方です。
そして人気上昇に伴い、中学受験対策を受けられる大手塾の競争率も高まっています。座席を確保するために、本来なら塾が不要なはずの低学年からせっせと通塾する姿も見られるようになりました。

本当にこれが正しい姿なのか。

そんな不安を抱えるご家庭には「家庭教師で中学受験」という選択肢がおすすめです。実力のある家庭教師に出会えれば、大手塾以上の品質の指導をマンツーマンで受けられます。

家庭教師を選ぶ際は、指導力と実績、またお子さんとの相性も重視してください。良い家庭教師と出会えるか不安があれば、全国から相性ピッタリの教師を選べるオンライン家庭教師の体験授業がおすすめです。

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