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【高校受験対策】塾はいつから通えばいい?おすすめの時期と最適な塾の選び方を解説

中学生になると、定期テストや高校受験に向けて塾を考えるご家庭も増えてきます。でもいつから通えば良いのか、タイミングが分からないというお悩みはないでしょうか。また費用面や探し方など、知っておきたいことはたくさんあります。

この記事では高校受験に向けた通塾について、まとめて解説します。通塾を始める時期別のメリット・デメリットや、お子さんに合う塾の選び方、費用相場など、まるっと分かりますよ。

実際、みんな塾に通ってるの?中学生の通塾率をチェック

はじめに、中学生の通塾実態から見てみましょう。文部科学省をはじめ、各種データから「中学生の通塾率」について解説します。

通塾率の経年変化

引用:「小学生・中学生・高校生の通塾率の推移まとめ!」|Education Career

上の画像は、中学生の通塾率を経年変化で調べたものです。

緑色の折れ線グラフが通塾率です。2007年から2017年までの10年間は、6割前後で推移していることがわかります。中学生10人のうち、半数以上にあたる6人が塾に通っていることになります。

最新・令和3年度の中学生通塾率

引用:令和3年度全国学力・学習状況調査「保護者に対する調査」結果(速報)|国立教育政策研究所

上の調査結果は、国立教育政策研究所が令和3年(2021年)に実施した「全国学力・学習状況調査」から引用しました。

黄色く囲ったグラフが中学生の習い事状況を示し、赤い矢印が「学習塾」に通う子どもの割合を示します。こちらの調査では、54.0%のお子さんが学習塾に通っていることが分かります。

中学生の通塾率は5~7割程度と考えられる

通塾率は、調査対象となったご家庭や地域によっても差があり、一概にこれくらいといえるものではありません。

しかし、どの調査結果も中学生の通塾率は5~6割を示しており、高校受験を控えた中3になると7割を超えるというデータもあります。

クラスの少なくとも半数は、どこかしらの塾に通っていると考えて間違いはないでしょう。

「早ければ有利」とも限らない!通塾開始の時期別メリット・デメリット

クラスの半数以上が通塾している、と聞いては「うちも急いだほうが良いかも!」と焦って今うかもしれません。しかしお子さんによって、最適なスタート時期というものがあります。

通塾を始めるのはいつが良いのか、時期ごとのメリット・デメリットを解説します。

中学入学と同時に通塾を開始

1つめのタイミングは、中学入学と同時に塾も始めるというパターンです。

メリットは、はじめから塾ありきの生活リズムが作りやすいということでしょう。生活がガラッとかわる折に塾も生活に組み込んでしまうことで、塾に行く=当然のことと捉えやすくなります。

デメリットは、新生活に慣れることと塾とが同時に始まるため、一時的にお子さんの負担が大きくなるということがあげられます。

中1~中2・1学期に通塾を開始

次のタイミングは、中2の1学期までに塾を始めるというケースです。

メリットは、苦手科目があっても早めに克服できるということです。テストも経験し、勉強や成績に問題意識を持ち始める時期でもあるので、塾の勉強にも積極的に取り組むことが期待できます。

デメリットは、生活リズムの調子が狂いやすいという点です。部活も忙しくなるタイミングなので、さらに塾が加わることで疲れすぎてしまうこともことも考えられます。

中2・夏休み~3学期に通塾を開始

中2の後半から学年末までに塾に通い始める生徒もいます。

メリットは、高校受験に向けた対策を早めにスタートできるということです。中2の学習内容は中3に直結する重要内容が多いため、この時期にしっかり取り組むと中3からの成績向上が期待できます。

一方、部活との両立が課題になるお子さんも多く見られます。部活では主力学年になって忙しくなり、塾を始めた結果、どちらも中途半端になってしまうケースも散見されます。

中3・1学期に通塾を開始

中3になると、塾を始めるお子さんが一気に増えてきます。高校受験まであと1年という焦りが、入塾を促すようです。

中3の1学期に塾に通い始めるメリットは、基礎を総復習する時間がとれるということです。1学期のあいだに中1・2年生の基礎を確認しておくことは、夏からの高校入試対策に向けて有利に働きます。

ただし、苦手科目が「本当に苦手」になってしまっている場合は、要注意!中3からでは十分な克服に時間が割けない可能性があります。もし苦手科目がハッキリしている場合は、早めに通塾を検討したほうが良いかもしれません。

中3・夏休み以降に通塾を開始

中3の夏休みは、高校受験生が塾を始める最後のタイミングともいえる時期です。

メリットは、部活が終わって勉強だけに集中できる状態であること。受験までの少ない残り時間がプレッシャーになり、周囲が驚くほど勉強するお子さんも少なくありません。

デメリットは、意識の切り替えが難しいことでしょう。これまでの塾がない生活から、急に塾がある生活への切り替えに戸惑うお子さんも見られます。

大切なのは「我が子にとってベストなタイミング」を見極めること

中学入学から中3の夏休みまで、どの時期でもそれぞれメリット・デメリットがあります。

大切なのは、「お子さんにとって、ベストなタイミングはいつか」を見極めることだと心得ましょう。この先どうしたいのか、いまはどうしたいのかと、お子さんの気持ちにも耳を傾け、親子で相談する時間を持ってください。

次の項目では、塾にいつから行くべきか判断するポイントをまとめました。4つの視点で解説していますので、参考になさってください。

高校受験に向けていつから塾に行くか判断するポイント

塾はいつでも始められます。そうは分かっていても、我が子がいつから始めるのがベストなのかは、気になりますよね。

テストや部活、お子さんのモチベーションなど4つの観点から、通塾の最適時期を探る方法を解説します。

テストの点数や内申点の状況はどうか

テストの点数や内申点(通知表の評価)が数回分に渡って下降気味であれば、塾を検討したほうが良いでしょう。基本的な内容に理解不足があったり、そもそも学校の授業が理解できていなかったりする可能性があります。

塾では現状のヒアリングやテスト答案用紙、また必要ならチェックテストなどを行うことで、お子さんが抱える根本原因を発見してくれます。5教科総合点勝負である高校受験に向けては、早めの対策が肝心です。

宿題・課題への取り組み状況はどうか

宿題や課題をさぼり気味だったり、やってはいるものの身に付いていない様子があるときも、塾に相談することをおすすめします。勉強のやり方を分かっていなかったり、勉強の目的を理解していないこともあるからです。

塾の中には、学校の宿題の面倒を見てくれたり、効率的な進め方をアドバイスしてくれたりするところもあります。日々の取り組みの質を上げることで、勉強全体に良い影響がでることもあります。

部活などのスケジュール状況はどうか

部活が忙し過ぎる場合は、通塾は待つべきかもしれません。まずは学校の授業と復習、宿題にしっかり取り組めるようサポートしてあげましょう。

塾は、授業時間のほかにも、宿題休日のテスト対策など、意外と拘束時間が多いものです。平日も休日も部活でクタクタという時に塾を始めてしまうと、どちらも中途半端になってしまうことがあります。

どうしても塾を始めたい場合は、部活のスケジュールを調整するなど事前準備をしてからのが良いでしょう。

お子さん本人のやる気、目標の状況はどうか

中学生は、ふとしたきっかけで急にやる気を出すこともあります。「〇〇高校に行く!」と、高い志望校をいきなり目指し始めることも、よくあることです。お子さんのやる気が高まっていたら、ぜひ時期を逃さず、塾を始めてみてください。

塾には、やる気が持続する仕掛けがたくさんあります。頑張っている仲間がいるという環境も刺激になるでしょう。目標に向けて存分に頑張らせてくれる塾を見つけてあげてくださいね。

高校受験の塾費用は、いくらぐらいかかる?相場目安を紹介

塾に通うとなると気になるのが「費用」ではないでしょうか。ここからは中学生の通塾や、高校受験に必要な費用について解説します。

中学生の塾費用の相場〈学年別〉

塾によって月謝は異なりますが、「ご家庭が塾費用としていくら支出しているのか」を調べた結果があります。

引用:『平成30年度子供の学習費調査』|文部科学省

学習塾費用の支出額(年間)は、学年別に次の通りです。

学年 公立中生 私立中生
中1 110,774円 117,141円
中2 178,408円 156,644円
中3 313,780円 186,569円

学年が上がるにつれ、支出が増えていることがわかります。平均額は、公立中生で約20万円、私立中生で約15万円とのこと。

私立中生の方が学習塾費が少ないのは、公立中に比べて学校のサポートが手厚いことや、ほとんどの生徒が内部進学で一貫の系列高校に進学することが影響していると考えられます。

ただし、前回調査である平成28年度の結果と比較すると、私立中生が学習塾に支出する金額は増えているという実態もあります。

中学生の塾費用の相場〈金額分布〉

引用:『平成30年度子供の学習費調査』|文部科学省

実際、どれくらいの金額を支出しているご家庭が多いのかという分布も分かります。

公立中生で最も割合が多いのは、最大額である「40万円以上」です。高校受験生である中3生が多くを占めると考えられますが、これはつまり、中3になると「年間40万円ほど」の学習塾費を用意しておいた方が良い、ということでもあります。

中学生の塾費用の相場〈1カ月あたり〉

別の調査結果も見てみましょう。先ほどもご紹介した、国立教育政策研究所による、令和3年の調査結果です。

引用:令和3年度全国学力・学習状況調査「保護者に対する調査」結果(速報)|国立教育政策研究所

中学生の場合、1カ月あたりの学習塾費が「3~5万円」というご家庭が最も多く22.9%、次いで「2~3万円」が21.2%となっています。
一般的に、受験学年になると費用が上がる塾がほとんどです。中2までは「月 2~3万円」、中3は「月 3~5万円」を目安にすると間違いがないでしょう。

お子さんに合う塾を見つけるコツ

塾は、お子さんと相性があうことが大切です。相性の良い塾に入れれば、自然とやる気になり、高校受験も成功に近づきます。でも、お子さんに合う塾は、どのように探せば見つかるのでしょうか。

失敗しない塾の探し方を、やるべき順番に沿って解説します。

情報収集は積極的に、口コミは大切な判断材料

塾探しで最初にやることは、情報収集です。気になる塾はホームページを見るだけではなく、資料を請求するようにしましょう。資料にはホームページに公開されていない情報が含まれていることもあるので、塾探しの大切なヒントになってくれます。

また口コミも大切な判断材料です。ちなみに最も参考になるのは、「インターネットには載っていない口コミ」だということは知っておいてください。同じ中学に通うお子さんの感想や、保護者の評判などが、塾の“ホントのところ”を教えてくれます。

体験授業は必ず受ける、保護者も話を聞きに行く

良さそうな塾が見つかったら、体験授業を受けましょう。体験授業は、テスト前ではない時期に行くのがおすすめ。テスト前は対策のため特別カリキュラムになる塾が多いので、普段の様子がわかりにくいからです。

また保護者の方も話を聞きに行き、雰囲気や生徒の様子、スタッフの質などを確認することも大切です。校舎長は話しやすいか、アドバイスは的を射ているかなど、「校舎長と保護者の相性」も重視します。

最低でも3~4つの塾を比較する

お子さんに一番合う塾を見つけるために、少なくとも3~4つの塾を比べるのがおすすめです。集団塾、個別塾からそれぞれ2つずつくらい検討してみてください。

塾を数多く比べるうちに、「我が家が重視したいポイント」というのが明確化されてきます。また塾ごとの違いもわかるようになり、より検討しやすくなりますよ。

オンライン家庭教師という選択肢もある

中学のテストや高校受験対策に向けては、塾に通う方法のほかに、「オンライン家庭教師」という選択肢もあるのはご存知でしょうか。
近年、利便性から人気が高まっているオンライン家庭教師をご紹介します。

オンライン家庭教師とは

オンライン家庭教師とは、パソコンなどの機材を通じて講師と生徒をつなぎ、1対1で指導するタイプの教育サービスのことです。ご自宅に訪問する昔ながらの家庭教師指導が、オンラインになった形と思ってください。

オンライン家庭教師のメリット

オンライン家庭教師は、「自宅にいながらにして、マンツーマン指導を安く受けられる」というのがメリットです。授業の曜日や時間も融通が利くため、部活と両立しやすい点も中学生から人気の秘密です。

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まとめ

高校受験に向けて塾に通うなら、いつからが良い?というテーマで、通塾開始時期ごとのメリットやデメリット、気になる費用、また塾の探し方について解説しました。

勉強内容も難しくなり、部活で忙しいことも多い中学生は、自己管理や計画性が今まで以上に大切になります。やるべきことを明確にし、学習プランを立ててくれる塾は、高校受験に向けて強い味方となってくれるでしょう。

お子さんのやる気や課題意識、部活の状況、そしてテスト結果などを総合的に検討し、「いまだ!」というタイミングを見つけてください。迷ったら一度塾に相談してみるのもおすすめです。

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