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中学受験準備はいつから始めるべき?小4がベストといわれる理由と塾の選び方を解説

高まる一方の中学受験熱。2022年には、首都圏で中学受験者数・受験率ともに過去最高値を記録しました。過熱にともない、小1から塾に通う子もでるなど、早期化もニュースになりました。

中学受験対策は、何年生から塾に通えば良いのでしょうか。一般的に言われる小4を過ぎると、絶対に間に合わないのでしょうか。
親御さんが行うことになるサポートも含め、中学受験と通塾について解説します。

中学受験の準備は「小4」から!その理由

一般的に、中学受験の準備は小学4年生から、と言われます。でも、なぜ小4なのでしょうか?
はじめに、小4が準備開始に最適な理由を解説します。

受験カリキュラムを3年で組む塾が多いから

中学受験を目指す場合、塾に通って対策をするのが一般的です。この時、塾のカリキュラムが小4からの3年で完成するように組まれていることが多い、というのが「中学受験は小4から」といわれる理由です。

入試で実際に出される問題は小5・小6範囲からであることがほとんどです。そのため、小4の1年間は、小5からの受験勉強に備え、勉強の基本習慣や漢字・四則演算といった学習の基本を“徹底的に”身につけさせる塾が多いようです。

学校と受験勉強のギャップを埋められるから

中学受験では、公立小学校で習う内容を超える問題も出されます。教科書には出てこない漢字・熟語の知識や、高校受験レベルの長文読解、工夫が必要な計算といったものです。こうした内容は、専門的な対策をしておかないと解けません。

小4から通塾すると、学校と受験レベルとのギャップを埋める余裕が持てます。勉強の難易度を無理なく上げることができるというのが、小4から受験対策を始めた方が良い、といわれる理由でもあります。

長時間集中できる年齢になってくるから

学校生活も4年目になる小4は、徐々に長い時間集中することにも慣れてきます。余計なものに気を取られることも少なくなり、「いま自分がやるべきこと」をはっきり認識できるようになるのが小4くらいだといわれています。

小4より下だと、長い時間勉強するのはまだ難しい、というお子さんも多いでしょう。目の前の勉強にしっかり集中を向けられるようになる年齢という、発達上の観点も、受験対策は小4からがベストだといわれる理由です。

小4までに準備しておくと有利なこと

中学受験を意識した勉強を本格的に始めるのは小4からで十分ですが、小4までに身につけておきたい内容も、もちろんあります。
受験勉強にスムーズに入っていくために、あらかじめ育てておきたい学習のポイントを解説しましょう。

基本的な学習姿勢を身につけておく

1つ目は「学習姿勢」に関する習慣です。基本的な学習習慣とは、次のような項目を指します。

  • 正しい姿勢、正しい鉛筆の持ち方で勉強できる
  • 文字はマス目や行に収まる大きさで書ける
  • 漢字のトメ・ハネ・ハライを意識できる
  • 計算では数字の大きさや桁を揃えられる
  • 自分の持ち物は自分で管理できる
  • 日常生活の中で自然と勉強に親しんでいる

こうした学習姿勢は、家庭での関わりが大きく影響します。お子さんの勉強や生活に目を配り、良い習慣を身につけられるよう、親御さん自身が意識することが大切です。

小3までの学習内容はマスターしておく

小3までの学習内容を確実にマスターしておくことも重要です。苦手や理解不足は早めに発見し、確実に理解・習得しておきましょう。

勉強が定着できているかチェックする簡単な方法は、学年末の「まとめテスト」にもう一度チャレンジしてみることです。市販ドリルの章末テストに取り組ませるのも良いでしょう。

制限時間内に解き終わるか、正答率はどうか、間違えた問題は「なぜ間違えたのか」を見てあげてください。理解不足の単元が見つかれば、重点的に復習しておきます。

塾の情報収集や見学を済ませておく

時間に余裕があるうちに、塾の情報収集や見学、体験授業を済ませ、良さそうな塾に目星をつけておきましょう。通える範囲にある塾から、指導形態やレベルが異なる3~4つの塾を検討しておくのがおすすめです。

校舎の雰囲気や通っている子どもたちの様子、講師との風通しのよさ、また校舎長が相談しやすそうかどうかもチェックします。費用は毎月の月謝のほか、講習費や教材費などを含めた年間総額を確認しておきましょう。

小4までにやっておきたい勉強内容〈教科別〉

中学受験に向けて、やっておくと有利になる勉強内容というのもあります。国語・算数・英語と教科別に解説します。

【国語】漢字と基本的な読解

中学受験では、難関校になるほど「漢字はできて当たり前」になっていきます。漢字は正しい形で書けるように、音読み・訓読みを適切に使い分けられるよう練習しておきましょう。
発展知識として、熟語や慣用句を覚えておくのもおすすめです。

基本的な読解力も身につけておきたいですね。教科書をスラスラ音読できる、登場人物の心情を考えられる、指示語が示す内容を指摘できるといった力は、小5から難しくなる読解の基礎力となってくれます。
また読解を嫌いにならない、ことは何より大切です。読み聞かせなども活用しながら、文章を読むのは楽しいことだ、という気持ちを育ててあげましょう。

【算数】過程まで丁寧な計算

計算は、算数のすべての基礎となる力です。途中過程まで正しく、そして速く計算できるよう繰り返し練習しておきましょう。九々をスラスラ使いこなせること、筆算は桁を縦に揃えられることなどは、欠かせない力です。

また小3で習う「大きな数」「時間と長さ」「あまりのある割り算」は、特に苦手になりやすい単元なので、正しい概念理解をサポートしてあげてください。

家庭で勉強を見るのが難しい場合は、「RISU算数」などのタブレット学習や公文を取り入れるのもおすすめです。オンラインで細やかな指導が受けられる家庭教師もありますので、チェックしてみてください。

>中学受験の準備から対策までお任せ!「オンライン家庭教師ピース

【英語】親しむこと、嫌いにならないこと

中学受験では中学レベルの単語や文法、読解が必要になる場合もあります。一方、公立小学校で習う英語は、楽しく英語に親しむコミュニケーション英語が中心です。受験英語とのギャップから英語を嫌いになることがないよう、「英語を勉強するのは楽しいことだ!」と徹底的にポジティブな印象を持たせることも大切です。

たとえば、日常生活で英語を使ってみるのもおすすめ。
「Wash your hands before eating snacks!(おやつの前には手を洗ってね!)」「It’s time to go to bed!(そろそろ寝る時間ですよ)」などは取り入れやすい例でしょう。お子さんが「Okey!」「I know!」など英語で反応したら大げさに褒め、達成感を持たせてあげましょう。

小5から中学受験をする場合に意識したいこと

小4から始めるのが一般的な中学受験対策ですが、「小5になって、子どもが急に『受験する』と言い出した」といったケースもあります。
小5から対策を始める場合、小4から始めている子どもたちとの差を少しでも縮めるために、特に注意しておきたいポイントがあります。

本人の意志と覚悟も確固たるものにしておく

小5から受験カリキュラムを始めた場合、いきなり入試レベルの難しい内容に直面することになります。小5の内容は受験でも頻出なので、一つひとつの内容を確実に身につけていくことが求められるためです。

お子さんはおそらく、学校の勉強内容とのレベル差に驚くことでしょう。勉強時間も長くなり、はっきり言って「かなりしんどい」日々が始まります。

この「かなりしんどい」日々は、お子さんが自分の力で乗り切っていかなければなりません。受験に対する強い意志と覚悟が必要なことは、押さえておきましょう。

基本をしっかり身につけておく

難しく、しかも速くすすむ受験勉強をスムーズに進めるために、これまで習った内容の基本を確実に身につけておくことも大切です。苦手科目・分野を持ち越さないよう、復習も丁寧に行っておきましょう。

小4の算数では、小5以降の基盤になる重要単元が目白押しです。「分数」「小数」「図形」などは、ずっと使う知識になります。定義や計算の操作、目的など、自分で説明できるレベルに完成させておくと安心です。

目標と現状に合った塾を選ぶ

塾は、志望校レベルとお子さんの現状を客観的に見て、ふさわしいところを選ぶようにしましょう。

小4からきっちりカリキュラムを組んでいる塾に小5から入ると、周りとの差に焦ってしまうかもしれません。小5からスタートするお子さんが多い塾も候補に加えましょう。

また最難関中だけが志望校ではありません。現状と残り時間を踏まえ、努力すれば十分届く学校を目標に据えることも選択の一つです。

塾は志望校選びや学習計画の相談にも乗ってくれます。いくつかの塾を回り、現状を打ち明け受験戦略を提案してもらうと、お子さんに合う塾が見極めやすくなります。

成功する中学受験塾の選び方

中学受験の成否は、塾選びにかかっているといっても過言ではありません。お子さんのやる気を引き出してくれる塾に出会えれば、それだけで成功にかなり近づきます。
お子さんに合った中学受験塾の選び方を、5つの視点から解説します。

指導方針や塾の雰囲気

指導方針や塾の雰囲気は、「合う/合わない」が最もはっきり出やすいポイントです。お子さんの性格や勉強への姿勢を踏まえて選ぶようにしましょう。

ホームページや資料、校舎見学を通じて、次の観点を比較してみてください。塾の個性がよくわかるはずです。

  • 授業の進み方(予習型、復習型など)
  • 講師の関わり方(スパルタ型、寄り添い型、コーチング型など)
  • 質問対応のルール(いつでも可能、授業後のみ可能など)
  • クラス分けテストの有無と頻度
  • 宿題の量
  • 自習室の雰囲気
  • 保護者面談の頻度

合格実績

合格実績を見る際は、2つの点に注意してください。

1つは、お子さんの志望校にどれくらい合格させているか、という点です。中学受験は学校ごとに傾向も対策も異なりますから、有名中学に多数合格させていても、お子さんが行きたい中学に合格者を輩出できていなければ、カリキュラムが合わないことも考えられます。

2つ目は、通わせてようと思っている「校舎」から、どれくらい合格者が出ているかということです。合格者数が多くても、もしかすると優秀な講師がいる1校が多数を占めており、通わせたい校舎の実績はイマイチ……、ということもあります。

学習カリキュラムとスピード

カリキュラム、つまり勉強すべき総量や、スピードも確認しておきましょう。

小6で演習時間を確保するために、ものすごいスピードで進める塾もあります。反対に、十分理解することを重視し、お子さんに合わせたスピードで進める塾もあります。授業自体も予習型の場合もあれば、復習型のところもあり、塾によって実にさまざまです。

お子さんに過剰な負担をかけた結果、本番前に息切れしてしまった……、となっては元も子もありません。お子さんが「ちょっと頑張ればできる」カリキュラムとスピードの塾を選ぶのがコツです。

費用

受験まで通い続けるためには、費用も大切な問題です。無理なく払いきれる金額か、正確な費用を算出してもらいましょう。

特にチェックしておきたいのは、次の項目です。講習費や教材費はまとまった金額になりやすいため、注意が必要です。

  • 毎月の指導料(月謝)
  • 春・夏・冬の季節講習費
  • 教材費
  • 施設費、管理費

また通塾にかかる交通費や、飲食費も想定しておくとさらに安心できるでしょう。

立地、通いやすさ

塾の立地や通いやすさ、実際の通塾経路も確認しておきましょう。お子さんが一人で行く場合や帰宅時間が遅くなる場合、送迎が必要になる場合など、あらゆる場面をシミュレートしてみてください。どんな場合でも安心・安全に行き来できるかは、大切なポイントです。

実際に、校舎まで足を運んでみるのもおすすめです。繁華街などは昼間と夜では雰囲気が異なることも多いため、実際に通ることが多い夕方以降の時間帯に行くと、様子がよく分かります。

オンライン家庭教師で中学受験対策という選択肢も(1000)

中学受験対策は、「オンライン家庭教師」でも対策できます。近年、人気が高まっているオンライン家庭教師について、中学受験の観点から解説します。

オンライン家庭教師とは

オンライン家庭教師とは、家庭教師のマンツーマン指導をオンラインで受講できる指導形態のことです。

パソコンやタブレットなどの端末で講師とお子さんを接続し、お互いの表情や手元、教材を見ながら、1対1のリアルタイム指導が受けられます。お子さん一人ひとりに合わせた学習計画を立てて進めるので、中学受験指導も得意分野です。

自宅で勉強できる、外出しなくて良いという利便性が人気の秘密!また対面の家庭教師のように、ご自宅に他人が入ることもないため、講師を迎える手間もかかりません。

オンライン家庭教師を中学受験に活用する方法

オンライン家庭教師での中学受験対策は、「単独か、併用か」という2つの使い方に分かれます。

オンライン家庭教師だけで受験する

オンライン家庭教師単独で中学受験対策も可能です。お子さんの現状と目標・志望校をお聞きし、達成のための学習計画を立ててから指導します。進捗管理はもちろん、志望校別の対策や宿題管理もお任せ!

自宅受講なので親御さんの目が届きやすく、適切なサポートをしやすいという点もメリットでしょう。

大手塾や集団塾と併用する

オンライン家庭教師と塾を併用するケースもあります。授業や演習のレベルが高く、自力でついていくのが大変!という場合に、オンライン家庭教師で補習を行う、というものです。

オンライン家庭教師なら四谷大塚や日能研、SAPIX、早稲田アカデミーといった大手塾に合わせた指導も可能。宿題解説や予習サポートも対応しています。

オンライン家庭教師ピースなら

オンライン家庭教師ピースは、オンライン指導専業10年という老舗オンライン家庭教師会社です。

お子さんと相性が合う講師を紹介することにこだわりを持っており、先生の好き嫌いが出やすい小学生にもぴったりです。
また学校の授業から受験対策、中学進学後のフォローまで細やかに対応。学習や受験相談を受け付ける、教務専門のスタッフが常駐するなど、親御さんへの配慮も忘れません。

ピースでは無料体験の段階から、継続して担当できる講師が受け持ちます。お申込みいただいたら、別の講師が担当だった、という残念な展開にはなりません。
お気軽に、一度体験授業を受けてみてください!

>>オンライン家庭教師ピース|体験授業のお問合せはこちらから

まとめ

受験勉強が始まるまでに身につけておきたい習慣や、「中学受験は小4から」といわれる理由、また受験対策をする塾の選び方について解説してきました。

中学受験は「親の受験」と言われることもあるほど、親御さんのサポートが大切です。「管理」は、ほぼ親御さんの役割になるでしょう。モチベーションや宿題、学習の進捗、受験情報や志望校情報など、挙げればきりがありません。

塾を選ぶ際は、親御さんとの役割分担を考えてみるのもおすすめです。ご家庭でどこまでサポートできるか、塾に求める役割は何かを整理し、希望を満たす塾を選んでも良いでしょう。

親御さんが忙しく、手が回らないという場合は、細やかに面倒を見てくれる塾がおすすめです。学習計画から宿題チェックまで指導してくれるオンライン家庭教師も、一つの選択肢となるでしょう。

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