家で集中して勉強がしたい!今日から試せる解決策をプロ家庭教師が伝授!
「家で勉強するとどうしても集中できない…」といったお悩みをお持ちではありませんか?
実際このようなお悩みをお持ちの学生は多く、カフェや図書館で勉強する方が増えていますよね。
しかし家にいる時間は多いため、やはり家で勉強に集中できる方が効果的でしょう。
また、他にも家で勉強するときのメリットはいくつかあります。
この記事では、家で勉強に集中する方法を解説しています。
家で勉強するメリットや集中が途切れてしまったときの対策もご紹介していますので、ぜひご参考にしてください。
目次
家で勉強するメリット
まずは家で勉強するメリットについてご紹介します。
家ではなかなか集中できないため、勉強できないと思いこんでいる人も多いでしょう。
しかし、家で勉強することにはメリットがたくさんあります。
ここでは下記4つのメリットをご紹介します。
- 移動しなくていい
- 余計な出費がない
- 時間を最大限活用できる
- 声や音を出して勉強できる
1つずつ詳しく説明していきますね。
移動しなくていい
図書館や塾の自習室などで勉強するためには、そこまで移動しなくてはいけません。
しかし家で勉強する場合、学校から帰宅してそのまま勉強ができます。
このように、移動する手間を省くことが可能です。
また天候が悪いときや体調が優れないときなども、自宅で勉強できる方が良いですよね。
コロナ禍で突然家から出られなくなる可能性がある今の時期はとくに、家で集中して勉強できるようになっておく必要があります。
余計な出費がない
カフェで勉強する場合、お金がかかります。
この出費は学生の場合かなり痛手になりますよね。
毎日カフェ代を出した場合、1ヶ月で1万円になることもあるでしょう。
しかし家で勉強すると、当たり前ですが0円に抑えることができます。
またカフェは混んでいることもあり、座れるまで時間がかかったり、ガヤガヤと騒がしかったりと思うように勉強できないこともあります。
余計な出費だけでなく、常に静かな環境の家で勉強することの方がメリットがあることは一目瞭然ですよね。
時間を最大限活用できる
ちょっとした隙間時間やまとまった時間でも、家ならすぐに勉強に取りかかれて時間を最大限に活用できます。
また、図書館や自習室まで10分程度だとしても、毎日通えば1週間で1時間以上移動に時間を取られてしまいますよね。
しかし家で勉強する場合、この1時間を勉強に当てることができます。
このように、家で勉強すると時間を最大限に活用できます。
声や音を出して勉強できる
ブツブツと声に出したり、リスニング音声CDなどを流したりして勉強できるのは家でしか行なえません。
とくに暗記の勉強は、声を出すことで記憶力や定着度が上がります。
書いても書いても覚えられない方は家で発音してみてください。
家では勉強に集中できない?その原因とは
家で勉強するメリットは多くありますが、中には家だと全く集中して勉強できないという方もいるでしょう。
ここではそんなお悩みの原因をご紹介します。
家で勉強に集中できない原因は下記の3つが代表的です。
- 家はリラックスする場所という感覚がある
- 誘惑がたくさんある
- 家族以外の人との関わりがない
それでは1つずつ詳しく見ていきましょう。
原因①家はリラックスする場所という感覚がある
1つ目の原因は、家はリラックスする場所という感覚がある、ということです。
多くの方は、勉強は学校や塾でするものという感覚が身についており、「家はダラダラするところ」という考え方になっています。
そのため、家で勉強をしようとしても自然とリラックス状態になり、眠くなったり集中できなかったりしてしまいます。
原因②誘惑がたくさんある
2つ目の原因は、誘惑がたくさんある、ということです。
家にはテレビやゲーム、スマホ、マンガなどの誘惑がたくさんありますよね。
そのため家で勉強しようと思っても、ついついこれらの誘惑が目に入り、気づけば夢中になって没頭してしまうこともあるでしょう。
その結果、「勉強は明日でいいや…」となることが多くなり、勉強しない習慣が身についてしまいます。
原因③家族以外の人との関わりがない
3つ目の原因は、家族以外の人との関わりがない、ということです。
学校なら先生やクラスメイト、塾なら講師やチューターなどとの関わりがあるため、緊張感を持って勉強に取り組めます。
しかし家には家族しかいないため、緊張感を持って勉強できませんよね。
家で勉強に集中する方法
以上のような原因があるからと言って、家で勉強に集中することを諦めないでください。
家で勉強できないとなると、確実に不利です。
周囲の環境に惑わされることなく集中できる能力を身に着けることで、場所がどこであれ勉強できるようになります。
ここでは家で勉強に集中する方法を以下7つ解説します。
- 学習の計画を立てる
- きっかけを決めておく
- 勉強スペースに余計なものを置かない
- 勉強部屋は適温にする
- 布団をたたんで寝転がれなくする
- 友人と繋がって勉強するのも◯
- コーヒーを飲む
学習の計画を立てる
まずは学習の計画を立てましょう。
いざ勉強しようと思ったときに「何からしたらいいのかわからない…」となると勉強をなかなか始められませんよね。
そしてついダラダラしてしまう…といった経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか。
学習の計画はまず長期的な計画を立て、そこから計算して1日の学習内容を決めていきます。
例えば、今週は単語を700個覚えるといった計画を立て、今日はそのうちの100個覚えよう、といったように決めておくのです。
そうすることで1日の勉強をスムーズに始められ、勉強に集中しやすくなります。
きっかけを決めておく
次に、勉強を始めるきっかけを決めておきましょう。
勉強は始めてしまえば、案外続くものです。
しかし、始める前に躓くことが多いため勉強できなくなってしまいます。
これをしたら勉強に取り掛かる、といったきっかけを決めておくことで、スムーズに勉強に取りかかれるようになります。
- おやつを食べたら…
- この曲を聞き終わったら…
といったように自分がやる気の出るきっかけを作りましょう。
勉強スペースに余計なものを置かない
先程も記述したように、家には誘惑するものが多くあります。
この誘惑は勉強の妨げとなるでしょう。
また、勉強する部屋が散らかっていると勉強そっちのけで掃除をした経験がある方も多いのではないでしょうか。
そのため、勉強する前に勉強スペースに余計なものを置かないようにしましょう。
とくにスマホやマンガ、ゲームなど誘惑になるものは別室に置いて、勉強スペースには勉強道具しか置かないようにすることがおすすめです。
勉強部屋は適温にする
勉強部屋の温度も集中するために重要となります。
寒すぎたり暑すぎたりすると集中が途切れてしまいます。
また、冬場に暖房の温度を高くしすぎると眠くなってしまいますよね。
勉強する際は、部屋を適温にしましょう。
集中しやすい適温は22度〜25度と言われています。
ただ、個人差がありますので、自分が最も集中できる温度にすることが一番です。
布団をたたんで寝転がれなくする
勉強していると眠くなってしまい、ついつい布団に寝転んでしまった経験はありませんか?
そして、眠りについてしまい気づけばもう夜…なんてこともあるでしょう。
そんな方は、布団をたたんで寝転がれないように対策しましょう。
集中できなくなってしまうものは徹底的に取り除くべきです。
友人と繋がって勉強するのも◯
1人だと集中できない方は、友人と繋がって勉強するのもおすすめです。
ズームやライン電話などでお互いが勉強している様子を見られるようにしておくことで、「友達に負けないぞ!」とモチベーションが上がり集中できます。
ただ、この時おしゃべりが中心になってしまうと、勉強が進まず効果が発揮されません。
そのため、繋がる友人は目標が近い方や勉強に前向きな方を選びましょう。
コーヒーを飲む
勉強前にコーヒーを飲むこともおすすめです。
コーヒーにはカフェインが含まれており、覚醒作用があります。
そのため、眠気が抑えられるでしょう。
しかし、飲み過ぎには注意してください。
カフェインを過剰に摂取すると、めまいや吐き気、不眠症などの健康被害をもたらします。
また、エナジードリンクに頼ることもおすすめできません。
コーヒーを飲む際は適度な量に留めましょう。
集中が途切れてしまったらどうすればいい?
このように家で勉強に集中する方法はありますが、ずっと集中が続くわけではありません。
勉強するときと休むときの切り替えをしっかり行えば、集中が途切れてしまっても対処できます。
集中が途切れてしまったときには、以下のような工夫をしてみましょう。
どうしても眠いなら仮眠をする
集中できない要因の1つに、眠気があります。
眠い中我慢して勉強したとしても、内容が頭に入らないままなんとなく進めてしまい、勉強の効果が現れません。
そのため、眠気に襲われてどうしても集中できないなら仮眠をしましょう。
仮眠を取ることで、眠気がなくなり頭の中がスッキリした状態になります。
この状態で再度勉強をすると、かなり効果的に勉強を進められ、集中することも可能です。
仮眠を取る際は、アラームをセットして20分以上は寝ないようにしましょう。
長時間の仮眠は逆に生活リズムを見出してしまうので、勉強の習慣が崩れてしまうので気をつけてくださいね。
体を動かすことをする
ずっと椅子に座り勉強していると、体は固まってしまい、首から腰にかけて負担がかかってしまいます。
そこで、集中が途切れたときに体を動かすことをしましょう。
体を動かすことで全身に血が回り、脳の働きも活性化します。
この時、筋トレなどしっかりした運動をしなくてもオッケーです。
- 体操をする
- 散歩をする
- シャワーを浴びる
- 家事を手伝う
など誰でもできるもので体を動かしましょう。
勉強の環境を変えてみる
家の中で勉強する際、いつも同じ勉強机に向かって勉強していると億劫になってきますよね。
そこで、家の中でも勉強の環境を変えてみましょう。
いつもの部屋ではなく、リビングに勉強場所を移したり、地べたに座って暗記をしたりと場所を変えることで気分転換になります。
とくにリビングで勉強すれば、親や兄弟の目があるため、より「勉強しないと!」という気持ちになりますよ。
音楽を聴く
音楽が好きな方は、好きな音楽をかけて、ときには自分でも歌ってみると気分転換になります。
このとき、モチベーションの上がる曲を選ぶと良いでしょう。
しかし、音楽をかけたまま勉強に戻らないように気をつけてください。
音楽をかけたまま勉強すると、集中が途切れる要因になります。
音楽をかける時間を決めたり、◯曲と決めたりしてダラダラすることを防止しましょう。
家で勉強できると受験に有利
以上のように家で勉強するメリットや方法を解説してきましたが、中には図書館や塾の自習室で勉強できているから問題ないと思っている方もいるのではないでしょうか。
しかし、家で勉強できると受験で有利になります。
とくに最近では感染症の流行や体調など、様々な事情で図書館や自習室にいけなくなることがありますよね。
そのようなとき、家で勉強できるようになっておけばかなり有利です。
外でも家でもどこでも勉強できるようになっておきましょう。
まとめ
家で勉強することにはいくつかメリットがあります。
それは受験において有利となり、あなたを志望校合格へ近づけるでしょう。
家で勉強に集中できないという方もいますが、それには必ず原因があります。つまり、この原因を解決できれば家でも勉強に集中できますよね。
そして、今回ご紹介した対策でその原因は解決できます。また、集中が途切れてしまったときの対策も解説しています。
集中がずっと続くことはありませんので、勉強するときと休むときとしっかり切り替えられるようにしていきましょう。