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浪人したら予備校に通うべき?予備校以外の選択肢は?「浪人の1年間」を考える

残念ながらも浪人が決まると気になるのは、「予備校に行くべきか?」という点です。費用や立地、自分に合うかどうかなど、気になるポイントはたくさんありますよね。

また予備校に行かなかったらどんな1年間が待っているのか、あるいは予備校以外で浪人が勉強できる場所にはどのようなものがあるのかも知りたいところでしょう。

今回は「浪人生と予備校」というテーマで、予備校の種類や学費、おすすめの他サービスなどを解説していきます。

浪人したら予備校に通うべき?

予備校へは、「通ったほうが良いタイプ」と「通わなくても良いタイプ」があります。また「浪人=予備校」以外の選択肢があることも、押さえておきましょう。

はじめに、「もし浪人したら予備校に通うべきかどうか」から見ていきます。

予備校に通ったほうが良いタイプ

予備校に通った方が良いのは、次のような受験生です。

  • 志望系統(学部)を変更する予定
  • 文転・理転の予定がある
  • 基礎からやり直したい
  • 一人では生活リズムが崩れそう

予備校は基本的に1年間のカリキュラムを組み、計画的に授業を進めます。さまざまなレベルや志望に応じたクラスが開講されており、講師がポイントを押さえた授業を展開するのが一般的なスタイル。

志望系統(学部)や文理を変える予定がある受験生は、予備校に通ってイチから積み上げ直したほうが良いでしょう。同様に基礎力に不安がある、もう一度きちんと勉強したいという受験生も、予備校に通うのがおすすめ。

生活リズム面で心配がある受験生も、予備校に行った方が良いかもしれません。予備校は学校のように決まった時間割で動くため、規則正しい生活が確立しやすいからです。

予備校に通わなくても良いタイプ

予備校に通わなくても良いタイプは、次のような受験生です。

  • 基礎力が完成している
  • ほんの数点の差で不合格だった
  • できるだけお金をかけたくない
  • 自分のペースで勉強したい

予備校はカリキュラムが決まっているので、自分のペースで必要なところだけを勉強したいといった柔軟な対応はできません。また教科の最初から進めるため、すでに理解していて不要な単元も授業を受けないといけないという点で、非効率だといえます。

基礎力がある程度完成しており、あとは実戦演習を積めば合格できそうだという受験生や、過去問演習だけを徹底的に繰り返したいという受験生は、予備校に通うとかえって遠回りになる可能性があります。

また少なからぬお金がかかるという点も、通うか通わないかの判断が分かれるポイントでしょう。予備校にかかる費用については後ほどまとめますので、そちらも合わせてチェックしてみてくださいね。

予備校以外の選択肢も検討の価値あり

浪人して再受験を狙う場合、いわゆる「予備校」以外にもさまざまな選択肢があります。

  • オンライン型の予備校・塾
  • 動画授業配信サービス
  • オンライン家庭教師
  • 地元の個別指導塾
  • 訪問型家庭教師

コロナ禍が後押ししたこともあり、近年は「オンライン型」の教育サービスが充実してきています。

ライブ授業や個別指導が受けられるオンライン型の予備校や塾をはじめ、スタディサプリなど授業の動画を自由に見られるサービスはきいたことがある受験生も多いでしょう。

オンライン家庭教師も高い人気を誇っています。自分のペースで授業を進められることや、1対1の指導スタイルで相談しやすい、質問しやすいというのも人気の理由です。

受験情報の収集力や蓄積したデータの量では、地元密着型の塾や家庭教師より全国展開しているオンラインサービスに軍配が上がります。

全国の受験生がライバルになる大学受験だからこそ、情報力という点も比較材料にしておくことが大切です。

予備校はやっぱり有名なところが良い?

「予備校」といえば、河合塾や駿台予備校、東進ハイスクール、代々木ゼミナールなどの有名大手校が思い浮かびますよね。

ただ「大手だから良い」かというと、そうとも言い切れません。

ここからは大手予備校や地元予備校、オンライン型など、主だった形態の特徴やメリット・デメリットを比較していきましょう。

有名な大手予備校の特徴

河合塾や駿台予備校などの大手予備校は、大人数での集団授業を基本スタイルとしています。年間のカリキュラムに沿ってレベル別や志望別にコースが開講され、受講生は希望のコースに所属してライブで行われる授業を受けます。

講師は授業を行うほか、質問にも対応。学習相談や進路相談などは、「チューター」と呼ばれる専属のスタッフが受けてくれることが多いようです。

東進ハイスクールはライブ授業ではなく、映像授業型の予備校です。レベルや目標に合わせて必要な授業を組み合わせ、自分のペースで進めていくスタイル。チューターが相談に乗ってくれるという点は河合塾等と同様となっています。

人気の「カリスマ講師」が存在するのは、こうした大手予備校の特徴だといえるでしょう。

大手予備校のメリット・デメリット

大手予備校のメリット、デメリットを見てみましょう。

メリットデメリット
・完成されたカリキュラムに沿って学べる・合格実績が豊富で信頼できる・データ収集力、情報力は圧倒的・授業ペースは年間を通じて決まっている・大人数なので質問しにくいこともある・居住地域に校舎があるとは限らない

信頼性の高いカリキュラムと大学入試に関する豊富な情報力を利用できることは、大きなメリットでしょう。

一方、授業ペースが固定されている点や質問しにくいことがある、という点はデメリットだといえます。

また大手予備校は校舎数も限られるので、自宅から通える範囲にあるとは限りませんね。

地元予備校の特徴

地元予備校とは、地元の学習塾や教育サービス会社が運営している予備校を指します。基本的な授業スタイルは大手予備校に準じていることが多く、加えて地元ならではの情報や柔軟性をあわせもっていることが多いようです。

中には大手予備校と提携し、カリキュラムや教材は大手予備校のものを利用しているケースもあります。校名に「河合塾提携校」「駿台提携予備学校」と冠してあるものが該当します。

地元予備校のメリット・デメリット

地元予備校のメリット・デメリットを見てみましょう。

メリットデメリット
・地元高校の授業や指導に精通している・同じ目標の仲間と切磋琢磨できる・地元から離れずに浪人生活が送れる・授業のペースは年間で決まっている・情報力や合格実績は大手に見劣りする・校舎ごと講師レベルに差がある場合も

自宅から通えるという点、また地元情報に精通しているという点はアドバンテージになります。中には高校の先生の特徴まで知っており、卒業高校を聞いただけで今後の学習課題を言い当てる講師もいるとか。

一方、大手予備校のようにカリキュラムが年間で固定されている点はデメリットの一つ。また大手予備校と比較したときに、どうしても情報収集力や合格実績の点で見劣りしてしまうのは否めません。

オンライン予備校・塾の特徴

オンライン予備校は自宅にいながらにして予備校のサービスを受けられるという点が、一番の特徴です。授業はもちろん、勉強計画や受験戦略の立案、質問応対、メンタル面の相談など、あらゆるやりとりがオンランで完結します。

授業スタイルは「ライブ配信型」「映像授業型」「自習メイン型」など、各社さまざまです。自分の希望に合わせた形態を選びやすい点も、特徴だと言えるでしょう。

オンライン予備校のメリット・デメリット

オンライン予備校のメリットとデメリットを見てみます。

メリットデメリット
・通塾の必要がない・時間に融通が利く、時間が確保しやすい・地方にいても良い講師に巡り合える・仲間と切磋琢磨はしにくい・デバイスや通信機器の準備が必要・さぼりやすい

通塾時間が不要なので、勉強時間が確保しやすいという点が大きなメリットでしょう。また居住区を問わず受講できるので、地方の受験生でも首都圏の良い講師に指導してもらえる可能性があるのも魅力です。

一方、自宅で一人取り組むのが基本スタイルになるので、仲間とワイワイ切磋琢磨したい人には不向きかもしれません。他人の目がないため、サボりやすいという声も聞かれます。

予備校の費用、いくらぐらい必要?

予備校に通うとなると、気になるのが費用です。大学入学後にも学費がかかることを考えると、浪人のあいだはできるだけ抑えたい……、という気持ちもありますよね。

大手からオンラインまで、各社の費用目安を調べてみました。

大手予備校の場合

河合塾や駿台予備校、代々木ゼミナールなどの大手予備校の学費は、年間で100万円程度が目安です。

入学金授業料年間学費目安
河合塾(大学受験科)70,000円※ 既卒生半期 464,000円※ 関東地区東大理類コースへ9月入塾(半期)した場合998,000円
駿台予備校100,000円775,000円※ 「スーパー東大・京大」コース87,5000円
代々木ゼミナール88,000円2・3期 498,300円※ 本部校、国公立大・私立大受験科/理系「オリジナルカリキュラム[国公立理系]」890,000円

※ 校舎や選択コースにより学費は異なります。

※ この他に教材費や模試受験料、諸経費等がかかる場合があります。

地元予備校の場合

地元密着型予備校の学費は、運営母体や地域によってさまざまですが目安は「年間60万円~80万円」程度でしょう。大手予備校よりやや安めになっているところが多いようです。

  • 入学金 6~8万円
  • 授業料(年額) 50~60万円
  • 諸経費 5~7万円

オンライン予備校の場合

オンライン予備校の学費も、各社さまざまです。

映像授業型の予備校では、10~20回ほどセット講座ごとに料金設定をしているところもあります。

たとえば東進ハイスクール「在宅受講コース」は、通期講座(90分×20回以上の講座)が83,000円です。

また個別指導塾のように「月謝制」を採用しているところもあります。

たとえば東大生に24時間質問し放題「東大自習室」は、高卒生49,800円~です。

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浪人中はできるだけ費用をかけたくない、低料金で良質なサービスを受けたいという受験生には、オンライン家庭教師もおすすめです。

マンツーマン指導は割高になるのが塾業界の定石ですが、オンラインという方法をつかうことでコストを削減。その分、割安な月謝を実現しています。

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もし予備校に通わないとしたら、注意したほうが良いことって?

予備校に通わない!独学で頑張る!……、と決める前に、これだけは読んでおいてください。自分で1年間頑張る場合に注意しないといけない点をまとめました。

信頼できる相談相手を見つけておく

予備校は、「情報源」「相談相手」という役割も果たしています。予備校に通わない場合は、情報源と相談相手を見つけておくことが欠かせません。

入試動向は毎年変わります。常に最新情報を入手し、必要なエッセンスを抜き出し勉強計画に反映させていかないといけないのですが、受験勉強をしながら情報把握にも努めるというのはとても大変なこと。

独学で頑張る場合は「情報を与えてくれる人」を見つけておくことが、受験結果を左右しかねない重要要素です。

また勉強の方針や計画、模試結果の分析、受験戦略など「相談したいことを話せる相手」「正確な回答を返してくれる相手」も同時に確保しておきましょう。

<h3>模試などの情報を逃さない

模試の実施に常にアンテナを張っておくことも忘れてはいけません。

予備校では、時期になると自動的に模試の案内が手に入ります。また通い慣れた校舎で模試を受けられることがほとんどです。

独学浪人の場合、模試の情報を見つけるのも申し込むのも自分でやらないといけませんし、受験も公開会場まで出向く必要があります。

必要な模試を逃すことのないよう、注意して情報収集に努めてください。

規則正しい生活リズムを心がける

予備校に通わない場合の一番の心配は、生活リズムの崩れにあるかもしれません。

学校も予備校もないということは、自分の生活を縛るものがなくなるということです。起きる時間も寝る時間も、1日のうちにどれくらい勉強するかも、すべて自分次第。1年間リズムを保って浪人生活をするのは、並大抵の意志では難しいでしょう。

いわゆる「宅浪」を乗り越えた先輩も、一番つらかったのは「生活リズムを維持する精神力」「ずっと一人で勉強すること」「さぼりたい気持ちとの葛藤」と言っていました。

情報や相談、生活リズムといった面からも、何も利用せず完全に独力で頑張るのは大変です。なにかしら張り合いになるものを利用するのが、結果的に効率良く効果的な受験勉強になるかもしれませんよ。

まとめ

浪人したら予備校に行くべきか?どんな予備校があるのか?といった点についてまとめてきました。

浪人の1年間に大切なのは、目的と目標を見失わないようにする工夫、そしてモチベーションを維持するメンタリティです。仲間と切磋琢磨できる予備校の環境は、浪人生にとって精神的な支えになってくれているとも言えます。

逆に言えば、精神的な支えになるサービスに出会えれば、必ずしも予備校でなくても大丈夫ということ。オンラインといった便利ツールも充実している現代、多様なサービスを検討し、自分にあった一つを見つけてみてください。

オンライン家庭教師のピースでは、小中高の全学年・全科目を対象に、お子さま一人ひとりに合わせた教師をマッチングし、お悩みに沿ったオーダーメイドカリキュラムで授業を提供しています。本番の授業が体験できる無料体験受付中!お気軽にお問い合わせください。

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