不登校の子におすすめの通信教育4選!出席扱いになるのはどれ?
「不登校の子におすすめの通信教育は?」
「不登校の子が出席扱いになる通信教育はどれ?」
このような疑問を持つ人もいるのではないでしょうか。
不登校の子どもを持つ親御さんは、学力の低下や欠席日数が気になる人もいるでしょう。実は、通信教育でも出席扱いになる可能性があるのです。
この記事では、不登校の子におすすめの勉強法を比較して徹底解説。不登校の子に合う通信教育もご紹介します。不登校の子に合った通信教育を知りたい人や、学習方法を知りたい人はぜひ最後までご覧ください。
目次
不登校の子におすすめの勉強法とは
不登校の子が勉強するのにおすすめの方法はいろいろあります。子どもに合う勉強法を選ぶためにも、家庭でできる勉強法を知っておきましょう。ここでは、不登校の子におすすめの勉強法を6つ、くわしく解説します。
教科書と市販の問題集
不登校の場合、使っている教科書と市販の問題集で家庭学習する方法があります。教科書と問題集を用意するだけなので、準備が少ないのがメリットです。
しかし、新しい単元を教科書と問題集だけで勉強するのは理解不足になる可能性もあります。理科など実験が必要なものは、知識だけを機械的に覚えるため定着しにくいかもしれません。
また、教科書でわからないことは親がフォローする必要があります。生活面だけでなく、学習面でも親の負担が増えるかもしれません。
個別指導塾
不登校になったとき、学校で学習できない分を個別学習塾で補う方法もあります。能力に合わせて指導を受けられるので、無理なく学習できるのがメリットです。
個人学習塾を利用するなら、不登校に理解があるかが重要です。不登校の生徒でも受け入れてもらえるのかを問い合わせるとよいでしょう。
教育支援センター
不登校の小中学生なら、教育支援センター(適応指導教室)の利用がおすすめです。自治体が運営している施設で、不登校など学校に行けない子をサポートする役割があります。教員や心理士などの資格をもったスタッフが在籍しており、復学のサポートが受けられます。
教育支援センターに通うメリットは、登校扱いになる場合があることです。文部科学省の調査では、教育支援センターを利用した小中学生25,209人のうち、出席扱いとなった人数は18,284人でした。
出席日数を確保できるため、外出ができる不登校の子には合った学習方法といえるでしょう。
参照:文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(令和3年度版)」
フリースクール
フリースクールは、不登校の子が学べる場所のひとつです。NPOなど民間団体が運営している施設で、学習や勉強ができる居場所になります。小中学生対象のフリースクールが多く、条件を満たせば出席扱いとなる可能性もあります。
通信教育
外出が難しい不登校の子には、通信教育での学習もおすすめです。自宅にいながら学ぶことができ、学校には行けないけれど勉強したい子に向いています。
通信教育には紙教材やタブレット、動画視聴を中心としたものなどがあります。教材により特色があるため、子どもが取り組みやすいものを選ぶとよいでしょう。
家庭教師
不登校の子の学習サポートとして、家庭教師に依頼する方法もあります。自宅に講師が来てくれるので、外出せずに個別指導が受けられるのが特徴です。
家庭教師を選ぶときは、不登校に理解があるか、子どもとの相性を考えてくれるかがポイントです。人間関係が原因で不登校になった子は特に、家庭教師との相性が重要となるでしょう。
どの勉強方法が合うかはその子によって違う
不登校の子が学校以外で学習する方法はさまざまあり、子どもに合う勉強方法は一人ひとり違います。復学や進学に向け学び続けるためにも、子どもに合わせた学習方法を選ぶことが重要です。
例えば、計画的に学習できる子であればタブレット学習や動画視聴で学習する通信教育でも続けられるでしょう。学習計画の作成や進み具合のチェックが必要な子には、個別指導塾や家庭教師が確実です。
学校には行きたくないけれど、仲間との触れ合いを求める子には、教育支援センターやフリースクールが合っています。逆に、人と接したくない子は親がフォローしながら通信教育を進めた方がよいでしょう。
子どもに合った勉強方法がわからない場合は、無料体験学習などがあるものから試してみましょう。実際に体験すると親子で納得する学習方法が見つかりやすくなります。
不登校の子におすすめの通信教育4選
不登校の子には、家庭で学習できる通信教育が取り組みやすいです。条件が合えば、通信教育でも登校扱いとなる可能性もあるため、復学への足掛かりとなります。
文部科学省の調査では、自宅でタブレットなどのICT機器を使って学習し、出席扱いとなった小中学生は11,541人でした。義務教育段階の不登校対応に、通信教育が活用されている事例が増えているとわかります。
通信教育で登校扱いとなるには、学校ごとに対応が違うため問い合わせてみるとよいでしょう。ここでは、不登校の子におすすめの通信教育について4つ紹介します。
参照:文部科学省「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(令和3年度版)」
すらら
引用:株式会社すららネット「すらら」
すららは、学年にこだわらず学べる無学年方式が特徴のAIドリルです。すららのシステムは自宅学習のほか、学校や塾でも採択されています。
すららの無学年方式は教科書通りの学び順ではなく、系統ごとに学ぶのが特徴です。小学校から高校までの学習単元を網羅しており、苦手な単元は基本的な内容まで戻って学習できます。問題練習から理解が足りない部分をAIが判断し、苦手なところを効率的に復習できるのもポイントです。
スマイルゼミ
引用:株式会社ジャストシステム「スマイルゼミ小学生コース」
スマイルゼミは専用タブレットを使った通信教育です。中学生講座では9科目すべて学べるので、実技教科でもまんべんなく知識をつけることができます。タブレットが今日学習すべき内容を選んで誘導するので、効率よく学習できるのがポイントです。
また、教科書に合わせた進度で学習できるため、復学を目指しているお子さんにも合っています。
進研ゼミ
引用:Benesse「進研ゼミ小学講座」
進研ゼミは紙教材とタブレット学習を選べる通信教育です。テキストは教科書に対応しており、学校と同じ進度で学べるのがポイント。スマイルゼミと同様にAI分析を行い、苦手を克服しながら学力アップを目指せます。
人気アニメなどのタイアップも豊富で、子どもを飽きさせないよう工夫された通信教育です。
スタディサプリ
引用:RECRUIT「スタディサプリ中学講座」
スタディサプリは動画視聴を中心とした通信学習で、小学生から高校生までの講座が開設されています。有名講師の授業動画が豊富にそろっており、家にいながらわかりやすい授業を受けられるのが特徴です。
動画は要点を短くまとめており、集中力の続かない子でも飽きずにみられる利点があります。動画を見るのが好きな子や、動画のほうが理解しやすい子に向いている学習方法です。
不登校の子におすすめのオンライン家庭教師
通信教育が合わない子にはオンライン家庭教師もおすすめです。自分で学習するスタイルでは、計画的に進めるのが難しい場合もあります。オンライン家庭教師を利用すれば進み具合を管理してもらえるので、子どもに合った学習プランで進めることが可能です。
また、画面を通してやり取りするオンライン家庭教師は、対人関係に不安を感じがちな不登校の子と相性のよい学習方法です。コミュニケーションを取りながら学習できるのも、通信教育では得られないメリットといえます。
ここでは、おすすめのオンライン家庭教師について3つ紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
オンライン家庭教師ピース
オンライン家庭教師で一番おすすめなのが家庭教師ピースです。不登校コースもあり、指導実績豊富なので安心感が違います。信頼関係・戻り学習・集中できる環境作りにポイントを置いた指導が特徴です。
ピースではまず、お子さんとの信頼関係を作るところからスタートします。うまくコミュニケーションを取れるか不安に思う子もいるでしょう。学習に向かう前の信頼関係を大切に考え、お子さんと相性のよい先生を全国からマッチングします。
家庭教師との信頼関係を築けたら、学び残しがないか確認しながら学習を進めます。不登校になると、全く授業を受けていない単元もあるかもしれません。同じ系統の学習でつまづかないよう、ポイントを押さえた指導で確実に学ぶことができます。
家庭教師のない日でも自主学習できるよう、学習の仕方を丁寧に指導するのもピースの特徴です。丁寧に学習のやり方を教えてから無理のない計画を立てるため、自分で勉強する習慣が身につきます。
不登校生徒のいる家庭では、進路についての不安もあるでしょう。ピースでは家庭教師の先生のほか、教務担当の先生にも相談できます。学校以外に進路相談ができるので、親御さんにとっても心強いでしょう。
家庭教師ピースでは、無料体験学習を受付中です。お子さんに合うかどうか試してから受講を決めることができます。オンライン家庭教師のイメージを知るためにも、ぜひお気軽にお申し込みください。
オンライン家庭教師Wam
オンライン家庭教師Wamは、有名大学や社会人プロ講師の在籍するオンライン家庭教師です。20年以上の個別指導実績があり、ノウハウを生かして授業品質を保っています。不登校指導から受験を目指した指導まで幅広く対応しているため、能力に合わせた指導を受けられるのが特徴です。
マナリンク
マナリンクは社会人プロ家庭教師の指導が受けられるオンライン家庭教師です。先生のプロフィールや自己紹介動画が見られるので、先生の雰囲気を事前に知ることができます。指導科目別に先生を探すことも可能で、より深い学びができるよう工夫されています。
まとめ
不登校で学校に行けなくても、家庭で学習できるのが通信教育の魅力です。文部科学省や学校の基準を満たせば、通信教育の受講でも出席扱いになる可能性もあります。くわしくは学校に問い合わせてみるとよいでしょう。
通信教育のほかには、教育支援センターやフリースクールを利用している不登校生徒も多いです。不登校でも学び続けていれば進路選択の幅が広がり、子どもの夢をかなえるために役立ちます。学校以外で学ぶ方法を知り、お子さんの学習環境を整えてあげましょう。
不登校の子には、自宅で学習できるオンライン家庭教師がぴったりです。オンライン家庭教師ピースには不登校サポートコースもあり、お子さんが無理なく学習できるようお手伝いいたします。無料体験授業を受付中ですので、ぜひお気軽にお申込みください。