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「受験生がバイト」はアリ?両立するコツや仕事の選び方を解説

「親に受験費用の負担をかけたくない」
「受験や大学進学の費用は自分で用意したい」

さまざまな理由から、受験生になってもバイトを頑張る高校生も少なくないでしょう。

一方で「受験とバイトは両立できるのか」「バイトしながら現役合格は可能なのか」などの不安も感じているはずです。

掲示板や相談サイトには、受験生のアルバイトに反対する意見が多数掲載されています。そんなサイトを見る度に不安が増していませんか?

なぜ、受験生のバイトは推奨されないのでしょうか?また受験生がバイトと勉強を両立する方法はないのでしょうか?

この記事では受験生とアルバイトについて、推奨されない理由や両立のコツを解説します。

受験ギリギリまでバイトを続けたい高校生、必見です。

受験生のバイト、あり?なし?


受験生のバイトには、多くの人が「NG」と答えます。学校や塾の先生、予備校のチューターなど受験に詳しい人ほど反対するはずです。

受験のプロから反対されると「無理かもしれない」「両立できないかもしれない」と不安に感じるのももっともです。

実は、オンライン家庭教師ピースも受験生のバイトは推奨しません。

なぜか?

「時間こそが、受験生が克服すべき最大の敵だから」です。

すべての受験生に唯一平等な条件は「時間」です。
受験当日までの時間を少しでも効率よく使い成果を出せた受験生だけが、合格します。

「あと1週間あれば…」「あと1分あれば…」と、いくら悔やんでも時間だけは取り戻せません。

受験生は合格という命題を勝ち取るために、時間という資源を十二分に使い切ることが求められます。

ところがアルバイトをすると、もっとも大切な資源である【時間】を勉強以外のことに費やすことになります。
これは自ら進んで、合格の可能性を下げているのと同義です。

受験の結果を左右する大切な要素「時間」を、1分でも多く勉強に費やしてほしい。
なぜなら、それが合格の可能性を高める方法だから。

こう考えるため、学校や塾・予備校、そして私たちピースも受験生のバイトは推奨しないのです。

受験生のバイト選びで気を付けたいこと


「受験生のバイトはおすすめできない」そんなことは百も承知で、なおかつどうしてもバイトをしたい、バイトをしなければならない受験生もいるかもしれません。
受験生がアルバイトを選ぶ際に気を付けたいポイントを解説します。

夜遅くなりすぎない仕事を選ぶ

もともと、高校生は深夜労働に従事することはできません。
労働基準法第61条により、18歳未満は22時~翌朝5時までの就労を禁じられているためです。

そう、法律上は「22時まで」OKです。

しかし高校生の生活を考えると、22時までのバイトは好ましくありません。帰路の安全性はもちろん、学校の宿題や受験勉強をする時間がなくなってしまいます。
帰宅が遅くなればなるほど、翌朝の起床や登校にも良くない影響を与えるでしょう。

受験勉強や生活リズムについて十分に考え、遅い時間までのアルバイトは避けるようにしてください。

シフトに融通が利く仕事を選ぶ

高校生はシフト制、柔軟な勤務スケジュールが可能な仕事を選ぶことが大切です。

シフトに融通が利く仕事を選んでおけば、受験勉強の進み具合や模試・テスト、学校の予定などで急に勤務できなくなったときも柔軟に対応してもらえます。

受験生は、意外と突発的な予定が多いものです。

  • 担任に『進路のことで話があるから、放課後来るように』と言われた
  • 模試の結果が思わしくなく、志望校について先生と相談したい
  • テスト範囲が予想以上に広く、バイトに入る余裕がなくなった

このような事情にも理解を示し、応援してくれる職場を選んでおくと安心して勉強にも力を注げます。

学校や家から職場が近い仕事を選ぶ

バイト先までの移動時間も、大切な「時間」です。

学校や自宅から離れていて、移動だけで時間がかかる職場は避けた方が無難です。できるだけ学校や自宅から近く、短時間で通える仕事を選んでください。

また移動時間はリスニング練習や英単語暗記などに充て、少しでも勉強を進められる工夫をしておくことも大切です。

スケジュールに余裕がある日だけ働くことも検討する

受験生が平日、学校が終わったあとに働くのは時間的にも、体力的にも厳しいケースも多いかもしれません。

そんなときは週末や長期休みなど、時間に余裕があるときだけ短期バイトをするのもおすすめです。
時間に余裕があるため気持ちの面でも心配が少なく働けます。

学校が休みの期間は世の中の繁忙期と重なることが多いため、高校生を対象とした短期アルバイトの募集も比較的豊富です。
好条件で働きやすい点からも、おすすめできる働き方です。

受験生でもバイトをしたい人の心構え


受験生の本分は勉強です。
受験生がアルバイトする場合は本分を見誤らないように、以下の点を心得ておきましょう。

目的を明確にし、絶対に無理をしないことが大切です。

そうすれば「バイトを頑張りすぎて受験に失敗した」といった後悔を減らせます。

バイトの目的を明確にする

はじめに「なぜ、働くのか」を明確にしておきましょう。
できるだけ具体的に考えるのが、コツです。

たとえば「受験費用を自分で稼ぐため」という目的のために働くのであれば、受験費用にいくらかかるか金額を算出してみてください。

項目 金額 備考
共通テスト受験料 18,000円 3教科以上の場合
国公立大学受験料 17,000円 前期・中期・後期それぞれに必要
私立大学受験料 個別試験:30,000~35,000円
共通テスト利用入試:15,000円
大学によって割引制度あり

※ 受験する大学が遠方の場合は、交通費や宿泊費も考慮する

共通テストを受け、国公立大学1校と私立大学2校を受験する場合に必要な費用は95,000円~.105,000円です。

つまりバイトで稼ぐ必要がある金額は「10万円」前後だとわかります。

10万円を目指して働けばよいので、むやみにシフトに入る必要もなく勉強とのバランスが取りやすくなります。

★ POINT ★
なぜ働くのか?いくら稼ぎたいのか?はじめに明確にしておこう!

本分は受験と勉強だと心得る

バイトが始まると、勉強よりバイトにのめりこんでしまう高校生がいます。

社会の一員として労働し、対価である給与を受け取ることに勉強にはないやりがいを感じるのが理由のようです。

しかし受験生である以上、本分は勉強であることを忘れないでください。

一生懸命バイトに励んだ結果まとまった金額を稼げたとしても、勉強が進まず現役合格がかなわなかった…となっては本末転倒です。

もっとも力を入れるべきことは勉強だと心得、バイトとバランスを取るようにしましょう。

★ POINT ★
物事の優先順位を間違えないためにも「目的意識」が大切です。
何のために働いているかを明確にしておけば、働き方への迷いがなくなります。

親の許可をきちんととる

アルバイトをする際は、かならず親御さんの許可をとってください。学校に申請が必要な場合は、学校にもかならず申請しておきます。

親御さんの許可が必要なのは、大学受験は親御さんも深くかかわる問題だからです。

「子どもは国公立・私立、どちらに進学するのか」
「進学先は自宅から通えるのか、一人暮らしになるのか」
「現役で進学できるか、浪人するか」

受験の結果によって、親御さんが用意すべき資金額が異なります。

また、大切な我が子の将来を心配しない親はいません。
「少しでも合格しやすいよう環境を整えてあげたい」
「合格に向けて親ができるサポートはできるだけしてあげたい」と、誰よりも合格を願っているのがキミのお父さん・お母さんです。

合格可能性を下げるかもしれないバイトを始めるなら、自分の気持ちをしっかり伝えた上で承諾を取っておきましょう。
それから働き始めるのが大人の筋道です。

★ POINT ★
親御さんの承諾をとる際は「働く目的」「勤務先」「働き方(曜日・時間帯)」の希望を伝えよう。

勤務時間は欲張りすぎない

働く時間は、勉強や学校生活、体力面で心配がない程度にとどめます。

「もっと稼ぎたいから」「同僚にシフト交代を頼まれたから」など事情はさまざまあれど、欲張って働きすぎたり、無理をしたりしてはいけません。

働く時間が増えると勉強時間や睡眠時間が減ります。その結果、何が待っているかは……、もうわかりますね。

アルバイトは必要な金額を稼げる最低限の時間に留めましょう。

★ POINT ★
短時間で効率良く稼ぐ働き方は2つです。
時給が高い時間のシフトに入る(土日、早朝など)
時給が高い仕事を探す

バイトしながらの受験勉強は「効率」を重視


アルバイトによって減った勉強時間を補うためには、効率の良い勉強の仕方で取り組むことが大切です。

バイトをする受験生が勉強効率をあげられる方法を、4つ解説します。

苦手ははやめにつぶしておく

受験に使う教科のなかに苦手があれば、できるだけはやい段階で克服しておきましょう。

後回しにすればするほど苦手意識は強くなります。
また受験本番が近づくにつれ、取り組む問題の難度が上がり時間が足りなくなります。

じっくり腰を据えて向き合える時間があるうちに、基礎から丁寧に振り返り苦手をつぶしてください。

主要科目から勉強を始める

受験勉強は、英数国の主要3科目から着手しましょう。

英数国は勉強の努力が成果(得点・偏差値)となるまでに時間がかかります。後回しにすればするほど、受験本番に間に合わなくなるおそれがあります。

理社は比較的、勉強した内容が結果に直結しやすい科目です。

しかしバイトをしながらの受験勉強だと、現実的に理社まで手がまわらない可能性が考えられます。
もし時間がないと感じたら「バイトをやめる」「少ない科目で受験できる大学に志望変更する」など打開策を検討しましょう。

隙間時間を徹底的に使う

バイトをしながらの受験勉強は、ライバルの受験生より勉強時間が少ない点をしっかり自覚し「効率良く時間を使う」意識を大切にしてください。

とくに気を付けたいのは、次の2点です。

  • 隙間時間を活用する
  • 1回の勉強時間の集中力を高める

「短い時間でいかに集中し勉強できるか」が、受験勉強の結果を決めます。
机を整理したり、スマホの電源を落としたりと勉強空間を整えても集中しやすくなります。

時間的な融通が利きやすい教育サービスを利用する

受験勉強を進める中で、どうしても「わからない点」「相談したい点」は出てきます。

塾や予備校に通う受験生ならそこで解決できますが、バイトをする受験生は時間的な都合で塾・予備校に通いにくいケースもあるでしょう。

とはいえ、分からない箇所・質問したい箇所を放置するわけにはいきません。

そんなときには、できるだけ時間的な融通が利く教育サービスの利用を検討してみてください。

自宅で講師とオンラインで接続し1対1で指導が受けられる「オンライン家庭教師」は、バイトとも両立しやすい教育サービスです。
キミも講師も自宅から授業ができるため、校舎に行かないと指導が受けられない塾・予備校より時間の自由度が高いためです。

おすすめのオンライン家庭教師は、記事の最後で紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

これだけはバイトより優先!受験生ならではの予定


どんなにバイトが忙しくても、店長に「シフト入ってほしい」と懇願されても、受験生なら断わらなければいけない予定が存在します。

受験生がバイトより優先しなければならない3つの予定を解説します。スケジュールを事前に調べ、シフトを忘れずに調整しておきましょう。

模試

多くの模試は学校の授業時間を使って実施されるため、受験そのものがバイトのシフトに影響することは多くないかもしれません。

注意したいのは「模試後の自己採点」と「土日に実施される模試」です。

模試を受けたあとには自己採点をしますが、学校によっては採点結果を当日中に提出するよう指示する場合があります。
模試の終了と同時にシフトを入れないように気を付けましょう。

また大学別・系統別など受験者数が多くない模試を受ける場合、学校ではなく一般受験会場に誘導されるケースがあります。一般会場の模試は土日実施の場合が多いため、こちらも予定に注意しましょう。

オープンキャンパス

オープンキャンパスは大学のリアルな様子を見られる数少ない機会です。志望校が決まっていない人、志望校への思いが高まっていない人はとくに、積極的に参加をおすすめします。

オープンキャンパスは夏から秋にかけて、おもに土日に行われます。土日のシフトと重なりやすいため、シフトに気を付けましょう。

出願

出願の時期までにはバイトを辞めておくのが前提です。

もし何らかの事情で出願期まで働く必要がある場合は、出願日には休みを取るようにしましょう。

Web出願なら出願完了メールが届くまで、郵送なら郵便局で投函が済むまで、何が起きるかわからないのが出願です。
「シフトが気になり出願でミスをしてしまった」といった失敗を防ぐためにも、出願日は出願だけに専念できる環境を用意しておいてください。

バイトしながらの受験勉強ならオンライン家庭教師がおすすめ


バイトも受験勉強も頑張りたい受験生は、自宅でいつでも受講できるオンライン家庭教師が便利です。

◎ オンライン家庭教師のメリット

  • 塾・予備校に移動する時間を節約できる
  • バイトが終わった後の時間や早朝でも受講できる
  • 志望校の先輩から効果的な対策を教えてもらえる

オンライン家庭教師なら、バイトから帰宅して即受講も可能です。
深夜や早朝など、塾・予備校は開いていない時間でも勉強できるのは「講師も自宅から指導する」「オンライン環境で学ぶ」というオンライン家庭教師ならではの特徴です。

また遠くに住む講師からも授業がうけられる点も見逃せません。

キミが関東に住みつつ関西の大学を志望している場合でも、現役で関西の志望大学に通う先輩から有効な対策を教えてもらうことも可能です。
これは居住地を問わず、全国の講師から指導を受けられるオンライン家庭教師にしかできないメリットです。

オンライン家庭教師ピースは受験生の事情やスケジュールに配慮した授業組みが得意です。
まずは気軽に体験授業を受けてみてください。バイトとの両立や受験に関する相談もお聞きしています。

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まとめ

アルバイトをしながらの大学受験は、はっきり言っておすすめできません。現役合格を狙うなら、なおさらです。
「学費の足しにしよう」と始めたアルバイトが受験勉強の足を引っ張り、学費の足しではなく浪人した予備校代の足しになる可能性もゼロではないのです。
「これならバイトせず、受験勉強に専念すれば良かった」と3月に後悔しても後の祭り……。

それでもバイトしたい受験生は、とにかく時間効率をあげることを大切にしてください。

キミがバイトしている時間、ライバルは1点でも多くとるべく勉強していることを忘れないでください。

少ない時間を有効に活用するには、時間的な融通が利く教育サービスの活用もおすすめです。自宅でいつでも受講できるオンライン家庭教師もその1つ。

この機会に、オンライン家庭教師の授業をぜひお試しください。

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