【中学生】定期テストで400点なら順位はどれくらい?目安や点数UPにつながる勉強法を紹介
定期テストで400点以上をとることを、一つの目標としている人も多いかもしれません。また、いつも400点前後の点数をとっているものの、自分の成績がどれくらいの位置なのか気になっている人もいるでしょう。
今回の記事では、定期テストで5教科400点をとった場合の順位の目安を解説します。高校入試との関係や、点数UPにつながる勉強法についてもまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
定期テストで400点取ったら順位はどれくらい?
定期テストで400点を取ったら、順位はどれくらいになるのでしょうか。
中学校の定期テストの平均点は、およそ60点です。厳密にはテストの難易度や、学校のレベルによって異なりますが、400点をとれば全体の上位25%前後(120人の学年であれば30位前後)の順位となることが予想されます。
400点を達成するには、各教科で平均80点以上が必要です。どの教科もまんべんなく得点をするのが理想的ですが、中には苦手科目がある人もいるでしょう。
平均点を60点とすると、400点を目指す場合、苦手な教科も平均以上をとらなければ400点の達成は難しくなります。
- 教科ごとに点数差が少ない:全教科80点以上を目指す
- 教科ごとに点数差が大きい:得意科目は90点、苦手教科は70点以上を目指す
自身の苦手教科やこれまでのテスト結果を分析し、各教科の目標を立ててみましょう。
定期テスト400点なら高校受験はどうなる?
定期テストで400点以上を目指す上で、気になるのは高校受験との関係ではないでしょうか。
公立高校を目指すなら、内申点のために定期テストで高得点を目指すことが欠かせません。
私立高校を目指している場合でも、定期テストが実力を測るための一つの基準になるでしょう。また、推薦入試を視野に入れている人は、できるだけ学校の成績を上げておく必要がある場合もあります。
つまり、どんな受験を視野に入れる上でも、定期テストは重要です。ここからはさらに詳しく、定期テストと高校受験の関係性に注目していきましょう。
「平均点よりどれくらい上か」が重要
定期テストで実力を測る上では「平均点よりどれくらい上か」が重要です。
難易度や学校の状況によっては、平均点が60点以下になったり、それ以上になったりする場合もあります。
たとえば、5教科の平均点が350点のテストと300点のテストでは「400点以上」のハードルの高さは異なるものです。
まずは自分の点数「平均点よりどれくらい上だったか」を考慮して、全体の中でどれくらいの位置にいるのかを確認しましょう。
上位校を目指すなら400点以上を維持しよう
定期テストにおける「5教科400点」は、上位校を目指すための一つの目安となる点数です。
高い内申点が必要な上位校を目指す人は、毎回のテストで400点以上を維持することを目指しましょう。
中には「教科が少ないときだけは400点以上がとれる」「平均点が高い場合は達成できる」という人もいるかもしれません。
しかし全体の平均点が高い場合は、それだけ上位層の点数も多いことになります。
テストの難易度に左右されることなく、毎回安定して400点以上をとれる人は、内申点も安定して高得点を維持することができるはずです。
最上位校を目指す場合は450点を目標にしよう
公立、私立にかかわらず、最上位校を目指したい人は、5教科で450点以上とることを一つの目標にしてみましょう。
450点以上は、全体の10位前後に入るための一つの目安です。高い内申点につながるだけでなく、上位層にいるという一つの基準になることでしょう。
450点以上をとるためには、各教科の平均点90点以上が必要になります。さらに難しい目標になりますが、最上位校を目指したい人は、定期テストにも高い目標を持って臨みましょう。
400点を超えるための定期テスト勉強法
ここからは具体的に、5教科400点以上を目指すためにおすすめな定期テスト勉強法を紹介します。
400点を目指すために、特別な方法や教材は必要ありません。学校教材を中心にテスト範囲の単元を丁寧に勉強することが、達成への近道です。
おすすめの勉強法について、一つ一つ詳しく見ていきましょう。
教科書を音読する
テスト範囲の内容を理解するためにおすすめなのが、教科書の音読です。
どの教科も、教科書には各単元の内容がわかりやすくまとまっています。できれば黙読ではなく、声に出して読むことがおすすめです。
音読することのメリット
- 黙読に比べて集中が途切れにくくなる
- 記憶に残りやすくなる
- 読めない漢字や単語、意味を覚えていない言葉が見つかる
音読とはいえ、自分だけに聞こえるように、小さな声で口に出す形でもかまいません。
テスト前はすきま時間などを活用し、繰り返し教科書を音読する時間を確保してみましょう。
用語や流れを暗記する
400点以上を目指すためには、テスト範囲の丁寧な暗記が不可欠です。
当然のことと思うかもしれませんが、各教科で80点以上とるためには、できるかぎり完璧に近いレベルの暗記が求められます。
たとえば国語であれば、テスト範囲の漢字はどれが出題されてもいいように、完璧に準備をしておく必要があるでしょう。
また、社会であれば用語だけを覚えるのではなく「なぜその地域がそんな気候になるのか」や、歴史の流れや事件の因果関係まで理解することが求められます。
このように、できるだけ完璧を目指して用語や流れを暗記することが、5教科400点以上を目指すためのポイントです。
問題集を3周する
5教科で400点以上を目指す人に必ず実践してほしいのが、問題集を3周解くことです。
定期テストは、学校の問題集で出題されている問題と関連性の高いものが出題される傾向にあります。
また、高得点を目指すためには「暗記=インプット」だけではなく、インプットした知識を使いこなすための「演習=アウトプット」が欠かせません。
目標を達成するために、各教科の問題集を最低でも3周は解くようにしましょう。
- 1周目:「解ける問題」「わからない問題」を区別する
- 2周目:「わからない問題」ができるように練習する
- 3周目:どの問題もスムーズに解けるか確認する
このように、明確な目的を持って問題集に取り組んでみましょう。
450点を目指人向けの定期テスト勉強法
今現在400点前後を維持している人の中には「本当は450点以上を目指したい」という人もいるでしょう。
450点以上を目指すためには、もうワンランク上のテスト勉強が求められます。先ほど紹介した「400点を超えるための定期テスト勉強法」に加え、次に紹介する勉強法も取り入れてみてください。
問題集は5周を目指す
450点以上を目指したい人は、定期テストまでに問題集を5周解けるように勉強スケジュールを組んでみましょう。
もちろん、なんとなく繰り返し解くだけではテストの点数にはつながりません。どの問題も「何も見ずに解ける」「なぜその答えになるか説明できる」状態を目指しましょう。
また、たくわえた知識は定期的に繰り返すほど定着しやすくなります。
「2週間前に2周解く」「1週間前にさらに2周する」「前日に1周する」など、計画的に演習を繰り返して、できるだけ完璧な状態で本番に臨むことを目指してみましょう。
人に説明できるまで理解を深める
テスト勉強をしていると、どれくらい理解できているか不安になることはないでしょうか。「わかったつもりになること」は、テスト勉強において最も避けたい事態です。
理解度を確かめるためには「人に説明してみる」のがおすすめです。勉強した内容や問題を、人にわかりやすく説明できるかどうか試してみましょう。
人に説明できるレベルであれば、その内容に対する理解を深められていると言えます。逆にうまくできなかった場合は、人に説明できる状態を目指して勉強してみましょう。
実際に誰かに説明するのもいいですし、自分に説明するつもりで練習してみるのもおすすめですので、ぜひテスト勉強に取り入れてみてください。
苦手は質問して確実に克服する
450点を達成するためには、どの教科も100点を目指して勉強する必要があります。少しでも苦手な単元や問題があると、満点をとることは難しくなるでしょう。
完璧を目指すなら、苦手は確実に克服することが不可欠です。わからない問題や、苦手な範囲は、テスト本番までに解消することを目指しましょう。
苦手な単元やわからない範囲は、学校の先生などに質問するのが確実です。自分でなんとかしようとするより、効率よく解決に導いてくれます。
また、苦手や疑問はテスト直前まで持ち越さず、できるだけ早く質問して解決してきましょう。
定期テスト400点以上を目指すための習慣
定期テストで400点以上を達成するためには、テスト前だけでなく、普段の過ごし方も大切です。
ここでは定期テストで400点以上を目指すための習慣を紹介します。少し意識するだけで実現できることばかりなので、日常生活に取り入れてみてください。
毎回の授業を真剣に受ける
定期テストで上位を目指したい人は、普段の学校の授業を真剣に受けるようにしましょう。
特に、先生の授業中の発言をメモとして書きとめるのがおすすめです。板書になくても、先生が授業中に言ったことがテストのヒントになることもあります。
また、授業前後に予習・復習をする習慣をつけておくと、毎回の授業の理解度を高めることにつながります。
一つ一つの授業を大切にすると、テスト前の勉強もスムーズに進められますよ。
苦手・疑問はすぐに克服する
苦手・疑問が発生したときは、すぐに克服・解決する習慣をつけておくことも大切です。
教科書の内容は、過去に習った単元に知識を積み重ねていく形で進んでいきます。つまり、途中で発生したつまずきを放っておくと、その先の単元にも影響してしまうのです。
テスト前の時期まで放置していると「どこでつまずいているか」を探したり、解決したりすることに時間がかかり、他の範囲に手がまわらなくなるかもしれません。
そうならないよう、苦手や疑問は生じた時点で先生に質問するなどして、克服する習慣をつけましょう。
すきま時間を活用する
部活や習い事などで、多くの人が忙しい中学校生活を送っていることでしょう。テスト前にしかまとまった勉強時間がとれない人は「授業で習ったこともテスト前には忘れている」なんてことも多いのではないでしょうか。
勉強したことを定着させるために大切なのは、継続して復習を行うことです。まとまった時間を取る必要はなく、少しの時間でも、毎日続けることが大切になります。
すきま時間の活用例
- 夕食前の30分で授業の予習・復習をする
- 電車の移動時間に単語帳を読む
- 寝る前30分に暗記する
コツコツと続けていけば、テスト前に余裕を持って勉強を進められるでしょう。上位を目指したい人は、普段から意識してみてください。
400点以上を目指すならオンライン家庭教師ピースにおまかせ
定期テストで400点以上を目指したいものの、達成する自信がない人も多いかもしれません。志望校のために頑張りたい人には、オンライン家庭教師ピースの受講がおすすめです。
「オンライン家庭教師」とは、自宅にいながらパソコンやタブレットなどの機材を通じ、授業が受けられる教育サービスです。
特にオンライン家庭教師ピースでは、相性のいい講師からマンツーマン指導を受けられます。苦手や疑問点も、すぐに質問することが可能です。
また、オーダーメイドカリキュラムを作成し、これまでの成績に応じて400点以上を目指すために必要な勉強計画を立てることもできます。
自分の好きなスケジュールで授業を組むことができるため、忙しい中学校生活を送っている人にもおすすめですよ。
まとめ
定期テストでの「5教科400点」は、受験で上位校を目指していくための一つの目安になります。
達成のためには、普段の学校の授業や時間の使い方を大切にしながら、テスト前に必要な勉強を計画的に行うことが重要です。
上位校を目指す人は、今回の記事を参考にテスト勉強に取り組んでみてくださいね。
また「確実に400点以上を達成したい」という人には、オンライン家庭教師ピースがおすすめです。
オンライン家庭教師ピースは、無料体験授業を受け付けています。まずはお気軽にご相談ください。