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学校に行きたくないのはどんなとき?対処法や親がしてはいけないこととは

「学校に行きたくないのはどんなとき?」
「学校に行きたくない子に親ができる対処法は?」
このような疑問を持つ人もいるでしょう。

学校に行きたくない理由は人それぞれ違い、いろいろな場面で悩みが出てきます。この記事では、学校に行きたくない理由や学校に行かないとどうなるのかを徹底解説。学校に行かない子どもにできる対処法についてもくわしく説明します。

学校に行きたくない悩みを話せる相談窓口や、勉強面のフォローに最適なオンライン家庭教師についても紹介します。学校に行きたくない悩みを抱えるお子さんや親御さんは必見です。

目次

学校に行きたくないのはどんなとき?

学校に行きたくない理由は人それぞれ違いますが、悩みやすい問題の共通点があります。ここでは、文部科学省の不登校調査を参考にしながら、学校に行きたくないのはどんなときかを具体的に紹介します。

参照:文部科学省「令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果について

人間関係の悩みがある

人間関係の悩みは、学校に行きたくない理由のひとつです。友人関係のトラブルなどは、子どもに取って大きな悩みに感じるのでしょう。

文部科学省の調査では「いじめを除く友人関係をめぐる問題」が不登校の要因と答えたのは、小学生で6.1%、中学生で11.5%、高校生で9.1%でした。学校の人間関係は狭く限定されるため、うまくいかないと登校するのがつらくなると考えられます。

学校になじめない

学校に行きたくない要因には、学校になじめない場合も考えられます。学校の雰囲気や校則が合わないと、学校に通うのがつらく感じるためです。

学校になじめないのは、中学校や高校への入学時や進学時の不適応が原因と考えられます。文部科学省の調査では「入学・転編入学・進級時の不適応」が不登校の要因と答えた中学生が4.1%、高校生が9.4%でした。

また、コロナ禍での生活環境の変化も不登校の原因と考えられています。2021年度の小中学校における不登校児童生徒数は24万人を超え、前年度から5万人近く増加。文部科学省では、生活リズムの乱れや学校生活の制限などで登校する意欲がわきにくいことが背景と分析しています。

先生と合わない

先生と合わなくて学校に行きたくなくなるケースも、少数ながらあります。文部科学省の調査で不登校の要因が「教職員との関係をめぐる問題」と回答したのは、小学生で1.9%、中学生で0.9%、高校生で0.5%でした。

校種別に見ると、先生と合わなくて不登校になるのは小学生に多いとわかります。小学生は担任と過ごす時間が長く、先生と合わない場合は教室で過ごしにくくなってしまうのです。

勉強についていけない

学校に行きたくないのは、勉強についていけないためかもしれません。学校は勉強中心なので、学習内容が理解できないとつらくなるのでしょう。

文部科学省の調査でも、不登校の主な要因に「学業の不振」があることが明らかです。小学生の3.2%、中学生の6.2%、高校生の6.2%が学業不振のため不登校になっています。年齢が上がるにつれ、学習面の悩みを抱える子どもが増えることがわかります。

学校で失敗してしまった

学校での失敗が原因で、学校に行きたくなくなる子もいます。失敗を恥ずかしく思ったり、周りの目が気になったりして学校に行く気力がなくなるケースも考えられます。

大人から見れば少しの失敗でも、子どもにすると大きな問題ととらえているかもしれません。学校は集団行動が多いため、周りからどう思われたかも気になるでしょう。失敗により自信を失い、学校に行きたくないと感じる子もいるのです。

部活が合わない

学校に行きたくない理由のひとつに、部活が合わないケースも見られます。部活動が盛んになる中高生が抱きやすい悩みです。

文部科学省の調査では「クラブ活動・部活動等への不適応」により不登校になったと答えた中学生は0.5%、高校生では0.8%でした。部活内の人間関係でのトラブルや、ポジション争いなどで悩み、学校を休みたい生徒がいると考えられます。

進路に不安がある

進路への不安は、不登校のきっかけとなる可能性があります。就職や進学など進路選択を迫られる高校生に多い悩みです。

文部科学省の調査では「進路に係る不安」が不登校の要因と答えた中学生が0.9%、高校生が4.3%でした。高校生になると割合が高くなり、進路で悩む年代であるとわかります。卒業後の進路を決める大事な時期なので、深く悩んでしまう子もいるのでしょう。

体調が悪い

学校に行きたくないと思う子の中には、体調不良が原因の場合もあります。体や心に原因があり、痛みや不調として表れると考えられます。

不登校の原因となる病気として、代表例が起立性調節障害です。思春期に多くみられる自律神経の病気で、低血圧を起こし朝起きられなくなります。そのほか、心の病気が背景にあり、腹痛や頭痛などを訴える場合もあります。

参照:厚生労働省「OD(起立性調節障害)になった娘
厚生労働省「ひきこもりや不登校」というサイン

家庭環境がよくない

家庭環境の悪さから、学校に行きたくない場合もあります。学校内のトラブルだけが不登校の原因ではないのです。

文部科学省の調査でも、親子の関わり方や家庭内の不和が不登校の要因と答えた児童生徒がいました。特に小学生では親子の関わり方が原因の不登校は13.2%と高い結果に。低年齢だと親子の関わりが濃密なので、影響を受けやすいと推測されます。

親と一緒にいたい

小さい子が学校に行きたくない場合、親と一緒にいたくて学校を休みがちになるケースもあります。母親と離れられない母子分離不安や、下の兄弟が生まれたことによる赤ちゃん返りなどが原因です。

母子分離不安の子は、親から離れることに強い不安を感じます。親から離れられないので教室に入れなくなり、学校生活を送れなくなってしまいます。

特に原因がない場合も

学校に行きたくない子の中には、特に理由がない場合もあります。文部科学省の調査によると不登校の要因として「無気力・不安」がどの校種でも高い割合を占めています。

無気力や不安を抱くきっかけがあったはずなのですが、具体的な原因はわかりません。はっきりした原因はないけれど、学校に行きたくない子もいると考えられます。

学校に行きたくないけれど不安もある


学校には行きたくないけれど、休むことに不安を感じる場合もあります。ここでは、学校に行きたくない子が抱えがちな不安を4つ、具体例を挙げて解説します。

みんなから変に思われる

学校を休むと、みんなから変に思われるのではないかと考え不安になる子もいます。みんなが投稿している時間に家にいるため、周囲の目が気になるためです。

周りからどう見られるかを気にする子は「普通」にとらわれすぎています。みんなが学校に行っているのが普通と考えるので、休んでいる自分は普通ではないと思うのでしょう。周りが何も言っていないのに、自分で自分を苦しめてしまうのです。

学校に行かないと負けたような気になる

学校に行かないと負けたように感じ、不安になる子もいます。勝ち負けにこだわるタイプや負けず嫌いの子が感じやすい不安です。

白黒はっきりつけたい性格の子は、物事を勝ち負けで考える傾向があります。学校に通うという当たり前のことができない自分は負け組と感じ、勝ち組ではない自分を責めてしまいます。学校を時々休みながら通うなどの選択肢を選べず、極端な考え方で不安を強めてしまうのです。

進学や就職が不安になる

学校を休むと進学や就職について不安に思うケースもあります。将来に直結した進路選択を迫られる高校生に多い不安といえるでしょう。

高校は単位を取らなければ進級や卒業ができないシステムです。単位は出席回数や成績などの基準があるため、高校の長期欠席で留年する可能性もあります。学校に行きたくないけれど進学や就職に響くのが不安と感じる高校生も多いでしょう。

これからどうなるか心配

学校を休んだあと、これからどうなるか心配になるケースも考えられます。休んで心身が回復し、先のことを考える余裕が出てきたころに感じやすい不安です。

学校を休み始めたばかりの頃は、体と心にダメージを受けており、先のことまで考えられない状態です。ある程度休み、心身の調子が戻ってくると「これからどうしよう」と将来の不安が襲ってきます。

長く学校を休んだため学習面や友人関係などの心配を感じる子もいるでしょう。学校を休むと先の不安にかられ、身動きができなくなってしまうのです。

学校に行かないとどうなる?


学校に行かないと、将来に影響する問題が出る場合も考えられます。ここでは、学校に行かない場合に考えられるデメリットを3つ説明します。

進学で不利になる

学校に行かない期間が長くなると、進学で不利になる可能性があります。学校で習っていない単元が増え成績に影響が出るためです。

学校に登校すれば自然と学習習慣が身につき学力が上がる可能性があります。しかし、学校に行きたくない理由があり休みがちになると、習っていない単元が増えます。休んでいる間の学習対策ができないと、学力も下がってしまうでしょう。

学校に行きたくない子が進学するには、塾や家庭教師など学習面のサポートが必須です。最近増えているオンライン家庭教師は自宅で学習できるので、学校を休みがちなお子さんとの相性ぴったりです。

就職で不利になる

学校を休みがちだと就職で不利になるかもしれません。学校生活での経験が少ないため、面接試験でうまくアピールできない可能性があるためです。

学校に行きたくない時期が続き欠席が増えると、学習面やクラブ活動などの体験が減ります。就職の面接に向けて学校生活で得た成果などを考えようとしても、うまく出てこないかもしれません。結果、自分の能力をうまくアピールできず、就職で不利になる可能性があるのです。

ネガティブな気持ちが消えない

人によっては、不登校でネガティブな気持ちが消えない恐れもあります。みんなと違って学校に通えなかったことが負い目となり、前向きな気持ちになれない可能性があるためです。

内閣府が15?39歳の引きこもり状態にある人に行った調査では、ひきこもりのきっかけが不登校と答えた人の割合は19%でした。ネガティブな気持ちを持ち続けた結果、不登校から引きこもり状態となり、将来に影響を及ぼすといえるでしょう。
参照:内閣府「若者の生活に関する調査報告書

学校に行きたくない人ができる対処


学校に行きたくない場合、子ども自身が前に進むためにできる対処法があります。ここでは、学校に行きたくない人ができる対処法6つについて、くわしく解説します。

一時的に学校を休む

学校に行きたくない場合、一時的に休むのもひとつの手段です。少し休めば回復し、また学校に行けるようになる可能性があるためです。

誰でも学校に行きたくない気分の時はあります。そのまま頑張りすぎると限界を迎え、急に登校できなくなる可能性があります。無理せず少し休んでみて、心身の回復を優先させた方が良い方向に向かうかもしれません。

教室以外に登校する

何らかの原因で教室に入れない場合は、教室以外に登校する方法もあります。学校に相談すれば、保健室や相談室などでの学習を認められる場合がほとんどです。

友人関係のトラブルや担任との相性などにより、教室に居場所がなくなり学校を休みたいと思う子もいるでしょう。学校に相談すれば、空いている教室を使った別室登校ができる場合も多いです。教室に入らなくても登校しているため出席扱いとなります。

周囲に相談する

学校に行きたくない気持ちを周囲に伝えてみましょう。言葉にすると気持ちが整理され、課題や今後の方向性が見えてくるかもしれません。

話を聞いてもらうだけでいいのか、アドバイスが欲しいのかにより、話し相手を考えるとよいでしょう。例えば、信頼できる友達や先輩などに相談すれば、結論は出ないかもしれませんが気持ちが楽になります。より専門的なアドバイスが必要なら、スクールカウンセラーを利用するのもよい方法です。

医療機関を受診する

学校を休みたくなる原因として心身の病気が疑われる場合は、医療機関を受診しましょう。適切な治療を受けることで、状況が改善するかもしれません。

起立性調節障害など思春期特有の病気もあるため、まずはかかりつけの病院で検査をしてもらいましょう。異常がないのに不調が続く場合は、うつ病など心の病気の可能性も考えられます。子どものメンタル面の治療ができる病院などを紹介してもらいましょう。

学習の理解が難しく、学習障害や発達障害の可能性を感じているなら、児童精神科など診断を行える病院がおすすめです。知能検査や心理検査で自分の苦手な面がわかり、必要なら投薬治療も行います。診断がつけば学校での支援が受けやすくなるでしょう。

退学を検討する

高校生で学校に行く気力がない状態なら、退学を検討して別の道を選ぶ方法もあります。休み続けて留年するなら、就職など進路変更するのもよいでしょう。

ただし、退学すると高校卒業資格が取れないため中卒扱いとなります。進学や就職に不利な場合もあるため、高卒認定試験を取ることも検討してみましょう。高卒と同程度の能力があると認められ、進学や就職の選択肢が広がります。

転校を検討する

今の学校に通いたくない場合は、通信制高校などへの転校も視野に入れましょう。高校で不登校になると、単位を落として留年になるなどデメリットが大きいです。現在取った単位を引き継ぎ、通信制高校などに転校しやり直した方がよいでしょう。

通信制高校なら不登校生徒の受け入れ実績が豊富な学校がおすすめです。親身になって相談に乗ってくれるでしょう。

学校に行きたくない子に親がするべき対処


学校に行きたくない子にどう接していいか悩む親御さんもいるでしょう。ここでは、学校に行きたくない子に親がするべき対処について、くわしく解説します。

まずはゆっくり休ませる

子どもが学校を休みたいといった場合、まずはゆっくり休ませて様子を見てください。親が気持ちを受け入れてくれたと感じ、子どもの気持ちが楽になるでしょう。

学校を休みたい理由は人それぞれ違います。本当に嫌なことがあって学校を休みたい場合もあれば、親に甘えたくて学校を休みたい場合もあるでしょう。どちらにせよ、親が一旦気持ちを受け入れてあげると子どもは安心するものです。

子どもが休みたいと言ったら、ずる休みと思わず一旦受け入れてみましょう。一日全部休まなくても、様子を見て3時間目から登校させるなど工夫してみてください。

話をじっくり聞く

子どもの話をじっくり聞くことで、学校に行きたくない子どもの気持ちが前向きに変化するかもしれません。

特に小学生のうちは親子関係が子どものメンタル面に与える影響が大きいものです。話を聞いてもらえないと気持ちがすっきりせず、子どもの不安やイライラが爆発するかもしれません。内容を問わず、子どもの話を受け入れる気持ちでいると、子どもの気持ちも安定するでしょう。

生活リズムを整えるサポートをする

学校を休みがちな子は、できるだけ生活リズムを一定に保てるよう親がサポートしましょう。規則正しい睡眠や食事のリズムを保てば、復学の際もスムーズに進むでしょう。

学校を休むと自由時間が増え、生活リズムが狂いがちです。夜遅くまでゲームなど好きなことをして過ごせば、朝も起きられずご飯も食べられないでしょう。乱れた生活リズムでは、復学への妨げとなってしまいます。

心身の回復のため学校を休んでいることを確認し、勉強や睡眠、食事などの計画を決めるとよいでしょう。

学校外の友達と会うサポートをする

学校以外に友達がいるなら、親が会うサポートをしてあげましょう。学校内に友達ができなかったり、友達関係のトラブルを抱えていたりする場合は特に有効な方法です。

学校は地区や成績などでたまたま集まった集団のため、気の合う友達がいるとは限りません。今の環境で苦しい思いをするよりなら、学校外で気心の知れた仲間と交流した方が楽しいはずです。

子どもが友達と遊びにいくときは、多少おこづかいを援助するなど、子どもが楽しく交流できるようにするとよいでしょう。

学校以外の活動をすすめる

学校でストレスがたまりがちな子には、学校以外の活動をすすめてみるのもよい方法です。同じ目的を持つ仲間となら、仲良くなりやすいためです。

趣味の活動や習い事など、子どもの好きなことを中心に考えてみましょう。ボランティア活動も、人の役に立つ経験ができ社会の一員であると実感できます。

いじめられていないか気を配る

子どもが学校を休みたいと言う背景に、いじめが隠れていないか気を配りましょう。いじめが原因の場合は、学校などの協力で解決しなければなりません。

例えば、物をすぐなくす、スマホのSNSを見なくなるなどがいじめの兆候である可能性があります。友達から仲間外れにされているようならすぐ学校に相談し、解決方法を探りましょう。

情報を収集する

子どもが高校生で学校を休みがちなら、通信制高校などの情報を調べておくとよいでしょう。今の学校より相性のよい学校があるかもしれません。

学校を休み、心身が回復してくると子どもと将来について話せるようになるでしょう。もし今の学校に不満があり、どうしてもつらいようなら、通信制高校への転校がよいかもしれません。学校ごとの特色があるため、さまざまな学校の資料を集めておくと役立ちます。

第三者とつながる

不登校問題にくわしい第三者と、親がつながりを持っておくと気持ちが楽になります。学校のほか、医療機関や不登校の専門家などに一度相談しておきましょう。

学校に常駐しているスクールカウンセラーは、子どもについて相談できる身近な存在です。心身の病気が疑われるなら医療機関に親だけ相談しに行ってもよいでしょう。ほかには、自治体の教育相談を受ける方法もあります。

勉強が遅れないようにサポートする

学校に行きたくない子の勉強が遅れないよう、親が積極的にサポートしましょう。学力を維持することにより、進路選択の幅が広がります。

学校を休むと習っていない単元が出てくるので、学習面の理解不足は避けられません。希望する資格取得や進路先に進めない可能性もあるでしょう。将来の選択肢が広がるよう、学校を休んでいる間の学習サポートは欠かせません。

親が勉強を教えようとしても内容が難しいし、思春期で素直に聞き入れてくれない場合もあるでしょう。学校を休みがちな子の学習面のサポートは、オンライン家庭教師がうってつけです。

オンライン家庭教師ピースはオンライン専業で10年の実績を持ちます。社会人プロ講師や有名大講師など多数在籍しており、全国から相性のよい講師をマッチングできるのが強みです。信頼関係を築いた上で学習するので子どものやる気が違います。

学校を休んでいる間、定期的に机に向かわせたい親御さんもいるでしょう。ピースでは授業がない間も自主学習できるよう、無料で学習計画を作成します。お子さんに合った計画で無理なく学べるため、生活習慣の改善にも役立ちます。

家庭教師ピースでは無料の体験学習を受付中です。実際の授業の様子を見たい方はぜひお気軽にお申込みください。

学校に行きたくない子に親がしてはいけないこと


学校に行きたくない子に親がしてはいけない対応があるので覚えておきましょう。ここでは、学校に行きたくない子に親がしてはいけないことを3つ紹介します。

問い詰める

なぜ学校に行きたくないのか、必要以上に問い詰めてはいけません。家でも気持ちが休まらず、復学が遅れる可能性があります。

例えば、学校に行きたくない理由を言いたくない子や、理由がはっきりせずうまく言えない子もいるでしょう。自分で解決しようと考えている場合もあり、親が無理に介入する必要がないかもしれません。時間が経てば自分の考えが整理され、親に話してくれるでしょう。

無理に学校に行かせる

学校に行きたくない子を無理やり行かせるのは避けましょう。登校を余計に拒否してしまう可能性があります。

子どもが学校に行けないのは、すごくストレスが溜まっている状態を表しているかもしれません。無理に登校させると学校がますます楽しくなくなり、余計に行く気が失せる結果に。登校については、子どもと話し合った上で決めるとよいでしょう。

軽く受け流す

学校に行きたくないという子どもの話を、軽く受けながすのはあまりよくありません。聞いてもらえないと感じ、子どもが親に不信感を持つ原因になります。

子どもの話は基本受け入れるよう心がけると、親子関係が良好に保てます。聞き流してしまうと子どもは「親は力になってくれない」と感じ、ますます相談しなくなるでしょう。子どもの気持ちを重く受けすぎるのも問題ですが、軽く受け止め過ぎないことも大切なのです。

学校に行きたくないときに相談できる窓口


学校に行きたくないとき、悩みを相談できる窓口はたくさんあります。相談者が利用しやすいよう、SNSや電話などさまざまな媒体を利用し相談に応じています。親子別々に相談できるため、上手に活用するとよいでしょう。

ここでは、学校に行きたくないときに相談できる窓口について、サイト名やURLなどを紹介します。

SNSによる相談窓口

SNSによる電話相談窓口は、若者が気楽に使えるツールを利用するため敷居が低いです。主な相談先は以下のとおりです。

サイト名 URL
あなたのいばしょ https://talkme.jp/howto
こころのホットチャット https://www.npo-tms.or.jp/service/sns.html
チャイルドライン チャット https://childline.or.jp/chat
BONDプロジェクト(女の子のみ) https://bondproject.jp/

電話による相談窓口

学校に行きたくない悩みの相談先として、昔からあるのが電話による相談窓口です。警視庁や文部科学省などが主体なので安心して相談できます。うまく伝えられるよう、話すことをまとめてから電話するとよいでしょう。以下に電話による相談窓口をまとめました。

相談窓口 電話番号 URL
24時間子供SOSダイヤル 0120-0-78310 https://www.mext.go.jp/ijime/detail/dial.htm
ヤング・テレホン・コーナー 03-3580-4970 https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/sodan/shonen/young.html
子供の人権110番 0120-007-110 https://www.moj.go.jp/JINKEN/jinken112.html
児童相談所 0120-189-783 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_19433.html
東京都教育相談センター 0120-53-8288 https://e-sodan.metro.tokyo.lg.jp/

公的相談窓口

地域の公的相談窓口でも相談を受け付けています。公的相談機関とは、地域や専門機関で相談できる窓口のことです。

公的相談窓口では、カウンセラーや教員経験者など経験と知識が豊富な職員が対応するのもメリットです。面談などで直接相談できるため、問題解決のサポートを受けられる可能性が高いでしょう。

学校に行きたくないという気持ちにまずは寄り添って


学校に行きたくないと話す子は、理由が何であれ心身にダメージを負った状態です。行きたくても行けない人や、行きたくないけれど行っているひとなどそれぞれです。

現在の子どもの状態がどうであれ、このつらい時期がずっと続くわけではありません。進学や就職など、子どもの選択肢が広がるよう、勉強が遅れないよう工夫して学び続けることも重要です。

学校に行きたくないお子さんの学習フォローは、オンライン家庭教師ピースにおまかせください。オンライン指導専業で不登校指導に長けた講師が在籍しているので安心感が違います。

ピースでは信頼関係を第一に考え、お兄さんお姉さん感覚で話しやすい大学生講師など、お子さんとの相性を考えてマッチングします。信頼関係を築いてから、お子さんのやる気を引き出しながら学習指導を行うのが特長です。

学習面では学び残しがないよう戻り学習を行い、理解できるまで何度も復習します。学習の悩みは担任講師のほか、教務担当にも相談可能です。お子さんに合った学習方法を一緒に考え、効率よく学習できるよう全力でバックアップします。

ピースでは無料体験学習を受付中です。お子さんに合うかどうか試してから受講を決めることができます。ぜひお気軽にお申込みください。

まとめ

学校に行きたくない子の理由は年代別に違う傾向が見られます。小学生では親子の関わり方が不登校の要因として高めですが、中高生になると友人関係や学業不振などで悩むケースが増えてきます。

学校を休みたいと思ったとき、教室以外への登校や転校など、違う方法で対応できる場合もあります。ある程度休んで心身が回復してきたら、この先どうするか話し合う機会を持ちましょう。

学校を休んでいる間も勉強を続けたほうが、将来の選択肢も増えます。この記事で紹介したオンライン家庭教師ピースに依頼するのもおすすめです。子どもが学校に行きたくないのはつらいですが、第三者に相談しながらよりよい道を模索していきましょう。

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