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「高校生活で学んだこと」面接でどう答える?部活以外の回答例を例文付きで紹介

「高校生活で学んだこと」面接でどう答える?部活以外の回答例を例文付きで紹介

大学受験は一般入試だけでなく、面接や小論文などが主な合否の判断材料となる推薦・AO入試もあります。

面接でよく聞かれる質問事項の一つに「高校生活で学んだこと」がありますが、何を答えればいいかとお悩みの人もいるかもしれません。特に部活をしていなかった人は、どんな話をすればいいかわからないという人も多いでしょう。

今回の記事では「高校生活で学んだこと」の質問に、部活以外のエピソードで回答するためのアドバイスやヒントを紹介していきます。面接試験を控えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

「高校生活で学んだこと」は部活以外の話でもOK

前提として「高校生活で学んだこと」の回答は、部活に関係ないエピソードでも全く問題ありません。

高校生活を振り返ってみると、部活以外にもさまざまな活動や経験を行ってきたのではないでしょうか。

「学んだこと」は、高校生活の中で自分が経験したことであれば、どんなエピソードでも大丈夫です。

部活以外のエピソード例

  • 学校の授業や勉強
  • 学校行事
  • 学校での日常生活
  • 委員会活動
  • 習い事
  • 人間関係
  • 家族の手伝い
  • アルバイト
  • 留学

こうした経験の中で特に印象に残っている、または将来にも活かせそうな「学んだこと」はなかったでしょうか。

部活以外にも題材はたくさんあるので、一度じっくりと自分の高校生活を振り返ってみましょう。

「高校生活で学んだこと」面接で答えるときのポイント

次に「高校生活で学んだこと」を面接で答える場合のポイントを紹介します。

話す内容を決める際は、以下の基準に沿ってベストな回答を考えてみましょう。

スケールの大きさにこだわらない

面接での回答は「スケールの大きいエピソードじゃないと話せないのでは?」と思われがちです。

しかし、どれだけ大きな成果があったとしても「学んだこと」をしっかりと話せなければ、面接の回答にはなりません。

逆に、大きな成果ではない、または目に見える成果がない話や失敗のエピソードであっても「学んだこと」をしっかり話せれば、面接官には伝わります。

話すことを決める際は、スケールや成果の大きさにこだわるのではなく「学んだこと」をしっかりと話せるエピソードを選びましょう。

自分の経験を話す

「どうしても話すことが浮かばない……」となると、自分の経験以外のことを話した方がいいのではと考える人もいるかもしれません。

しかし面接では、実際どんな形で質問されるかは誰にも予測できないものです。

また、面接官によっては、エピソードをさらに深掘りしてくる場合もあるかもしれません。

自分が実際に経験した話でなければ、どうしても話のつじつまが合わなくなったり、うまく答えられなかったりする可能性があります。

さらに「本当の話のように思わせよう」と思うあまり、精神的に焦ってしまうと他の質問にも影響しかねません。

本番で自信を持って回答するためにも、素直に自分の経験を話すことをおすすめします。

具体的なエピソードがあるテーマを選ぶ

「学んだこと」の回答は、できるだけ具体的なエピソードを伴う話を選ぶのがおすすめです。

たとえば「高校3年間で〇〇を学んだ」という言い方では、具体的に自分がどんな経験をしたのかが、面接官に伝わりづらいでしょう。

「高校2年生の体育祭」「高3の受験勉強」など、具体的に「このとき、これを学んだ」と話せると、聞き手もイメージしやすいです。

もしも「3年間を通して学んだこと」を話したい場合は、「3年間自分が何をしたのか」の部分を具体的に説明するといいでしょう。

「何を学んだか」を明確にする

よくある誤りとして挙げられるのが「学んだこと」を聞かれているのに「何を学んだかがわからない回答になってしまう」というものです。

(悪い例)

  • 「頑張ったこと」だけを話してしまう
  • エピソードだけ話して満足してしまう

頑張ったことや、エピソードを通じて「何を学んだか」まで明確に答えられなければ、面接官は評価ができません。

まず準備段階で「何を学んだか」を明確にしておき、面接本番では質問内容をよく聞いた上で的確な回答ができるようにしましょう。

「部活以外の高校生活で学んだこと」面接での回答例

では「部活以外の高校生活で学んだこと」を面接で実際に答える場合の回答例を紹介していきます。

こちらの例を参考にしながら、自分の高校生活に当てはめて回答を考えてみてくださいね。

学び続けることの大切さ

学業を頑張った人は「学び続けることの大切さ」も一つの回答にできます。大学生活にもつながるような内容にするといいでしょう。

(例)

高校生活を通じて「学び続けることの大切さ」を学びました。中学生の頃から苦手だった英語を克服することを、高校生活で目標にし、毎回の単語テストで満点を取ること、授業の予習復習を行うことを続けたところ、徐々に英語が得意科目になり、今では英語を話せるようになりたいという目標も生まれました。この経験で、学び続けることは自分の可能性を広げてくれると学びました。大学でさらに詳しく学び、英会話ができるようになりたいです。

コツコツ努力することの重要性

何かコツコツ努力を積み重ねた経験のある人は、そこから何か学んだことがあるのではないでしょうか。できれば「努力が自分の力になる」以外の学びもあると、個性のある回答になります。

(例)

私が高校生活で学んだことは「コツコツ努力することの重要性」です。高校2年生の文化祭では、クラスでコーラスを行いました。私は指揮者に選ばれましたが、最初はなかなか歌声をまとめられませんでした。本番まで、毎日放課後に練習を続けていると徐々に上達し、またクラスメイトも自分の毎日の努力を認めてくれて、徐々に歌声がまとまるようになっていったのです。この経験を通じ、コツコツ努力することは自分の力になるだけでなく、人の心を動かすきっかけになることも学びました。

協力することで得られる達成感

学校行事などのエピソードから「協力することで得られる達成感」の話をするのもおすすめです。大人数で一つのものを作り上げた経験を基に話してみましょう。

(例)

高校生活で特に大きな学びになったことは「協力することで得られる達成感」です。高校2年生の体育祭では、学年で出し物をしました。自分やクラスだけで練習しているときはわかりませんでしたが、学年で一つの作品を作りあげたとき、今まで感じたことのない達成感を感じました。一人一人がそれぞれの役割を果たし、大人数で協力することでしか作り上げられないものや、味わえない達成感があることを初めて学びました。

コミュニケーションのコツ

コミュニケーション能力は、社会人になってからも欠かせない力です。高校生活でコミュニケーション能力を磨いた人は、面接で話してみるのもいいでしょう。

(例)

私は高校生活の中で、コミュニケーションのコツを学びました。私の学校の授業では、クラスで発表やディスカッションをする機会が豊富でした。最初は自分の意見を伝えることに苦手意識がありましたが、クラスメイトとのコミュニケーションを通じて、相手の意見を尊重しながら自分の意見を伝えること、自分から心を開くことで相手と話がしやすくなることなどを学びました。高校生活で学んだコミュニケーションのコツは、大学生活や社会に出てからも大切にしていきたいです。

多様性

たくさんの人と出会う高校生活だった場合は、社会問題としても挙げられる「多様性」について学んだという切り口で話すのも一つです。

(例)

私は高校生活を通じて、多様性について学びました。私は国際科の高校に通っていて、海外のことを学んだり、海外の人と交流する機会が多くありました。自分が当たり前だと思っていることが、海外の人にとっては当たり前ではないことも学び、違いを受け入れていくことが、多様性を受け入れることだと知りました。これからもさまざまな文化や価値観を持つ人とかかわり、多様性についての理解を深めていきたいです。

自分との向き合い方

自分と向き合うことは、自分を成長させてくれるものです。高校生活でそうした経験のある人は「学んだこと」として回答するのもいいでしょう。

(例)

高校生活を通じて学んだことは、自分との向き合い方です。私は高校2年生のとき、成績が一気に下がってしまいました。このままではいけないと、自分の生活や苦手なこと、何が足りないのかを自己分析しました。そこで見つかった自分の課題を一つ一つ克服していくことで徐々に成績を上げることができ、高校2年生最後のテストでは目標だった平均80点以上を取ることができました。これからも、壁にぶつかったときは課題を分析して自分と向き合うことを続けていきたいです。

「高校生活で学んだこと」を面接で上手に話すコツ

「高校生活で学んだこと」でどんな話をするか決まったら、より上手に面接で話せるように準備を進めましょう。

ここでは、面接官に上手に伝えるためのコツを紹介します。

伝わりやすい構成で話す

面接では、できるだけ伝わりやすい構成で話すことを心がけましょう。

具体的におすすめな構成は、以下の通りです。

①「何を学んだか」を最初に伝える

まず、一言目は「何を学んだか」を端的に伝えるのがおすすめです。

(例)

  • 私が高校生活で学んだことは〜です。
  • 高校3年間で、私は〜を学びました。

このように、最初にこれから話す内容を提示することで、聞かれたことに対して的確に回答することができます。

②エピソードを話す

次に「どんな経緯でそのことを学んだか」というエピソードを話しましょう。

話しやすい部分ではありますが、その分どうしても長くなりがちです。

学んだことを伝えるのに必要な部分だけを話し、無駄なところは省くように心がけましょう。

③「学んだことをどう活かしたいか」でまとめる

結論は「学んだことをどう活かしたいか」を話すと上手にまとまります。

(例)

  • 高校生活で学んだコミュニケーションのコツは、大学生活や社会に出てからも大切にしていきたいです。
  • これからもさまざまな文化や価値観を持つ人とかかわり、多様性についての理解を深めていきたいです。

「大学や社会で活かしたい」「これからもより深く学んでいきたい」など、未来につながるような方向性で結論づけてみましょう。

自信を持ってハキハキ話す

面接本番は、独特の緊張感があります。それまで入念に準備していても、直前になると「本当にこれでいいのかな」と不安になることもありますよね。

仕方ないとはいえ、過度に緊張してしまって言いたいことが伝えられないのはもったいないです。

しっかり準備したのであれば、本番は失敗を恐れすぎず、自信を持ってハキハキと話しましょう。

面接というより、面接官との対話だと思うことで、少し緊張感もほぐれるかもしれません。

本番では自分の頑張りに自信を持ち、面接官にしっかりとアピールすることに集中してくださいね。

面接対策にはオンライン家庭教師もおすすめ

とはいえ「一人での面接対策がどうしても不安」と感じる人は多いかもしれません。

独学ではなく、一度しっかりと対策方法を学びたいという人におすすめなのが「オンライン家庭教師」です。

一般的な塾や家庭教師とは異なり、「オンライン家庭教師」ではパソコンやタブレットを介して、自宅からオンラインでマンツーマン授業が受けられます。

通塾時間を短縮できるので、教科学習と並行して面接対策を進められるでしょう。

特にオンライン家庭教師ピースなら、面接対策に強い講師から授業を受けることも可能です。

「面接の対策の仕方がわからない」「部活をしていなかったため、面接で話せるか不安」という人も、自分に合った対策が行えます。

また、講師と生徒の相性にもこだわっているため、曜日や時間帯の希望や性格に合わせた講師とマッチングできる点もおすすめポイントです。

まとめ

「高校生活で学んだこと」は、部活以外のエピソードからでも話すことができます。

答えは一つではないので、自分の高校生活を振り返りながら「学んだこと」を自分なりに深めて考えてみましょう。

その上で、コツに沿って話すことで、面接官にあなたの高校生活の頑張りや学びはきっと伝わりますよ。

独学ではなく、しっかりと講師から学んで面接対策を進めたい人には、オンライン家庭教師ピースがおすすめです。

ピースでは、無料体験授業を受け付けています。面接対策でお悩みの方は一度お気軽に相談してみてくださいね。

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