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指定校推薦で落ちる確率は?校内選考は自分1人だけなら落ちない?落ちるケースや対策を解説

指定校推薦で大学受験をしようとしている方の中には、指定校推薦で不合格になるのか心配な方もいらっしゃるでしょう。

結論からいうと、指定校推薦で志望大学に落ちる確率はほぼ0%です。ただし、問題行為を起こしたり、留年をしたりしてしまうと、指定校推薦で落ちてしまいます。

本記事では、指定校推薦で落ちる確率について解説した上で、不合格になるケースを紹介します。

指定校推薦での大学受験を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

指定校推薦で落ちる確率は「ほぼない」

 

指定校推薦で志望大学に落ちる確率はほぼ0%です。

言い換えれば、指定校推薦で受験した大学にはほぼ100%合格でき、また私立大学であれば倍率は1倍ということができます。

ただし、一部の医学部を指定校推薦で受験する場合は、落ちてしまう可能性があるためご注意ください。

指定校推薦で医学部を受験する場合は落ちる可能性がある

指定校推薦で医学部を受験する場合、志望大学に不合格となることがあります。

大学・学部によりますが、3.0〜4.0倍ほどの倍率であることが一般的です。

指定校推薦で医学部に落ちる理由には、以下のようなものがあります。

  • 志望動機があいまいである
  • 医師になりたい理由が不明瞭である
  • 医師になったあとの目標がない
  • 小論文で自分の考えを執筆できない

 

医学部に入りたい理由や、医師としての目標が不明瞭であると、不合格となってしまうでしょう。

医学部の指定校推薦の倍率

関東の医学部の指定校推薦の倍率(一部抜粋)を、以下の表にまとめました。

大学 倍率(2022年度) 倍率(2021年度)
聖マリアンナ医科大学 3.6 4.6
北里大学 1.5 2.2
埼玉医科大学 2.2 2.6
獨協医科大学 2.4 3.2
東京女子医科大学 1.1 2.1
金沢医科大学 2.3 2.0

参考:大学受験パスナビ

もっとも入学倍率が高いのは、聖マリアンナ医科大学(2021年度)で4.6倍です。

人気大学・学部であると、倍率が4倍を超えるため、合格する難易度が高くしっかり受験対策をする必要があります。

指定校推薦の校内選考は自分1人だけでも「落ちること」はある

指定校推薦の校内選考は自分1人だけでも「落ちること」はあります。

指定校推薦の校内選考が自分1人だけであるのに、落ちてしまう理由は以下のとおりです。

  • 理由1:志望理由書・面接の質が低い
  • 理由2:欠席日数・遅刻回数が多い
  • 理由3:非行や不良行為がある

 

それぞれの理由について解説するので、これから校内選考を受ける方は参考にしてみてください。

理由1:志望理由書・面接の質が低い

指定校推薦の校内選考が1人でも落ちる理由の1つは、志望理由書・面接の質が低いことです。

校内選考では、志望理由書や面接の内容が判断基準となります。志望理由書や面接から、大学への志望理由が判断できない場合、校内選考で落ちる可能性があります。

また、志望理由書をルール通りに記載していなかったり、面接での態度が悪かったりすると、不合格になるでしょう。

理由2:欠席日数・遅刻回数が多い

指定校推薦の校内選考が自分1人でも落ちる理由の2つ目は、欠席日数・遅刻回数が多いことです。

高校への欠席・遅刻回数が多いと、大学の授業にしっかり出席するかどうかの判断できなくなります。高校側は大学の授業に出席しない生徒を推薦すると、今後の推薦枠が無くなる可能性があるため、高校での欠席・遅刻が多い生徒は不合格になります。

理由3:非行や不良行為がある

非行や不良行為がある生徒の場合、指定校推薦の校内選考が自分1人だけでも不合格になります。

公序良俗に反する行動や、校則を破るなどの行為がある場合は、高校から大学へ推薦できません。

指定校推薦の校内選考を通過するためのポイント

指定校推薦の校内選考を通過するためには、以下のポイントを意識して行動しましょう。

  • 良い評定を取る
  • 部活動や課外活動に積極的に参加する
  • 面接の練習を何度もする
  • 質の高い志望理由書を準備する
  • 問題行為をしない

 

それぞれのポイントについて解説していきますので、指定校推薦の校内選考に臨む方は参考にしてみてください。

良い評定を取る

指定校推薦の校内選考を通過するためのポイントの1つ目は、良い評定を取ることです。

評定の数値が高ければ高いほど、先生たちからの印象は良くなります。また、大学に行っても高校の名に恥じないように勉学に励んでくれるだろう、と教師たちは評価してくれるでしょう。

指定校推薦を利用することを決めている方は、できるだけ早い段階から定期テストで良い点数を取れるように対策することをおすすめします。

私の場合、定期テストで良い点数を取るために、定期テストの3週間前からスケジュールを立てて勉強していました。基本的な内容や、先生が授業で重点的に説明していた内容を中心に学習します。

定期テストで良い点数を取れるように、計画的に勉強してみてください。

部活動や課外活動に積極的に参加する

指定校推薦の校内選考を通過するためのポイントの2つ目は、部活動や課外活動に積極的に参加することです。

校内選考の選考基準には、部活動や課外活動への積極性も含まれます。部活動や課外活動に積極的に参加して、良い結果を残せるよう努力してみてください。

面接の練習を何度もする

指定校推薦の校内選考を通過するためのポイントの3つ目は、面接の練習を何度もすることです。

指定校推薦の校内選考では面接が課されるため、面接対策をすることが大切です。面接マナーがひどかったり、質問に回答できなかったりすると、落ちる可能性があります。

面接マナーの練習や、よく聞かれる質問への準備をしておくことが重要です。

質の高い志望理由書を準備する

指定校推薦の校内選考を通過するためのポイントの4つ目は、質の高い志望理由書を準備することです。

指定校推薦の校内選考では志望理由書の提出が求められ、合否に影響します。

志望理由書を書くときには、以下の内容を押さえることが大切です。

  • 大学に行きたい理由
  • 大学で学びたいこと
  • 高校でがんばったこと

 

また、志望理由書の下書きを第三者に添削してもらうと、よりよい志望理由書を提出することができます。

問題行為をしない

指定校推薦の校内選考を通過するためのポイントの5つ目は、問題行為をしないことです。

問題行為をしてしまうと、指定校推薦での受験ができなくなる可能性があるため、犯罪行為はもちろん、校則を破る行為や他人に迷惑をかける行為は避けましょう。

指定校推薦で落ちるケース

指定校推薦で落ちることはほぼありませんが、以下のような場合には落ちてしまうことがあります。

  • ケース1:犯罪行為をした
  • ケース2:高校を留年して卒業できなかった
  • ケース3:指定校推薦のルールを理解していない
  • ケース4:面接の態度があまりに悪い
  • ケース5:白紙に近い小論文を提出する

 

指定校推薦を利用しようとしている方は、このような行動を取らないようにしましょう。

ここからはそれぞれのケースについて解説するので、参考にしてみてください。

ケース1:犯罪行為をした

指定校推薦で落ちるケースの1つ目は、犯罪行為をしてしまった場合です。

具体的には以下のような犯罪行為をすると、指定校推薦で不利になります。

  • 万引き
  • 飲酒
  • 喫煙
  • 無免許運転

 

犯罪行為は決してしないように高校生活を送りましょう。

ケース2:高校を留年して卒業できなかった

指定校推薦で落ちるケースの2つ目は、高校を留年して卒業できない場合です。

指定校推薦に出願する条件は「高校を卒業する(卒業する見込みがある)こと」です。そのため、高校を留年して卒業できないことがわかった時点で、指定校推薦は落ちてしまいます。

指定校推薦を利用する方は、高校生活を問題なく過ごして、高校をしっかり卒業しましょう。

ケース3:指定校推薦のルールを理解していない

指定校推薦で落ちるケースの3つ目は、指定校推薦のルールを理解していないことです。

指定校推薦は専願制であり、指定校推薦で受験した大学以外は併願で出願・受験できません。そのため、指定校推薦の面接で「他大学も受験します」「他大学が第一志望です」などと発言すると、落ちてしまう可能性があります。

受験前に指定校推薦のルールについて把握し、しっかり理解してから出願するようにしましょう。

ケース4:面接の態度があまりに悪い

指定校推薦で落ちるケースの4つ目は、面接の態度があまりに悪い場合です。

面接中に、以下のような態度を面接官に対して取れば、不合格となってしまうでしょう。

  • あくびをする
  • 腕を組む
  • 足を組む
  • カジュアルすぎる格好をする
  • 言葉遣いが汚い
  • 敬語を使えない

 

このような態度を面接中に取ってしまうと、成績がどれだけ優秀でも不合格となる可能性があります。

適切な面接マナーを身につけて、面接官に丁寧な対応をしましょう。

ケース5:白紙に近い小論文を提出する

指定校推薦で落ちるケースの5つ目は、白紙に近い小論文を提出することです。

指定校推薦では小論文を課す大学もあります。そのため、小論文を白紙で出したり、テーマとはまったく違う内容を執筆したりすると不合格になる可能性があります。

指定校推薦の小論文では、テーマに沿った自分の考えをしっかりと記載しましょう。

ケース6:校則を破る

指定校推薦で落ちるケースの6つ目は、高校の校則を破った場合です。

たとえば校則でバイトが禁止されているにもかかわらず、バイトをすると指定校推薦に落ちる場合があります。

バイトや髪色、ピアスなどに関する校則には注意して、守るようにしてください。

指定校推薦を受けられないケース

そもそも以下のような場合、指定校推薦を受けられません。

  • ケース1:指定校推薦の枠がない
  • ケース2:評定平均が足りない
  • ケース3:校内選考で落ちる

 

それぞれのケースについて解説するので、「指定校推薦をそもそも受けられない」ということがないようにしましょう。

ケース1:指定校推薦の枠がない

そもそも受験したい大学・学部の指定校推薦の枠がなければ、指定校推薦を受けられません。

指定校推薦を利用したい場合、担当の教師に指定校推薦の枠について確認を取りましょう。

ケース2:評定平均が足りない

評定平均が出願基準を満たしていないと、指定校推薦を受けられません。

また、評定平均以外に、学校行事や部活動への貢献度が基準となっていることもあります。指定校推薦を利用する場合、出願したい大学の出願基準を事前に確認しておくことをおすすめします。

ケース3:校内選考で落ちる

校内選考で落ちてしまうと、指定校推薦で出願できません。

募集枠に対して応募した生徒が多いと、校内選考で落ちてしまう可能性があります。

指定校推薦の校内選考で落ちるケースは、以下のとおりです。

  • 他の生徒よりも評定平均が低い
  • 志望理由が不明瞭である
  • 部活動・課外活動にあまり参加していない

 

定期テストでよい点数を取ったり、志望理由を明確にしたりするなどの対策を取りましょう。

指定校推薦で合格するためのポイント

指定校推薦で志望大学に合格するためには、以下のポイントを意識して行動することが大切です。

  • 良い成績を取る
  • トラブル行為を起こさない
  • 面接の練習を何度もする
  • 小論文の練習をする

 

それぞれのポイントについて解説するので、指定校推薦を利用したいと考えている方は参考にしてみてください。

良い成績を取る

指定校推薦で合格するためには、良い成績を取ることが大切です。

校内選考になったときは評定平均が高い生徒のほうが、志望大学の受験資格を与えられる可能性が高くなります。そのため、1年生のうちから定期テスト対策に力を入れ、高い点数を取れるように勉強しましょう。

また授業で積極的に発言したり、レポート・課題を期日までに出したりすることも重要です。

トラブル行為を起こさない

指定校推薦で合格するためのポイントの2つ目は、トラブル行為を起こさないことです。

犯罪行為はもちろんですが、校則を破るような行動も避けるべきです。

面接の練習を何度もする

指定校推薦では面接選考も行われるので、面接対策をしっかりすることも合格するために大切です。

面接マナーを身につけるだけでなく、よく聞かれる質問にスムーズに答えられるように準備することが大切です。特に、志望理由や高校生活でがんばったことへの回答はしっかり準備しておきましょう。

小論文の練習をする

指定校推薦では小論文による選考も行われるので、小論文の対策もしましょう。

小論文の過去問を解いて、高校の先生や塾の講師など第三者に添削してもらうことをおすすめします。

私の場合、さまざまな小論文のテーマに対応できるように、毎日新聞を読み、時事問題に関する書籍で勉強していました。新聞を読むときには、政治・経済・環境・教育などさまざまなジャンルの見出しに目を通すことを意識すると、視野が広がります。

小論文を執筆するときに時間がかかる方は、時事問題の情報に触れる回数を増やしてみてください。

指定校推薦に落ちたときは一般入試を検討しましょう

もし指定校推薦に落ちた時は、一般入試での受験も検討してみてください。

受験スケジュール上、指定校推薦入試が終わったあとに、一般入試が実施されます。

指定校推薦で合格できるか不安な方は、一般入試の対策も並行して行いましょう。

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まとめ

指定校推薦で落ちる確率は「ほぼ0%」であり、不合格になることはほぼありません。

ただし、指定校推薦で医学部を受験する場合は、不合格になることがあります。また、高校を留年して卒業できなかったり、問題行為をしたりした場合は、不合格となってしまいます。

指定校推薦で合格するためには、トラブル行為をせず、面接・小論文の対策を行うことが大切です。

自分1人で指定校推薦の対策が難しい場合は、オンライン家庭教師ピースの利用を検討してみてくださいね。

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