中高一貫生の勉強には家庭教師が最適!理由とメリットを解説
晴れて中学受験に合格、中高一貫生になったものの…、「学校の勉強が難しい」「授業についていくのがやっと」という悩みを持つケースは少なくありません。あるいは「中高一貫校の学習ペースがつかめない」「受験までの勉強を相談したい」と考える方もいます。
中高一貫校は公立中学高校とは異なる進度で学習が進むため、相応の対策が必要です。公立中学生や高校生を対象にする学習塾では、期待通りの対策が受けられない可能性もあります。
この記事では中高一貫生の学習を効率的にサポートする教育サービスを紹介します。間違いのないサービスを見極めるコツも解説しました。
最後まで読み、中高一貫校のメリットを活かした受験ができる方法を見つけましょう。
目次
中高一貫生特有の勉強の悩み
中高一貫生には、公立中学生・高校生にはない特有の悩みがあります。多くの中高一貫生が抱える勉強面の困りごとを5つピックアップし、悩みの内容と原因を解説します。
学校の授業についていけない
中高一貫生がもっとも悩むのは、「学校の授業についていけない」です。授業について行けないと感じる理由は「ペースが速い」「内容が難しい」の2点に集約できます。
中高一貫校は、公立の学校よりもかなり速いペースで授業が進みます。高3まで・6年間の授業内容を、高2までの5年間で終わらせるためです。また早い段階から大学受験を見据えた授業を行うため、授業で入試問題などの難問を扱う場合もあります。
授業が速く、難しいため「ついていけない」と感じる生徒が続出するのです。
優秀な同級生が多く、焦る
中高一貫校には、入試を突破した高学力層の生徒が集まります。全員の学力が拮抗しているため、小学生までと比べて相対的に成績を伸ばしにくいと悩む生徒もいます。
「みんなできるから平均点が高い」「頑張ってるのにトップレベルに入れない」「周りが優秀で、自分が劣っているように感じる」と焦りを抱いていないか、お子さんの様子に気をつけてあげましょう。焦りから劣等感になり、勉強が嫌いになってしまうケースもあります。
学校の課題が多い
「課題の量が多い」のも中高一貫生特有の悩みでしょう。
中高一貫校の課題が増える理由は、大きく2つあります。
- 大学受験を見据え、演習量を確保させたい
- 勉強や学校に思い入れを持つ先生が多い
大学受験に向けてハイスピードで授業が進むため、問題演習は課題として宿題にする場合もあります。「授業では基本を教え、実戦は課題で」と役割分担させる先生もいます。
中高一貫校の先生は公立学校のように異動がないため、勉強や学校に愛着を抱く先生が多いのも課題の量につながっているかもしれません。「うちの生徒はもっとできるはずだ」「もっと頑張ってほしい」という熱い思いが、膨大な課題としてあらわれている可能性があります。
定期テストが難しい
授業スピードが速く、課題も多いと何が起きるか。そうです、定期テストが難しくなります。定期テストは普段の授業や課題をしっかり理解しこなせていることを前提につくられるため、内容も授業と課題に比例して難しくなりやすいのです。
中高一貫校独特のカリキュラムも、テストの難化を産む要因です。1つの単元を深く掘り下げたり、関連のある単元同士をつなげて学べるたりするケースが該当します。教科書に沿って構成する市販の参考書では対応できず、テスト対策も難しくなります。
中だるみしやすい
最後に「中だるみ」の悩みについても解説しておきましょう。中高一貫生は中だるみしやすいと言われます。高校受験がないのが理由です。
公立中学から高校に進学する場合は、入学から3年後のタイミングで「受験」が控えています。目標となるものがあるため、自然とメリハリをもって頑張りやすい環境だといえます。
しかし中高一貫校は高校受験がなく6年間を同じ環境で過ごします。そのため目標を持ちにくく、勉強に身が入らなくなる生徒もよく見られます。
中高一貫生の学習サポートに家庭教師がおすすめの理由
中高一貫生の学習サポートには、ペースや計画の自由度が高い家庭教師がおすすめです。その理由を3つ、解説します。
学校や自分のペースに合わせて学習できる
家庭教師はマンツーマンで指導します。指導ペースや扱う内容、計画、課題サポートなど、受けたい指導を相談しながら自由に決められるため、学校によって進め方が異なる中高一貫生にも十分対応できます。
家庭教師の中には自身も中高一貫校の出身という講師も多く、実体験に基づいたアドバイスを受けたい人にもピッタリです。課題の効率的な進め方や授業の予習復習のコツなども教えてもらえます。
学校の独自教材にも対応できる
中高一貫校は、公立学校の学習について定めた「学習指導要領」に従う必要がありません。中高一貫校向けの教科書や専用教材、また学校独自の教材を使います。授業のペースやカリキュラムも、公立中学高校とは異なります。
一般の学習塾は公立の学校進度にあわせて学習計画を立てることが多いため、学習塾ではお子さんに合った指導が受けられない可能性が高いです。マンツーマン指導の家庭教師なら、どんなオリジナル教材でも対応できます。
もし一般の塾で「進度が合わない」「希望に合った授業をしてもらえない」などの悩みがある場合は、家庭教師を試してみてください。
授業時間を自由に決められる
中高一貫生は、学校を選ぶ際に「家からの距離・通いやすさ」ではなく、「校風や教育方針」を軸に選ぶ人が多い傾向にあります。お子さんに合う環境を探した結果、通学に片道1時間以上かかるケースも珍しくありません。
また授業が「7時間目」「8時間目」まである学校や課題が非常に多い学校、放課後の補習が充実している学校など、帰宅時間が遅くなる要素も満載です。
公立中学高校生を対象とする一般の学習塾では、「授業時間に間に合わない」「土日は公立の生徒で満席」などの悩みも起こり得ます。授業時間をお子さんの予定に合わせて柔軟に組める家庭教師なら、空いている時間に授業を入れられます。
家庭教師の契約方法とメリット・デメリット
家庭教師と一括りに言っても、探し方や契約方法はさまざまです。家庭教師の契約先として一般的な「家庭教師センター」「個人」「オンライン家庭教師」の3つをピックアップし、それぞれのメリット・デメリットと合わせて解説します。
家庭教師センター
家庭教師センターは、ご自宅を訪問して指導する家庭教師を派遣する会社です。全国展開する大手センターから、地域に密着した中小センターまで、さまざまなサービスがあります。
家庭教師センターで家庭教師を探すメリットは、「多くの講師からお子さんに合う1人を見つけやすい」点です。プロ講師や中高一貫生専門の講師など、個性的な講師が見つかります。
デメリットはコストがかかりやすい点です。講師のグレードによって指導料が高くなる、管理費やシステム利用料がかかるなどの場合もあります。
個人契約
個人契約の家庭教師とは、センターを介さずに個人の家庭教師と契約する形態です。地域で家庭教師をしている人を自身で探し、手続きをする必要があります。
個人契約のメリットは、地元の“名物先生”に出会える可能性がある点です。元教員、元予備校講師といった経歴を持つ講師が家庭教師として活躍しているケースも多いためです。
デメリットはトラブルが起きやすい点かもしれません。会社やセンターを介さずに個人と個人で契約するため、依頼と対応の食い違いが発生することが考えられます。
オンライン家庭教師
オンライン家庭教師とは、パソコンやタブレットなどデバイスを通してマンツーマン指導する家庭教師スタイルです。訪問型家庭教師のように講師がご家庭に上がることがないため、迎える側の心理的負担も軽くなります。
オンライン家庭教師のメリットはコスパの良さです。対面家庭教師よりお手頃な指導料で、全国各地の優秀な講師から指導が受けられます。通塾の時間が不要で、忙しい中高一貫生でも利用しやすい点も見逃せません。
デメリットは機材の準備が必要な点でしょう。少なくともデバイスと安定したインターネット回線は必要です。もしご自宅に環境がある場合は、すぐに授業を始められます。
良い家庭教師を見つけるコツ
忙しく、勉強の難度も高い中高一貫生が効率よく学習を進めるには、相性の合う家庭教師と出会うことが大切です。
中高一貫生が良い家庭教師を見分けるコツを、4つ紹介します。
体験授業はかならず受ける
どの家庭教師を選ぶ場合でも、体験授業はかならず受けましょう。個人家庭教師の場合も、体験できないか相談してみてください。「体験授業をしない家庭教師は選んではいけない」といえるほど、重要です。
体験授業では講師の人柄や教え方、個性を把握できます。話しやすいか、信頼できそうかも見極めてください。
体験授業で「ナシかも」と感じた第一印象は、総じて当たります。契約して本格指導が始まってから後悔することのないよう、体験授業を受けて比較するようにしましょう。
在籍学校に詳しい講師を選ぶ
中高一貫生の家庭教師は、お子さんが通う学校の事情に詳しい講師を選ぶようにしましょう。
中高一貫校は、学校ごとに学校の理念・教育方針があり、個性があります。授業の進め方や定期テストの傾向、課題で出る教材など、違いを上げればキリがありません。
だいたいどの学校でも、同じ学年なら同じ内容を勉強している公立中学高校生とは、そもそものカリキュラムが違います。
にもかかわらず、定型的に指導しようとする家庭教師では成果は期待できません。
在籍学校の事情に詳しく、学校に合った指導をしてくれる家庭教師を選びましょう。
進路を含めた総合的な対応ができる講師を選ぶ
学習塾や予備校ではなく家庭教師を依頼する場合、学習指導のほかに「受験・進路指導」もできる講師を選んでください。お子さんが学校以外で受験指導を受けられる唯一の機会が、家庭教師となるためです。
とくに中高一貫生は「高2までに受験に必要な学習が終わり、高3の1年間は受験対策に充てられる」メリットがあるため、この特性を最大に活かせる指導力が必要です。
また大学や受験日程の選び方など、大学受験について総合的な知識を持っているかも確認しましょう。入試制度の変更、入試方式の多様かなど、最新の大学受験情報をキャッチアップできているかもチェックしておくと安心です。
相性を重視する
家庭教師はお子さんとの距離が非常に近い指導形態です。訪問型家庭教師なら、リビングや子ども部屋で2人きりになる場面もあるでしょう。近いからこそ、相性の良さは勉強の成果に影響します。お子さんが適度な緊張感と居心地の良さを感じられるような、「合う」家庭教師を選ぶようにしましょう。
人見知りしやすいお子さんや人間関係に過敏さを持つお子さんの場合は、講師と一定の距離を確保できるオンライン家庭教師もおすすめです。講師が隣にはいない安心感から、学習に集中しやすくなります。
中高一貫生にとくにおすすめは「オンライン家庭教師」
オンライン家庭教師は中高一貫生におすすめの指導形態です。オンライン家庭教師の特徴とおすすめの理由を解説します。
オンライン家庭教師とは
オンライン家庭教師とは、オンライン上で学習指導を行う教育サービスのうち「リアルタイム・マンツーマン・双方向」という3つの条件を満たしたものをいいます。
パソコンやタブレットのテレビ会議ツールを使い、その場でやり取りしながら授業を進めます。
お互いのノートや教材を共有できる機能やホワイトボード機能を持つオンライン家庭教師も多く、訪問型家庭教師と遜色ないクオリティの指導が受けられます。
オンライン家庭教師の特徴
オンライン家庭教師は「オンライン」という指導形態のおかげで、講師と生徒がお互いにどこに住んでいても授業が成立するのが特徴です。希望に合う講師を全国から探せるのは、オンライン家庭教師の大きなメリットでしょう。
地方に住んでいるお子さんが、自宅にいながら首都圏のトップレベル講師の授業を受けることも可能です。極端な例では、九州に住む北海道大学志望の中高一貫生が、北海道大学に在籍する講師から授業を受けることもできるのです。
早くから大学受験を意識する中高一貫生だからこそ、志望大学合格に最適な講師を選んであげると実力アップが期待できます。
オンライン家庭教師特有のサービス
オンライン家庭教師には、訪問型家庭教師にはないサービスも充実しています。以下はお子さんとの相性をどこよりも重視するオンライン家庭教師ピースが提供するサービスの一例です。
- 入会金と指導料以外は0円の「わかりやすい料金体系」
- 一人ひとりに専用で作成する「学習計画表」
- オンラインで気軽にできる「教育・学習相談」
- どのようなニーズにも対応できる「充実の講師陣」
- 時間を効率良く使える「時間内なら何科目でも指導OK」
オンラインならではの利便性を活かしつつ、成績を上げる・勉強を好きにさせる指導に手を抜かないのがピースです。
ピースの無料体験授業は随時承っています。体験授業からお子さんと相性ピッタリの講師をご紹介しますので、まずは学習の悩みをお気軽にお聞かせください。
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まとめ
中高一貫生の学習は、専門スキルを持つ家庭教師に依頼するのがベストです。学校やお子さんに合わせた柔軟な指導が可能なためです。
授業進度が速く課題も多い中高一貫生は、ささいなきっかけで簡単に勉強がわからなくなり、やる気をなくしてしまいます。そうなる前に手を打っておきましょう。学校授業の補習や予習・復習、課題、テスト対策まで総合的に指導できる家庭教師を見つけ、相談してみてください。
オンラインで授業が受けられるオンライン家庭教師なら、授業時間の自由度がさらに増します。夕食後にそのままリビングで授業を受けても構いません。通学や課題に時間がかかる中高一貫生にこそ、おすすめの教育サービスです。