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いよいよ本番直前!受験生の冬休みの過ごし方|勉強、生活、親のサポートまで解説

冬休みが明けると、間もなく入試が始まります。受験生本人も親も「いよいよ本番だ」という気持ちになると同時に、「逆に何をすれば良いのか」と迷いやすいのも冬休みです。

受験前最後のまとまった学習時間である冬休みは、本番で1点でも多くとるための勉強を進めましょう。親御さんの役割は、お子さんを信じ、適度な距離感でサポートすることです。

この記事では「受験生の冬休みにやっておくべき勉強」を解説します。また生活面を中心に親にできるサポートも紹介しました。

いよいよ本番直前の冬休み、事前にしっかり準備をし、有意義に過ごしましょう。

目次

全受験生共通!冬休みにもっとも注意すべきこと


中学受験・高校受験・大学受験…、すべての受験生に共通する「冬休みにもっとも注意すべきこと」は、次の4つです。

  • 体調管理
  • 感染症対策
  • 健康的な食事
  • 睡眠時間の確保

この4つをおろそかにすると、万全な状態で受験当日を迎えられなくなるおそれがあります。冬休みに生活習慣が崩れないよう、基本的なリズムに目を配りましょう。

基礎体力をつけ、体調を整える

体調管理の基本は、適度な運動とこまめなセルフチェックにあります。

受験勉強中は座っている時間が長くなりますが、1日に数回は適度な運動をはさむようにしましょう。基礎体力の維持と免疫力向上が期待できます。

運動は「動画を見ながらストレッチをする」「外を散歩する」などでOK!気分もリフレッシュでき、一石二鳥です。

また体調の変化を早めに察知するため、セルフチェックも心がけます。「おかしいな」「風邪かな」と感じたら、無理せずしっかり休むのが長引かせないコツです。

基本的な感染症対策を徹底する

新型コロナウイルスへの対策はもちろん、冬は感染症が流行りやすい季節です。

◎ 冬に流行しやすい感染症

  • インフルエンザ
  • ウイルス性胃腸炎(ノロウイルス・ロタウイルス)
  • RSウイルス

手洗い・うがいなど、基本的な感染症対策を徹底しましょう。
また、受験直前に感染症と診断された場合の対応を確認しておくと安心です。追試や振替受験が受けられる場合もあります。

健康的な食事を3食とる

クリスマスや年末年始などご馳走が多い冬休みですが、受験生は食べ過ぎやダラダラ食べに気を付けましょう。

普段と変わった食事は胃腸を刺激し、消化不良の原因になります。また、食べ続けると生活にメリハリがなくなり、勉強の邪魔にもなってしまいます。

できるかぎり普段と同じ食生活を意識し、健康的な食事を心がけてください。
脳のエネルギー補給をサポートする豚肉、認知機能の低下を防ぐサバなどは、受験生におすすめの食材です。

夜更かしは控え、睡眠時間を確保する

学校がない冬休み中は、睡眠時間の乱れに要注意です。朝は学校がある日と同じ時間に起き、夜は遅くなりすぎないように就寝します。

理想の睡眠時間は、小学生は9時間・中高生は7~8時間といわれます。朝6時に起きると仮定すると、小学生は21時・中高生は遅くとも23時までにベッドに入るのが目標です。

受験生にとっては現実的ではない生活リズムかもしれませんが、睡眠時間を削ることがないよう気を付けましょう。

全受験生必見!冬休みの学習のポイント


受験生の冬休みは、まとまった自主学習時間が確保できる最後のチャンスです。実戦を見据えて勉強の完成度を高めましょう。
どの受験生にも共通する、冬休みの勉強効率を上げるポイントを解説します。

学校の課題は早めに終わらせる

学校の宿題や課題は、冬休みの初日~数日以内に終わらせましょう。

学校の宿題は受験の有無や志望に関わらず、全員一律で同じものが出されます。受験本番とは傾向やレベルが合わない教材が与えられるかもしれません。

冬休みの始めに「宿題を終わらせる日」をつくり、サクッと完了させましょう。後半をじっくり受験勉強に充てられます。

とくに後回しにしやすい「書き初め」は、年内に済ませるのがポイント!やり残すと「やらなきゃ」と気になり続け、集中の阻害要因になります。

受験勉強は計画を立てて進める

冬休みは、10日~2週間ほどしかありません。短い期間にイベントや集まりがあるため、実質的に勉強できる日数はかなり限られます。
少ない休みを有効活用するために、かならず計画を立ててから受験勉強を始めましょう。

受験勉強の計画は「冬休み明けになりたい姿」をゴールとして設定し、その達成のためにすべきことは何か?と考える「逆算思考」で立てるのがポイントです。

塾の冬期講習や自習環境も利用する

塾に通っている受験生は、塾の冬期講習や自習室の利用もおすすめです。多くの受験生とともに、緊張感と熱気に満ちた空間で集中できます。

冬期講習は、志望校に合った講座を受けましょう。冬期講習は入試の過去問演習に取り組んだり、「本番で1点でも多くとるテクニック」を教えてもらえたりすることも多いため、志望校対策ができるコースでないと効果がありません。

実戦を意識した模試やテストを受ける

冬休み中には、入試本番を想定した模試やテストを受けておきましょう。本番の予行演習として、また教科ごとの時間配分練習にも役立ちます。

模試の成績返却が受験本番より後になる場合でも、受けておきます。受験後の自己採点で、未完成の問題や確認しておくべき箇所が見つかる可能性が高いからです。
模試を冬休み前半に受けると、後半を弱点の克服に充当できます。

冬休み中にすませたい受験勉強のコツ【中学受験生編】


冬休みが明けると、間もなく中学受験本番を迎えます。最後の仕上げ期ともいえる冬休み、中学受験に合格するためにはどのような勉強をしておくべきでしょうか。

3つの観点から、中学受験生の冬休みを解説します。

志望校の過去問に挑戦する

冬休みはかならず「志望校の過去問」に挑戦してください。冬休みの過去問学習は、次の流れで進めます。

◎ 過去問の進め方

  • 各教科の時間配分を決める
  • 制限時間を厳守し、決めた時間配分で解いてみる
  • 答え合わせをして見直しをする

◎ 見直しのポイント

  • 間違えた問題をやり直す
  • 時間配分が適正だったか見直す
  • 改善策を抽出する

過去問は当日の時間割と同じ時間に解いてみると、より実戦感が高まります。また見直しは問題のやり直しだけでなく、時間配分が適正だったかも振り返りましょう。

もし受験当日、午前と午後で2つの学校を受ける予定にしている場合は、それぞれの学校の過去問を1日で解きます。気力や体力がどれくらい必要か体験するリハーサルにしましょう。

暗記を完成させる

中学受験は算数で差がつくケースが多いため、必然的に算数に力を入れるご家庭が多いはずです。
しかし直前期にもっとも伸びるのは「暗記系」だといわれます。冬休みは暗記科目の完成にも取り組みましょう。

理科・社会は一問一答形式の学習が有効です。問題を聞いたら反射的に答えが出るまで反復します。
一通り学習し終わったら、「逆方向」のアウトプットにチャレンジしましょう。

◎ 通常の一問一答
Q. 江戸幕府の五代将軍・徳川綱吉が出した、動物を極端に保護する諸法令を何というか。
A.「生類憐(あわれ)みの令」
◎ 逆方向の一問一答
Q.「生類憐(あわれ)みの令」とはどのようなものか。
A. 江戸幕府の五代将軍・徳川綱吉が出した、動物を極端に保護する諸法令のこと。

用語を答えるだけでなく自分の言葉で説明できると、記述問題対策にもなります。

時事問題対策に入る

中学受験では時事問題も頻繁に出されます。冬休みを利用して、時事問題対策も進めましょう。

冬休み中は、「1年前~今年の上半期」までに起きたニュースを中心にチェックします。冬休みには入試問題はすでに完成していることが多いため、冬休み中の出来事が出題されるケースは多くありません。

こども新聞や参考書を活用し、“少しだけ前の”ニュースを把握してください。

単に出来事を覚えるだけではなく、その出来事が起きた背景や社会的な影響も踏まえると、面接にも役立つ知識になります。

冬休み中にすませたい受験勉強のコツ【高校受験生編】


高校受験生の場合、第一志望の学校・入試方式によって、冬休みにすべき勉強は変わります。公立高校の前期入試(特色選抜、推薦選抜)を受験する場合は、面接・小論文などの対策も必要です。
私立高校を受ける場合は、2月の試験に向けて過去問対策に力を入れなければなりません。

ここでは公立高校の一般選抜(3月入試)を第一志望とする受験生を主な対象とし、冬休みにやっておくべき勉強を解説します。

既習範囲の総復習をする

冬休みは、受験前最後のまとまった勉強チャンスです。既習範囲を計画的に総復習し、知識の抜け漏れがないかチェックしましょう。

入試では中1・2の範囲からもよく問題が出されるからです。中3の学習範囲を中心に取り組んできた受験生は、中1・2の範囲も復習しましょう。

◎ 入試頻出の中1・2範囲

  • 数学:確率・場合の数、連立方程式、一次関数、図形の証明
  • 理科:光合成、状態変化、圧力、酸化・還元、天気
  • 社会:地理、歴史

学校から配られたワークの「まとめ」ページは、重要な要点がまとまっています。一つひとつの用語を「自分で説明できるか」という視点で確認してください。

苦手分野の対策を完成させる

冬休みは苦手分野を完成させるラストチャンスです。苦手分野が残っている場合は、冬休みに集中的に対策しましょう。

苦手分野を克服するには、「苦手になっている原因」までさかのぼり、丁寧に解明することが重要です。1対1形式で解説してもらえる教育サービスを利用し、本質の理解を目指してください。

オンライン家庭教師などを利用すると、自宅にいながらマンツーマン指導が受けられます。塾に移動する時間も勉強にあてられるため、一日を効率よく使えます。

私立高校の過去問に挑戦する

冬休みが明けるとまもなく私立高校入試がスタートします。冬休みには、受験予定の私立高校の過去問を2~3年分、解いておきましょう。

私立高校は学校ごとに異なる問題を出すため、かならず受験校の過去問に取り組みます。時間配分を決め、本番さながらの気持ちで取り組んでください。

見直しの際は、「できなかった問題のやり直し」に加えて、「時間配分が適正だったか」も振り返ります。もし配分ミスが合った場合は、修正し再度チャレンジしましょう。
「これなら大丈夫」と自信を持てる配分を見つけるのが成功のコツです。

冬休み中にすませたい受験勉強のコツ【大学受験生編】


大学受験生は、冬休みが明けるとすぐ共通テストが控えます。共通テストが終わるとすぐに私立大学入試が始まるため、冬休みは「本番で1点でも多く取る」対策を徹底的に行いましょう。

共通テスト対策パックに取り組む

冬休みには、「共通テスト予想問題集(共通テストパック)」に取り組みましょう。

共通テスト予想問題集とは、全教科・1回分の予想問題が収録された問題集です。共通テストと同じ形式・同じマークシートで、予想問題が解けるように作られています。

1つのパックには1回分だけが入っています。受験予定の科目を、試験当日と同じ時間割で取り組んでみてください。
解いた後にはかならず見直し、同じミスを繰り返さないように完成度を高めておきます。

共通テスト予想問題集は、河合塾と駿台、Z会が出版しており、パックごとに難易度や傾向が異なります。「河合塾⇒駿台⇒Z会」の順に難しくなるといわれているため、目標やレベルに合わせて選んでください。

時間配分を決めて過去問に取り組む

共通テスト、また1月下旬からはじまる私立大学入試に向けて、過去問にも取り組みましょう。時間配分を決め、決めた時間配分が適正かどうか確かめるつもりで解くことが大切です。

時間配分がうまくいかなかったら、改善策を練って再度取り組みましょう。

また大学入試は、毎年かならずといって良いほど「傾向の変化」が起きます。本番に見たことがない問題が出ても焦らないよう、過去問以外にもさまざまな問題に取り組んでおくことも大切です。

モチベーションが下がらないよう気を付ける

大学受験生の冬休みは、モチベーション管理も重要です。「もうすぐ本番」「共通テストまであと2週間」という焦りから、気持ちが落ち着かなくなり、やる気やモチベーションが不安定になりやすいからです。

不安を感じたら、これまで勉強してきた問題集やノートをすべて出し、机に積み上げてみてください。勉強してきた量が目に見えてわかり、「こんなにやってきたんだ」「きっと大丈夫」と安心できるはずです。

受験生の冬休みを支える親の心構え


受験生がいる冬休み、親はどのようなサポートをすべきでしょうか。また勉強の邪魔をせず、しかし様子が把握できる適度な距離感とは、どれくらいなのでしょうか。
受験生を支える親ができる、冬休みのサポートを解説します。

規則正しい生活を意識させる

受験生はつい、夜遅くまで勉強に没頭しがちです。学校がない冬休みは起床のプレッシャーも少なく、夜型生活になりやすい点に注意しましょう。

「朝は学校がある日と同じ時間に起こす」「夜は必要な睡眠時間を見越し就寝させる」など、生活リズムを維持させる働きかけが重要です。

受験当日は、9時ごろから試験が始まります。朝から頭がフル回転できる状態にしておくためにも、規則正しい生活と睡眠時間の確保には気を配ってあげましょう。

消化のよい食事を用意する

体調を整え、感染症に対する免疫力を高めるために、食事は重要な役割を果たします。栄養が豊富で消化吸収のよい食事を用意してあげましょう。

旬の野菜や青魚には、脳に良い栄養がたっぷり含まれます。スープやあんかけで身体を芯から温める食事もおすすめ。デザートや軽食には、フルーツやナッツを用意しましょう。噛む動きが脳に刺激を与え、集中力向上が期待できます。

スマホやゲームの使い方ルールを決める

スマホやゲームは、受験生とはいえ気になってしまうお子さんもおおいはずです。冬休みに入る前に、使い方のルールを話し合っておきましょう。

受験生の中には、冬休みを機に「スマホ・ゲームを親に預ける」ケースも見られます。物理的に使えない状態にし、自分を追い込むのが目的です。

ご家庭ごと、親も子も納得できるルールを決めましょう。決めたルールは紙に書き、目につく場所に貼っておくと忘れません。

話し相手になる

家にこもり、誰にも会わずに毎日勉強勉強勉強……という受験生も多い冬休みです。いくら受験生とはいえ、部屋にこもってばかりでは気持ちが滅入ることもあるはず。
親御さんはぜひ、お子さんの気軽な話し相手になってあげてください。

話す内容は日常的なささいな話がおすすめです。降った雪に鳥の足跡が残っていた、朝日がキラキラ反射する朝もやがきれいだった、などで十分です。
一瞬でも勉強から離れられるとお子さんの気分もリフレッシュし、また意欲をもって勉強に向かえるようになります。

とにかく励ます

冬休み中の受験生は、親が思う以上に不安定です。ちょっとしたことで自信を無くしたり、落ち込んだり……、そんなときはとにかく「励ます」ことが大切です。

親からの「あなたなら大丈夫!」という言葉は、無条件にお子さんの心に残ります。自分の力を信じ、自己肯定感を高める原動力にもなります。

受験本番、最後の最後でお子さんを助けてくれるのは、「自分なら大丈夫」という自信にほかなりません。お子さんの強い自信を育むためにも、ひたすら励まし続けましょう。

冬休み中におすすめの受験準備


比較的時間の融通が利く冬休み中には、受験当日に向けての準備を薦めるのもおすすめです。冬休み中にやっておきたい受験準備を、4つ解説します。

志望校までの交通手段やルートを確認する

志望校、あるいは受験会場までの交通手段やルートを確認します。Googleマップなどで見るだけではなく、実際に足を運んでみるのがおすすめです。
降雪や悪天候、受験生で混み合うといったイレギュラーも想定し、準備しておきましょう。

初詣に行きお守りを買ってくる

お守りは気持ちのよりどころ・安心材料となってくれます。せっかくですから合格祈願をしてお守りを買ってきましょう。

元日の初詣は混み合うため、感染症の心配もあります。受験生の今年だけは混雑を避け、年が明けて3~4日経ってから行ってみてください。

友だちと勉強の進捗を報告しあう

代わり映えしない毎日が続くとメリハリがなくなり、勉強へのモチベーションが下がる懸念もあります。
LINEやチャットツールで適宜友達と勉強の進捗を報告しあうと、良い刺激になります。

また「Studyplus(スタディプラス)」「StudyCast(スタキャス)」などの学習管理アプリを活用すると、同じ目標に向かって頑張る全国の仲間と励ましあえます。

先輩の成功体験・失敗談をチェックする

先輩の体験談をチェックするのもおすすめです。成功事例は真似し、失敗談は糧となります。

思ってもみない体験をした先輩が多く、話を知っておくだけで心構えになるでしょう。

体験談はインターネットやSNSで見つかるほか、学校の進路室にストックされている場合もあります。

スポットの対策にはオンライン家庭教師おすすめ


冬休みは一つひとつの勉強を「完成度高く」仕上げることが最重要です。中途半端にやっても身につかず、本番前にかえって課題を残してしまいかねません。

冬休み中に解けない問題やわからない箇所が出てきたら、かならず冬休み中に解決しておきましょう。

自宅でマンツーマン指導が受けられるオンライン家庭教師なら、限られた時間を有効活用出来ます。塾に移動する必要もなく、勉強机に教材を広げたまま受講可能だからです。過去問の
解説や時間配分の相談など、必要な箇所をピンポイントでサポートしてもらえるのも魅力!

講師とお子さんとの相性をどこよりも重視するオンライン家庭教師ピースを、ぜひお試しください。冬休み開始と同時に指導を始められるよう、冬休み前の体験授業がおすすめです。

まとめ

冬休みになると、プレッシャーと不安におしつぶされそうな受験生が増えます。メンタルを落ち着かせるために、あえてぼーっとする時間をとったり、テレビを見て気分転換しようとしたりする受験生も少なくありません。

直前期の焦りは、お子さん本人が一番感じています。どうか、親御さんは不必要に焦らせることなく、ゆったり見守ってあげてください。お子さんはきっと、自分でまた勉強に戻っていきます。

勉強面で不安がある場合は、必要なサポートを適宜受けられるオンライン家庭教師の利用がおすすめです。「デバイスの画面越し」にやり取りをするため適度に距離感があり、不安定な受験生にはかえって心地よいという声もあります。

オンライン家庭教師ピースは随時無料体験を承っています。お気軽にお問い合わせください。

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