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仮面浪人とは?メリット、デメリットや仮面浪人に関するよくある悩みを徹底解説!

今回は、少しマイナーな受験方法である「仮面浪人」についての紹介です。
仮面浪人とはそもそもどんなものなのでしょうか。成功率は高いのでしょうか。
素朴な疑問をはじめ、体験談を交えた具体的な実態までお伝えします。
少しでも仮面浪人をしようと思っている方、現役受験生だけど将来的にどんな選択肢があるのか知りたい方にぜひ読んでいただきたいです。

仮面浪人とは

まずはじめに、仮面浪人という言葉を聞いたことがあるでしょうか。
私自身は仮面浪人を経験していますが、実はこの言葉を初めて知ったのは大学に入学してからでした。
仮面浪人とは、大学に在籍しながら他大学の入試に向けて勉強することを指します。
しかし、人それぞれのスタイルがあるため一概に「これ」という定義はできかねます。
ここからは、仮面浪人の実態についてさらに詳しく紹介していきます。

仮面浪人のタイプ

冒頭で仮面浪人の大まかな定義については紹介致しました。
しかし実際の仮面浪人にはもう少し詳細にそのスタイルが分類されます。
ここでは、仮面浪人のスタイルについて代表的なものをいくつか列挙してみます。

オーセンティックな仮面タイプ

はじめにオーセンティックなタイプが挙げられます。
こちらは、大学の授業をうけて単位をとり、同時にサークルやバイトもこなしながら実は受験勉強もしているというタイプです。

「仮面浪人」の名前の由来は大学生と見せかけて実は浪人生という本性を隠すスタイルが背景にあります。
皆さんの周りで大学生活を楽しんでいる先輩や同級生ももしかしたら仮面浪人しているかもしれません。

休学タイプ

大学在籍中に休学をして受験勉強に励むタイプです。
半年、あるいは一年間の休学を申請してその間に集中して勉強します。
学年がずれてしまうことは確かですが、復学すればそのまま続きの単位を取得し、進級や卒業ができます。

現在では、コロナ禍による修学意欲低下の傾向を踏まえて休学のハードルをより低くしている大学も多いです。
漠然と大学生活に不安を覚えている場合は仮面浪人、あるいは考える時間をとるためにも休学してみることをお勧めします。

新卒回避タイプ

新卒になることを回避するために大学3年次あたりから始める仮面浪人のスタイルです。
近頃では、コロナの影響で満足に就活や学業をこなせなかったという声も多く聞きます。

しかし、4年間分の単位をとれば必然的に卒業する運びとなります。
この状況に満足しないことで仮面浪人をし、転学をするという選択もあります。
コロナ禍であるか否かを問わず、卒業を前に学生生活を振り返り自分自身がやってきたことに懐疑的になることはしばしばあります。
キャリアプランに正解はないので、悔いが残りそうであれば思い切って決断することも大事です。

仮面浪人を決断する主な理由

以上が仮面浪人の代表的なスタイルです。
本来はもっと詳細に分かれているという感覚がありますが、これ以上は「浪人」をこえて「キャリア」の領域になるので割愛します。
ここからは仮面浪人のスタイルを踏まえた上で、なぜ仮面浪人を選ぶのかその理由に迫っていきます。
ご自身の状況に近いものがありましたらぜひ参考にしていただきたいです。

受験結果に納得いかなかった

仮面浪人を志す最もスタンダードな背景は、大学受験に後悔を抱えているからではないでしょうか。
大学受験を経験する人の多くが、第一志望となる学校を設定します。
そして、数ヶ月から長ければ数年間を勉強に費やします。

このように目標設定をする上で第一志望校は大事な概念ですが、いざ受験に失敗してしまったとなるとショックを受けずにはいられません。
しかし、周りが無事進学を決めていることや両親、先生を安心させたい気持ちから強引にでも第一志望ではない大学に入学するケースも多くあります。

このような葛藤の末にもう一度受験勉強を再開して後悔のない受験をし直すというのが仮面浪人生のよくある動機です。

入学後に違和感を覚えた

次に第一志望に合格しても尚、仮面浪人をするケースについてです。
こちらは、大学に入学したのちに実際に講義をうけ、同時に様々なコミュティに所属した結果どこか違和感を覚えてしまうというものです。

高校生だった頃に思い描いていた学部や学校のイメージと実際に入学して肌で触れる校風にギャップがあることはやむを得ないことです。
しかし、あまりにも大きくイメージダウンしてしまうと「せっかく勉強を頑張ったのになぜ思い通りにいかないのだろう」とついネガティブになってしまいます。

このような経験を持ったうえで改めて追求したい学問、求めている学校の雰囲気を決めることで本当に自分が必要としている環境に近づくことができます。
入学して違和感を覚えた大学が第一志望であれば尚更、大学を変えたくなります。
このように入学後の違和感から仮面浪人を決めるケースもあります。

学生生活を延長したい

こちらは稀なケースかもしれませんが、学生生活を延長したくて仮面浪人を志すこともあります。
先ほど紹介した仮面浪人のスタイルの中で「新卒を回避する」というものがありました。
学生生活を延長したいという意見は、このスタイルをとっている人に多く見られる動機でもあります。

ここでポイントは、「卒業はしない」ということです。
もし、学生生活を延長したいのであれば4年間の学部生活を終えてからもう一度受験すればいいと考えるかもしれません。
しかし、就職する時には「新卒」として扱ってもらえなくなってしまいます。

気分的には「二つ目の大学を卒業したて」と思いたいところですが、社会一般的には「大学卒業後に4年間何かしていた」となります。
そのため、大学を卒業せずに違う大学に行くことが、学生生活を延長する際には都合が良いのです。
このような背景で仮面浪人を目指す人もいます。

仮面浪人のメリット

ここからは、一般的な浪人とは一味違う仮面浪人についてそのメリットとデメリットをまとめていきます。
少しでも仮面浪人をしようか悩んでいる方は検討事項として確認してみてください。

メリット1:精神的に安定する

仮面浪人をするメリットはいくつか挙げられますが、その中でも最も大きなメリットは精神的な安定性です。
これはつまり受験に失敗したとしても進級できる、通う大学があるという保証がなされていることです。

そのため、人気の高い学校や学部を滑り止めなしで単願受験することにも躊躇が不要です。
試験一発でその後の進路が変わってしまうという緊張感をあまりにも負担に感じている場合、仮面浪人のメリットは大きなものになるでしょう。

メリット2:より明確な志望理由をもって受験に挑める

志望校に対してより明確な根拠をもって受験に挑める点も仮面浪人のメリットです。
特に小論文試験や面接試験において志望動機を問われるような場面では役に立ちます。

大学とは何か、その学部の特徴は何か、といった部分を実際の大学生活を例に考えられるということは他の受験生と比較して大きなリードになります。
一度大学生になったことがあるという経験値は再受験そのものでも大きく作用してきます。

メリット3:自分のペースで受験勉強できる

三つ目に仮面浪人のメリットとして考えられる点は、自分のペースで勉強ができるということです。
この点は合宿型の予備校に通われている方にも当てはまることかもしれません。
つまり、昼でも夜でも、夏でも冬でも自分が勉強したい時に勉強できるということです。

私自身も仮面浪人を経験しました。スタンダードな仮面浪人タイプで日中は大学の講義を受けていました。
そのため、大学の講義や課題は全て日中に終わらせて数時間仮眠をしたら今度は深夜から仮面浪人生として勉強しました。
これが仮に実家で仮面浪人をしていたり、予備校に通っていたらどうでしょうか。
家族に合わせてご飯を食べる、予備校の自習室が空いている時間しか集中して勉強できないといった状況になります。

制限の中で集中して頑張るというスタイルも大事ですが、ある程度自分でカスタマイズした生活の中で勉強したいという方もいるはずです。
その点、仮面浪人では自分の時間と空間を自由に使いながら受験勉強ができます。

デメリット1:費用がかかる

ここからは対照的に仮面浪人のデメリットについてのお話です。
第一に仮面浪人は費用がかかります。
厳密には仮面浪人に成功した際に、

  • 中退
  • 引っ越し
  • 入学

と費用がかさみます。もちろん仮面浪人中も

  • 参考書
  • 模試
  • 受験当日の宿
  • 受験料

などの費用が発生します。
このような費用に対して、ある程度自分でカバーするという考え方もありますがやはり親の承諾なくして成立はしません。

そのため、まずは仮面浪人を志した経緯を丁寧に説明して理解を得るところから始める必要があります。
とはいえ、しっかりと親を説得し自分に覚悟があるのであれば仮面浪人は貴重な経験になります。
しっかりと情報収集したうえで、現実的な費用とも向き合ってみましょう。

デメリット2:人間関係が希薄になる

仮面浪人中は、在籍中の大学で知り合った学生との人間関係が希薄になりがちです。
それまでサークルや部活などで友達と一緒にいた時間を受験勉強のために使う必要がある為です。

もちろん人間関係を含めて大学生活と受験勉強を両立することは可能ですが、どうしても遊ぶ時間は後回しになってしまいます。
このように多少の孤独感を度々感じるのも仮面浪人を続けるうえでの事実です。

デメリット3:決断力が鈍くなる

大学受験というスケールで物事を考えると仮面浪人はかなり貴重で有意義な体験です。
しかし、少し長い目でキャリアを考えた時に「決心がしづらくなる」という癖がつくこともあり得ます。

例えば大学卒業後に就職をする時、大学内で履修する授業や所属する研究室を選ぶときなど、一発で何かを決めるというシーンは度々訪れます。
その際に、仮面浪人の時のように後悔したらもう一度やり直そうというスタンスを捨てきれずにいると、いざという時に覚悟ができなくなります。

月並みな表現ですが、受験はあくまで人生の一部であり全体ではありません。
もし仮に仮面浪人をすることで現実と向き合うのが苦手になるようなことがあれば得策とは言えないでしょう。
もちろんチャンスがあればトライすることは大事ですが、仮面浪人がいかに贅沢なことであるかは再受験決定後も常に自覚しておきましょう。

仮面浪人に関するよくある悩み・困りごと(FAQ)

最後に仮面浪人を経験した私がSNSや実際の受験生との会話でよく耳にする悩み・困りごとに簡単に答えていこうと思います。
これまで疑問に思ったことのない質問事項にも決断のためのヒントが隠れているかもしれません。ぜひ一度目を通してみてください。

Q1. 親をどのように説得すればいいの?

親へは基本、素直に志望校への熱意や修学意欲を伝えましょう。
そのうえで自分が最低限どのくらいの費用を負担できるのか、いつから始めていつ終わりにするのかを確約しておきましょう。

私は、受験に必要な参考書をバイト代で補うことと、入学後に奨学金を獲得することを条件に説得しました。
しかし、詰まるところ費用がどう担保されるかという問題以前に受験に対する熱意でもって理解してもらっていたと振り返ります。

Q2. 仮面浪人の成功率ってどのくらいなの?

印象になりますが、仮面浪人は成功率が高くなると感じます。
理由としては、滑り止めを併願する必要がないために受験本番前に集中して第一志望の勉強ができることが挙げられます。
そして何より、失敗したら進学先がないかもしれないという精神的なプレッシャーを抱えずに受験ができます。

そのために当日のパフォーマンスもアップするでしょう。
補足になりますが、仮面浪人における「成功」は合格することだけではないと思います。
仮面浪人はいわば、「自分が1年間、余計なことを考えずに勉強したら志望校に手が届くのか」を試す期間でもあります。

つまり受験結果が不合格だとしても「全力でやり切って不合格だったから納得してこれからの大学生活を送れる」となればそれが1番の成功だと思います。
高校生活が1年間延長されたようなイメージで、気楽にかつ全力でやることが大事だったと思います。

Q3. 仮面浪人は裏切り者って言われるのは本当?

言われると思います。しかし、本当の友達なら相手の進路選択に対して敬意を持つべきです。
もし仮に仮面浪人をしたことで「裏切り者」と呼ぶ人がいたらその人は少し浅い価値観を持っているのかもしれません。

体裁を気にして自分がやりたいことを諦める、というのはあまり良くないと思うので気にしないことが一番です。
もし受験に失敗してそのまま大学生活を送ることになっても私たちには「仮面」がありますから大丈夫です。

Q4. 仮面浪人をしても奨学金はもらえる?

奨学金はもらえます。大学によっては一般受験の前に奨学金に申請できる制度もあります。
もちろん承諾の可否も受験前にわかります。奨学金は親を説得する際にも重要な事項となるので気になっている大学があれば、チェックしてみましょう。

また大学入学後も学校や地域が展開している奨学金事業に応募する機会はたくさんあります。
仮面浪人の成功失敗を問わず常に現実的な部分と向き合う姿勢は持っておきましょう。

Q5. 模試は受けられますか?

もちろん受けられます。高校では学校単位で申し込んでいたり、あるいは予備校で自動的に申し込みが完了していたと思います。
しかし、どこにも所属しない一般的な受験生に関しても個人で申し込むことができます。

大手の予備校が主催する模試は共通テストのみならず、私立受験や二次試験に特化したテストがあります。
志望校合格への達成度を確認する場として挑戦してみても良いでしょう。
また、仮面浪人をしていると他の受験生の空気感や公開会場でテストをうける雰囲気から遠ざかりがちなので場慣れのためにも受験をお勧めします。

Q6. 仮面浪人を禁止する大学はありますか?

仮面浪人は基本的に個人の自由です。これは中退してはいけない学校がないのと同様です。
もちろん大学によっては、休学に高額な費用がかかる場合や課題や実習が多くて単位取得との両立が難しい場合もあります。

そのため、他の仮面浪人体験談と実態が異なることも十分考えられます。
しかし、仮面浪人のスタイルの章でも触れたように十人十色にカスタマイズしながら受験を戦うことも仮面浪人の楽しみの一つです。

一瞬、「自分の学校は仮面浪人を禁止されているのではないだろうか」と不安になるくらいハードルが高く感じることもあるかもしれません。
その際にどうやって攻略するかが腕の見せ所です。

Q7. 就職活動の際に履歴書に書きますか?

結論、どちらでも良いと考えます。一旦大学に在籍したとしても中退してしまえば、それは学歴として意味を持たない時期になります。
そのため、あたかも一般的な浪人生だったかのように履歴書を埋めることもできます。
これによって「浪人をして大学に入った学生」という差し支えない印象をもたらすでしょう。

しかし、履歴書はアピールの場でもあるのであえて中退と書くこともできます。
その際、メリットとしては自分のビジョンを持っていることや行動力、柔軟な方向転換をする力をみせられる点です。
しかし、場合によっては採用後も都合が悪くなったらすぐに辞職するのではないか、と懐疑的なイメージを与えかねないというデメリットもあります。
受験生にとってはまだ先の話になりますが、就職活動をする段階で自分をどう分析したかで決めると良いです。

Q8. 仮面浪人時代の1日のスケジュールを教えてください

私の場合は、夏までは大学の単位取得、バイトに力を入れました。
秋以降は、午前中に大学の講義と合わせて課題を済ませていました。
13時頃に家に帰って仮眠をとり、16時頃から受験勉強を始めました。
夜はそのまま22時くらいまで勉強をして、必要であれば自炊や大学の課題を仕上げる時間にしました。

先述のように併願校の勉強がいらないので比較的勉強時間は短く、狙いを定めた準備ができます。
初めはきついと感じるかもしれませんがモチベーションを明確に持つことでやり抜いていました。
さらに個人的なこだわりとしては、睡眠と食事は勉強以前に重要だと考えているのでやることが終わらなくても自炊と7時間の睡眠は欠かしませんでした。

まとめ

今回は少し聞きなれない「仮面浪人」について紹介させていただきました。
費用や人間関係の面でネガティブな印象をお持ちの方も多いかもしれません。
今一度メリット・デメリットを把握した上でご決断の参考になさってください。

同時に仮面浪人を一度でも考えたことのある方はおそらくキャリアを大事にされている方です。
周りの環境に合わせすぎず、自分が信じる進路を目指すことも時には必要です。
十人十色の仮面浪人に関する情報は、SNSなどでも多く流れていると思うのでまずは諸々の情報収集からされてみてはいかがでしょうか。

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