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【大学入試】小論文対策とおすすめの参考書を慶應生が伝授!

小論文試験は、私立大学を中心に医学部や法学部などの二次試験において出題される科目となっています。
高校の授業においては科目として扱っている学校が少ないため、受験直前まで小論文の存在を知らなかったという方も多いのではないでしょうか。

しかし、配点が高かったり、対策方法についての情報が少なかったりと手強い科目でもあります。
実際に小論文試験がうまくいかず志望校に手が届かなかったという声を聞くこともあります。
今回は、小論文試験について改めて対策の要点を考え直した上で、おすすめする参考書について紹介させていただきます。

小論文の勉強をしていてこんな躓きはありませんか

小論文の学習は、他科目と比べて独特な点が多いです。
そもそも小論文という科目が高校の授業で開講されていないケースが多いです。
加えて、大学ごとに出題の内容が大きく異なっています。

そのため、一人で小論文を学習していると、思わぬところで躓くといったことも多々あります。

何を対策すれば良いかわからない

第一に小論文試験の存在は知っているけれど、何をすればわからないというケースが考えられます。
とりあえず過去問を見てみたけれど、どのような学習をすれば小論文の対策になるのかが見えてこない、という思いをした受験生も多くいるでしょう。

そもそも小論文の試験とは対策をするものなのか、それとも当日の勢いでどうにかなるものなのか、といった部分に疑問を持つ受験生の声もよく聞きます。
小論文の対策がわからないために、十分な準備ができないまま受験当日を迎えてしまうこともあるでしょう。

自己採点ができない

小論文の勉強で最も躓きやすい点は、自己採点ができないということではないでしょうか。
多くの参考書や過去問には模範解答がついています。しかし、数学や英語と違って正解が一つに定まらないため、自分の回答が何点くらいのものなのかが計り知れません。

同時に、誰かに採点をお願いしようにも小論文対策に詳しい先生や友人が近くにいることも少ないです。
このように点数を上げるための学習をしようにも今の自分の点数がわからず、立ち止まってしまうことは小論文の学習において躓きやすい点の一つです。

勉強時間が取れない

さらに躓きやすい点は、なかなか小論文対策の時間を取れないということです。
受験勉強は限られた時間の中でいかに効率よく暗記、習得をこなすかといった勝負でもあります。

現在では共通テストを全て受験すれば5教科7科目という相当な量の勉強が必要になります。
これらに加えて小論文対策の時間を取ろうとすれば、時間的にかなり厳しいことは事実です。

先にも述べましたが、小論文対策は低学年のときからコツコツとこなすようなものでもありません。
そのため小論文の学習を始めるという最初のステップですら踏み出すのが難しいでしょう。

小論文に求められる力

以上のように小論文の学習においては受験生が躓きやすい点が多々あります。
それでは、実際の受験問題ではどのような力が求められているのでしょうか。

そして、小論文試験に向けてどのような点を意識して学習していけば良いのでしょうか。ここでは、一般的な小論文試験で測られるであろう力をまとめます。

文章力

小論文試験と聞いて一番に思い浮かべる方も多いかもしれませんが、文章力は大事な力と言えます。
発想やアイデアが素晴らしいものだとしても、それらを伝える文章が書けないと採点者に伝わりません。
ここでは、文章力と一言で片付けてしまわずにもう少し詳しく紐解いてみます。

主述の整った内容であること

英語の授業でしばしば、主語は何か、動詞は何か、という具合に品詞を意識して文章を考えることがあります。
実際に受験で扱う英語は各品詞の順序が整った文章が多いです。

これと同様に小論文試験においても主語・述語が整った文章を書く必要があります。
一瞬とても当たり前のことを言っているように思われるかもしれません。

しかし、私たちが普段日常会話やSNSなどで使用している日本語は文法的に整っていなくても通じる場合がほとんどです。
そのため、小論文試験で文章を書く際には普段以上に文法的な正誤に気を配る必要があります。

文語と口語を区別する

品詞への意識と同時に文語を用いる心がけも大切です。
文語とは文章で用いる言葉のことです。これに関しても普段から意識している学生は少ないかもしれません。

しかし、小論文試験では文章に適さない口語を用いてしまうことで文章力の低さを露呈してしまうことがあります。
「〜だと思う」、「いい感じ」、「やっぱり」など、とても便利ではあるものの文章ではあまり好まれない表現も多くあります。

論理的な思考力

文章力に付随して重要な力が論理的な思考力です。
国語や英語の授業では、長文に対してひたすら論理的な展開を読み解いています。
小論文の試験ではこれとは逆に、論理的な展開になるように計算した上で文章を書いていかなくてはなりません。

今まさにお読みいただいている本記事も論理的な構造が含まれています。
簡単に説明すると、「小論文試験対策におすすめの参考書」を伝えるために小項目を

  1. 「小論文の学習における躓き」
  2. 「求められる力」
  3. 「おすすめの参考書」

という順序で設けています。小論文試験においても段落をうまく活用しながら論理的な展開を設計してみましょう。

難しい技術に思えるかもしれませんが、「思いついた順番で書く」という方法から「伝わりやすい順番で書く」という方法に変えるだけでだいぶ改善されてきます。

独自性

そして、意外と忘れがちな点が独自性です。他の受験科目においては往々にして「正しい答え」が求められます。
簡単に言えばみんなと違う回答では間違っているとされます。

しかし小論文試験では誰もが考えつくような無難なことを意識しすぎてしまうと独自性が評価されなくなります。
つまり、小論文試験を一つのアピールの場だと捉えて自分の考えや意見、アイデア、物事を捉える視点を入れてみることが重要です。

場合によっては、文章力や論理的な思考力が圧倒的に劣っていてもこの独自性がずば抜けていることで一発合格をもらえるケースもあります。
具体的には以下のような点が挙げられます。

自分の体験が軸にあるか

小論文試験は、論述が求められるため自分の気持ちや感想を表に出しすぎるとマイナスなイメージがあります。
しかし、アイデアや何かしらの提案を求められるような問題においては「なぜその意見ではないといけないのか」という部分も重要です。

そこで自分の原体験を元に記述することで独自性に加えて説得力もアップします。
例えばLGBTQについて記述するとき、個人的にセクシャルマイノリティによって問題にぶち当たったことがある学生とそのような経験が全くない人とでは、前者の方が共感しやすくなります。
書いている内容もよりリアリティがあって、「この人が大学で学ぶからこそ価値があるな」と思わせてくれます。

仮に設問として自分の原体験を問うようなものがなくとも自分だけがしてきたような体験について軸を構えることは独自性をアップさせてくれます。
この原体験はテスト直前に「自分は特に何を経験してきた人間だろう」と友達と話しながらでもアウトプットしておくだけでテスト当日頭が整理されるはずです。
重く考えずに自分らしさを追求してみましょう。

新規性があるか

次に意識したい独自性はそのアイデアや主張、意見が新しいものかといった点です。
これはしばしば新規性とも呼ばれる評価軸です。
「新しいこと」とは簡単に思いつくように捉えられがちですが具体的なことを記述しようと思うと、かなり勉強が必要です。

例えば、自分はいつも家計簿を手書きのノートでつけているが、これが買い物先でもできるようにアプリにしたいと思ったとします。
当然ですが、このまま提案というかたちで小論文の意見として書いても「もうすでにそういうサービスアプリはあるよな」と誰もが気づきます。
これはかなり自明な例かもしれませんが、同様のことが受験生の回答では頻繁に起こります。

そのために興味を持ったことや問題意識を抱えている際には、現在どこまでが実現されてきたのか、をしっかりと調べましょう。
図書館にいって興味分野の入門書を読んでみるのもいいですし、雑誌やYouTubeで商品やサービスについてざっとみてみることも効果的です。
受験勉強に飽きたら気分転換に自分の好きなサービス、商品、人、社会問題を受験目的で調べてみてください。

情緒面も意識できているか

最後に独自性とは深く関係がない点ですが、情緒面が評価されることもあります。
これはレアなケースですが、環境汚染、育児放棄、メンタルヘルスなどを論じる際に評価されうる要素です。

このような問題を論じる上でもちろん、予算や人員、時間、場所といった現実的な話は重要になってきます。
しかし「お金がないから命は諦めましょう。」などと冷酷になりすぎる意見もかえって評価されません。
そこで自分が何に対してどのような感情を抱くのかといった部分を素直に回答に反映できるかどうかは大きな技術です。
大部分では現実的なことを書いていて問題ないですが、それらを支えるべく独自の感性も大事にしながら意見をまとめていきましょう。

お悩み別おすすめの参考書

小論文試験で求められている力、ある程度イメージしていただけたでしょうか。
ここからは受験生の悩みに応じておすすめしたい参考書を紹介していきます。
同じ悩みを長期間抱えている場合、あるいは今までとは別の視点から小論文を学習したい際に参考にしてみてください。

初めに小論文試験のイメージをつかみたい方は「小論文の教科書」

まだ小論文の学習を始めていない、あるいは何から始めてよいかわからずにスタートを切れていないという方におすすめの参考書が「小論文の教科書」です。
先ほど紹介した「小論文試験で求められる力」についてさらに詳しく、そのイメージに至るまで紹介されています。

この点においては、ある程度小論文試験の勉強をしてきたけれどやっていることが正しいのか気になっている、という方にもおすすめです。
小論文試験の要所に加えて大まかな学習方法についても触れられているので、試験対策の最短ルートをイメージする際にも役立ちます。
迷っている方はぜひ一読いただきたいです。

いまいちテクニックに不安を感じている方は「小論文技術習得講義」

身につけるべき小論文の技術を思い描いていても、なかなか力がつかないと悩んでいる受験生にぜひ読んでいただきたい一冊です。
小論文技術習得講義」は小論文で必要とされている力について、具体的にどのようにして実力アップを達成するのかが紹介されています。

途中、例題と解説を交えながら紹介されている部分もあるので手を動かしながら内容を理解できます。
同時に文章を書くというアウトプットだけでなく、どのような情報収取をすべきか、といったインプットの方法まで説明されています。
独自性をもたらすにあたって必要なステップなのでチェックしておきたい書籍です。

自分の回答を読んで、つまらない、わかりにくいと感じる方は「AO入試プレゼンテーション対策と合格法」

「AO入試」と聞いて小論文試験とは全く縁がないように思われがちな参考書です。
しかし、

  • 伝えること
  • 共感をもたらすこと
  • わかりやすくすること
  • 説得力をもたらすこと

など小論文試験に臨むにあたって身につけておきたいスキルの解説が「AO入試プレゼンテーション対策と合格法」には満載です。
正しい文章を書けてもどこか無難でアピール力がないな、と感じている方はすぐに読むことをおすすめします。

特に入試において小論文の配点が大きい大学の場合は独自性、オリジナリティを評価されることが想定されます。
自分にしかない視点や熱量を伝えるためにも、プレゼンという切り口で小論文を勉強してみましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回は、小論文試験の対策で悩んでいる方に向けておすすめの参考書を紹介いたしました。
小論文は他の科目と比較して独学で躓きやすい科目です。
今一度、身につけるべき技術を明確にした上で効率よく受験対策をすすめていきましょう。

過去問の解説や問題集の解答に縛られすぎないことも重要です。
また、自分で参考書を手に取ってみるだけでなく必要に応じてアドバイザーに添削指導を依頼することも効果的です。
小論文試験対策で躓いた、と感じたら迷わず専門性の高い方に頼ってみましょう。

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