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困った授業中のおならの対処法まとめ|おならの原因や改善アドバイスも

授業中やテスト中、全校集会など、周囲が静かなときに限っておならをしたくなるという人は、思いのほか多いようです。気になって集中できなかったり、我慢しすぎてお腹が痛くなったりと、学校生活への影響も少なくないですよね。生理現象とはいえ音や臭いもあるものですから、あたり構わず放つというわけにもいきません。

今回はそんな、人に相談しにくい「おなら」について、原因や出やすいタイミング、こっそり対処する方法などをまとめて解説します!

おならが出やすいのは「腸が動いたとき」


おならは腸の中で発生したガスが排出される現象です。成人で1日に5~6回程度はおならをしていると言われていますが、とくに出やすいのが「腸が動いたとき」、つまり腸に何らかの刺激が与えられたとき。

まずはおならが出やすいシチュエーションから考えてみましょう。

おならが出やすいタイミング

食事のあとは腸の働きが刺激され、おならが出やすくなります。

「胃結腸反射」といって、食べ物が胃に届くと同時に腸も動き出すという身体のはたらきがあります。胃から腸に食べ物が届くには、普通1~3時間程度かかると言われていますが、胃結腸反射が起きると「食べてすぐにおならが出る(あるいは便意をもよおす)」ことになるのです。

さらに朝食を抜きがちな人は要注意。昼食後や午後の授業でおならに悩まされることはありませんか?朝食を食べないと、午前中のあいだ腸があまり動きません。腸が働かないと、ガスが溜まりやすくなり、昼食後に一気におならが出やすくなってしまうと言われています。

おならが出やすい姿勢

両腕で膝を抱え地面にお尻をつけて座る、いわゆる「体育座り」は、おならが出やすい姿勢だと言われています。
おなかが張りやすい人に良いとされているガス抜きのポーズにも、体育座りと似た姿勢をとるものがあるほどです。

足の付け根を折り曲げることで腸が刺激され、ガスが出やすくなる上に、お尻の穴を引き締めるのが難しいので我慢がきかないのですね。

全校集会などでおならがでやすい、という人は座り方にも要因があるかもしれませんよ。

ストレスでおならが増える・臭くなることもある

胃腸、とくに大腸はストレスの影響を受けやすいとされています。緊張するとお腹が痛くなる、トイレに行きたくなるというのも、大腸が「緊張状態=ストレス」として感じているから起きる症状です。

大腸内には「善玉菌」と「悪玉菌」というものが存在していますが、ストレスが増えると悪玉菌が増殖します。悪玉菌は臭いガスを発生させるため、臭いおならが増える要因になるのです。

おならの臭いが気になるという人は、腸内のバランスが崩れているのかもしれませんね。おならをしちゃいけない!と我慢することがストレスになり、ますますおならを増やしてしまう悪循環に陥ることもあります。
後半でまとめる「おならを減らす方法」を参考に、腸内環境の改善にトライしてみてください。

授業中におならがしたくなったときの対処法


それでも出てしまうのがおならです。生理現象だから仕方ありません。
好きこのんでしているわけではないといっても、やはり授業中やテスト中のおならは気がとがめるもの。

ここからは授業中におならをしたくなったときの対処法をご紹介します。

音がしないように「すかす」

まずは「音をごまかす」方法から。それは”すかす”、つまり音がしないようにスーッとガスを抜くということです。経験のある人も多いのでは?

教室がザワザワしたときや、立って移動するタイミングを狙うとバレにくいですよ。またお尻を少し浮かして、細くほそくガスを出すようにするのもポイント。

おならの臭いはあまり気にならない、音だけなんとかしたい!という人はやってみてください。

席を外し、教室外で済ませる

すかすのは抵抗がある、やはり臭いが気になるという人は、思い切って教室から離れてみましょう。体調が悪いので保健室に行ってきます、あるいはトイレに行ってきますといって教室の外でおならを出ししてくるのです。

「体調が悪く、保健室に行く」という口実を、「おならがしたい」と関連付けて考える人は多くはないですよね。ただしその都度授業から抜けることになるので、あまり頻繁に使うと授業内容がわからなくなるおそれも。

どうしても我慢できないときの対処法として使いつつ、後半でまとめる「おならを減らす方法」に取り組み根本的な解決を目指す方がよいかもしれません。

音が出てしまったらごまかす

つい、出てしまった!
そんなときはごまかすのが一番です。咳払いをしたり、ノートを落とし拾うために椅子の音を立てたり、下敷きであおいで風を起こしてみたり、大きな声を出したりといった方法が考えられます。

おならは誰もがするもの。出てしまったものはお互い様です。あまり気にしすぎないようにしましょう。

おならを減らす方法


ここからは授業中のおならの心配が減るように、おならを減らせる方法を9つご紹介します。自分の普段の生活と照らし合わせ、できそうなものから取り入れてみてくださいね。

① 食物繊維の量を調節する

食物繊維はお通じを良くする成分として知られていますが、摂りすぎるとおならの量を増やしたり、便秘が悪化したりすることもあります。とくにサツマイモやジャガイモといったイモ類は、おならの量を増やすので摂り過ぎに注意しましょう。

食物繊維には、水に溶けやすい「水溶性食物繊維」と、水に溶けにくい「不溶性食物繊維」とがあります。このうち、腸内の善玉菌を増やし、おならの量や臭いを軽減してくれるのは「水溶性食物繊維」です。おならに悩む人は、意識的に摂取してみてくださいね。

では不溶性食物繊維は摂らなくて良いかというと、そんなことはありません。一方に偏った食生活は、結局腸内環境を乱してしまいます。不溶性食物繊維は腸の動きを活発にし、便通をよくします。つまり不溶性食物繊維をとらないと便秘になりやすくなってしまうのです。
どちらもバランスよく摂るように心がけてくださいね。

  • 水溶性食物繊維を多く含む食材:海藻類、果物、里いも、大麦、オーツ麦など
  • 不溶性食物繊維を多く含む食材:穀類、野菜、豆類、キノコ類など

② 乳酸菌を含む食品を摂る

ヨーグルトやぬか漬け、納豆、キムチ、味噌、チーズなどには乳酸菌をはじめビフィズス菌、酵母菌、麹菌といった腸内で活躍する善玉菌を多く含まれています。普段の食生活に気を配りつつ、さらに善玉菌を含む食材を一緒に摂ることで、腸内環境はさらに改善されていきます。

ただし腸に良いからと言って摂り過ぎは禁物。ぬか漬けや味噌は塩分も多く含むからです。

世界保健機関(WHO)が推奨する1日の塩分摂取量は5グラム。ぬか漬けは漬ける野菜の種類や時間にもよって異なりますが、100グラムあたりで約3~5グラムの塩分を含みます。つまり1日に食べるのは1切れか2切れ程度!

ヨーグルトや納豆など、塩分の少ない食品と組み合わせて、上手に取り入れていきましょう。

③ 肉類を摂り過ぎない

肉類をはじめ、魚介類や卵などに含まれる「動物性たんぱく質」、あるいは油分の多い食事は、悪玉菌のエサになりやすいと言われています。悪玉菌はこれらの食品をエサにし、腸の中を腐敗させ、アンモニアやスカトールといった臭いガス(有害物質)を発生させるのです。
お肉中心の食生活は、おならを臭くする原因の悪玉菌を増やしてしまうというわけですね。

肉や魚、卵をまったく摂らないというのは難しいことですが、ちょっとだけ意識し摂り過ぎを防ぐようにしましょう。

④ トイレに行ったタイミングでガスを出すようにする

トイレに行ったときは、便が出てもでなくてもいいので、おならを出すように心がけましょう。腸に力をこめて中身を出すようイメージすると、出しやすくなります。

はじめは上手くいかないかもしれませんが、続けるうちにコツがわかり、コントロールできるようになりますよ。トイレに行くたびにこまめにガスを出しておくことで、ガスがたまりすぎ我慢できない状態になることも防げます。

またおならと同じくらい、ゲップも大切。「体内にガスをためこまない」「体内のガスはこまめに出す」ことを意識してみてください。

⑤ マッサージをする

腸のマッサージもおすすめです。お腹の上からさすることで腸が刺激され、はたらきが活発になります。夜寝る前などの習慣にしてみてください。

やり方は簡単!
右側を下にして横になり、左手で時計回りに「の」の字を書くように下腹部をマッサージします。あまり力を入れ過ぎず、リラックスした状態で行うようにしましょう。
時計回りに動かすのは、体内で腸が巻いているのがその方向だからです。優しく、5分~10分ほど繰り返してみてくださいね。

⑥ 適度な運動をする

適度な運動は血流を増加させ、全身に良い刺激を与えてくれます。もちろん、腸にとっても良いことづくめ!

また腹筋を鍛えることは腸を刺激することにもつながり、腸内環境の改善にも役立つと言われています。おならを我慢したい場面で活躍してくれるのも腹筋です。お腹周りを中心に、適度な運動を習慣づけてみましょう。

⑦ 早食いはしない

おならで悩む人にとって、早食いは大敵です。よく噛まないまま飲み込むと消化器官に負担がかかり、おならが増えたり臭くなったりする原因になるからです。

また早食いすると食事と一緒に体内に取り込まれる空気の量が増え、これが体内のガスを増やす原因にもなります。

おならが頻繁に出て困るという人は、早食いになっていないか振り返ってみてくださいね。

⑧ 炭酸飲料を摂らない

早食いの項目で「空気をたくさん取り込むと、体内のガスが増える」という話をしましたが、同じ理屈で避けた方が良いのが炭酸飲料です。口当たりがよく、つい飲みたくなる炭酸飲料ですが、含まれる二酸化炭素は体内に取り込まれます。多くはゲップとして排出されますが、一方でこれがおならを増やす原因になるという説も。

おならに悩む人は、懸念となる材料をできるだけ取り除いておくことが大切。炭酸飲料は摂らない方が無難かもしれません。

⑨ ここぞというときは、市販の薬に頼る

テストや受験など、とても大切な場面では薬に頼るのも方法です。

「整腸剤」タイプは、継続的に服用し腸内環境を整えたい人に向いています。一方、「ガス止め」タイプはお腹のハリを解消してくれたり、過剰なガスの発生を抑えてくれます。自分の体調や悩みに合わせて検討してみてください。

どんな薬が自分に合うかは、薬局やドラッグストアの薬剤師さんに相談してみると良いですよ。恥ずかしいと思わず、日頃の困りごとを打ち明けてみてください。きっと力になってくれます。

まとめ|ストレス少なく、健康な食生活で授業中のオナラにバイバイ!

「授業中のおなら」について、対処法を中心にまとめてきました。静かな場面でのおならというのは、誰もが一度は悩んだことがあるものです。緊急の解決にはお薬を、同時に長い目で見て腸内環境と食生活の改善、ストレスの軽減に取り組んでみてください。あなたの悩み解決しますように!

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