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勉強嫌いな中学生の我が子が心配。今日から始める克服方法や成績UPの道しるべ

お子さんが勉強嫌いでお困りではないでしょうか。ゲームなどの好きなことばかりに時間を費やしテストが近いというのに宿題もせずに遊んでばかり。
中学生になると英語や数学が難しくなり、学校の授業についていけず勉強に苦手意識を持つ子供が増えていきます。高校受験が近づき焦りだす前に子供の勉強嫌いを解消する方法を考える必要があります。ここでは今までの学習方法を見直し、勉強嫌いになる理由を踏まえた解決策を考えていきます。

 

中学生の我が子。どうして勉強が嫌いなの?

中学生の我が子。どうして勉強が嫌いなの?

我が子が勉強嫌いなのか考えたことはありますか。冒頭でもお伝えした通り、中学校で勉強を嫌いになる子はとても多いです。ここではなぜ子供たちが勉強を嫌いになるかを考えていきます。

 

①テストで良い点数が取りにくくなる

小学校の時と比べ、中学での勉強はレベルがグッとあがるため、ちゃんと理解できている子といない子の差が大きくなります。そのため試験で30点台という悲惨な点数を取ってしまう子さえ出てきます。小学校のテストではここまで低い点数はあまりお目にかからなかったはずです。
また、1回のテストの範囲が増え、テスト2週間前から部活が休みになるという学校も出てきます。範囲が多い分、ちょっと勉強しただけではなかなか高得点を取ることができなくなります。
本人なりには嫌いな勉強に挑んでみたのに、その結果が平均点以下なんていうことが続けば、「勉強はやってもやっても効果が出ない。」「自分は勉強できない子なんだ。」と思ってしまうのも仕方がありません。

 

②勉強をする意味がわからない

そもそもなぜ勉強をしなくてはならないのでしょうか。義務教育だから?良い高校に入って良い大学に入るため?など子どもなりに考えることでしょう。
自分の中で将来の目標が定まっており、それに向かい勉強している子は、勉強する意味を見出せています。しかし、目標がない子としては「勉強はしないと怒られるからする」くらいの理由づけしかないことが多いです。
勉強する意味を問われると大人でもその答えに窮してしまう人は多いでしょう。目的がわからないことを好きになるのは難しい話です。

 

③他に魅力的なものが多すぎる

私が中学生の時に勉強をした理由の一つは、暇で他にすることがなかったからです。
現代は子供にとって魅力的なものが溢れています。スマホにオンラインゲーム、ネットフリックスにYOUTUBE。遊びに関しては事足りない時代です。こんなに楽しいことがたくさんあるのになぜそれらを我慢してまで勉強をしなくてはいけないのでしょうか。この有り余るほどの娯楽品が子供を勉強から遠ざける一因と言えます。

勉強しない中学生の我が子に言ってはいけない言葉BEST3

勉強しない中学生の我が子に言ってはいけない言葉BEST3

いくら言っても勉強しない子供に対して何かガツンと言ってやりたくなる気持ちは分かります。しかし、中には絶対に行ってはいけない言葉というものもあります。ここではそのNGフレーズについて説明していきます。

 

①あの子は勉強できるのに

最近、試験結果において自分が学年やクラスで何位なのかということを生徒に教えない学校が増えています。私が中学生の時は当たり前に自分の順位を知らされましたが、生徒の気持ちを配慮し、伝えない学校が増えてきています。この影響により今の子供は比べられることに慣れていないと言えます。
しかし、順位がわからないからといって周りと比べることがなくなるわけではあありません。人は元来、比べることが大好きな生き物です。誰々が良い点数を取った、誰々はひどい点数を取ったという噂は簡単に回っていきます。
「あの子は勉強できるのに」という言葉は子供の気持ちを深くえぐります。人と比べれば低い点数かもしれませんが、その子なりに必死に勉強して解いた結果であれば、誰かと比べて優劣をつけることが正しくはありません。誰かと学力を比べる発言は、十分注意が必要です。
また、比べる相手には友達以外に兄弟が来ることもあります。「いい大学に行った兄と比べてあなたは」のような言葉も同じように子供を苦しめるのは想像に難しくないでしょう。

 

②勉強しないからダメな子

勉強ができるできないは子供を見る上での一つの側面に過ぎません。勉強ができる=良い子、できない=ダメな子という考え方は絶対にしてはいけません。勉強が苦手な子の中には、それゆえに親に申し訳なさを感じている子が少なくありません。
そんな子に対して勉強ができないという一点だけでその人間性自体を否定してしまうのは酷い話です。勉強が苦手というのはあくまでその子供の一つの側面であり、これからいかようにも改善できることです。
子供は親にどんな状況でも存在を認められたいと思っています。勉強できるできないはどうでも良いくらいに絶対的に存在を肯定されたいと思っています。その安心感が、「親が喜ぶ顔が見たいから勉強頑張る。」「親を心配させないためにいい大学に入る。」というその先の自主的な目標を子供に芽生えさせるのです。

 

③勉強しなさい

シンプルに勉強しなさいを繰り返すことも良くありません。それがまさに今、子供が勉強しようと思った瞬間であれば、「言われなくてもやろうと思っていた。」と子供を不機嫌にしてしまいます。
特に、反抗期の子供は天邪鬼なところがあり、親が言うことの逆をする傾向があります。勉強しようと内心では思っていても、親が勉強しろと指示するならしないという少々面倒くさい思考パターンに陥ってしまいます。遊んでばかりの子供に勉強を促したくなる気持ちはわかりますが、連呼することはやめ子供が自主的に動きだすのを待ってみてください。

 

中学生が勉強嫌いを克服する方法

ここからは具体的に勉強嫌いを克服する方法についてお話しします。一つ一つの工夫が子供の考え方を大きく変えていきます。一緒に見ていきましょう。

 

①勉強は時間で測らず分量で測る

勉強が苦手な子の勉強の量は時間ではなくて分量で測りましょう。時間で測ってしまうと、ただその時間内は机に向かい問題集を開いてればいいと思ってしまう子がいるからです。終わる時をひたすら待つ勉強では意味がありません。
分量を決めればその量を終えようと子供は集中します。どこにそんなやる気が隠れていたんだと言いたくなるくらいに必死になることもあります。これもひとえに勉強という地獄から早く抜け出して遊びたい一心からです。
動機としては少し不純と感じるかも知れませんが、勉強してくれるなら背に腹は変えられません。勉強が嫌いという特性を生かして、勉強から早く逃れたいために勉強を頑張るという状況を作り出せばいいのです。
ここで大切なことは急ぐあまりに適当になっていないかをチェックすることです。中には焦るあまり答えを丸写しする子もいます。解答冊子は親が預かるなどして、子供がズルをできない状況を作りましょう。
また、丸付けをして間違った問題はもう一度解き、全部の問題を解き終えるまで勉強は終わらないというイメージを持つことも大事です。日々の勉強の中で一番大切なのは丸付けです。丸付けをしてできない問題を見つけ出し、その問題をできるようになるのが日々の勉強の最大の目標です。そのためには丸付けはマストな作業です。解答冊子を預かる親が丸付けをしてもいいですし、冊子を渡し本人に丸付けをさせることも有効です。

 

②解ける喜びを感じさせる

今まで家庭教師をしてきた中で生徒が変わる瞬間を何度も見てきました。そのきっかけとして一番多かったのが、自分一人でも解けるんだという気づきでした。
勉強が苦手な子は知らず知らずのうちに自分の能力に諦めを感じていて、少し難しそうな文章題や英語長文を見ると解く前に白旗を上げることがあります。
しかし、こんな子でも一度自力で問題が解けると、それと似た問題が出た時「先生、ヒントとか言わないで。一人で解かせて。」と、もう一度自分の力で解いてみたいという気持ちを伝えてくれます。このことから私が感じたことは、どんなに勉強が苦手な子でも問題を解いて答えが当たっていれば嬉しいと思う、ということです。勉強嫌いな子は勉強自体が嫌いなわけではなくて挑んでも解けないことが嫌いなのです。
自分でも解けると分かれば、その箇所に関しては積極的に解いてくれます。解けることが快感になるのです。この小さな達成感を繰り返していけば、勉強嫌いなままでも勉強に乗り気な状態を作り出すことができます。
この状態を維持させるために大切なことは、解く問題のレベル調整です。難しすぎて一人ではどうにもできない問題では意味がありません。問題なく解ける問題と少し考えてなんとか解ける問題が載っている問題集がベストです。
もちろん、いきなりぴったりのレベルの問題集を見つけ出すことは難しいですが、子供に今使っている問題集にどういった印象を持っているかを聞くことはできます。あまりに簡単すぎて解く楽しみを感じていないようでしたらもう少し難しいものを、あまりに難しくほとんど解けていないようでしたらもう少し簡単なものを探しましょう。
大事なことは子供が問題を解く喜びを感じられるかどうかです。そのために中学3年生が中1の教材を使ったっていいんです。子供にはそれぞれの適正レベルがあります。

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【番外編】ゲームばかりしている子が進んで勉強するようになるためには

今も昔もゲームは子供の勉強時間を奪う天才です。昔に比べ今のゲームは中毒性が高く、やめたくてもやめられないと悩む子供まで出てきています。ここでは特にゲームをしすぎてしまう子に特化してその対策を考えていきます。

 

①1日の勉強の分量を指定し、それが終わればどれだけゲームしても怒らない

ゲームの時間を勉強したご褒美にする作戦です。たくさんゲームをしたければその分集中して早めにその日の勉強を終わらせなさいという交換条件の元、勉強をさせます。この場合、勉強が終わった後であれば子供がどれだけゲームをしていても怒らない方が子供のやる気を持続させることができます。子供は大人が嘘をつくことを嫌がります。
しかし、勉強30分でその後4時間もゲームをしたというのはあまりにバランスが悪すぎます。勉強の量を調整して少なくとも勉強とゲームの時間が同じになるくらいのバランスを目指しましょう。

 

②遊ぶゲームの種類に幅を持たせる

今、子供たちが一番熱狂しているゲームはオンラインゲームでしょう。友達とタッグを組み、オンラインで多くの人たちと戦う。プレイヤーそれぞれに意思があるため、やるたびに違う展開が楽しめる。まさに現代だから遊べる最先端ゲームと言えます。
このタイプのゲームは子供を魅了し大量の時間を奪っていきます。友達とオンラインでつながってプレイするため、なかなか離脱できなかったり、勉強よりもゲームのスケジュールを優先したりと生活に支障をきたす原因にもなります。
確かに、オンラインゲームは楽しいですが、ハマり過ぎるのは考えものです。そんな時はその他のタイプのゲームをしてみるのはどうでしょうか。
私のオススメはRPGゲームです。なぜオススメかというとRPGは比較的頭を使うことが多いゲームだからです。長尺のストーリーを進めていくので覚えるべき人名や単語が多く出てきます。
大人になって気づいたのですが、RPGを一本やり終えるというのはシリーズものの本を一冊読み終える感覚に似ています。この壮大な物語に触れる感覚は対戦型ゲームでは味わえない経験です。
また、RPGでは大量の台詞を読むことになります。本が読むのは嫌いでもゲームのセリフはスラスラ読める子はたくさんいます。この経験から漢字を学んだり、集中することを学ぶことができるのです。
RPGは基本単独プレイですので、オンライン型のゲームより中毒性も少ないです。そのためやりすぎるという状況に陥りにくいのも魅力の一つです。特にゲームに依存しがちな子は一度オンラインゲームから離れ、RPGゲームをプレイしてみてください。名作といわれているものであれば、ハズレ作品に当たることは少ないはずです。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。勉強が嫌いな子が自主的に勉強するなんて夢のまた夢なのでしょうか。いえ、そんなことはありません。
勉強が嫌いな子でも自力で問題が解けたときの喜びを感じることはできます。努力が結果となって返ってくれば、もっと頑張ろうと思います。大切なことは子供にその感覚を感じさせることです。
ここで保護者に求められる力は、子供が達成感を感じるレベルの教材や課題を見極める力です。学校では生徒ひとりひとりに教材をカスタマイズすることはできません。是非保護者が子供とコミュニケーションをとりながら適切なレベルの教材を見つけてみてください。もし誰かの力を借りたいときは塾や家庭教師の先生と相談しながら適切な教材を探し当てましょう。


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