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東大生が教える受験のプレッシャー・ストレスに打ち勝ち合格を掴むコツ

共通テストや二次試験が近づくと、「第一志望に受かるのかな…?」「自分だけ受からないんじゃないか…」などとネガティブな感情が湧いてきてしまう人も多いと思います。このような焦る気持ちを糧にさらに勉強が出来ればいいのですが、実際そう上手くはいきません。

プレッシャーが過度にかかると体調や成績にも悪影響を及ぼしかねないため、このプレッシャーとどう向き合っていくかはとても重要です。

また受験ではストレスもたまりがちになりますので、うまくストレスを解消していくことも大切です。

そこで今回はこのような受験のプレッシャーやストレスを解消する方法を様々な角度から紹介していきます。ぜひ最後までお読みください。

危険?受験ストレスの兆し

多くの学生は、気が付かない内に受験ストレスを抱えているでしょう。しかし、受験ストレスを抱えていると、勉強に集中できないどころか、ひどい時は心身に影響を及ぼすこともあります。

まずは、受験ストレスの兆しについて解説します。少しでも当てはまる方は、受験ストレスを抱えている可能性が高いので気をつけてください。

何でも無いことにもイライラする

受験ストレスを抱えていると、何でも無いことにイライラしがちです。

分からない問題が続くだけでイライラし、勉強を辞めてしまうこともあるでしょう。また、自分が勉強している時に周りの友達が少しでもうるさければ、イライラが募ることもあります。

このようなイライラが原因で、周りの友達との関係が悪化するなどの弊害が起こります。そして、その弊害に囚われ、どんどん勉強に集中できなくなるという悪循環が生まれるのです。

集中力が下がる

受験ストレスが溜まると、集中力が下がります。

勉強していても、なぜか違うことを考えてしまうなどして、勉強に集中できなくなります。これだと、暗記はおろか、計算も手につきません。

集中して勉強しないと、知識が定着しないため、勉強時間を増やしても成績は下がりやすいです。そして、受験ストレスが余計に溜まってしまいます。

モチベーションが下がる

受験ストレスを抱えていると、勉強に対するモチベーションが下がります。いわゆる燃え尽き症候群というものです。

受験勉強を始めた頃は、「志望校合格」に向けて頑張れる方が多いでしょう。しかし、このモチベーションが続くとは限りません。

モチベーションが下がっていると、受験ストレスを抱えている兆しだと言えます。

身体的な症状が出る

受験ストレスは身体的な症状を引き起こす可能性もあります。

受験ストレスが溜まることで、頭痛や腹痛、食欲不振などを引き起こすことがあります。こういった兆しを感じた場合は、すぐに病院へ行くことをおすすめします。

例え病名がなかったとしても、病院で話を聞いてもらうだけで解決することもあります。また、具体的な治療を受けられるので、安心です。

受験ストレスの原因

では、なぜ受験ストレスが起こるのでしょうか。受験生に多いストレスの原因をご紹介します。まずは、自分が抱えている受験ストレスの原因を把握しましょう。

生活習慣が乱れている

生活習慣が乱れていると、受験ストレスに繋がります。

受験生は、夜遅くまで勉強をし、寝るのは深夜という生活になりがちです。そして、朝起きるのがしんどくなり、休みの日には昼夜逆転なんてこともあるでしょう。

このような乱れた生活習慣で過ごしていると、心身ともに負担がかかります。この状態だと、ストレスを感じやすいです。

成績が伸びない

成績が伸びないことは受験生にとって大きなストレスになります。

基本的に、これまで勉強してきた時間と成績は比例関係にありません。時間をかけたからといって成績が確実に上がるとは言えないのです。

これは受験生にとって大きなストレスですよね。また、周りの友達と比べることで、よりストレスを感じることもあるでしょう。

勉強のことばかり考えている

受験期の第一優先は勉強です。しかし、勉強のことばかり考えていても、ストレスになってしまいます。

特に秋以降、勉強のことばかり考えていることがストレスになるでしょう。秋頃には推薦入試の合格発表があります。ここで合格している友人がいた場合、「自分だけ勉強ばかりしている…」と感じてしまうでしょう。

ここで、休憩として遊んだとしても、「勉強をサボってしまった…」と焦りを感じることもあります。

受験への準備不足

受験への準備不足により、受験ストレスは増加します。

受験勉強を進められていないと、不安になるでしょう。また、志望校が決まっていない方や模試の結果が志望校合格に足りなかった方は焦りも感じるかと思います。

この不安や焦りは受験ストレスになります。

運動不足

運動不足によりストレスを感じやすくなります。特にもともと運動部だった方は、部活を引退して全く運動をしなくなったことにより、毎日物足りなさを感じることもあるでしょう。

また、受験勉強は座りっぱなしでほとんど動きません。この状態だと、体だけでなく、心も疲れてしまいます。

受験ストレスの解消法

では、受験ストレスの解消法をご紹介します。

今回ご紹介する解消法は、全て受験ストレスが出る兆しが出る前に、すぐに始められるものです。また、既に受験ストレスを抱えている方も簡単に実践できます。

ぜひ試してみてください。

規則正しい生活リズムに整える

規則正しい生活リズムに整えましょう。

受験勉強には体力が必要です。しかし、多くの学生は体力を気にせず、夜遅くまで勉強を頑張ってしまうことが多いでしょう。

体力を回復するためには、十分な睡眠が大切です。規則正しい生活リズムに整えると、安定した学習を行えます。

運動する習慣を取り入れる

運動する習慣を取り入れることも受験ストレスの解消になります。

中には、「運動が苦手で動きたくない…」という方もいるでしょう。そんな方も安心してください。いきなりランニングや筋トレなどハードな運動をしなくても、ウォーキングなど簡単なものでも十分です。もともと運動部だった方は、たまに部活に顔を出しても良いでしょう。

運動をすることでストレスは解消されます。また、勉強をする際は、同じ姿勢でずっといなければなりません。この勉強の姿勢は肩や首に負担がかかります。しかし、運動をすることでこの負担もほぐされ、血流が良くなり勉強への集中力も増すでしょう。

日記をつける

受験のストレスといっても、学生は他にも様々な原因からストレスを抱えているでしょう。友達関係や恋愛、家族などどこにストレスの原因があるのか分かりません。

そこで、日記を書いてその原因を把握しましょう。毎日日記を書くことで、自分のストレスの原因が分かります。また、ストレスを言語化することで、頭の中で整理され、気分もスッキリします。

わざわざ日記を買わなくても、余っているノートで問題ありません。ただ、個人的には、日記を買ったほうがやる気が出るかと思います。

自分へのご褒美を作る

自分へのご褒美を作ることで受験ストレスを解消できます。

このご褒美は大きなものでなくても大丈夫です。

  • 「一週間頑張ったら映画を観よう」
  • 「この問題集が終わったらチョコレートを食べよう」

など、ちょっとしたご褒美を用意しましょう。

勉強を頑張った先にご褒美があると、やる気もアップし、ストレスも解消されます。

息抜きをする

受験勉強には息抜きも大切です。

人間の集中力は長くても90分が限度だと言われています。そのため、勉強と勉強の合間に息抜きの時間を作らなければ、効果的な勉強になりません。

勉強を頑張ることは素晴らしいですが、それによってストレスを抱えてしまっては自分の体を壊す要因にもなり得ます。

また、1日全く勉強をしない日を作ってみても良いでしょう。事前に「この日全く勉強せず思い切り遊ぼう」と決めておけば、勉強をしないことへの罪悪感も生まれません。良い気分転換になり、次の日からまた受験勉強を頑張れます。

受験に成功した人の話を聞く

身近に、受験に成功した人がいれば、その人の成功体験談を聞くのも良いストレス解消になるでしょう。

成功体験談を聞くことで、自分の道標がはっきりします。先が見えるようになることで、ストレスは軽減されます。

また、自分が合格した際のイメージも持ちやすくなるでしょう。このようなポジティブなイメージを持っておくことで、受験勉強は続けられるのです。

受験のプレッシャーに打ち勝つ4つのコツ

受験のプレッシャーに打ち勝つ4つのコツ

受験ではプレッシャーも感じるものです。次にプレッシャーに打ち勝つ方法を解説していきます。プレッシャーは自身の心の持ちようで一気に軽くなるのでプレッシャーを軽減させられるような考え方を紹介します。

周りは必要以上に煽ってくる

まず皆さんに知っておいていただきたいのは周りの大人たちは必要以上に誇張して過大に受験生を煽っているということです。学校の先生や予備校講師は受験生を鼓舞し、受験生間の競争を白熱させる狙いで残酷な受験エピソードを語ったり、もう試験まで時間がないよと焦らせるよう仕向けたりします。

鞭を打てば馬は速く走りますがあまりに打ちすぎると逆効果です。受験生の皆さんは周りの煽りをそこまで真に受けないほうが良いでしょう。精神的にしんどい時は自分自身でわかると思いますのでそういう時は大人の煽動に耳を傾けないようにしたいところです。

みんな隠している

もう一つ考え方として心にとどめておいてほしいのが、周りの受験生や友達はみんな自分に乗っかっているプレッシャーを隠している、あるいは自分からは他人の感じているプレッシャーが見えないということです。

自分が受験の不安を強く感じているときは周りが余計に見えなくなってしまい自分だけが不安を抱えているのではないか、と孤独感が増してしまいます。このようなときは「不安なのは自分だけじゃないのだ」という意識を持ちたいものです。そうすることで自分にかかる精神的負担は軽減することでしょう。

周囲の人と比べるのをやめる

不安、プレッシャーに苛まれているという方の多くは周りの成績や努力と自分の成績や努力を比べて落ち込んでいる節があるように感じます。周りの人と成績を比べてしまうことはある程度は仕方ないかもしれません。

しかし、受験で戦うのは志望校が同じ受験生数千人となです。数人の友達に練習で負けたからといって落ち込む必要はありません。もっと言うと競争相手は受験生でもなくて、自分VS合格最低点という風に考えた方が気が楽かもしれません。

 

社会に出れば関係ない

最後に元も子もないかもしれませんが、大学生活を終えて就職してしまえばどこの大学かはそこまで関係がありません。もちろん東大を出ているか、ボーダーフリーの大学を出ているかでは歴然たる差はあるかもしれません。

しかし、今あなたが志望している大学とその滑り止めとして受ける大学いう観点で見るとあまり社会に出た時の待遇の差はないと考えます。例えば、東大を志望する受験生は滑り止めに早慶を受けることが多いですが、就活においてはこの3大学の強さに差は存在せず、個人の能力しか見られません。

要するに志望校とその滑り止めとの間にはそこまでレベルに差がないことが多いため社会に出れば差がなくなってしまうということです。なので「志望校に落ちたら人生終わりだ」と悲観することはないよということです。

とは言いつつ自分も受験生当時は「志望校に落ちたらこの世の終わりだ」と嘆いていました。この大学に通いたいという意思のもとで不安に陥っていたので社会に出れば関係ないなどといううたい文句では響かないのかもしれませんが、落ちてしまったとしても人生何とでもなるということは心の片隅に置いておいてもらいたいです。

 

親からのプレッシャーと向き合う方法とは

親からのプレッシャーと向き合う方法とは

どこの大学に行くのかは親にとっても重要な問題である(と捉えられている)ため意図せず子供にプレッシャーをかけてしまいがちです。私たち受験生がどんな勉強をしているのか全く分かっていなくても、勉強の調子はどうか、勉強時間がどうとかいちいち聞かれるといらだちが募ることと思います。

親のこのような心配が嫌だと感じた場合は親にしっかりと嫌だという気持ちを伝えることをおすすめします。意外と親は良かれと思ってあれこれ聞いている場合が多いため気持ちをしっかり伝えれば質問攻めをやめてくれることでしょう。

 

受験のプレッシャーからネガティブになった時の解決法

次に紹介するのは受験の不安やプレッシャーからネガティブになってしまった時の対処法です。ネガティブ思考のままではやれることもやれなくなってしまうので、自分に当てはまるかもと思った場合は是非参考にしてください。

 

1日だけ勉強から離れてみる

受験が近づいてくると「もうこれしか時間がない…」という焦りでネガティブになりがちです。そこで1日だけオフの日を設けて自分のやりたいことをやってみると良い気分転換になります。

例えば私の場合、あえてセンター試験の1週間前にオフを取りカラオケや映画に行きました。こんな時に丸一日勉強から離れるなんて考えられないと思うかもしれませんが、この時期はあまりに勉強をするあまり周りが見えづらくなっています。

勉強の効率が落ちていることもあるので調整する意味でも1日オフを取ることが逆に効率を上げてくれると思います。もちろんオフを取った次の日からは気持ちを切り替えなければいけないので模試を解いてみたり、学校の講習を入れたりと強制的に勉強に戻らせる環境を作っておくべきでしょう。

 

【受験当日】プレッシャーを感じず実力を出すための秘策

さて、ここまでは受験が近づいてくるにつれ高まってくるプレッシャーへの対応について記述してきました。最後に受験当日の不安やプレッシャーを和らげる方法をご紹介しようと思います。\

 

無理に受験会場で勉強をしない

受験会場では休み時間もみんな最後の足掻きとして血眼になって勉強します。しかし、極限の緊張状態でさらにこの短時間で何か新しいことが身につくわけもなく、ほとんど無意味といっていいでしょう。

それなのに何かをしなきゃという義務感に駆られとりあえず参考書を読むくらいなら外に出て深呼吸して心を落ち着けた方が何倍も有意義です。そのような心の余裕があれば、周りで必死に勉強している人たちに対して優越感を覚え気持ちも楽になるものです。

 

自分と同じくらい緊張している周りを見る

受験会場に行くと受験生はみんなしっかりしていて頭がよさそうに見えると思います。しかし、みんな同じように緊張して顔がこわばっていてそのように見えるだけで、実際は誰もが緊張と不安のピークにいます。

自分がこんなに感じているプレッシャーを周りにいる人たち全員が抱えていると思ったら「みんなお疲れ(笑)」みたいな気持ちになりませんか?他人の不幸は蜜の味みたいなことです(笑)。また、毎年受験生50万人がみんな同じプレッシャーに苛まれているのです。自分だけじゃないんだという気持ちがプレッシャーを和らげてくれるでしょう。

 

まとめ

さて、今回は受験のプレッシャーに打ち勝つためのコツについていくつかの方法や考え方を紹介してきました。受験の際にはたとえ学力が高くても緊張で本番に力がしっかりと発揮できなければ合格を勝ち取ることはできません。

また、日々ストレスがたまりがちになりますので、うまくストレスを解消することも心掛けましょう。

日々勉強をしつつも、受験本番へ向けてメンタルトレーニングをしたり本番のイメージトレーニングを行ってみたりするのもよいでしょう。皆さんの受験が成功することを祈っています。

 

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