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【完全ガイド】高校受験を成功させる塾の選び方|お子さまにピッタリの塾と出会うコツ徹底解説

「高校入試に塾は必要か」「高校受験を突破するのに最適な塾はどこか」というご相談は多くいただきます。悩むところですよね。高校入試くらいは塾に行かなくても…、という感覚をお持ちの親世代も多くいらっしゃいます。

今回は学習塾勤務10年以上の教育業界のプロが、「そもそも高校入試に塾は必要か?」という点に始まり、お子さまにピッタリの塾を見つけるポイント、プロだから知っている見落としがちな観点までお伝えします。

高校入試と塾の全てがわかりますよ!ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

そもそも高校入試は塾に通った方が良い?

そもそも高校入試は塾に通った方が良い?

学年トップ、あるいは計画から振り返りまで自分でできるという一部のコツコツ型中学生を除き、高校受験は塾を利用した方が圧倒的に有利です。

塾を利用した方が結果を出しやすいと言い切れる理由を3つまとめました。

1.しっかりと受験対策ができる

1つ目は「綿密なカリキュラムで効率的に受験対策ができる」という点です。高校入試は定期テストとは違って「テスト範囲」がありません。これまで学習した内容全てが出題範囲です。

広大な出題範囲について、基礎から発展的な問題まで解けるように実力を高めるためには、実力と目標の差を埋める適切な計画が必要になります。

以下は入試を突破するために必要な計画の一部です。

学習計画

全教科の学力を本番までに合格レベルに上げる計画、つまり「いつまでに・何を・どれくらい勉強するか」という計画を全教科分立てる。

日々の進捗確認

日々の学習が計画に沿っているかチェックする。必要に応じて修正も。模試の成績を分析し計画に反映させる。

過去問演習

本番の試験の傾向に合わせた対策。公立、私立それぞれに合わせる。

塾に通わないということは、これを自分でやることになるのです。

塾は長年の指導実績を生み出してきたカリキュラムや、生徒の特性に合わせた豊富な教材に基づき、自分に合った計画を立ててくれます。だから受験生は本来すべき「勉強」だけに集中できるというわけです。

2.豊富な受験情報を利用できる

「受験情報」についても触れておきましょう。

今、高校入試は全国的に変革期にあります。高校入試に関わる正しい情報を持っていることは、合否を左右しかねない重要な要素になってきています。

高校入試が変革している原因は2つ、学習指導要領の改訂と少子化です。
2020年度に学習指導要領が大幅に改訂されました。それに伴って高校入試の出題傾向も変わりつつあります。これまでのように暗記では太刀打ちできない、「思考力・判断力・表現力」を問う問題が増えているのです。また解答を記述させる問題も多くなってきました。

もう一つの原因である「少子化」は、各地で高校の再編を進めつつあります。子どもが少なくなったことによって高校が統廃合されているのですね。「昔はあった高校が、今はない!」ということも珍しくなくなりました。

塾は入試の傾向を始め、最新の高校情報・入試情報をを網羅的に持っています。自力で集めるとなると文部科学省のホームページで右往左往することになりますが、塾は必要に応じて情報を提供してくれます。変革期の高校入試を乗り切るためにも、塾の持つ情報力を利用しない手はありません。

3.受験勉強へのモチベーションが上がる

3つ目は「勉強へのモチベーション」というテーマです。勉強のモチベーションを保つことは想像以上に大変です。その点、塾は「共に頑張る仲間」がいる場所です。こうした仲間の存在が励みになるという生徒はとても多いんですよ。

さまざまな生徒が集まる学校と違い、塾は基本的に「勉強を頑張りたい生徒が集まる場所」です。勉強を後押しする校舎の雰囲気、あらゆる手段でやる気を引き出す講師の存在によって、余計な誘惑なく勉強に取り組める場所でもあります。

中学生という年頃は、「自立・自律」にはまだまだ道半ば。周りの雰囲気の影響はどうしても受けてしまいます。頑張りたいなら、頑張る人が集まる空間に身を置くことも一つの方法です。

高校受験用塾探しの予備知識

高校受験用塾探しの予備知識

ここからは高校受験のための塾探しの前に、知っておきたい予備知識をまとめました。どの塾に対しても共通する内容です。

塾に通うことのメリットとデメリット

塾に通うことのメリットとデメリットを把握しておきましょう。両面を知ったうえで、お子さまの特性と志望に合わせて塾を選ぶと「良い塾」に出会いやすいですよ。

塾のメリット

  • 学習計画を立ててもらえる/志望高校への最適な対策ができる
  • 必要な勉強を必要なだけ取り組めるから無駄がない
  • 勉強や進路の相談に乗ってもらえる/質問できる
  • 豊富な受験情報を利用できる

塾のデメリット

  • 通っているだけで「勉強した気」になりやすい
  • 通っているだけで「成績が上がる」と勘違いしやすい
  • 目的意識がないと友達とワイワイするだけの場所になりやすい
  • 費用が掛かる

一番大切なのは「塾に通うこと」ではなく、「勉強すること」です。勉強をしなければ成績も上がりませんし、合格もできません。ところが「塾に入りさえすれば、自動的に成績が上がる」と思われている受験生や保護者さまは少なくないのです。

また目的意識が薄いまま塾を始めてしまうと、勉強に身が入らず友達とおしゃべりするだけ‥‥という悪循環に陥りかねません。

塾は「自学の質を上げてくれる場所」です。あくまで勉強の主役は受験生自身だということを忘れないようにしましょう。

気になる費用については、次で解説します。

塾に必要な費用

高校受験用塾の費用の相場は塾によってさまざまです。集団指導塾は1コマ数千円程度、個別指導塾は1コマ1万円程度のところが多いようです。個別指導の方が高くなりやすい傾向があります。

塾の費用は次の3つの点から検討すると漏れがありません。

  • 費用は総額で考える(後から追加になるものがあれば先に聞いておく)
  • 実際に支払える上限を決める
  • サービスに対して適正価格かどうか客観的に考える

下記は塾で一般的にかかる費用を一覧表にしたものです。
プリントアウトし、塾を比較検討する際にご活用ください。

塾で一般的にかかる費用一覧"

画像のPDFをダウンロードする

【お得情報】
こうした旧来の複雑な塾費用形態を廃止し、「全て込々で月にいくら」という明瞭会計を謳う塾サービスも最近は増えてきました。
分かりやすい費用形態というのは信頼につながる大事なポイントですね。

安心の明瞭会計!家庭教師のピースネット

高校入試のために塾に通い始めるベストタイミング

こればかりは生徒によります。苦手科目を作らないためには早い方がいいかもしれませんし、部活を引退してからの短期集中が合っているお子さんもいます。

一概に「いつ始めるのがベスト」とは言えないのですが、学年別に「その時期特有のメリット」をまとめてみました。

■中学1生から塾で高校入試対策を始めるメリット

学習習慣がつきやすい

早い時期に通塾を始めると、中学校生活を日々送る中で「塾の存在」が当たり前になります。無理なく学習習慣がつけられる生徒が多いですね。

苦手教科になる前に対策ができる

自分では気づけない苦手を発見できるという点も見逃せません。塾に通っていると、取り組みの様子や小テストの結果から講師が苦手を早期に見つけ、対策を講じてくれます。

内申点対策になる

高校入試は中1からの内申点も評価対象です。塾で定期テスト対策をすることで学校の成績が上がり、内申点に良い影響を与えることもできます。

■中学2生から塾で高校入試対策を始めるメリット

学校生活の中だるみを防げる

中1ほどの生活の変化もなく、中3のように受験に追われるわけでもない中2は、生活のメリハリがなくなりやすい学年。塾という勉強せざるを得ない環境があることは、中だるみ防止に有効です。

一つ上の志望校も狙えるかも

徐々に勉強が難しくなる中2は成績に差がつきやすい学年です。しかし中2はまだじっくり対策できる時間があります。計画的な取り組みが、1つ上を狙うチャンスを作ります。

■中学3生から高校入試対策を始めるメリット

受験勉強に短期集中できる

部活に傾けていたエネルギーを勉強に注ぎ込めるので、短期集中で成果を出しやすいのが中3です。塾のカリキュラムを全てこなすつもりで取り組みましょう。

モチベーションが上がりやすい

切羽詰まっているとも表現できますが、受験学年の自覚から勉強に対するモチベーションも上がりやすいですね。周りも頑張っているので自然と自分も頑張れます。

※中3からのスタートは、復習や演習に十分な時間がかけられないお子さんも多いのが現実です。上位校、難関校を狙う場合は特に、受験学年を待たずに早めに対策を始めることをオススメします。

高校受験の塾選びのポイント

高校受験の塾選びのポイント

ここからはお子さまにピッタリな、第一志望校合格を叶えてくれる塾を見つける見極めポイントをお伝えします。3つ、順番に解説していきますね。

高校受験用塾選びのポイント1.授業形態

まずは「授業形態」を検討しましょう。
高校受験対策を行っている塾は、4つの形態に分類できます。それぞれの形態が得意とする指導、また向いている生徒タイプについてまとめました。

集団指導塾

数十人のクラスを編成し、対面で授業を行っている塾を指します。クラス分けは中学校別、あるいは志望系統別(公立、私立など)であることが多いですね。内申点アップのために実技教科の指導をしている塾もあります。

【得意な指導】

  • 学校の進度に合わせた授業やテスト対策。
  • 大人数での勉強会や動機づけセミナーなども。

【向いている生徒タイプ】

  • 同じ学校の仲間と競い合って学びたい!
  • 受験勉強と学校の勉強を両立したい!
  • 内申点対策もしてほしい!

個別指導塾

「個別指導」とは文字通り生徒を個別に指導する授業形態のことです。講師1人に生徒が1人という完全マンツーマンの場合もあれば、講師1人に生徒は2~3人というケースもあります。同時に授業を受ける生徒は同じ学校・学年でまとまる場合もあれば、別の学校・学年の生徒の場合もあります。

【得意な指導】

  • 一人ひとりの理解度に合わせた授業。質問もしやすい。
  • 部活や学校行事の予定に合わせた柔軟なスケジュール。

【向いている生徒タイプ】

  • 自分の都合や理解度に合わせてほしい!
  • 集団だと遠慮して質問できない!
  • 勉強法や自習のアドバイスもしてほしい!

タブレット学習型

通塾ではありませんが、急速に普及している形態なので触れておきます。タブレット学習型とは専用タブレットに格納された教材や映像授業を使って学習する方法で、自宅で取り組めるという利点があります。

【得意な指導】

  • ゲームやパズルの要素で飽きずに学ぶ工夫。
  • 習熟度やレベルに合わせた授業内容。

【向いている生徒タイプ】

  • 自分のペースでコツコツ勉強したい!
  • 学習計画や進捗管理は自分でできる!
  • 楽しく勉強したい!

オンライン家庭教師

オンライン家庭教師とは、パソコンやタブレットなどを使って講師と生徒をオンラインで接続し、リアルタイムの1対1指導を行う形態のことです。自宅でプロ講師の授業が受けられるとあって、近年急拡大しています。
生徒の手元を映せる書画カメラを使う、ホワイトボードを共有する等の工夫で、対面指導と同じ感覚で授業を受けることができます。

【こんな指導が得意】

  • どんなレベル、どんなタイプの生徒にも対応可能。
  • 家庭学習のコツや勉強法まで細やかに指導。

【向いている生徒タイプ】

  • 一人で集中して取り組むのが好き!
  • 自分の理解度に合わせて柔軟に対応してほしい!
  • 通える範囲に自分に合う塾がない!

高校受験用塾選びのポイント2.授業以外のサービス

高校受験が初めての受験というお子さまも多いでしょう。塾は受験を乗り切るために、授業以外にもさまざまなサービスを提供しています。

以下に「高校受験生に欲しいサービス」をまとめました。ホームページ等でサービス内容が分からない場合は、塾に直接問い合わせてみてくださいね。

チェック!授業以外のサービス

  • 自習室の有無、利用時間、利用条件(学校の宿題をやっても良いか)
  • 添削サービスの有無、利用条件(推薦入試を考えている場合は必須)
  • 安全、防犯への配慮(入室すると保護者にメールが届く、など)
  • 保護者への情報公開度(授業の様子、入試情報、面談の頻度など)

ここもチェック!プロが教える「ホントのところ」

ここもチェック!プロが教える「ホントのところ」

さてここまでは「塾が提供するサービス」についてまとめてきました。ここからは「選ぶ側が見落としがちな視点」をお伝えします。

ネームバリューや塾の規模ではなく次の5つの視点で見ると、お子さまに本当に合う塾が見つかりますよ。

塾を選ぶ際は「お子さまの学力」と「目標」を基準にする

「友達が通っているから」「入塾するとプレゼントがもらえるから」「近いから」、子どもたちはこんな理由で塾を選びがちです(どれも塾の現場で実際にある声ですよ!)。

しかし塾に通う目的は「第一志望校合格を叶えてくれること」です。その目的を忘れないようにしましょう。

その上で「お子さまの学力」と「目標」を客観的に見て塾を比較検討することが大切です。

たとえばお子さまが学校の授業があまりよくわかっていないとしたら?学校と同じスタイルで授業をする集団授業型の塾では、ついていけないかもしれませんよね。個別指導やオンライン家庭教師を利用し、お子さまのペースで指導してもらったほうが伸びる可能性があります。

まず「お子さまの現状と目標のギャップを適切に埋めてくれるかどうか」という観点で塾を探してみてください。

合格実績から自分の志望校に強い塾を見極める

塾が得意とする系統とお子さまの志望が合致しているかを確認しましょう。公立高校対策が得意な塾もあれば、国立・私立高校の入試に強い塾もあります。塾を選ぶ際は「塾には得意系統がある」ことを念頭に、お子さまの志望に強い塾を見つけることが肝心です。

公立高校は都道府県が実施する一斉試験で合否が決まります。一方、国立・私立高校はそれぞれが独自の試験を行います。この試験の違いを考えただけで、対策が異なるのがわかりますよね。

それぞれの塾が得意とする系統は「合格実績」を見ると分かります。ホームページや広告に掲載されている実績のうち、「最も人数が多い学校」あるいは「最も大きく目立つところにある学校」が、その塾が強い学校です。ぜひチェックしてみてください。

質問対応が充実している塾を選ぶ

質問対応も見逃せません。ここで言う質問対応とは、授業以外の場面での質問を指します。

塾によっては自習室に講師が常駐し質問対応しているところもあれば、自習室は質問ができないという場合もあります。また応じる質問も塾の学習に関することだけ、学校の勉強内容については質問不可な塾もあれば、何でも自由に質問できるというところもあります。

質問対応については塾によってさまざまなので、事前に確認しておきましょう。「質問できると聞いていたのに、答えてもらえなかった」というトラブルを避けられますよ。

通塾時間、通塾経路も考える

受験生になると日塾に行くという生徒が多くなります。授業がなくても自習室で勉強するようになるのですね。

そこで通塾にかかる時間や経路も確認しておきましょう。中学生の場合は「自分で塾に行く」「保護者が送迎する」の両パターンが考えられます。いずれの場合も安全に通塾できるよう、経路や所要時間の確認が大切です。

在宅で学習できるオンライン家庭教師などであれば、通塾時間や送迎の懸念はありませんね。

体験授業は必ず受ける

塾の体験授業は必ず受けましょう。

体験授業を受けることで校舎の様子や雰囲気、授業のレベル、スタッフの人柄などがわかり、実感を伴った判断ができるようになります。
そして体験授業の際には、ぜひ保護者も塾まで足を運んでみてください。実際に校舎に行ってみると、チラシやホームページの情報だけでは分からなかった情報が把握できます。

候補になる塾をいくつかピックアップし、全て体験授業を受けると良いですね。客観的に比較できるようになります。最低でも2~3つは受けるようにしましょう。

まとめ

「お子さまの高校受験を成功させる塾」選びのポイントを解説してきました。

塾選びは受験の成否を決める大きな問題です。少なからぬ費用もかかる問題でもあります。お子さま本人の気持ちや意向も聞きつつ、将来も見据えながら最適な塾を選びたいですね。

いまはオンラインでリーズナブルに学べる方法も充実しています。塾に「通う」こと、また自宅で学ぶこと、その両方を視野に探してみることをオススメします。

記事を参考に、お子さまにピッタリの塾に出会えることを祈っています。

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