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現役東大生がおすすめする絶対使える英語の参考書・問題集10選

新しい英語の参考書は毎年数多く出版され書店に次々と並んでいます。大きな書店に行くと、一つのレーンがまるごと英語の参考書、問題集に充てられている光景もよく目にしますよね。

しかし、受験生は限られた時間内で英語だけでなく、受験科目を勉強しなければなりません。そのため、自分に合った質の高い参考書を選んで買う必要があります。では、どの参考書を選び使っていけばよいのでしょうか。

今回はそんな受験生の悩みに答えるべく、現役東大生である私が受験生の時に使ってよかったと思った参考書や指導の際に参照した問題集も含め順序だてて紹介していきたいと思います。

英語の参考書選びは大変!

英語の参考書選びは大変!

英語の参考書は大変数が多いため、自分にあった参考書を見つけるのが非常に大変です。一方、理科や社会系の科目は理系、文系の人それぞれのみの需要しかないので数が少ないのです。また、英語を学習する際には英単語、英文法に加えリスニング、リーディング、ライティング、スピーキングなどと分かれており、そのそれぞれに対して参考書が枝分かれしているため数が多くなっています。

今回はその中でも受験においてよく使用する分野について章立てて参考書を紹介していきたいと思います。

どんな大学受験英語の問題集・参考書が良いか

どんな大学受験英語の問題集・参考書が良いか

ここからは英語の参考書を買う際に実際に選ぶべきポイントを紹介していきたいと思います。

ポイント1.自分の学力レベルを把握する

まず、英語の参考書を選ぶにあたっては自分の学力レベルをできるだけ正確に把握し、どの分野が苦手なのか、今自分はどの分野の勉強をしなければならないのかを明確に知っておくことが重要になっていきます。自分の学力、勉強するべき分野が決まったらそれに合った参考書からさらに自分に合ったものを選ぶことができます。

ポイント2.反復学習しやすいレベルの参考書を選ぶ

一つの参考書を使うときにはその本を一度解いたら終わりではなく身に付くまで何度も反復することが大切です。反復学習を行うためには簡単すぎても、難しすぎても効率が悪いです。自分のレベルにあったものを選び、効率よく反復学習をするようにしましょう。

大学受験英語のおすすめ参考書【英文法編】

大学受験英語のおすすめ参考書【英文法編】

さてここからは分野別におすすめの参考書・問題集を紹介していきます。さらに難易度やどのレベルの人がやるべき参考書なのかについても触れていきたいと思います。まずは、英文法の問題集から紹介していきます。

英文法・語法Vintage

1つ目はいいずな書店が出版している参考書兼問題集の英文法・語法Vintageという本です。すべてのレベルの高校生・受験生におすすめできる一冊です。この本の特徴は何といってもそのカバー率です。

この本の内容をしっかり身に付ければ文法問題における失点は格段に減ることでしょう。題名にある通り英文法と語法さらにはイディオム・会話表現など広範な英語の問題を網羅しています。形式としては一問一答形式で左ページに問題、右ページに答えと詳細な解説が掲載されています。

レイアウトも非常に見やすく、随所に文法事項の説明があるため演習効率が非常に高いと思います。この本のデメリットとしてはボリュームが大きいため途中で挫折してしまう可能性があるということです。本当に受験で使われるほとんどすべての問題タイプを網羅しているため問題量が膨大になってしまっています。

復習を何度もすると考えると莫大な時間を要します。そのため自分の苦手な部分を集中的に勉強するときに使用する、必修部分のみ勉強するなどやり方を選んで演習するのが良いです。

Next Stage 英文法・語法問題

2つ目は桐原書店が出版しているNext Stage 英文法・語法問題です。この本もVintage英文法・語法と同じく文法、語法に加えイディオム、会話表現、語彙、発音などの頻出項目を体系的に演習することが出来ます。

体感的にVintageに比べるとボリュームが少ないのでVintageで挫折しそうな人はこちらの本をおすすめします。ただし注意点として、こちらの本はVintageに比べ解説が簡素で文法事項の確認が本書だけでは不十分であることがあるので、学校で配布された参考書などで確認をしながら解き進めることをおすすめします。

大学受験英語のおすすめ参考書【英単語編】

大学受験英語のおすすめ参考書【英単語編】

続いてはおすすめの単語帳について紹介します。

Duo3.0

はじめに紹介するのはアイシーピーから出版されているDuo3.0です。この単語帳は基本レベルの単語を中心としていますが、中にはレベルの高い単語・熟語も含まれており、非常にバランスの良い単語帳になります。

Duo3.0独特の特徴としては英単語の暗記に役立つ例文が掲載されているということです。この例文はネイティブによって作成された実用的なものであり、単語と単語の繋がりであるコロケーションをつかむ意味でも大変有用です。レベルとしては早慶合格レベルの単語までを網羅しています。

システム英単語

二つ目は駿台文庫が出版しているシステム英単語です。この単語帳はもっとも癖のない、標準的な単語帳かと思います。単語の意味、構文、類義語、例文など単語を覚えるための項目が充実しています。さらに単語帳の中に記載のリンクから音声ファイルをダウンロードすれば単語の読み上げ音声を聞くことが出来、聴覚から単語を覚えることが出来るのでおすすめです。

鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁

3つ目は角川出版が出している鉄緑会東大英単語熟語 鉄壁になります。この単語帳は名前に東大と記されていることで買うことをためらう方も多いのですが、東大だけではなく旧帝大や早慶GMARCH志望者にも役に立つ単語帳です。

単語がテーマごとに50のsectionに分けられていて、それぞれのsectionごとに後ろに練習問題がついていて語彙の定着が効率的に行えます。また単語の意味だけではなくその単語を用いた熟語や例文、さらには派生語を細かく記しているので突き詰めて勉強していきたい人にはおすすめの一冊です。掲載されている単語についても必須の単語から少し難しめの単語までが幅広く載っており多義語なども詳細に取り扱ってくれています。

大学受験英語のおすすめ参考書【英文解釈編】

大学受験英語のおすすめ参考書【英文解釈編】

続いて英文解釈の参考書を紹介します。

基礎英文問題精講

はじめは旺文社が出している基礎英文問題精講という問題集です。この問題集は受験生向けの入門の問題集なのですが扱っている文章のレベルはやや難しめです。このレベルの英文を何度も繰り返し読むことで読解能力が飛躍的に向上すると思われます。基礎英文問題精講の特徴としては大変コスパのいい問題集であるということです。

英語の問題集の中ではトップクラスの分量なので演習量を積みたい人にとっては最適な問題集であるといえます。勉強法としては下線部のみを和訳するのではなく全体の英文を和訳してみることをおすすめします。訳せなかったり構文が分からなかったりしても解説に詳しく説明が記されているので自分の力で解き進めていくことが出来ます。

ポレポレ英文読解プロセス50

次は代々木ライブラリーが出版しているポレポレ英文読解プロセス50という参考書です。この参考書と基礎英文問題精講の違いとしてはこちらの方は分量が50題と少ないのに対して解説の質がとても高いということです。またレベルは標準~やや難で、一通り文法事項、単語を抑えた受験生が取り組むべきであるといえます。

英文読解の透視図

最後に紹介するのは研究社の出版している英文読解の透視図です。この問題集は非常に難易度が高いため、旧帝早慶未満を志望する学生は余裕があったらやればよいと思います。英文解釈の問題集の中では最高峰といっても良いレベルなのでこれをこなすことが出来れば和訳問題で詰まってしまうことはなくなるでしょう。解説は丁寧なので問題が解けなくても解説を読むことで力が付くので、何度も復習して定着させることをおすすめします。

大学受験英語のおすすめ参考書【長文読解編】

大学受験英語のおすすめ参考書【長文読解編】

最後に、長文読解を中心としたおすすめ参考書について紹介します。

やっておきたい英語長文

まずはじめに紹介するのは河合出版が出しているやっておきたい英語長文という問題集です。この問題集には、やっておきたい英語長文300(やや易)、やっておきたい英語長文500(標準)、やっておきたい英語長文700(やや難)、やっておきたい英語長文1000(難)という4つの種類があり」自分のレベルに合わせて選んで演習することが出来ます。

問題数は10~30題と普通の量ですが、本格的な記述問題が多数収録されているので大変役立つ問題集です。解説がやや物足りないといわれることがありますがある程度単語・文法が完成していれば問題ないと思うので解説の簡素さを気にする必要はあまりないです。

英語長文問題精講

最後に紹介するのは旺文社の出版している英語長文問題精講です。この問題集の特徴はその分量の多さです。60個の長文問題を解くことが出来る上に、類題という位置づけで英文和訳問題も40題収録されています。

様々な大学で出題経験のある文章が収録されているので本文の難易度はまちまちですが、設問として問われている文法事項や読解問題は大変レベルが高いものとなっています。とにかく演習をしたい、毎日長文を解いて実力を維持させたいというような方はこの問題集をおすすめします。

まとめ

さて、今回は英語のそれぞれの分野におけるおすすめ問題集の紹介をしてきました。もちろんここに挙げたすべての問題集に取り組むことは他の科目との兼ね合いからも難しいと思います。自分に合った問題集を厳選したうえで取り組むことが大切です。一度解いたらすぐ次の問題集に移行してしまうのではなく、何度も反復して完璧になるまで繰り返しましょう。この記事を通して受験生の皆さんの参考書選びに貢献できると幸いです。

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