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【おすすめ】高校生にベストな勉強場所5選!大学合格はここでつかめ!

高校生にとって、「勉強できる場所」というのは何気ないように見えて大きな問題です。特にテスト前や受験勉強など1日10時間近く勉強することもある日には、勉強場所の選び方次第で集中力や学習能率も変わってきますよね。今回は高校生におすすめの勉強できる場所を5つ、ご紹介します。高校生ならではの選び方や注意点も添えましたので、参考にして「自分のお気に入り場所」を見つけてくださいね!

高校生に最適な勉強場所を選ぶポイント5つ

高校生に最適な勉強場所を選ぶポイント5つ

「高校生の勉強」というテーマを本質的に考えてみると、実は勉強しやすい場所には5つのポイントがあります。そしてこの5つのポイントを網羅した場所は、あなたの受験勉強の拠点になってくれますよ。ではまず5つのポイントから見ていきましょう。

① 安心・安全であること

勉強できる場所の選び方1つ目は、「安心・安全であること」です。これはあなたが「高校生だから」、真っ先に必ず考えないといけないポイントですよ。

長時間勉強することも多い高校生は、帰宅時間が遅くなることも想定されます。一方、高校生を狙った犯罪は少なくないですし、路上に不審者が出没することもあるでしょう。時間帯と場所によっては、酔っ払いにからまれることもあるかもしれません。

自分の勉強や進路を応援してくれている親御さんに心配をかけるような場所は選ばないでください。安心して勉強に打ち込め、安全に行き来できる場所であることは、あなたにまず考えてほしいポイントです。

② 誘惑がない(少ない)こと

勉強場所の選び方2つ目は「誘惑」についてですね。ここでいう「誘惑」とは気になって集中力を削いでしまうもの、勉強の妨げになるものを指します。人によって何が誘惑に相当するかは変わりますが、一般的には漫画やテレビ、インターネット、ゲームなどでしょう。

集中しているときは目の前のことしか見えていない気がしますが、脳は視界に入るものすべて認識します。また耳から入る情報、鼻に入るにおいが気になってしまうこともありますよね。

自分の誘惑が何かを認識し、誘惑がない(もしくはできるだけ少ない)環境を見つけましょう。集中して勉強するためには大切な要素です。

③ 心地よい静けさと適度な雑音があること

うるさい場所で集中できるという人は多くはありません。では静かなら集中できるかというと、人は無音の状態ではかえって落ち着かなくなってしまうそうです。人が最も能率よく物事に取り組める環境というのは、心地よく静か・適度な雑音がある場所なのです。

また「騒がしい場所でも大丈夫、イヤホンをして音楽を聴きながら勉強するから」という高校生がいますが、実はこれもおすすめできません。自分は音楽を聞き流しているつもりでも聴覚(つまり脳)は情報として捉えています。脳が情報として捉えているということは、本来100%勉強に向けたい脳の情報処理力が少なからず音楽に向けられているということです(自分では無意識な点が厄介!)。

さらに入試本番ではイヤホンも音楽も使えませんが、日頃から音楽を聴きながら勉強してりいると音楽がないと集中できないという状態にもなりかねません。何のために勉強してきたのか分からなくなってしまいますよね。

イヤホンや音楽がなくても取組める、適度に雑音がある落ち着ける場所を探しましょう。

④ 教材を広げられるスペースがあること

高校生が使う教材というのは厚く、数も多くなります。ノートに問題集、参考書、単語帳や資料集、どれも勉強には欠かせないものですよね。これらの教材を伸び伸びと広げられるスペースがある場所、というのが勉強場所の見つけ方ポイント3つ目です。

東大生にはリビングのテーブルで勉強していた人が多い、という話を聞いたことがありますか?リビング学習にはさまざまなメリットがありますが、そのうちの1つが「広いテーブルで勉強できる」点にあります。広いスペースを前にすると、人の思考の幅や自由度も広がります。柔軟に考えられるようになり、能率が上がりやすいというわけです。

狭いテーブルで落とさないように気をつけながら…、では勉強ははかどりません。自分に必要な教材やノート、筆記具が十分に広げられるテーブルがある場所を見つけてくださいね。

⑤ Wi-Fiがつながること

高校生の最適勉強場所の見つけ方5つ目は「Wi-Fiがつながること」です。いまや高校生の学習にスマホは欠かせません。動画授業を見たり、単語アプリを使ったり、勉強管理もアプリで行えたり、ちょっとした調べものにも大活躍です。

スマホを勉強に使う際に気になるのが通信速度とデータ通信料ではないでしょうか。特にスタサプをはじめとする授業動画の視聴には、安定した通信品質が欲しいところです。またスデータ通信料に上限があるプランの場合、動画を見るとあっという間にすべて使ってしまいますよね。

スマホを勉強でもよく使うという人は、公共あるいは無料のWi-Fiが繋がる場所を選ぶというのも大切です。ただしTwitterや勉強に無関係なYouTubeを何時間も見るといったことには使わないように気をつけてくださいね。

高校生におすすめの勉強場所5選|メリットとデメリットも

高校生におすすめの勉強場所5選|メリットとデメリットも

さてここからは、先にまとめた「勉強場所の選び方5ポイント」を踏まえて、高校生におすすめの勉強できる場所を5つ、ご紹介します。それぞれメリット・デメリットがありますので、自分の勉強スタイルに合わせてピッタリの場所を見つけてくださいね。

1.自分の部屋

まずは一番安心・安全、落ち着ける「自分の部屋」です。とあるアンケートでも7割以上の高校生が勉強場所として選んでおり、予備校指導の現場でも「(塾の自習室以外なら)自分の部屋で勉強する」という高校生が圧倒的多数でした。

また使い慣れた教材がすべて揃っていることや、新型コロナウィルスやインフルエンザといった感染症がうつる心配が少ない点もメリットですよね。休憩時の飲食も自由、他人の目を気にせず気分転換のストレッチや仮眠もできます。

一方、自分の持ち物がすべてある場所ゆえに「誘惑が多い」という声がある点がデメリットでしょう。読みかけの漫画や雑誌、ゲームなど、好きなものが目に入るとつい気になってしまいますよね。

「自分の部屋は誘惑があって勉強できない」と感じる人は、「誘惑」を目に入らないように移動させるのがおすすめ。ダンボールや押し入れにしまい込むのも良いですし、勉強机に向かったときに目に入らない背中側に移動させるだけでも注意散漫になることを防げますよ。

2.自宅のリビングや茶の間

高校生におすすめの勉強場所2つ目は「自宅のリビングや茶の間」です。家族の気配が励みになったり、場合によっては良いプレッシャーになって集中できるという高校生の声を聴きます。また兄弟姉妹がいる人は、一緒に勉強すると良い刺激にになりますよ。

自室で勉強していると寝てしまう…、という人もリビングを利用する率が高いようです。寝ていたら起こしてくれるよう家族に頼んでおくというわけですね。また勉強や進路を含むさまざまな話題について、親御さんと話がしやすいというのもリビング学習のメリットです。

一方、リビングならではの悩みもあります。代表的なのはついているテレビが気になってしまうというもの。時間を決めてテレビを消してもらう、気にならない程度のボリュームにするなど、自分の希望と家族の都合を上手にすり合わせて解決策をみつけましょう。

3.塾の自習室

高校生には「塾の自習室」もおすすめです。高校生の中には、塾の授業を受けるより自習室を使いたいから塾に通う、という人もいるほど。多くの塾は在籍している塾生だけが使える場所として自習室を用意していますが、塾外生でも使えるケースやテスト前などに短期利用を可能にしている塾も一部にあります。お近くの塾の自習室開放状況を調べてみてください。

塾の自習室のメリットは、なんといっても「周り中、頑張っている人だらけ」という点です。大勢の高校生が集まり黙々と勉強する中に身を置くだけで、気持ちが引き締まりやる気が出ます。また勉強以外の要素がないため、誘惑があると集中できないタイプの人にも向いています。校舎備え付けの赤本や模試の過去問を利用できるのも助かりますよね。

デメリットは教材を持っていかないといけないという点でしょう。参考書や問題集も、いくつもの教科分となるとかなりの重さです。また塾ごとのルールに従う必要もあります。塾によっては勉強中のスマホ利用を禁止したり、塾以外の勉強を自習室でしてはいけないというルールを課す場合もありますので、事前によく確認しておきましょう。

4.公共図書館や学習会館

公共の施設を使うという方法もあります。図書館や学習会館と呼ばれる場所ですね。自治体が市民の生涯学習や教育のために用意している施設は、たいがいどの市町村にもありますよね。誰でも無料で使える点が魅力です。

図書館や学習会館は「学ぶこと」を目的に訪れる人が多いため、利用者のマナーもよく静けさが保たれています。多くの人が学ぶ場所特有の適度な緊張感が、勉強へのモチベーションを上げてくれます。また移動している間に単語を覚えるなど時間の有効活用も期待できますね。

ただし多くの公共施設では「館内での飲食禁止」となっている点に注意しましょう。昼食や休憩の際は、都度外にでる必要があり勉強を中断しないといけません。また多くの人が利用できるよう、1人あたりの利用時間に上限が設けられている場合もあります。
いずれの場合もあらかじめ勉強の計画を立て、利用時間を有意義に活用する工夫が必要となります。

5.学校の教室や学習室

高校生におすすめの勉強場所、最後は「学校の教室や学習室」です。友だちと一緒に切磋琢磨しながら、連帯感を持って勉強に取り組める点が魅力ですね。その教科が得意な子が教えてくれる、あるいはみんなで単語を覚えるスピードを競うといった取り組みができるのも、学校で気の置けない仲間と勉強する醍醐味と言えます。

また分からない点があったときは、すぐ先生に聞きに行けるのもメリットと言えますね。学校によっては休日でも先生が質問対応のために常駐してくれているというところもあります。また勉強方法の相談や発展学習のための教材・プリントなどをもらいやすい点も高校生には嬉しいポイントです。

ただし友だちと一緒に勉強する場合は、「勉強する」という目的を見失わないことが大切です。勉強していたはずが、いつのまにかグラウンドのサッカー部を見ている…、ということになっては本末転倒ですからね。また下校時間は必ず守りましょう。

高校生におすすめできない勉強場所2つ

高校生におすすめできない勉強場所2つ

ここまで高校生におすすめの勉強場所を5つ、ご紹介してきました。一方、おすすめできない場所というのもあります。これらの場所を利用しているという高校生も多いと思いますが、「高校生にとって最適な勉強場所」という本題に立ち返り、自分の勉強場所を見直すきっかけにしてみてください。

大勢の人が飲食する場所(フードコート、ファミレス、ファーストフード店など)

まずはフードコート、ファミレス、ファーストフード店など「大勢の人が飲食する場所」です。ジュースも飲める、お腹が空いたら食事もできる、安価で長時間利用できるとあって、つい勉強場所に選ばれがちですよね。しかしこれらの場所での勉強がおすすめできない理由は以下の4つです。

  • 周りが騒がしすぎる
  • 食事のにおいが気になる
  • 食事をしたい人が優先の場所である
  • テーブルが狭いことがある

子どもが騒ぐこともありますし、厨房でお皿が割れる音がすることもあります。また教材が汚されないかと気になるかもしれませんし、あなたが何時間もそのテーブルを占拠することで、食事したいのにできない人がいるかもしれません。

フードコート、ファミレス、ファーストフード店は友人と食事を楽しむときに利用するようにしましょうね。

インターネットカフェ、カラオケ店

便利な勉強場所として紹介されることもあるインターネットカフェやカラオケ店ですが、「高校生」ということを考えるとあまりおすすめできません。

  • 漫画やインターネット、オンラインゲームなど「誘惑」にあふれている
  • 店内が騒がしく落ち着かない(特にカラオケ店)
  • 利用料がかかる

近頃のインターネットカフェは勉強目的の利用を見込んでいることも多く、たしかに勉強しやすい環境が整っている店舗もあります。しかしあくまでインターネットや漫画を楽しむための人のサービス。誘惑に負けやすい年頃の高校生には不向きです。また騒がしさが気になる店舗も勉強にはおすすめできません。

インターネットカフェでの勉強は大人になってから、資格試験の勉強などをする際に利用するのが良いでしょう。

まとめ|高校生の勉強は「安心安全、集中できる」場所で!

高校生が勉強できるおすすめの場所をご紹介してきました。高校生の勉強は覚えることも演習することも多いため、「自分が最も落ち着ける、集中できる学習環境」を見つけることは勉強の成果に直結する大事な視点です。大学受験の成否は勉強環境にある、といっても過言ではありません。

「安心・安全」を第一に、自分の勉強能率が一番高まる場所を見つけてみてくださいね。あなたの受験勉強と大学受験の成功を応援しています!

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