定期テストで10位以内に入るには?必要な点数・勉強法を詳しく解説
「定期テストで10位以内に入りたい」など、高い目標を持つことは成績アップの第一歩です。
しかし同時に「10位以内に入るにはどれくらい点数をとればいいのか」「どう勉強すればいいか」を具体的に知ることも大切になります。
今回の記事では、定期テストで10位以内に入るために必要な点数や、勉強法のポイントを具体的にまとめました。
高い目標を持ち、定期テストを頑張りたい人はぜひ参考にしてください。
目次
定期テストで10位以内に入るには何点とればいい?
まず、定期テストで10位以内に入るためには、どれくらいの点数が必要なのでしょうか。
厳密には、通っている学校やそのテストの平均点などによって異なりますが、目安としては5教科で450〜475点以上取れば、10位以内をねらえるでしょう。5教科で450〜475点以上を目指すためには、各教科で平均して90点以上を目指す必要があります。
各教科で90点以上を取ることは、高いハードルだと感じるかもしれません。また、一度10位以内に入れたとしても、それを維持し続けることは簡単ではないでしょう。
安定して10位以内に入るためには、定期テスト前の期間の過ごし方や勉強法を知っておくことが大切です。適切な準備をして臨み、目標達成を目指しましょう。
定期テストで10位以内に入るための勉強法
定期テストで10位以内に入るためには、どんな勉強法が有効なのでしょうか。ここでは具体的に、高得点につながりやすい3つの勉強法を紹介します。
教科書を音読する
まずはどの科目も、テスト範囲となっている教科書のページを読み、全体の内容や流れを理解することから始めましょう。
読み進めるときは、音読することがおすすめです。音読には、さまざまなメリットがあります。
- 集中して読み進められる
- 声に出すことで記憶に残りやすくなる
- 読めない漢字や単語、意味を覚えていない言葉が見つかる
大きな声で読む必要はなく、つぶやくように口に出す形でかまいません。
特に国語・英語に関しては、テスト範囲の文章や英文をできるだけ頭に入れておくことが大切なので、本番まで音読を繰り返すのがおすすめです。
また、数学・理科は、教科書内に掲載されている例題や基本問題を解くことも忘れないようにしましょう。
問題集を5周する
90点以上の高得点を目指すために最も重要になるのが、問題集を何度も解いて演習を重ねることです。
定期テストでは、問題集と似た問題が出題される傾向があります。そのため、問題集の問題が完璧に解けるようになるまで演習しましょう。
特に高得点を目指したい場合は、5周ほど解く時間を確保するのがおすすめです。
- 1周目(2週間前前半):わかる問題、わからない問題を仕分けるように解く
- 2周目(2週間前後半):わからない問題を中心に丁寧に復習する
- 3周目(1週間前前半):わからなかった問題が解けるかどうか確かめる
- 4周目(1週間前後半):一通り解き、できない問題がないか確認する
- 5周目(テスト前日):苦手意識のある問題をもう一度確認する
問題集は完璧を目指せば目指すほど、高得点に近づくことができます。各教科で5周する時間を確保できるよう、スケジュールを組んでみましょう。
先生のように説明する練習をする
先生になったつもりで説明する練習をすることは、自分の理解度や定着度を上げるために有効な勉強法の一つです。
まずは一問一答形式で「説明を読む→何の用語が答えられる」状態を目指し、用語を覚えましょう。
その後、さらに「用語について説明できる」状態を目指すことで、高得点につながるワンランク上の知識になります。
たとえば社会で「三権分立とはどんな制度?」と聞かれたら、どのように説明するでしょうか。説明するための言葉が浮かんだら、三権分立についてしっかりと理解していると言えるでしょう。
用語や流れを覚えるときは「先生のように説明する練習」を取り入れ、理解を深めることを意識してみてください。
定期テストで10位以内に入る勉強計画の立て方
先ほど紹介した勉強法をテスト前にやりきるためには、勉強計画を立てることが欠かせません。
ここではそんな、定期テスト前の時期の過ごし方や、計画の立て方のポイントをまとめました。
テスト勉強は2週間前から始めよう
まず、定期テスト対策は、本番2週間前から始めるのがおすすめです。
2週間あれば、先ほど紹介した勉強を一つずつ順番に進めていくことができるでしょう。
しかし、期末テストや学年末テストのように、5教科以外の教科がある場合や、苦手な単元があって不安な場合は、3週間前から少しずつ準備するのも一つです。
また、部活をしている場合、テスト1週間前までは部活と両立しなければならず、勉強時間を確保するのが難しいかもしれません。
勉強にあてられる時間がどれくらいかを計算しながら、計画的にテスト対策を進めましょう。
テスト2週間前:基本をしっかり固める
では具体的に、それぞれの時期にやるべき勉強を紹介していきます。
テスト2週間前は、どの教科も基本を固める時間にしましょう。
- 教科書、ノートに目を通す
- 問題集を解く
まずはこうした全体の確認から始め「覚えるべきところ」「理解できていないところ」を確認していきます。
「覚えるべきところ」については、残った時間を使って計画的に知識を定着させていきましょう。その中で、テスト2週間前の段階では、全体の土台となる基本から順番に頭に入れていきます。
「理解できていないところ」は、すぐに学校の先生などに質問し、解消することが必要です。できるだけ2週間前のうちに解決しておきましょう。
テスト1週間前:応用や細かいところを完璧にする
テスト1週間前は、自分の苦手な部分や難しい応用問題が完璧になるように、演習を繰り返していきます。
特に10位以内を目指すためには、問題集の中にわからない問題・解けない問題がなくなるまで徹底的に確認することが大切です。
細かいところまで確認を怠らず、できる限り完璧を目指してみましょう。
テスト前日:穴がないか一通り確認する
テスト前日は、まずは翌日にテストが行われる教科の確認を優先的に行いましょう。
ここでもう一度問題集を使い、不安な問題や、解き方を忘れている問題など、穴がないかを一通り確認するのがおすすめです。
時間に余裕がある場合は、翌々日以降の教科のテスト勉強を進めるのもいいでしょう。
前日はしっかりと睡眠をとり、万全な状態でテスト当日を迎えられるようにしてくださいね。
定期テスト勉強の集中力を上げるためのポイント
定期テストで10位以内を目指すためには、勉強量を確保するだけでなく、できるだけ集中して質の高い勉強時間をとっていくことが大切です。
ここでは、できるだけ集中力を上げて勉強の質を高める3つのポイントを紹介します。上位を目指したい人は、ぜひテスト勉強に取り入れてみてください。
気が散るものを視界から消す
人の集中力は、とても途切れやすいものです。気になるものが少しでも視界に入ってしまうと、集中できなくなることは誰にでもあります。
テスト勉強に集中したいときは、気が散るものが視界に入らないようにしてみましょう。
特にスマートフォンは、視界に入るとどうしても触りたくなったり、通知が来ると気になったりしてしまいます。
勉強している間は机に置かず、視界に入らないところや、自分の部屋以外の場所に置いておくなど、気にならないように工夫してみましょう。
タイマーで時間を区切る
休日など多くの勉強時間が確保できる日は、逆に勉強にメリハリがつかなくなってしまうことがあります。
そこで、集中力が維持できる時間ごとに、タイマーなどで勉強時間を区切ってみましょう。
たとえば、子どもは45分が集中力の限界と言われています。この集中力の周期に合わせて「45分経ったら10分休憩する」というスケジュールにするのも一つです。
また、問題を解いたり、暗記したりするときは「1ページを◯分で解く」「10個の単語を◯分で覚える」など、時間制限を設けてみるのもいいでしょう。
このようにタイマーなどで時間を区切り、メリハリをつけて勉強に取り組むことで、集中力を維持しやすくなります。
勉強している様子を動画に撮る
自分が勉強している様子を、スマートフォンなどで動画撮影するのもおすすめです。
「撮影している」と意識することで緊張感が生まれ、勉強に集中しやすくなる効果が期待できます。
また、スマートフォンを撮影に使うことで、勉強中に自然とスマホを触ったり、意識したりすることがなくなります。
タイムラプスなどのコマ送り機能で撮影すれば、後で見返したときに達成感があり「もっと頑張ってみよう」とやる気も生まれることでしょう。
どうしても集中できないときや、スマートフォンが気になりがちな人はぜひ実践してみてください。
普段からできる!定期テストで10位以内を維持するための習慣
定期テストで10位以内を目指すことはもちろん、達成したら以降もその順位をキープし続けることが重要です。
継続的に成績上位を目指していくためには、テスト期間以外も勉強と向き合うことが欠かせません。
ここでは、定期テストで10位以内を維持するために大切な習慣を紹介します。
学校の授業を大切にする
定期テストで上位を目指すためには、普段の授業を大切にすることが欠かせません。
毎回の授業を100%しっかりと受けることで、定期テストでの結果にもつながります。
「先生の話を聞く」「板書をノートに書き写す」ことはもちろん、授業を受ける際に以下のようなことに取り組んでみましょう。
- 授業の前に予習しておく
- 授業の後に復習する
- 授業中に先生が言ったことをノートにメモする
特に、先生が授業中に言ったことがテストのヒントになることもあります。発言をよく聞き、ノートの余白にメモをとっておくと役に立つことでしょう。
苦手や疑問はその場で解決しておく
苦手意識のある単元や、わからない問題は、自覚した時点で解消するようにしましょう。
苦手や疑問をそのままにしておくと、続きの単元までわからなくなり、どんどん解決するのが難しくなってしまいます。
「授業中にわからないところがあれば授業後に先生に聞く」「宿題でわからないところは翌日学校で先生に聞く」など、すぐに質問して解消する習慣をつけておきましょう。
日常的にこの習慣ができていれば、テスト直前期に焦ることなくスムーズに対策を進められます。
すきま時間をうまく活用する
部活や習い事などで忙しい学校生活を送っている人は「テスト1週間前以外はまとまった勉強時間がとれない」と悩んでいるかもしれません。
まとまった勉強時間を確保するのが難しい人は、ちょっとしたすきま時間をうまく活用してみましょう。
- 帰宅から夕食までの時間にその日の授業を復習する
- 電車などの移動時間に単語や用語を暗記する
- 寝る前30分に単語や用語を暗記する
30分前後のちょっとした時間でも、復習や暗記を毎日積み重ねていくことで知識が少しずつ定着していきます。テスト直前の対策も進めやすくなるでしょう。
特に「夕食前の時間」は集中力が高まりやすく、「寝る前30分」に勉強したことは記憶に残りやすいと言われています。ぜひ、すきま時間を有効に活用してみてください。
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まとめ
定期テストで10位以内に入るためには、5教科で450〜475点以上が目標の目安になります。
10位以内に入り、その順位を維持していくためには、テスト前はもちろん、普段の授業や家庭学習との向き合い方も重要です。
時間を有効に活用しながら、正しい勉強方法で取り組んでいくことが目標達成への近道になります。今回紹介した勉強法を参考にしながら、10位以内を目指してみましょう。
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