中学受験に間に合わないと感じたときの対処法を紹介 | 子どもからの相談への対応方法も解説
お子さんが小学6年生になり、中学受験まで間に合うか心配になっている親御さんもいるのではないでしょうか。
小学6年生から受験勉強を始めたり、夏休み以降成績が伸びなかったりすると、志望校に受かるか心配ですよね。
本記事では、中学受験に間に合わないと感じたときの対処法や、子どもから相談を受けたときの対応方法を解説します。
お子さんの成績について不安を抱えている親御さんは、参考にしてみてくださいね。
目次
小学6年生からでも中学受験に間に合う
多くの塾では、中学受験の対策を小学4〜5年生で行っているため、小学6年生から受験勉強を始めた親御さんは心配だと思います。
ただ、適切に勉強をしていけば、小学6年生からのスタートでも十分に合格を狙えます。
しかし、合格できるか不安で焦って、子どもに勉強を強制したり、ストレスをぶつけたりしてしまうと、逆効果になるため注意が必要です。
親御さんは子どもの学力アップを信じて、学習環境を整えたり、相談にのってあげたりして、フォローしましょう。
夏休み明けに成績が伸びないときの対処法3選
受験生の中には夏休み明けに成績が伸びない子どももいます。
なぜなら、夏休みは受験の天王山と言われており、ほとんどの受験生が気合いを入れて長時間勉強する時期だからです。
多くの受験生が成績アップするため、模試の結果が夏休み以前とあまり変わらないことがあります。
また、夏休み明けの学力ではまだ過去問で合格ラインの点数を取れないことが一般的であるため、過去問の点数が低くても焦ってはいけません。
夏休み以降に成績を伸ばすためには、以下の対処法を実践すれば徐々に成績が伸びていきます。
- 過去問を演習する
- 苦手分野を勉強する
- その日のうちに復習する
お子さんの学力・成績が心配な方は、ぜひ参考にしてみてください。
過去問を演習する
夏休み明けに成績が伸びない場合、過去問を演習してみましょう。
夏までに固めた基礎知識を活かして問題を解くには、過去問を演習して訓練することが近道です。
過去問を解いていくなかで、身についていない分野がわかったり、重要な部分がわかったりするので、過去問演習は重要です。
過去問は解きっぱなしにするのではなく、子どもと一緒に丸付けをしたり、復習したりすると、効率的に学習できますよ。
苦手分野を勉強する
苦手分野があれば、重点的に勉強すると成績が伸びていきます。
国語や算数は積み重ね型の科目であり、苦手な部分があると成績が伸びにくいです。
たとえば算数であれば苦手な部分まで戻って、基礎レベルの問題を何度も繰り返し解きましょう。
簡単な問題集を利用して、何度も使いこむこともオススメです。
その日のうちに復習する
その日のうちに習ったことを復習することで、記憶の定着が効率的になります。
焦ってしまうと新しいことを学習したくなりますが、復習をしないとすぐに忘れてしまいます。
さらっと見返すだけでも、次に学習範囲を見返したときに思い出しやすくなるので、ぜひその日の終わりに復習しましょう。
秋に実践したいこと3選
受験が近づいてくる秋に実践したいことを3つ紹介します。
- 志望校の入試説明会に出席する
- 志望校の入試体験や特別講座に出席する
- 今までの模試を解きなおす
「秋に何を勉強すればよいかわからない」方は、ぜひ参考にしてみてください。
志望校の入試説明会に出席する
志望校の入試説明会に親子で出席しましょう。
春や夏に入試説明会に参加していても、秋の時期に再度参加することが大切です。
なぜなら、秋の時期になればすでに入試問題が作成し終わっていることが多く、入試に関する重要な情報を教えてくれる場合があるからです。
出題傾向や重点的に勉強するべき内容を教えてくれることがあります。
さらに、過去問を配布してくれるケースもあるため、親子で入試説明会に参加しましょう。
志望校の入試体験や特別講座に出席する
中学によっては、入試体験や特別講座などのイベントがあります。
これらのイベントでは、入試問題をもとに指導してくれるので、重要な知識をおさらいできます。
さらに、入試に関する重要な情報をアナウンスしてくれる場合もあるので、出席しましょう。
今までの模試を解きなおす
今まで受けた模試の解きなおしも、秋の時期にしたい勉強法です。
なぜなら、模試には重要な知識を利用して回答する良問が多く出題されているからです。
また、自分の知識の定着度を測るためには、模試の解きなおしは有効な方法と言われています。
間違えた問題は丁寧に解説を読んで、次は解けるようにしましょう。
識を利用して回答する良問が多く出題されているからです。
また、自分の知識の定着度を測るためには、模試の解きなおしは有効な方法と言われています。
間違えた問題は丁寧に解説を読んで、次は解けるようにしましょう。
【ケース別】子どもから相談されたときの対応方法
ある日突然、お子さんから「勉強したくない」と相談される場合もあります。
急に言われたら、慌ててしまいますよね。
もしものときに慌てずに対応できるように、お子さんから受験について相談されたときの対応方法をケースごとに解説します。
- 「勉強したくない…」と相談されたとき
- 「受験勉強についていけない…」と相談されたとき
- 「受験をしたくない…」と相談されたとき
既に相談された方や、これからに備えておきたい方は、ぜひチェックしてみてください。
「勉強したくない…」と相談されたとき
「勉強したくない…」とお子さんから相談された場合、根詰めて勉強しすぎている可能性があります。
上手に休憩して、リフレッシュできる時間を作ることが大切です。
ただし、休みすぎてしまうと、塾の課題がたまってしまって勉強したくなくなるケースもあるので、要注意です。
たとえば、1週間のうち1日は休みの日を設けるといったように、定期的に自由な時間をつくりましょう。
「受験勉強についていけない…」と相談されたとき
「受験勉強についていけない…」とお子さんが伝えてきたときは、塾や家庭教師の授業ペースが速かったり、難易度が合っていなかったりします。
通っている塾や家庭教師に相談して、難易度やコースを変更しましょう。
また、家庭教師との相性が悪いケースもあるので、授業内容を観察してみてもよいです。
お子さんがどこから勉強についていけなくなったのか把握して、基礎学力をつけていきましょう。
「受験をしたくない…」と相談されたとき
「受験勉強したくない…」と相談されたとき、自分の学力がなかなか伸びなくて燃えつきてしまっている可能性があります。
夏にがんばって勉強して秋に模試や過去問をしたものの、良い点数が取れなかった場合、子どものモチベーションは下がってしまいます。
このような状況を避けるためには「受験したくない」と相談される前に兆候を見逃さないことが大切です。
たとえば「勉強したくない」と発言したり、宿題をいい加減にやるようになったりしたときには、塾や家庭教師に相談しましょう。
また、実際に「受験をしたくない…」と相談された場合には、責めるのではなく休憩を上手に取ったり、今後の計画を一緒に立てたりすることが大切です。
中学受験の対策ならオンライン家庭教師もおすすめ
中学受験に間に合わないと焦っている方には、オンライン家庭教師もおすすめです。
オンライン家庭教師とは、自宅のパソコンやタブレットで家庭教師の授業を受けられるサービスです。
サービスによっては、お子さんの学力や志望校に合わせて授業内容・スピードを調整してくれるので、学力を伸ばしやすいですよ。
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中学受験の受験勉強では自宅学習が大事ですが、生徒によっては「何をいつ勉強すればよいかわからない」と困っています。
そのようなことを避けるために、オンライン家庭教師ピースでは各科目の教師が「いつ、何の勉強をするか」が一目でわかる習慣学習スケジュールを教師が作成します。
さらに宿題の提出状況もチェックするので、徐々にお子さんに学習習慣がついていきますよ。
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オンライン家庭教師ピースの教師は、お子さんの性格や学力などに合わせて柔軟に指導できる人材ばかりです。
教師は採用後に、本部教務とマンツーマンで指導研修を受講するので、教科の教え方や生徒の接し方を身につけています。
また、授業後の本部教務への報告・情報共有を義務付けているので、教師の管理体制も万全です。
ぜひ一度、オンライン家庭教師ピースの質の高い授業を無料体験してみてください。
まとめ
中学受験に間に合わないと心配になっている親御さんもいると思いますが、小学6年生からでも中学受験に間に合います。
夏休み明けの過去問や模試の結果が良くなくても、過去問演習や苦手分野の克服を丁寧にしていけば、志望校への合格は狙えます。
とくに秋の時期には、志望校の入試説明や入試体験講座に出席して、受験に関する重要な情報を集めることも大切です。
学力が伸び悩んでいて心配な方は、オンライン家庭教師の利用も検討してみてくださいね。