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中学生の春休み学習は「予定表を活用」して効率アップ!

毎年、春休みは、夏や冬と比べて早く過ぎると感じる親御さんも多いのではないでしょうか。年度末で慌ただしく、お子さんの様子を丁寧に見てあげられないと悩む親御さんも多いようです。

今年は、ぜひ「計画的な春休み」を過ごせるよう、いまから準備を始めましょう。この記事では、春休みの意義とやるべきこと、具体的な計画の立て方を解説します。春休みの予定表をダウンロードできるサイトも紹介しました。

中学生の春休みを有意義なものにするヒントとしてご活用ください。

「中学生の春休み」の意義とミッション


新学期を控えた春休みには、1年の中でも独特の雰囲気が感じられます。進級やクラス替えにワクワクしたり、不安があったり……。そんな春休みが持つ意義と、やっておきたいミッションを学年別にまとめました。

新中1生

新中1生、いよいよ中学生!春休みは、“気持ち・用品・勉強”とすべての面で入学準備を完了させる時期です。

勉強面は、新中1の1学期にスタートダッシュを切れるよう整えましょう。中学生の最初に良い成績が取れると自信になり、勉強に対するやる気もわきやすくなります。部活が始まる5月までに、勉強のリズムを完成させることを目指しましょう。

新中1生の学習ポイントは、「小学校の苦手克服」「英数先取り」です。
小学校で習った内容に苦手がある場合は、かならずマスターしておいてください。また英語と数学を先取りしておくと、新学期の慌ただしさの中でも学校の授業を理解しやすくなります。

新中2生

新中2生は、中だるみに注意しましょう。中学生になって1年が経ち、生活に慣れて気が抜けやすい時期です。反対に、「後輩が入ってくるからしっかりしなきゃ」という気持ちが空回りする場合もあります。落ち着いて、すべきことを一つひとつ進めていけるよう気持ちを整えましょう。

新中2生の春休みには、1年の目標を立てるのがおすすめです。1年後には受験学年になることも踏まえ、中2の1年間をどのように過ごしたいか考えましょう。

また英語・数学の復習もかならずしておきます。中2の学習内容は入試によく出るものが多いため、中2でのつまずきは受験にまで影響する場合があるからです。

新中3生

新中3生は、いよいよ受験学年です。志望校と受験への意識を明確にし、1年後の合格に向かってスタートを切りましょう。

春休みは既習範囲の復習をしておきます。英語と数学の復習は必ず済ませ、できれば理科・社会の苦手分野にも取り組みます。中3の定期テストでは中1・2の範囲もよく出されるため、復習は成績アップにも欠かせません。

また部活も残り数か月となります。悔いのないよう取り組むためにも、春休みは計画的に過ごしたいですね。

中学生の春休みは予定表を活用しよう


春休みは年度末とかさなります。お子さんの進級準備もありつつ、親御さん自身も年度末で忙しくなるケースも多いでしょう。あっと言う間に終わってしまう春休みを充実させるためには、「予定表」の活用がおすすめです。

「やるべきこと」「やりたいこと」を書き出しておくだけでも、やり忘れを防げます。春休みに入る前に、ぜひ親子で予定表を立ててみてください。お子さん自身のタスク管理能力を伸ばすのにも役立ちます。

中学生の春休み用・予定表を立てる手順


春休みの予定表は、手順を押さえて考えると効率よく完成します。予定表を立てる手順を、6つに分けて解説します。

1. 決まっている予定をすべて書き出す

はじめに、すでに決まっている予定をすべて書き出しましょう。お子さんの予定だけではなく、親御さんの予定も書き出すことがポイントです。

部活や友達との約束、習い事、帰省、仕事の予定、繁忙日の予定など、あらゆる予定をカレンダーに書いてください。自由に使える日(時間)が自然と見える化されるため、予定が立てやすくなります。

2. 部活の予定は仮でもOK

予定は、あくまで予定です。この時点では「自由に使える日(時間)」をざっと明確にするのが目的なため、部活の予定が出ていなければ仮で入れておきましょう。夏休みや冬休みの練習日程を参考に「午前」「午後」と押さえるだけでも問題ありません。

部活の予定が確定したら、必要な変更を加えていきましょう。

3. 宿題をすべて書き出す

宿題もすべて書き出します。教科別・教材別に、やるべきページ数を算出しましょう。テスト範囲を兼ねる宿題があれば、マーカーで塗っておくとわかりやすくなります。

4. プラスアルファで勉強したい内容を書き出す

英語・数学の復習や先取りなど、自主的に学習したい内容を書き出します。ポイントは「欲張りすぎないこと」。欲張ってたくさんやろうとしても、春休みは思いのほか忙しいものです。
「もう少しできるかな?」と感じる程度で留めておくのが、計画を達成する秘訣です。

5. 3と4を勉強できる日に割り振る

宿題とプラスアルファの学習内容を、勉強できる日(時間)に割り振りましょう。「朝一番」「夕食後」など、毎日確保できる時間に勉強するよう、予定を固定するのもおすすめです。習慣化されると自然と勉強に向かえるようになります。

6. かならず「調整日」を設けておく

数日に1日、あるいは半日程度、予定を入れない調施日を設けるのも大切です。調整日があれば、急な予定変更や勉強の遅れにも対応しやすくなります。
もし調整日にすべきことがなければ、追加の学習をしても良いですし、休養日にしても良いでしょう。

中学生向け・春休みの予定表をダウンロードできるサイト


中学生にも使いやすい予定表を、無料でダウンロードできるサイトを紹介します。ご自宅にあるカレンダーの活用法もまとめました。
お子さんの性格や好みに合わせて、活用してみてください。

ちびむすドリル

子ども向けのプリント教材を無料でダウンロードできるサイトです。春休みには「春休みカレンダー 生活表」がおすすめ。小学生向けですが、中学生でも十分活用できます。
4週間・3週間・2週間と期間が選べるため、予定に合ったものを選びましょう。

引用:春休みカレンダー生活表|ちびむすドリル

学習計画・学習記録シート

使いやすいシンプルな予定表が、無料でダウンロードできます。おすすめは「春休みやることリスト」「春休みの計画表」です。余白が多めで、自由に書き込めるタイプ。
自分が使いやすいようにカスタマイズするのもおすすめです。

<春休み やることリスト>

引用:学習計画・学習記録シート

カレンダーを活用してもOK


シンプルにカレンダーを利用するのも良い方法です。余白が多いものなら、教科別の勉強予定や部活の予定も書き込めます。欄外にメモ欄があると、備忘録としても使えます。
カレンダーを利用するメリットは、春休みの残り期間が視覚的にわかること。3月・4月を並べ、終業式・始業式の日に印をしておきましょう。

学校の予定表を活用してもOK

学校から配布された予定表があれば、ぜひ活用しましょう。新学期に予定表の提出を求められる場合があるかもしれません。事前にチェックしておくと安心です。

学校からの予定表は、新学期に向けて学習やテスト勉強を計画的に進めやすくつくられています。テスト範囲を確認しながら、一つひとつ書き込んでみてください。

春休みの予定表に関してよくあるQ&A


春休みの予定表は主体的に取り組むほど、さまざまな疑問に直面します。よくある質問と回答をまとめました。

Q. かならず予定通りに進めないとダメ?

A. 厳密に予定通りに進まなくても大丈夫です!

突発的・想定外の出来事は、あって当然です。勉強も計画通りに進むとは限りません。わからない問題に悩み、時間がかかることもあります。
計画は、予定通りに進まない前提で考えましょう。途中に空白の日をつくり、ズレた予定を調整しやすくしておくと大きく崩れることを防げます。

Q. 春休みの途中で予定を変更したくなったら?

A. 随時、調整しましょう。

勉強を進めるうちに、「やっぱりこっちの単元を勉強しておきたい」「もっとここもやっておきたい」など、意欲が出てくる場合があります。予定は随時変更し、柔軟にやりたいことに対応していってOKです。
ただし「宿題を進めない」など、マイナス方面への修正はおすすめできません。最低限やるべきことは終わらせましょう。

Q. 予定を進めるやる気が出る秘訣は?

A. 「見える化」するのがコツです。

終わったタスクに「×」をつける、予定通りにできたらシールを貼るなど、進捗を見えるようにするとやる気が出ます。とくに完了したタスクを「×」や斜線で消すやり方は、「残っているタスクがわかりやすくなる」というメリットも得られます。

時々、ご褒美デーを設けるなど、お楽しみ要素を加えても良いでしょう。

中学生の春休みにはオンライン家庭教師ピースがおすすめ


「やるべき勉強を洗い出し、予定を立て、日々計画的に進める」……。
文字で書くと簡単に見えますが、中学生が実際に自力で取り組むのはなかなかに難しいテーマです。

とはいえ、親御さんも多忙な年度末。つきっきりでお子さんを見ていることもできない時期でしょう。

そんなときは「オンライン家庭教師」を検討してみてください。学校の宿題やテスト勉強を含めた学習計画から日々の進捗管理、家庭学習のコツ、復習指導など、春休みにやっておきたい勉強を総合的に指導してくれます。

自宅にいながら、マンツーマンで受講できるのもメリット。「塾の帰りに遊びに行ってしまった」という心配もありません。

オンライン家庭教師なら、お子さんと講師との相性をどこよりも重視するオンライン家庭教師ピースがおすすめです。まずはお子さんの勉強の様子や悩みを、お気軽にお聞かせください。3,000人以上の登録講師から、最適な1人をご紹介します。

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まとめ

春休みは、ワクワクする期間です。進級に向けて文具を新しくしたり、クラス替えにドキドキしたり……。そんな「中学生ならでは」の時間も、あたたかく見守ってあげたいですね。

一方で、新学年を控えて心配なのは勉強面です。春休みはこれまでの復習と、新学年の予習にも取り組みましょう。やりたい勉強をすべて完了させるには、計画的に過ごせるよう環境を整えることが大切です。予定表を立て、お子さんがタスクを視覚的に把握できるようサポートしてあげてください。

計画の立て方に迷ったら、プロの手を借りるのもおすすめです。オンライン家庭教師ピースなら、目標や部活の予定、お子さんの現状に合わせて最適な学習計画を立案します。

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