オンライン家庭教師ピース
無料体験授業・資料請求はこちら

受験勉強のモチベーションが上がらない!プロ家庭教師が解決策を伝授!

受験生にとって受験モチベーションを高い位置で保ち続けることは、長い戦いの中で何よりも大切なことです。頭で分かっていても焦りが出てしまったり、そもそも受験に対して前向きではなかったりなど、受験期にメンタルを整えることはそう容易ではありません。

一度モチベーションが上がってくれば勉強の質も量も自然と増していきます。この記事ではモチベーションが上がらない理由と上げるための工夫について、数多くの例をあげ考えていきます。やる気が出ないと諦める前に自分の心について一度考えてみましょう。

受験のモチベーションが上がらないのはなぜ?

受験のモチベーションが上がらない理由は人の数だけたくさんあります。
今回はその中からいくつかの例を説明していきます。自分に当てはまるものはないか?という目線で一つ一つ見てみてください。

頑張っているのに成績が伸びないから

受験の範囲はとにかく広いです。それに伴い模試の時点でかなり広い範囲が出題されます。たとえ受験勉強を始めたとしても、その成果が模試レベルで出てくるまでにはしばしの時間がかかります。せっかく頑張っているのに成果が出ない状況は次第に受験生からやる気を奪っていきます。

周囲がみんな優秀だから

振り返れば小学生高学年くらいからやたらと勉強が得意なクラスメイトがいたのではないでしょうか。ガリ勉というほど、勉強に多くの時間を取っているように見えないのにテストではいつも高得点。

そういう知り合いを見ると「所詮、勉強も才能なんだ。自分がいくら頑張っても、あの子みたいにはなれない。」と卑屈になってしまう気持ちもわかります。受験勉強では模試の結果や合格校で自分の順位を知る機会が多いので、いやでも他人と自分の差を気にしてしまうのです。

自分に合った勉強の方法がわからないから

そもそも勉強の仕方がわからないというのも見過ごしてはいけない一つの問題です。特に今まであまり熱心に勉強をしてこなかった子がいざ受験勉強を始めようにも何をどうしていいのかわかるはずもありません。

良いと言われている問題集をやったとして、それがあなたにあっているという保証はありません。何よりあなたはその問題集を解くための基礎をすでに理解しているのでしょうか。今行っている勉強法が自分に合っているか自信がない方はこれを機に一度、やり方から見直してみましょう。

志望校にあまり魅力を感じないから

誰しもが自分の志望校に対し熱い気持ちを持っているわけではありません。親が行けと言ったから、特に行きたい大学もなく友達に合わせた、など志望校を決める過程にもいろいろあります。自主的に決めたわけでない志望校にはなかなか魅力を感じられないものです。魅力がない志望校に受かるために必死に勉強しようにも、そこまで熱くなれないというのが現実です。

勉強するための環境がよくないから

勉強に向いた環境というものは確かにあります。適度に静かでスマホなどの気を散らす誘惑が周りにない場所が最高の環境と言えるでしょう。

しかし、こういった環境に身を置くことが難しい人が多いのも事実です。家族が多くてうるさかったり、ゲームや漫画が手を伸ばせば届くところにあったりと勉強に集中しようにも環境がそれを邪魔するという現実が受験生を苦しめます。

日々が忙しくて疲れている

勉強をするにも体力がいります。脳を動かすというのは慣れていないとなかなかに疲労を感じるものです。しかし、日々の生活だけでへとへとになっていて、勉強に割ける体力がないという人も多いでしょう。通学や部活、塾や予備校がぎっちり入っていて、休憩もあまりとれていない人がそれ以上に勉強を頑張ろうにも限界はあります。
スマホやネットゲームのせいで睡眠不足がひどければ集中した勉強など夢のまた夢と言えます。

受験まで長くてゴールがイメージできない

受験はかなり長い時間をかけて行うマラソンのようなものです。普段のテストのような一夜漬けが通用するようなものではありません。

遠くにあるゴールに向かい、地道に努力を積み上げていく受験というマラソンには、そのゴールがイメージしにくいという難しさがあります。1年後の試験のために毎日必死に勉強!と頭では分かっていても本気になれないのが人間というものでしょう。

受験のモチベーションを上げる方法

ここからはモチベーションを上げる実践的な方法をたくさん紹介していきます。一つ一つ吟味して自分に合いそうなものを探してみましょう。ここに書かれた通りじゃなく、自分らしくアレンジしてももちろん構いません。やる気が出る瞬間は自分が一番に気づけるはずです。そのためのヒントを探す気持ちで見ていきましょう。

勉強の環境を整える

まずは、勉強に気持ちが向きやすくなるよう環境を整えていきましょう。そもそも家だとなかなか勉強に集中できない人は、家以外の場所で勉強するスタイルに切り替えるべきです。

塾や予備校の自習室、学習レンタルスペース、カフェ、図書館などの比較的静かな場所は集中するにはぴったりです。金銭的な余裕の程度により使える選択肢は異なると思いますが、できる範囲内で一番いい環境を作っていくことが自分のためになります。

もし家以外で勉強することがどうしても難しいのなら、耳栓を利用し家の中に静かな空間を無理やり作り出すという作戦もあります。

周囲の力を借りる

受験は個人の戦いではありますが、多くの人に協力してもらう方がより有利に戦えるのは間違いありません。受験までは勉強に集中したい意志を周りに伝え、できる範囲内で協力を仰いでみましょう。

周りの力を借りる時は、相手に強い意志を見せるように心がけましょう。あなたの本気が伝われば、相手も本気であなたの夢を叶える協力をしてくれます。

SNSを期間限定で中断する

現代の受験の邪魔者ナンバーワンはSNSに間違いありません。常に誰かが新しい情報を発信するSNSが気になってならないという人も多いはずです。しかし、ここで考えて欲しいことは、人生においてもかなり大事な受験というチャレンジを台無しにするほど、SNSはあなたの人生において大切なものなのか、ということです。

「なんとなくつい癖でSNSを開いてしまう」という人は多いでしょうが「SNSがないと死んでしまう」という人はなかなかいないでしょう。少しずつSNSに触れる時間を減らしていけば、実は自分はSNSを見ないで生活することもできるのだと気づけたりもします。

SNSは魅力的なおもちゃではありますが、あなたの人生を狂わせるほどの力は持っていません。SNSをすることで受験が有利になることは絶対にないと言い切ってもいいでしょう。今一度SNSとの距離感を考え直してください。

あらかじめプロフィール欄に「受験生のためしばらく使用しません」と宣言を書き込む人もいます。合格までSNS断ちをするという決断も一度考慮してみてください。

SNSとの距離の取り方は現代の受験においてかなり大きい比重を占めています。完全に断つことが難しい人は一日何回だけなどと制限を自分で作ってしまうと良いです。受験生に求められる自分を律する力を身につけることもでき一石二鳥といえます。

定期的に体を動かす

長時間勉強していると否が応でも同じ姿勢で居続けることが増えていきます。肩こりや腰痛などは受験生を苦しめる厄介なものです。受験生にとって運動も欠くことのできないものの一つです。

「運動している時間なんてない、その時間を勉強に回さなくては」と考える気持ちはわかります。しかし、集中力・モチベーションの面から考えると勉強だけをし続ければ良いというものでもないのです。要はメリハリです。

同じ姿勢でいることに疲れたら走る、歩く、体操してみるなど、定期的に立ち歩いて体を動かしてみましょう。外の空気を吸うと気分がリフレッシュできますし、部屋の窓を開けるだけでも気持ちは変わるものです。煮詰まったらリフレッシュをすることを忘れないでください。スッキリするとまた勉強の効率も上がってきます。

小さなことからとにかく手を付ける

学ぶべきことが膨大に見えて、何から始めていいか分からず結局何もしないまま1日が終わる。これほど悲しいことはありません。何も今すぐ完璧な知識を頭に詰め込めと言っているわけではないのです。

もし何から始めていいかわからなければ気楽に始められる小さなことから始めてみましょう。学校で習ってもうほとんど理解できている単元や、好きな教科からでいいのです。とにかく勉強をする習慣を体に染み込ませていくべきです。

また、計画表を作ることは非常に有効です。受験までに仕上げなければいけない勉強量を残された日にちで割っていけば、1日に取り組むべき量が大まかにわかります。

すると1年規模で考えるより、どのくらいのペースで勉強していけば良いかのイメージがつきやすくなります。気をつけなくてはいけないのは、この計画はいつしか破綻していくのが常ということです。

計画はあくまで一つの理想であり、完璧にこなせない時もあるでしょう。破綻した計画はその度新しいものに変更していきましょう。1ヶ月ごとに現状を見返し、計画表を作り替えていけば、常にゴールを見据えた勉強ができます。

やった勉強が目に見えるようにする

受験を登山に例えるなら、今どこまで登ってきたかを知ることが自信につながると思いませんか?「ここまで登ってこられた」と登山中に自分を励ますように、「これだけたくさんの問題集をやり終えた」「この単語帳をもう10周も繰り返した」という事実が受験期の自分に自信を与えてくれるのです。

努力が結果として現れるのはまだ少し先であっても、自分が努力をしてきた量を客観的に見るというのはモチベーション上げにつながります。解き終えた問題集をまとめて並べたり、何回単語帳を繰り返したかをメモしたりして、今まで得た自分の経験値を視覚的に見えるようにしてみましょう。

基礎からスタートする

友人たちのレベルが高く焦る状況でも、もしあなたが基礎に不安があるなら周りに合わせてはいけません。勉強にはそれぞれのペースがあるのです。

みんなが使っている問題集が、あなたにもぴったりと決めつけてはいけません。急がば回れ。身にならない勉強に費やす時間はもったいないだけです。土台が固まってくればそれ以降の応用にスムーズに進めますし、受験の頃には周りに追いついているということも可能です。人には人の勉強ペースがあることを肝に銘じておいてください。

志望校についてよく知る

あなたが今狙っている志望校についての知識を深めることもモチベーションを高めるきっかけになります。オープンキャンパスに行ったり、口コミを調べてみたりしましょう。Youtubeなどを駆使して情報を集めるのも有効です。

今住んでいるところから遠いところにある学校を志望しているなら、学校だけでなくその周辺の街などについても調べてみてください。

そこに自分がいる未来をより一層クリアにイメージできるでしょう。そして合格した後に待っている楽しさを想像すれば、そこに向かうための頑張りを今、発揮しやすくなるのです。繰り返しの毎日だと絶望している人ほど、その先に待っている生活をより具体的に想像することで気持ちを高めていきましょう。

受験に関係する映画やドラマを見る

受験を題材とした映画やドラマを見るというのもモチベーションにつながります。「ビリギャル」「受験のシンデレラ」「落ちこぼれの天使たち」などいろいろありますね。

まだ記憶に新しい「ドラゴン桜」はその金字塔とも言える作品で、受験に前向きになるために作られたドラマと言っても過言ではありません。もし可能であれば2005年版の「ドラゴン桜」もみていただきたいです。2005年版の方が勉強以外のパートが少なく、完成度としてもより高いと個人的には感じます。

また、受験に特化したわけではありませんが「マイボス・マイヒーロー」という2006年のドラマは勉強や進学に対する気持ちを前向きにしてくれるドラマとしておすすめです。私自身、高校生の時、勉強をする意味がわからず悩んでいたのですが、このドラマを見て勉強するのも悪くないなと気持ちが変わり、そこから受験を頑張り切ることができました。

配信サイトで見れないことが弱点ではありますが、ツタヤなどを活用してでも見る価値のあるドラマです。ドラマなんてと馬鹿にせずに見てみてください。見終える頃にはあなたの気持ちには前向きな変化が生まれているでしょう。

第三者に相談するのも有効

自分一人の力ではどうしてもやる気が上がらないのであれば、誰かに上げてもらうというのも一つの手です。学校や塾の先生、家庭教師に相談したり、受験勉強コーチングなどを利用したりするのも有効です。

相手がこちらに対し気を遣ってしてくるアドバイスには気をつけてください。「やる気が出ないのわかる。」というアドバイスは、一見優しい仮面をかぶっていますが、実はあなたのことを全く考えていないただの共感にすぎません。あなたの現状をズバリと突きつけ、少し焦らせてくれるくらいのピリ辛のアドバイスをしてくれる人を見つけ出せると次第にやる気が芽生えてきます。

どうしてもやる気が出ないときは少し休んでみる

受験に前向きになってきたとしても、やる気が出ない日はやってくるものです。そんな時は一度勉強のことを忘れ、溜まった疲れを取ったり、気持ちを切り替えたりすることに全力を出しましょう。

思い切って数日勉強しないことだって作戦としてはありです。しばらく休んでいると次第に勉強したい意欲が湧き上がり予定よりも早く勉強を再開するというケースも少なくありません。周囲が心配しないように知らせておけるなら一旦勉強から離れる旨をあらかじめ伝えておくと良いですね。

まとめ

いかがだったでしょうか。モチベーションを上げると言っても、そのやり方はいくつもあります。合うものもあれば合わないものもあるでしょう。また時期によって効果的だったり、そうでなかったりと人間の心はなかなか難しいものです。

受験期には勉強だけでなく、自分のモチベーション、つまり心と向き合うこともしなくてはいけません。自分と向き合うことがしんどい時もあるでしょうが、乗り越えた時あなたは学力以外にも大切なことを身につけているはずです。

この記事があなたのモチベーションを少しでも上げ、受験を戦い切るきっかけになっていれば嬉しく思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

お電話でのお問い合わせ

0120-907-650
[ 受付時間 ] 11:00~21:00 定休日:日曜日

ホームページからのお問い合わせ

お問い合わせ
無料体験授業のお申込み・資料請求はこちら