【保存版】プロが教える家庭教師の選び方やおすすめ比較
「家庭教師」と一括りに言っても、そのサービス内容は非常に多彩です。テストや受験に特化した家庭教師や不登校サポートが得意な家庭教師もいれば、「家庭教師は相性が大事だ」「いや、家庭教師は指導力が大事だ」と選び方にもそれぞれ自論が展開されます。
さらに近年は「オンライン家庭教師」という新しい指導形態も一般的になりつつあり、家庭教師選びはますます難しくなってきました。
そこで今回は「家庭教師とは?」という大きなテーマをピックアップ!家庭教師と塾・予備校の違いや、家庭教師ならではのメリット・懸念点、また家庭教師の活用法や失敗しない選び方も解説していきます。
「うちの子には、どんな家庭教師が良いのかわからない」という親御さんにこそ、読んでいただきたい記事です!それではさっそく、はじめましょう。
目次
家庭教師とは?
はじめに「家庭教師」とはどのような教育サービスなのか、あらためて確認しておきましょう。塾や予備校との違いや、家庭教師ならではの特徴も解説します。
塾・予備校との違い
家庭教師と塾・予備校との違いは、主に以下の通りです。
家庭教師 | 塾・予備校 | |
指導スタイル | 完全マンツーマン | 個別・集団などさまざま |
カリキュラム | 個別 | 個別・一斉それぞれある |
受講場所 | 自宅 | 校舎 |
家庭教師は生徒一人ひとりを1対1、つまり完全マンツーマンで指導します。カリキュラムも生徒の現状と目標に合わせて、個別に作成します。学習計画だけでなく、スケジュールや進捗の管理、苦手のピンポイント指導など、希望すればどんなサポートもしてくれる点も特長です。
また自宅が勉強場所となるのも、家庭教師ならではですね。周りに他の生徒がいない環境で、落ち着いて勉強できるというメリットがあります。
一方、塾や予備校の場合は、校舎に出向いて勉強することになります。周りの生徒たちとワイワイしている方が好きだ、あるいは集団の中で切磋琢磨したいという生徒に向いているといえるでしょう。
指導スタイルやカリキュラムは、塾・予備校によってさまざまです。講師と生徒が1対1~1対3ほどの個別指導の場合もあれば、学校のように集団で一斉に進むケースもあります。
オンラインサービスも普及している
長い間、家庭教師といえば「講師がご自宅に訪問する」のが定番スタイルでした。しかし、近年はオンラインを使って指導する家庭教師も普及してきています。
この「オンライン家庭教師」と呼ばれる新しい指導形態は、パソコンやタブレット、スマートフォンなどを利用し、画面越しで講師と生徒がやり取りします。ビデオ通話を使っているので、対話はもちろんリアルタイム・双方向で可能。お互いの画面を共有、つまり同じものを見れるようにしたり、お互いが書き込めるホワイトボード機能があったりと、最新テクノロジーを活用している点も特徴です。
オンライン家庭教師の受講に必要なのは、パソコン・タブレットなどの機材とインターネット環境のみ。環境が整っていれば、旅行先や帰省先でも授業が受けられます。また授業時間や指導科目・内容などは、従来の家庭教師同様、細かなリクエストが可能です。
対面指導とほぼ変わらない品質で授業が受けられる上に、「講師が家に来ない(対面する必要がない)」「外出の必要がない」など感染症予防の観点からも注目されている、まさにいまトレンドの教育サービスだといえるでしょう。
目的別に考える家庭教師の活用方法
家庭教師はどんな要望にも個別に応えられるという強みを持っています。しかし、「何でもおっしゃってください」と言われると、かえって「何を希望すれば良い?」と困ってしまうこともありますよね。
ここからは家庭教師が得意な指導・目的を中心に、家庭教師を最大限に活用できる方法を解説します。
受験対策
「受験対策」を目的として家庭教師を付ける方は、かなりいらっしゃいます。「うちの子が志望校に合格できるよう、必要な勉強を教えてほしい」というのは、家庭教師が最も必要とされる目的の一つです。
受験の段階別に、家庭教師がどのように活用できるか、考えてみましょう。
中学受験
中学受験で家庭教師を付ける親御さんには、合格はもちろんですが、「学習習慣をつけてほしい」「子どもに合わせて丁寧に解説してほしい」という願いを持たれる方が大勢います。
遊びたい盛りの小学生が勉強に向かうには、お子さんが勉強したくなるような動機を与えることが大切です。何が勉強の動機になるかは一人ひとり異なりますから、「うちの子に合う」アプローチを工夫してくれる家庭教師は小学生にピッタリなのです。
お子さんが思わず反応してしまう声掛けを続けた結果、学習習慣がつき、勉強に意欲的になり、合格につながるというサイクルが生まれます。マンツーマンでアプローチが可能なのは、一斉指導が中心の集団塾にはできない、家庭教師ならではの強みだといえます。
高校受験
高校受験に向けて家庭教師を付ける親御さんには、「苦手を克服して、少しでも得点を安定させたい」「子どもの精神的なフォローもお願いしたい」という方が多く見られます。高校受験は他の受験に比べて「失敗できない」プレッシャーが強いことの影響だと考えられます。
高校受験では第一志望の高校1校のみを受けるか、併願するとしても1~2校程度でしょう。合否は試験当日の一発勝負で決まりますから、苦手をそのままにしておくのはあまりに不安ですよね。そこでお子さんの理解に合わせて丁寧に指導してくれる家庭教師をつけ、苦手克服を目指すというわけです。
また高校受験は、人生で初めての受験という中学生も大勢います。底知れぬ不安にさいなまれることも多い受験勉強期に、1対1で話を聞ける家庭教師はお子さんの精神的なよりどころとしても頼もしい存在なのです。
大学受験
大学受験で家庭教師を選ぶ生徒には、「細かな情報が欲しい」「無駄な勉強はしたくない」「憧れの大学生に教えてほしい」といったニーズを持っていることが多いようです。
特にオンライン家庭教師は生徒と講師、それぞれがどこに住んでいようとも授業が可能。つまり、地方の高校生でも東大や京大、早慶、医学部生など、志望大学に通う先輩に見てもらえるということです。その大学に合格するために有効だった勉強法や、大学に入ってからの話などが聞けるのは、家庭教師ならではの利点だといえるでしょう。
また予備校や塾では「大学別」にカリキュラムが組まれることが多いのですが、結局は既成の受講計画であることに代わりはありません。中には自分には不必要な勉強が入っていることもあるでしょう。そんな時も家庭教師なら、徹底的に無駄を省いた、一人ひとりに最適な勉強が可能です。回り道をしたくないというニーズに応えられるのも家庭教師ならではだといえます。
定期テスト・実力テスト対策
家庭教師は「目標まで最短距離で勉強計画を組むこと」が得意です。そのため、目標がハッキリしている定期テスト・実力テスト対策にも大いに活用できますよ。
テストの得点は、勉強のモチベーションに影響するだけではありません。テストの結果は即、内申点に反映されるからです。内申点は高校入試ではもちろん、大学受験でも指定校推薦、学校推薦入試、また総合型選抜を狙う場合に必要となる、大切な評価。志望校合格には、避けて通れない指標だといえるでしょう。
目標は「現状」と「目指す地点」をつなぐルートを埋めることでのみ、達成できます。家庭教師はそのルートを生徒個別に考え、進捗を管理します。目標まで不要な勉強をすることなく、最短ルートで到達したいときに、家庭教師はピッタリなのです。
学習習慣づけ
「家での勉強習慣を付けたい」と願う親御さんは、大勢います。その願いを叶えるのも、家庭教師の得意分野です。
お子さんは、なぜ家で勉強しようとしないのでしょうか。実は、「家はくつろぐ場所であって、勉強する場所ではない」と考えているお子さんがとても多いのです。これでは勉強するはずがありません。
こうしたお子さんの場合、まず「家=勉強する場所」という認識を持ってもらうことから始めると失敗しません。そこで家庭教師の出番です。家庭教師なら家で勉強するのが基本ですから、自然と「家=勉強する場所」と意識を変えていけるというわけです。
また家庭教師に勉強計画を立ててもらったり、毎日机に向かう約束をしてもらったり、モチベーション維持の秘訣を伝授してもらったりするのもおすすめ。地道な取り組みで、徐々にお子さんも前向きに取り組めるようになっていくでしょう。
不登校サポート
自宅で指導する家庭教師は、学校に通えていないお子さんのサポートにも向いています。自室から出ることなく授業が受けられますから、他人の目を気にせず安心して勉強できます。また、塾では学年相応のカリキュラムで進みますが、家庭教師なら勉強の内容やペースも自由自在。学年をさかのぼって、分からないところを丁寧に理解していくこともできます。
また主要5教科以外の指導が可能な家庭教師も多い、というのも不登校のお子さんにとっては利点でしょう。たとえ勉強が苦手だったとしても、スポーツや趣味の分野で話が合う、あるいは指導を受けることで、自信を持ってくれることも期待できます。家庭教師は1対1なので、安心して心の内を話せるという不登校のお子さんも大勢います。
さらに家庭教師は、指導時間をお子さんの生活リズムに合わせられるというメリットもあります。塾は夕方から開くことが多いのですが、家庭教師なら学校がある日中でも、夜でも、いつでも受講可能。生活リズムを急に変えるストレスが不要だということも、押さえておきましょう。
家庭教師サービス 選び方ポイント
「家庭教師、良さそう!」と思っても、一体何を基準に選べば間違いがないのでしょうか。ここでは、無数の家庭教師会社からお子さんにピッタリの家庭教師を選ぶポイントを解説します。
家庭教師選びで失敗したくない親御さん、必見です。
講師と事務局の対応力
家庭教師選びは、何と言っても「人となり」が大切です。ここなら・この人なら安心して任せられそうか、不安は丁寧に解消してくれるかを確認しましょう。個人契約の場合は講師に直接問い合わせる、家庭教師会社の場合は事務局やサポートセンターの対応が決め手になります。
必ずチェックしておきたいのは、以下の7点です。「こんなに?」と感じるかもしれませんが、最初に確認を怠ると、後々トラブルにつながることもあるので、しっかり押さえておきましょう。
- 1人の講師が何科目対応してくれるか
- 科目ごとに講師交代が必要かどうか
- 事務連絡の方法
- 連絡先:講師に直接/事務局経由
- 連絡手段:電話/メール/チャットツール
- 連絡はスムーズに取れるか
- 欠席や遅刻の場合の対応
- 授業日振替希望の対応
- その他、懸念事項
講師の採用方法もチェック
次に、講師はどのように採用されているかも確認します。というのも、家庭教師会社には「登録型」と「選考型」という2つの採用タイプがあるからです。
登録型 | 講師を希望する人は、誰でも登録・講師になることができる。 多くの講師を集められる反面、指導の質を担保するのが難しい。 |
選考型 | 希望者を選考し、合格した人のみを講師として採用。 たくさんの講師は集められないが、指導レベルは高くなる。 |
それぞれメリット・デメリットがありますが、大切なのは「利用者にとって、メリットが大きいのはどちらか」を見極めることです。講師の採用方法は各家庭教師会社のホームページに記載されていることが多いので、よくチェックしてみてください。
同時に、プロ講師がいるかどうか、学力や指導経験だけではなく、人間性も重視して採用しているかも見ておくと安心です。
また良い講師が採用されていても、お子さんに合う講師が担当になるかどうかが問題です。どんな基準で生徒と講師のマッチングを行っているか、ヒアリングを踏まえて丁寧に講師を引き合わせているかどうかも、確認しておきましょう。
料金形態が複雑ではないか
家庭教師会社の料金面もしっかり比較してください。教育サービスの費用体形というのは、得てして複雑になりやすいのですが、複雑さはトラブルの元です。利用者視点で、分かりやすくシンプルな料金形態を持っているところなら、安心できるでしょう。
特に注意したいのは、次の3点です。
◎ 教材購入が必要か、不要か
◎ 管理費、サポート料などのよく分からない費用がないか
1コマ(1回の授業)で1教科しか指導してもらえないのか、複数教科の指導も可能なのかによって、かかる費用は大きく変わってきます。1コマ=1教科の家庭教師で英数を受講すれば2コマ分の費用がかかりますが、1コマ=複数教科OKという家庭教師を選べば、1コマ分の授業料で済むかもしれないからです。
また教材は手持ちの問題集や学校ワークを使うのか、専用教材の購入が必要なのかも要チェック!中には月謝は安いように見せておいて、高額な教材を買わせようとする業者もないことはないからです。
加えて、授業料・指導料以外に目的がよくわからない費用がないかも確認しておきましょう。特に「管理費・サポート料」といった名目は要チェック。希望する家庭教師会社にこうした費用があった場合は必ず問い合わせ、何のためのものなのか説明を聞くようにしましょう。
おすすめ家庭教師サービス5選
家庭教師の概要や選び方の注意点が分かったところで、おすすめの家庭教師会社を厳選して5つご紹介します。いずれも講師の質や実績が確かで、利用者からの評判も高い家庭教師会社です。
お子さんの性格や勉強の課題を思い浮かべながら、合いそうな1社を探してみてください。
トライ
「家庭教師のトライ」は、業界最大手の家庭教師会社です。従来のようなご自宅に訪問する家庭教師と、オンラインでの指導とを持っており、希望に合わせて選択可能。個別指導塾「個別教室のトライ」も運営しており、お近くで校舎を見たことがある方も多いかもしれませんね。
トライは120万人を超える指導実績に基づいた、高品質な指導ノウハウが特徴です。難関大生から社会人・プロ講師まで、経験豊富な講師が揃っており、お子さんに合う一人を選べるでしょう。また学習コンテンツがたくさんあるのも、大手ならでは。受講生は見放題の映像授業や、無料のオリジナル教材も利用できます。
ただし一部コンテンツの利用など、指導料以外の費用がかかる場合もあります。入会前に、必要な費用関係はよく確認しておくようにしましょう。
〈トライの特徴〉
- 業界最大手の信頼、120万人の指導実績
- 問い合わせから最短翌日に講師を紹介
- 講師の交代や追加は無料で対応
- 学習コンテンツが豊富、映像授業やタブレット学習など
ファースト
「家庭教師ファースト」も、訪問型家庭教師とオンライン家庭教師の両サービスを提供している家庭教師会社です。家庭教師の派遣は20年以上の歴史があり、国内トップクラスといわれる8万人以上の登録講師数を誇ります。主要科目のほか、英会話やスポーツ、面接練習、また不登校や発達障害のお子さんの対応も可能な、幅広いコース展開が人気の秘密です。
ファーストの特徴は、講師も東大・京大・難関大生をはじめ、プロ講師などの中から希望の1人を指名できること。実際に授業を担当する講師と体験授業ができるので、相性などの不安を解消してから申し込むことができます。オンラインも対面と同じ感覚で受けられるように、生徒の表情と手元を同時に映す「同時2画面表示」を取り入れる工夫もしています。オンライン指導はzoom、Skype、LINEで受講可能です。
〈ファーストの特徴〉
- 家庭教師派遣業から始まった、家庭教師のプロ
- スポーツや英会話、面接練習なども指導可能
- 画面はノートと表情を2画面で投影
- 講師数8万名
ピース
「オンライン家庭教師ピース」は、オンライン専業で10年以上という実績を持つ、オンライン家庭教師の老舗企業です。積み重ねたオンラインの指導ノウハウの質と細やかさは他社を圧倒!宿題チェックは授業前に済ませることで授業時間を無駄にしないといった工夫が、利用者からの信頼につながっています。
ピースは講師と生徒のマッチングを大切にするオンライン家庭教師としても知られています。講師は全員、指導力や人間性、人柄も重視して選考し、生徒とマッチングする際は性格や気質まで考えるというこだわりです。
また初めての方でも安心の、シンプルで分かりやすい料金体系にも定評があります。入会金と指導料以外は一切不要なので、受講にかかる総額が見通しやすいという声もあります。
ピースの無料体験授業は、厳選された最適講師が担当します。その講師と勉強していけそうか、まずは一度体験し、確かめてみるのがおすすめです。
〈ピースの特徴〉
- シンプルで明瞭な料金体系、入会金と指導料以外は0円
- 指導力や人柄も重視した講師選考、採用率5%
- 相性を重視し、講師と生徒をマッチング
- 体験授業でも本担当可能な講師が登場
マナリンク
マナリンクはオンラインに特化した家庭教師会社です。塾経営者やプロ講師、教員免許保持者、元教員といった教育業界歴の長い社会人講師のみが在籍しており、長く見てもらえることが特長でしょう。教科の指導だけではなく、勉強法や受験・進路相談などができる点も魅力です。
マナリンクでは、生徒が講師を指名する仕組みを取っています。講師も本当に指導できる科目に絞って生徒を受け入れているので、「その科目に精通した先生に教えてほしい」「合う先生を自分で見つけたい」といった希望に応えられる仕組みだといえるでしょう。また講師と生徒のやりとりは、専用アプリを介して行われます。質問や相談もチャットでできるので、先生と気軽にやりとりできると評判です。
〈マナリンクの特徴〉
- 塾講師や元教員など、教育業界歴の長い社会人講師が多数在籍
- 費用は指導料のみ、教材購入なし
- 希望する講師を自分で探せる仕組み
- 専用アプリで講師と直接やりとり可能
メガスタ
「メガスタ」はオンラインに特化した家庭教師会社で、社会人講師・プロ講師を数多く抱えています。特に大学受験に強いとの評判が高く、オンライン家庭教師の中では日本最大級の合格実績を誇ります。総合型選抜や推薦入試に対応しているのも特徴でしょう。
メガスタは、生徒の目標・目的に応じた「最適指導」を行っています。生徒の課題を克服する専門スキルを持った講師が届いていない状況からの目標達成を実現し、過去には94%が逆転合格したという実績も持っています。
生徒の表情と手元を同時に映す2画面システムを導入するなど、授業の随所に工夫が見られます。
費用は入会金と指導料のみですが、オリジナル教材を使う場合は別途費用がかかります。
〈メガスタの特徴〉
- 予備校講師や塾講師など、プロ講師が多数在籍
- 目標に合わせた最適指導
- 毎授業ごとに指導レポートが出る
- 授業はすべてスタッフとAIが品質チェック
最後に保護者の方へ
お子さんのためだけの学習計画と指導、細やかな学習管理、そして精神的なサポートやここでしか得られない情報が手に入るのが、家庭教師の特徴だということが、お判りいただけたかと思います。
一方で、「家庭教師は確かに良さそう、でも……」と気になる点も、残っているかもしれませんね。
ここでは保護者の方がご心配されることが多い、家庭教師の懸念点について解説します。
家庭教師の懸念点とは?
多くの保護者の方がきにされる家庭教師ならではの心配事には、どのようなものがあるでしょうか。代表的な4つについて、見ていきましょう。
講師が訪問するたびに準備が必要?
家庭教師といえば!と真っ先に思い浮かぶのが、「先生を迎える準備」ではないでしょうか。お茶は要るのか要らないのか、子供部屋は片付いているのか、玄関やリビングも目に入るからお掃除を……、とお子さんより親御さんの方がソワソワしてしまうこともあるようです。また「交通費」が心配、という方もいらっしゃいます。
しかもこれが、1回だけならまだしも毎週続くのです。講師が家に来る、というのが気が重くて家庭教師を躊躇するという声も見られました。
また感染症予防の観点からも、「他人を家に上げたくない」という方は増えているようです。
そんな家庭教師のデメリットを解消し、利便性だけを手に入れられるのが「オンライン家庭教師」でしょう。マンツーマンという家庭教師の良さはそのままにオンラインで指導してくれるため、訪問にまつわる心配ごとは一切ありません。掃除がご心配なら、画面にうつる範囲だけ整えればOKです。
家庭教師は気になるけれど、準備が心配……、という方は、オンライン家庭教師を検討してみるのがおすすめです。
生徒-先生間のマッチングに不安
家庭教師は1対1の指導になるため、どんな教育サービスよりも「生徒と講師の相性」が大切になります。相性が合えば良いのですが、万一ミスマッチだったときに、授業中に居心地の悪い思いをするのはお子さんですよね。親御さんも「先生と合わなかったらどうしよう」「要望をはっきり伝えたり、交代を希望しても良いものか」と悶々とすることもあるようです。
この心配を解決するには、生徒と講師のマッチングに徹底的にこだわる家庭教師会社を選ぶようにしてください。指導教科や学歴、経験といった、いわゆる「スペック」が合う講師を選ぶのは大前提として、性格や趣味、指導スタイルなど、見えない人間性まで配慮して講師を選んでくれる会社なら心配は減るでしょう。
また講師の交代を気軽に受けてくれる姿勢であるかも、チェックします。
後ほど、マッチングの精度に定評あるオンライン家庭教師会社を紹介します。併せてご覧ください。
料金体系が複雑で不安
家庭教師は塾とは異なる料金体系を持っており、さらに会社ごとに仕組みも異なるため、費用の理解が難しい、不要な料金を支払わされたら困る、といった不安を抱く方もいらっしゃいます。
料金面で失敗しないためには、料金体系がとにかくわかりやすいところを選ぶのが大切!家庭教師に必要なのは、入会金と指導料が基本です。その2つを軸に、よくわからない費用がないかチェックしてみましょう。
さらに指導料についても、「授業時間内なら、何教科でも指導可能」なのか、「1コマ・1教科」なのかも確認します。この違いは、受けるコマ数、最終的には指導料にかかわってくる重要ポイントだからです。
また特に注意したいのが「教材費」でしょう。学校や手持ちの教材を活かし指導してくれることこそ、家庭教師のメリットです。オリジナルだから、必要だからといって、むやみに教材を買わせようとしていないか、しっかり尋ねるようにしましょう。
オンライン家庭教師ピースの紹介
家庭教師の不安や懸念を解決したサービスなら、オンライン家庭教師ピースがおすすめです。ピースは「利用者に寄り添ったシンプルで分かりやすいサービス」に定評があるオンライン家庭教師。お子さんにとっても、親御さんにとっても安心して始められるでしょう。
ピースが家庭教師としておすすめできるポイントは、次の4つにあります。
デバイス1つで気軽に授業開始
ピースはオンライン家庭教師なので、パソコンやタブレットなどのデバイスとインターネット回線があれば、すぐに授業を始められます。お持ちのスマートフォンでも授業可能ですし、オンラインなので講師への気遣いや準備も不要。手軽に始められるというのが、1つめの特長です。
お子さんの性格まで考慮した安心のマッチング
ピースに関して特筆すべきは、家庭教師業界でも数少ない「性格面まで考えてマッチング」をしているということ。ピースには選抜された講師が3,000人以上いますが、相性ピッタリの講師を選ぶ技術は業界随一です。お子さんのやる気を出させる講師が、必ず見つかります。
継続指導可能な講師が体験授業を担当、もちろん無料
ピースがマッチングした講師は、体験授業の段階から担当します。体験授業だけはトークが上手くて営業力のある講師が担当する、申し込んでみたら違う先生が担当になった、ということはピースでは起こりません。ピースの高いマッチング力を、体験授業でぜひ試してみてください。
入会金と指導料以外は不要!明瞭な料金体系
ピースは分かりやすい料金体系にも定評があります。必要な料金はホームページで完全に明記、パッケージでシンプルに決められています。入会金と指導料以外にかかる費用はなく、他社のようにオプションや管理費、教材費といった追加費用も掛かりません。入会時に費用の総額が見通せるので、安心して始められますね。
>>ピースのシンプル料金設定はこちらからご確認ください。
まとめ
家庭教師とは?という大きなテーマを掲げ、家庭教師の特徴や近年人気のオンライン家庭教師について、また家庭教師の選び方やおすすめ家庭教師会社もご紹介してきました。
家庭教師でも塾でも同じなのですが、勉強の成果を出してくれるのは「人の力」です。いかに優れた学習コンテンツ、たとえば教材やアプリ、映像授業などがあったとしても、それを持っているだけでは活用できません。生徒自身が活かそうとして、何より講師が「活かすためのサポート」を丁寧に行って、はじめて結果につながるのです。
良い講師とは、生徒に応じて勉強法を最適に工夫し、あるべき進度で進んでいけるようフォローできる人のことです。そんな良い講師に巡り合えたなら、お子さんの実力はぐんぐん伸びていくでしょう。
塾や予備校にはできない、本当の意味で「お子さんに合う」勉強を提供できるのが家庭教師です。次のテスト、そして受験に向けて、お子さんにピッタリの家庭教師と出会ってくださいね。