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中学生が担任と合わない!そのきっかけや子ども・親ができることとは

「中学生の子どもと担任が合わないのはよくあること?」
「担任と合わない中学生にはどうアドバイスしたらいい?」
このような疑問をもつ中学生やその親御さんもいるのではないでしょうか。

この記事では、中学生の担任と合わない場合について徹底解説します。担任と合わないと思うきっかけや、担任と合わない場合に知っておくべきことを具体的に紹介。担任との関係に悩む中学生に対し、親ができることも説明します。

担任との関係に悩む中学生のお子さんや、その親御さんはぜひ最後までご覧ください。

中学生が担任と合わないと思うきっかけは?

中学生は多感な時期で「担任と合わない」と思うきっかけは多数あります。ここでは、中学生が担任と合わないと思う主なきっかけについてまとめました。

えこひいきをする

生徒のえこひいきをする担任は子どもの評価も低いです。先生も人間なので、自分の話を熱心に聞いてくれる生徒など気に入ったタイプはいるでしょう。すべての生徒に平等に指導しようとする先生がほとんどですが、明らかにえこひいきする教師も残念ながら存在します。

中学生は、周りの大人や友達の行動をよく見ています。担任の先生がえこひいきをしたならすぐ気づくでしょう。「先生が気に入った子にばかり対応して自分を見てくれない」と感じれば、担任に苦手意識をもつでしょう。

自分の非を認めない

担任が間違いを認めない場合も、合わないと思うきっかけになります。指導する立場の教師ですが間違うこともあるでしょう。もし間違いに気づいたら生徒に説明すべきですが、プライドから自分の非を認めない先生もいます。

間違ったら謝るよう、学校の先生からその都度いわれているはずです。指導する先生自身が自分の間違いを正当化するようなら、子どもはついていかないでしょう。

いやみを言う

いやみをいう担任は中学生に嫌われるでしょう。優秀な仲間と比べていやみを言ったり、些細な間違いを馬鹿にされたりしたら中学生でも腹が立ちます。

意図的ないやみでなくても、先生の言い方がいやみっぽく感じるかもしれません。子どもに気づかせる言い方が身についているため、回りくどくなりがちだからです。

例えば宿題をやらない子に「勉強しなくても100点取る自信があるんだね」、座り方が悪い子に「ずいぶん足が長いねえ」などという言い方です。自分で行動を考えさせる問いかけですが、いやみに感じる子もいるでしょう。

意見を押し付ける

生徒に意見を押し付ける先生も嫌われやすいです。中学生なら自分たちで考え行動できる年齢で、先生も発達段階を理解しています。生徒と話し合いながら、お互いに納得できる結論を見つける先生がほとんどです。

しかし、一方的な意見を押し付ける先生がいるのも事実です。自分の話を聞かず意見を押し付ける先生とは合わないと感じるでしょう。

すぐに怒る

頭ごなしにすぐ怒る先生とは、合わないと感じる中学生も多いでしょう。生徒の話も聞かず怒る先生にはついていけないと思うからです。

中学生の問題行動には、何らかの理由があるはずです。ほとんどの先生は初めから怒ったりせず、生徒の話や状況などから判断し適切な指導を行います。原因を解決したほうが今後の問題行動を減らせるため、怒るより効果的なのです。

しかし、生徒の行動だけを見てすぐ怒る先生では信頼関係を築けません。根本的な解決にもつながらず、生徒に嫌われてしまうでしょう。

生徒の気持ちを理解しない

中学生が合わないと思うのは、生徒の気持ちを理解しない先生です。生徒に興味のない先生では、困ったことがあっても相談する気になれません。

中学生は大人に頼りたい気持ちと、自立したい気持ちがせめぎあう時期です。親や担任にべったりしたかと思えば、急に離れることもあるでしょう。生徒の複雑な気持ちを理解し、長い目で見守る先生が大多数です。

しかし、生徒の気持ちを汲み取らず、表面だけ見て判断する先生もいます。生徒にしてみれば気持ちを理解してもらえないと感じ、担任が信用できなくなるでしょう。

トラブルを見て見ぬふりをする

生徒同士のトラブルなど、見て見ぬふりをする先生では信頼できません。だいぶ大人になったとはいえ、中学生は子どもです。友人関係のトラブルも多く、大人の仲介が必要なときもあるでしょう。

子ども同士のトラブルは不登校につながる恐れもあり、話を聞いてくれる先生がほとんどです。しかし、明らかなトラブルがあるのに「自分たちで解決しなさい」と丸投げする先生では余計悪化するかもしれません。

成績の付け方がおかしい

担任の成績の付け方に納得ができず合わないと思う中学生もいます。テストの成績がよいのに、思ったほどの結果が出ていないと納得できないでしょう。

成績は定期テストのほか、授業中の発言や表現、授業態度などを総合して付けられます。テストの点数が高くても、授業態度や課題提出が悪い場合、成績が伸びない可能性もあるのです。

中学生が担任と合わない場合に知っておくべきこと

担任と生徒の相性が悪いのはよくあることです。状況を悪化させないため、合わない担任との付き合い方を心得ましょう。ここでは、中学生が担任と合わない場合に知っておくべきことを解説します。

担任は1年間変えられない

担任と合わなくても、1年間は変えられないと心得ましょう。担任に問題があり先生を変えてもらいたくても現状では難しいです。教師は経験年数や担当教科などのバランスをみて各学年に配置されています。学期途中で変更するのは、ほかの学年にも影響があるため難しいのです。

病休などで担任が休んだとしても、臨時教員不足で代わりの先生が来るとは限りません。育児休業や病気休業など教員数が不足した場合、講師名簿に登録された人が臨時採用されます。教員採用試験に再チャレンジする人などが主な登録者です。

しかし教員採用試験の志願者が減少し、正規採用される人が増えたため講師名簿に登録する人数も減りました。臨時で教員ができる人はどこでも取り合いとなっているため、担任不在の状態が続く可能性もあるのです。

つらい思いをするのは子ども

担任と合わずにつらい思いをするのは子どもです。子どもと担任の相性が悪いと、親も気分が落ち着かないでしょう。でも学校に行って担任と接しているのは子どもです。少しでも楽しく学校に通えるよう、子どもの気持ちを最優先に考えてあげましょう。

人間同士だから合わないことはある

教師と生徒でも、人間同士なので相性が悪い場合もあります。スムーズな中学生活を送るため、ある程度の割り切りは必要です。

大人になる前の多感な時期なので、担任を苦手と思えばすべてが許せない人もいるでしょう。相性の悪い担任とは適度な距離を取り、うまく付き合っていきましょう。

良好な関係を築くに越したことはない

合わない担任とでも、良好な関係を築くよう努力しましょう。自分の印象をよくするに越したことはないので、最低限のコミュニケーションは大切にしましょう。

中学校は教科担任制ですが、まとめて成績をつけるのは担任です。特に受験を控えた中3では、進路などのやりとりで担任と接点をもつ必要があります。自分の希望する進路をかなえるには担任の協力が必要なので、割り切って付き合いましょう。

担任と合わない中学生ができること

担任と合わない状態で学校に通うのはつらいものです。少しでも学校に楽しく通えるよう、気持ちをうまく切り替えてみましょう。ここでは、担任と合わない中学生ができることを具体的に解説します。

楽しいことを考える

できるだけ楽しいことを考えるようにしましょう。担任との相性の悪さを気にせず、楽しく過ごす方法があるはずです。

例えば部活を頑張っているなら、学級より部活に重点を置いてみましょう。部活で活躍するには、授業や日常生活の態度も大切です。担任と合わないからといって、言葉遣いや課題の提出などをおろそかにすると、態度が悪いと思われ部活にも影響が出ます。

ほかにも、友達関係や趣味などに目を向けるのもよいでしょう。楽しみがあれば、相性の悪い担任とも割り切って付き合えるでしょう。

なるべく担任と関わらない

担任と合わないなら、できるだけ関わらないよう立ち回りましょう。担任とは1年だけの付き合いと割り切ると気持ちが楽になります。

他の先生と親しくする

中学校の担任と合わなければ、他の先生と親しくしましょう。中学校は教科担任制なので、小学校より担任と接する時間は少ないです。ほかの先生と相性がよければ、担任にこだわる必要はありません。

副担任や教科担任の先生、保健室の先生など信頼できる先生を見つけておくとよいでしょう。学校にこだわらなければ習い事や塾、家庭教師の先生を頼るのもおすすめです。学校では話しにくい内容でも相談できるので、気持ちが軽くなるでしょう。

没頭できるものを見つける

担任との相性を気にしすぎないよう、没頭できるものを見つけるのもよいでしょう。学校外の人と触れ合える活動がおすすめです。

ひとりでいると嫌なことを考えてしまうものです。身体を動かすのが好きなら、部活や校外のスポーツ団体に参加し、思い切り打ち込んでみてください。インドア派でもインターネットを使えば、趣味のコミュニティに参加して楽しめます。

カウンセリングを受けてみる

担任との相性で悩んでいるなら、カウンセリングを受けてみましょう。物事のとらえ方や考え方のクセがわかり、視点を変えるのに役立ちます。

担任と合わないのはつらいですが、ひとつの悩みにとらわれすぎている可能性もあります。視点を変えてみると、担任との相性が悪くてもうまくやり過ごす考え方が見つかるかもしれません。

中学生が利用しやすいのは、学校に配置されているスクールカウンセラーです。専門的な立場からのアドバイスは、今後の生活に役立つでしょう。相談には予約が必要なため、担任以外の先生でもいいので確認してください。

どうしてもムリなら休む

担任との相性が悪く、学校に行くのがつらいなら休むのもひとつの方法です。嫌なことがあると長期間休みたくなりますが学習に遅れが出てしまいます。苦手な担任のために、自分の進路に影響がでるのは不本意ですよね。休むなら1日だけなど、学習に遅れが出ないよう心がけましょう。

担任と合わない中学生の親ができること

多感な中学生が担任と合わず悩んでいると、親御さんも心配でしょう。子どもの気持ちに寄り添いながら、親ができるサポートをしていきましょう。ここでは、担任と合わない中学生の親ができることについて、くわしく解説します。

子どもの味方になる

子どもが担任との相性で悩んでいるなら、親は子どもの味方になりましょう。話を聞いてあげるだけでも効果的です。子どもの感情に流されると正しい判断ができなくなるので、客観的に聞くのがポイントです。

子どもの話を100%は信じない

子どもが担任と合わないとき、子どもの話を鵜呑みにしないようにしましょう。子どもの話だけでは、担任の接し方が実際に悪いのかわからないためです。

子どもが担任のことをよく思っていない場合、担任の言動を自分の都合よく受け取り、一方的に話す可能性もあります。客観的に見たら子どもが悪いケースもあるかもしれません。子どもの話をちゃんと聞いてあげるのはもちろんですが、内容をすべて信じず周りの評判も確認してみるとよいでしょう。

担任や学校と話し合う

子どもが担任と合わないなら、担任や学校と話し合いをもちましょう。子どもの話と先生の話を照らし合わせると、今後の対応のヒントがみつかります。

子どもの話だけでは、実際の部分がわからないものです。担任や学校側と対面で話す機会を設け、子どもの話が本当なのか確認してみるとよいでしょう。子どもや先生の受け取り方に誤解があるようなら、親が仲介するとスムーズに進みます。

担任と話してみて、話が食い違う場合もあるかもしれません。親も担任の対応に納得ができない場合、次の学年では別のクラスにしてもらうなどの対応を求めましょう。

学校以外の居場所を作るサポートをする

担任と合わない中学生の子には、学校以外の居場所を作るサポートをしてあげましょう。学校と家の往復では、悪いことばかり考えてしまいます。気分転換になるよう、別の居場所を探すよう促しましょう。

中学校生活の楽しみを部活にシフトしたり、学校以外の人と活動できる習い事をしたりするのもよいでしょう。中学校卒業後、自分の過ごしやすい環境を手に入れるため、勉強に力を入れるのもおすすめです。

思い通りにならないこともあると教える

人間関係は思い通りにならないこともあると教えるのも親の役目です。相手のいる人間関係では、いつも自分の思い通りになるとは限りません。合わない人がいるのは普通のことなので、お互いに妥協しながら生活するのが大切だと教えましょう。

担任との相性が根本的に合わない以外にも、子どもの成長で担任を受け入れられない可能性もあります。担任と考え方が合わないと悩む子には、程よい距離を取ればうまく付き合えると伝えてください。

無理はさせない

担任と相性が悪い中学生に無理はさせないようにしましょう。親まで敵になったように感じ、事態が悪化する恐れもあります。

担任と合わないと感じている子の中には「すべての大人と合わない」と思い込む子がいるかもしれません。子どもが学校に行きたくないと言っているのに「まず行ってみて」と突き放しては、親への信頼も失われてしまうでしょう。

「大人は誰もわかってくれない」と感じ、うつ状態になる可能性も。悪化した状況下では、解決にむけての話し合いもできません。子どもの状態に合わせ対応を変えながら、無理をさせないようにしましょう。

担任の悪口を言わない

中学生の子どもの前では担任の悪口を言わないのが鉄則です。親も担任に対しいろいろと思うところはあるものです。親の正直な気持ちを子どもに聞かせてしまうと、子どもも「やっぱり担任が悪いんだ」と思うでしょう。

親の後ろ盾を得た子どもは、担任の指示を聞かずクラスで気ままに過ごすようになります。担任の学力の低下や友人関係のトラブルなど、別の問題に発展する恐れも。状況の悪化を防ぐためにも、担任の悪口は話さないよう心がけてください。

担任と合わない中学生でも最低限のコミュニケーションを

中学校の子どもが担任と合わない場合でも、最低限のコミュニケーションを取りましょう。高校入試で利用される内申点は、中学3年間が対象となる都道府県が多いです。担任との関係にばかりこだわると、学習面や生活面での評価に影響が出る可能性も。

また、受験を控えた中学3年生は、進路相談など担任と接する機会が多いものです。高校受験調査書(内申書)は担任の先生が作成します。総合的な所見を文章で書く場合もあり、中3で担任を拒否していると、受験の調査書にも響くかもしれません。

気の合わない人はどこにでもいるものです。合わない担任のクラスになったのは残念ですが「大人になるための人間関係の勉強」と考えましょう。担任との関係で子どもがつらい思いをしているときは、必要に応じて親がフォローしてください。

まとめ

中学生の子が担任と合わないとき、親も心配になるでしょう。教師と生徒でも人間関係ですから、どうしても相性が合わないことはあるものです。担任を変えるのは難しく、最低1年は同じ担任と過ごすものと心得ましょう。

担任は成績をつける立場のため、合わないからと悪い態度を取っていては評価にも響きます。特に中3では進路について担任と面談する機会も多いです。自分の進路をかなえるためにも、相性の良し悪しは仕方ないものと割り切り、適度な距離感で付き合っていきましょう。

親は子どもが気持ちを切り替えられるよう、アドバイスや居場所づくりのサポートをするとよいでしょう。学校以外の信頼できる大人として、塾や家庭教師の先生が頼りになります。合わない人はどこにでもいるものなので、大人になる練習ととらえ、親子で乗り越えてくださいね。

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