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学校に行きたくない高校生にはどう対応する?理由や大人ができることとは

「高校生が学校に行きたくない原因は?」
「学校に行きたくない高校生にできるサポートは?」
高校生の子どもについて、上記のような悩みを持つ人もいるでしょう。

高校は大学や就職につながる大事な時期です。学校に行きたくない高校生は、将来を考えながら上手に対処しましょう。

この記事では、学校に行きたくない高校生の気持ちや、身近な大人の対処法を具体的に解説します。大人がやってしまいがちなNG対応や親子で話し合うときのポイントも徹底解説。学校に行きたくない高校生のために親ができる支援方法や相談先を詳しく紹介します。

学校に行きたくない高校生の学習サポートに最適なオンライン家庭教師も紹介します。高校生が学校に行きたくないと話したときの対処法を知りたい人は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

高校生が学校に行きたくないと思う理由とは


高校生が学校に行きたくないと思う理由は一人ひとり違います。子どもに聞いても言わなかったり、自分でも理由がわからなかったりすることも。どのような理由で不登校になるのかを知り、解決法を探りましょう。ここでは、学校に行きたくない主な理由を項目別に解説します。

勉強で悩んでいる

勉強面の悩みも、高校生が学校に行きたくない理由のひとつです。文部科学省が2021年度に行った調査では、高校の不登校理由に「学業の不振」と答えた生徒が6.2%でした。

学習面の不安は、能力と学習スピードのミスマッチでも起こります。進学校に入学した場合、勉強の進みが早すぎて理解が追い付かないケースが考えられます。高校合格だけを目標とした場合、入学後についていけなくなる可能性もあるでしょう。

参照:文部科学省「令和3年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」

友人関係で悩んでいる

高校に行きたくない理由は、友人関係での悩みを抱えている可能性もあります。文部科学省の調査でも、「いじめ」「いじめ以外の友人関係」が不登校の原因と答えた生徒は合わせて9.3%でした。

人間関係の悩みは、友達とうまくいかず学校に行きにくくなってしまうケースが考えられます。周りがみんな優秀に見えて劣等感を抱いてしまい、友人関係がうまくいかなくなる場合もあるでしょう。

高校生のいじめの件数は小中学校と比べて少ないですが、パソコンやスマホを使った誹謗中傷が目立ちます。SNSは高校生に必須のコミュニケーションツールですが、文字での悪口で傷つくとなかなか立ち直れないと推測されます。

先生との関係で悩んでいる

先生との関係で悩んだため、高校に行きたくないと考えたのかもしれません。文部科学省の調査では「教職員との関係をめぐる問題」が不登校の主な理由と答えた生徒は0.5%でした。割合は少ないですが、勉強を教える立場の先生との関係が悪いと、学習にも支障が出るでしょう。

学校の雰囲気で悩んでいる

学校に行きたくない理由として、雰囲気が合わず悩んでいるケースも考えられます。事前のリサーチではわからないルールや雰囲気があるためです。

資料を集めたり体験入学に行ったりしたものの、実際に入ってみると思っていた様子と違う場合もあるでしょう。例えば、ルールの厳しさや行事内容、学習のレベルが高すぎる場合は、本人にとって苦しいものです。

また、第一志望ではない学校に入学したため、どうしても好きになれないケースも考えられます。日常生活を過ごす学校の雰囲気が合わないと、休みたくなる原因になるのです。

新しい環境になじめない

高校入学やクラス替えなど、新しい環境になじめず不登校になる場合もあります。文部科学省の調査で「入学・転編入学・進級時の不適応」がきっかけで不登校になった生徒は9.4%でした。不登校の要因として3番目に多い項目です。

高校は成績や進路希望などで選ぶため、今まで仲の良かった友達と別れてしまうケースもあります。気持ちを切り替えて新しい人間関係が築ければよいのですが、なかなかうまくいかない場合もあるでしょう。

クラス替えで環境が変わった時、新しいクラスになじめない可能性も。長い時間を過ごす学校で、仲間づくりがうまくいかなければ不安が強くなるでしょう。強い孤独感から、学校に行けなくなってしまうのです。

部活動や課外活動で悩んでいる

高校生が学校を休む理由として、高校の部活動や課外活動での悩みがあります。部活動での人間関係やポジション争いなどで、悩みを抱えてしまうケースがあるためです。

文部科学省の調査では不登校の主な理由に「部活での不適応」を挙げた生徒は0.8%でした。部活動を熱心に行っている高校生も多いものです。人間関係などのトラブルを抱えると、部活動に行きにくくなり気持ちが激しく落ち込んでしまうでしょう。

また、レベルの高い部活など、練習を頑張ってもレギュラーメンバーになれない可能性も。努力が結果に結びつかず行き詰まり、学校を休みがちになる恐れもあるでしょう。

進路で悩んでいる

進路問題で高校を休みがちになるケースも考えられます。文部科学省の調査では「進路に係る不安」による不登校が4.3%でした。

将来の夢をかなえるため、高校を選び進学する人が多いでしょう。例えば、専門に学べる学科に進学した場合、途中で進路変更すると高校での学習が合わなくなる可能性も。高校に通う意味を見出せなくなり、学校に行きたくないと思うようになるでしょう。

健康面で悩んでいる

体調不良が見られる場合、健康面での悩みが原因で学校に行けないのかもしれません。不調が続くと登校するのも難しくなるためです。

思春期の時期にかかる病気で、学校生活に支障が出る場合もあります。朝起きられず登校できないと、学校を休みがちになってしまうでしょう。スポーツを中心に頑張っている高校生は、ケガをきっかけとして気力を失ってしまう場合も。

高校生活に影響が出るような病気やケガがきっかけで、不登校になってしまう可能性もあるのです。

家族関係で悩んでいる

学校とは関係ないように見える家族関係での悩みでも、不登校になる可能性があります。休息できない家庭環境では、安心して学校に行けないためです。

文部科学省の調査では、親子関係の悪化や生活環境の変化、家庭内の不和を不登校理由に挙げた生徒は合計7%でした。家庭が落ち着かないと学校生活にも身が入らないことが、調査結果からもわかります。

中でも親子の関わり方がきっかけで不登校となった生徒が3.4%と、家庭関連の悩みでは一番高かったです。親子の関わり方次第では不登校になってしまうのです。

遊びや非行

遊びや非行の問題を抱えていると、学校に行かなくなる可能性が高まります。好きな時間の使い方をするため、生活リズムが崩れ、朝起きられなくなるためです。

文部科学省の調査では「生活リズムの乱れ・遊び・非行」が不登校理由のケースは14.9%でした。高校生になると行動範囲が広まり、時間の使い方について本人にまかせるようになります。義務教育のように家族がサポートしにくいため生活リズムが崩れてしまうと推測できます。

仲間との非行行動のほか、スマホやゲーム依存なども生活が乱れる原因になるでしょう。登校時間に起きられないため、学校に行かなくなってしまいます。

大人はどのように対応すればいい?


高校生が学校に行きたくないと話したとき、周囲の大人の対応次第で予後が変わってきます。ここでは、学校に行きたくない高校生への上手な対処法7つを具体的に解説します。

まずは受け入れる

子どもが持つ高校に行きたくない気持ちを、周囲の大人が受け入れてあげましょう。子どもは否定せず聞いてもらえる環境が、子どもの安定につながります。

子どもが学校に行きたくない理由は、大人にとってささいなことかもしれません。しかし、今の子どもにとっては大問題で、現に登校したくない状態。周りの大人は聞く姿勢をとり、子どもの気持ちを「あなたはそう考えたんだね」と受け取ってあげましょう。

子どものペースに合わせる

学校に行きたくない子どものペースに合わせるよう、大人が寄り添ってあげましょう。特に行き渋りが見られた初期の頃の対応が大切です。

学校に行きたくないほど心身が疲れているなら、息抜きで休ませるのもよいリフレッシュになります。そのとき、話を急かしたり先回りしたりはせず、ただ話を聞きましょう。気持ちが回復するまでは、子どものペースに合わせた生活をすると、前向きな気持ちがよみがえるかもしれません。

しっかり休ませる

子どもが学校に行ける気持ちになるまでは、しっかり休ませる時間も大切です。学校に行きたくないほど、心と体が疲れている状態です。そんなときに、今後の進路について話し合おうとしても、結論はでないでしょう。

落ち着いた態度を見せる

高校を休みたい子どもの前では、落ち着いた態度を見せるのも周囲の大人の役目です。子どもは親の気持ちを読み取り、同じ感情を抱きがちです。親が不安になっていると子どもの心も落ち着きません。

将来が見えず親も心配になる気持ちはわかります。でも、子どもの前では普段通りにふるまうよう心がけましょう。

子どものいいところをほめる

不登校になりそうな子どもには、いいところを見つけてほめてあげましょう。子どものよいところを教え、自分の良さに気づかせる狙いがあります。

ほめる内容はちょっとしたことで構いません。学校に行きたくない気持ちを打ち明けた子には「ちゃんと自分の気持ちをいえてすごいよ」と伝えてもよいでしょう。ほめる内容が探せない場合、子どもの得意分野から探すとヒントが見つかるかもしれません。

第三者とつながる

不登校について相談できる第三者とつながると、解決策が見つかるかもしれません。不登校を家族だけで解決しようとするのは難しいものです。通っている学校に相談したり、不登校にくわしい専門機関につながると解決策が見つかるかもしれません。

必要があれば受診する

不登校になった原因や子どもの様子によっては、必要に応じて受診するのもおすすめです。起立性調節障害や発達障害などが原因で、高校に登校できない場合もあるためです。

起立性調節障害は、自律神経機能障害の一種で、中学生ごろの思春期に起こりやすい病気です。不登校の約4割が起立性調節障害とも考えられています。日常生活が送れないほど重症になるケースもあり、ひきこもりの原因にもなります。

発達障害は、生まれつきの特性により、学習やコミュニケーションに支障が出ます。幼少期から特徴が見られますが、軽度なら発見が遅くなる場合も。高校入学での環境変化がきっかけで、発達障害の特性が強くみられる可能性もあるでしょう。

こんな対応はNG!気を付けること


学校に行けない高校生をどうにかしようとするあまり、不適切な対応を取ってしまう恐れがあります。ここでは、学校に行けない高校生にやってはいけない対応を6つ紹介します。

頭ごなしにしかる

高校に行かないからといって、頭ごなしにしかってはいけません。ますます学校に行けなくなるどころか、引きこもってしまう可能性もあるためです。

子どもが高校に行かなくなると、親もイライラしてしまうでしょう。学校に通えなくなった子どもは複雑な理由を抱えているものです。「もっと頑張れ」と気合をかけても、精神論で乗り越えられる問題ではないでしょう。視点を変えたアプローチが必要です。

他の子と比べる

高校に行きたくない子どもを、他の子と比較するのはやめましょう。心身にダメージを受けている子どもに追い打ちをかけるだけです。

子ども自身「どうして学校に行けないのだろう」と悩んでいる状態かもしれません。他の人と比べたら、余計に自分を追い込んでしまうでしょう。親はつい、普通に登校する姿を求めてしまいますが、人と比べず見守る時間も必要です。

ネガティブなことを言う

学校に行けない子どもに対し、周囲の大人がネガティブな発言をしないよう気をつけましょう。子どもを追い込み、前向きな将来を考えられなくなってしまいます。

学校に行きたくない自分に負い目を感じている子も多いでしょう。親など周りの大人がマイナス発言をすると、立ち直るきっかけが失われます。他の進路もあるのに前向きになれず、引きこもってしまうでしょう。

無理に話をさせる

学校に行きたくない理由など、無理に話をさせるのもやめましょう。結論を急ぐと自分の気持ちがまとまらず、次の進路でもつまづく恐れがあります。

特に不登校になった直後は、心身のパワーが落ちている状態で将来のことなど考える時期ではありません。混乱している本人に無理やり話をさせても、本心かどうかはわからないもの。時間が経って落ち着いたら、今後の進路について前向きな話し合いをするのがベターです。

無理に学校に行かせる

学校に行きたくないと話す高校生を、無理に行かせるのは絶対にやめてください。原因を解決しないまま登校しても、本人が苦痛なだけです。

休み明けなど学校に行きたくなくても、登校してしまえば普通に過ごせる場合もあるでしょう。どうしても学校に行きたくない場合は、無理に登校しても調子が悪くなるだけです。原因を理解し解決するまでは、無理やり登校させるのは逆効果です。

大人の価値観を押し付ける

不登校ぎみの子どもに、大人の価値観を押し付けないよう心がけましょう。子どもの心を追い込むだけで、解決にはつながらないためです。

高校卒業したほうが、将来の就職や進学などに有利なのは子どもも理解しているでしょう。何らかの理由で高校に行けないのに、一般的な価値観を押し付けられては子どもを追い込むだけです。

高校に行かない・やめる場合にどんな選択肢がある?


もし子どもが高校に行かなかったり、やめたりした場合でも人生の終わりではありません。将来を考え、最適な進路を考え直しましょう。ここでは、高校をやめたあとの主な進路について詳しく解説します。

通信制高校に転校する

高校をやめようと考えているなら、通信制高校に転校する方法もあります。転入生の受け入れ実績がある通信制高校なら、サポートを受けながら卒業を目指せるのがメリットです。

通信制高校は登校日が少なく、レポートや課題提出で単位を取得できます。前に通っていた高校で取った単位も引き継ぐことができるため、今までの学習が無駄にはなりません。カウンセラーへの相談や個別学習など手厚い対応が受けられる学校もあるので調べてみましょう。

定時制高校に転校する

定時制高校への転校も、高校をやめた後の進学先のひとつです。定時制高校は昼間から通えるコースや3年間で卒業を目指せるコースもあります。起立性調節障害などで朝の登校がつらい生徒にもおすすめです。

全日制高校に転校する

高校をやめたあと、別の全日制高校に転校するのも検討してみましょう。人間関係をリセットしたい場合などに合った方法です。

高校1年生の早い時期なら、普通科から工業科など別の学科に転学できる場合もあります。進路変更で専門的な学びをしたい場合は、早めに動くとよいでしょう。

高等専修学校に転校する

高校をやめて、将来やりたいことがあるなら、高等専修学校への転入が合う場合もあります。就職に直結した技術を学べる学校で、不登校を経験した生徒の受け入れ先として注目されています。

工業や福祉、服飾などさまざまな専門学科があり、学びたいことがある生徒にぴったりの転入先です。

高卒認定を取得する

高校をやめても大学などに進学したいなら、高卒認定を取得する方法もあります。学歴は中卒のままですが、高校卒業と同程度の能力を持つと証明でき、大学や専門学校の受験資格が得られます。

留学する

高校をやめたあと、海外留学をして学び直すのもひとつの方法です。海外や日本の高校卒業資格を取り、さらなる進学の道も開けます。語学力を身につけたい生徒や、グローバルに活躍したい生徒にはおすすめです。

アルバイトする・就職する

高校をやめてアルバイトや就職をする方法もあります。実際に高校中退者の多くがアルバイトやパートなどで何らかの仕事についています。

しかし、高校中退では学歴が中卒となるため、安定した職業に就くのは難しいかもしれません。厚生労働省の調査では、高校中退した直後に正社員として働いた人は6.5%という結果に。正社員は学歴に比例して採用される傾向があり、中卒では職業選択の幅が狭まってしまうのです。

参照:厚生労働省「若年者雇用対策の現状等について」

親子の話し合いではっきりさせておきたいこと


学校に行きたくない高校生とは、この先どうするかを親子で話し合う必要があります。ここでは、親子の話し合いではっきりさせておきたいことについて説明します。

将来の目標

学校を休んでいる間に、親子で将来の目標について確認するとよいでしょう。将来どうなりたいかによって、今後の進路選択が決まってくるためです。

高校にもよりますが、だいたい年間授業日数の3分の1以上休むと留年になります。高校を休む子どもは、留年してまで現在の学校に通いたいと思わないかもしれません。休んでいる間に進路選択をしておくと今まで取った単位を生かして転学できる可能性もあります。

どんな進路をとりたいか

将来の目標について決めたら、今後どのような進路を取りたいか話し合いましょう。なりたい職業によっては学歴が必要になるため、中退は慎重に考えるべきです。

前述したとおり、高校に行けなくなった後の進路はさまざまです。目標を叶えられる進路先を親子で探し、子どもが納得した上で選ぶとよいでしょう。

学校に行きたくない高校生のためにすること


不登校ぎみの高校生にできることを知りたい人もいるでしょう。ここでは、学校に行きたくない高校生のためにすべきことを7つ解説します。

高校を休むと決める

まずは、高校を休みたいという子どもの気持ちを受け入れましょう。大人が子どもと同じ認識を持つのが大切です。

子ども自身、学校を休むことに罪悪感を抱く可能性があります。自分を責めたり周囲に気を使ったりしたのでは、不安が大きくなり休まらないでしょう。親も休んでフォローすると決めたなら、子どもの不安は少し減り、安心して休めます。

心身の回復に集中

学校を休むと決めたなら、心身の回復に集中しましょう。考えがまとまり、今後の進路について話し合えるようになるでしょう。

受験して入学した高校を休みたくなるのは、限界まで悩んで頑張っても、どうにもならない状況かもしれません。周囲の大人も子どもの状況を理解し、ゆっくり休ませる環境作りをしましょう。

家族で話せる雰囲気を作る

学校を休んだ高校生には普通に接し、家族で話せる雰囲気づくりをしましょう。くだらない話も真剣な話もできるような雰囲気づくりが大切です。

学校を休んだ子への声がけは難しく、腫れ物に触るような対応になりがちです。家庭内がぎくしゃくしてしまい、親子関係の悪化につながる恐れも。休むと割り切ったなら、普段と変わらぬ接し方で、話しやすい雰囲気を作ると心身の回復に役立つでしょう。

居場所を作る

学校に行きたくない高校生には、学校でも家でもない居場所づくりが必要です。家族だけでは行き詰ってしまうので、自分の気持ちを出せる居場所が大切です。

小中学校での不登校だとフリースクールを利用できますが、高校生対象のフリースクールはあまりありません。高校は義務教育ではないので、長期の欠席は留年か退学の対象となってしまうためです。

高校に行きたくない子の居場所を考えるなら、趣味の習い事や似た境遇の仲間と話し合えるコミュニティなどが考えられるでしょう。

勉強が遅れないようにする

高校を休んでいても、勉強が遅れないよう心がけましょう。教材の用意や理解のある塾や家庭教師に依頼することをおすすめします。

心身が回復し復学の可能性があっても、学習面の遅れがあると気持ちにブレーキをかけてしまうでしょう。周囲の大人は、高校の欠席理由を問わず、休んでいる間の学習サポートを行う必要があります。

子どもに合った教材を選んだり、不登校に理解のある塾や家庭教師に依頼したりするとよいでしょう。不登校の子には、外出不要で画面越しに学習できるオンライン家庭教師がおすすめです。

オンライン家庭教師ピースは、不登校や発達障害など、人間関係や学習面で悩むお子さんの指導実績が豊富です。初対面でも話しやすいよう、相性のよい講師をマッチング。復習を丁寧に行うため、学習面の不安があるお子さんの学び直しに最適です。

ピースでは無料の体験授業を受け付けております。実際の授業を体験し、お子さんに合うかどうかチェックしてみましょう。

復帰のための準備をする

学校に行きたくない高校生が今後の進路に向け復帰できるよう、準備を行いましょう。学校や第三者機関に相談して、理由や原因の解決に協力してもらうのもよい方法です。

なぜ行きたくないのか、理由が分かれば学校などに相談して原因解決に努めます。理由が不明でも、将来の目標について話し合う中で、今後どうしたいのか決まってくるでしょう。学び直しや生活リズムの改善など、子どもの状態に合わせサポートするのが大切です。

進学についての情報を集める

高校に行きたくない子を持つ親は、進学についての情報を集めておきましょう。これからどうなっても対応できるようになります。

今の高校ではなくても、転校などで高校卒業を目指すのは可能です。専門学校や大学へと選択肢が広がるので、子どもに合った進路を模索するのは大切です。状況が変わり復学や進学を目指したい場合、スムーズな対応ができるでしょう。

高校に行きたくない高校生について相談できる先


学校に行きたくない高校生や保護者が相談できる先はいくつかあります。専門家へ相談しながら、子どもに合った方法を見つけていきましょう。ここでは、高校生が相談できる場所を4つ紹介します。

学校・スクールカウンセラー

高校に行きたくない行きたくない子どもの対応は、まず学校やスクールカウンセラーに相談してみましょう

学習面での問題であれば、先生に相談すると個別指導などのフォローが受けられます。人間関係の悩みなら、スクールカウンセラーが向いています。家族に知られたくない悩みを打ち明けやすいでしょう。

地域の支援センター

学校に行かない子どもに悩んでいるなら、地域の支援センターを利用しましょう。専門知識を持つ相談員に不登校の相談ができます。

不登校を支援する教育センターでは、高校生までの子どもについて全般的な教育場面での悩みを相談できます。不登校やいじめ、発達障害などの悩みを相談することが可能です。

電話相談

学校へ行きたくないという悩みを持つとき、電話相談の利用もよい方法です。対面では緊張してしまう場合でも、電話なら話しやすいでしょう。

親が直接相談できる窓口として、自治体や児童相談所などで解説している相談ダイヤルが利用できます。子どもが直接相談するなら、文部科学省の24時間子どもSOSダイヤルなどが利用できます。SNSで相談できる機関もあるので、悩みを相談しやすい方法を選んでみましょう。

参照:文部科学省「子供のSOS相談窓口」

塾や家庭教師

学習面の悩みなら、塾や家庭教師に依頼するのがおすすめです。不登校への指導実績が豊富で、理解のある講師が在籍しているかどうかチェックしましょう。

学校に行けなくなった子に理解のある塾や家庭教師、オンライン家庭教師が増えています。依頼する前にホームページなどで情報を集め、子どもが学びやすい環境かチェックしましょう。

高校中退はできるだけ避けて他の選択肢を検討しよう


学校に行きたくない高校生への対応は、中退をできるだけ避けて他の選択肢を検討しましょう。子どもに合った環境で学び直しができ、職業選択の自由が広がります。

はじめは、高校に行きたくない子どもの気持ちを受け入れて休ませましょう。心身の回復を待ち、子どもと今後の進路について相談するのがベターです。

高校中退は、その後の進路に影響しリスクが大きいのでできるだけ避けたいもの。子どもとの話し合いで高校中退では中卒となり、就職や進学の範囲が狭まることを伝えます。他の全日制高校や通信制高校などの資料を見ながら話し合うと、イメージがつかみやすいでしょう。

まとめ

学校に行きたくない高校生には、学業や人間関係など、さまざまな原因が考えられます。無理に登校させたりせず、心身が回復するまではゆっくり休ませましょう。話しやすい家庭環境作りも大切です。家庭で解決できない場合は、学校やスクールカウンセラーなど、第三者への相談を利用しましょう。

子どもと話し合えるようになったら、高校中退はデメリットが多いと伝え、他の進路の可能性を探ります。復学や他の高校への転学などさまざまな方法があるので、資料を見せながら話し合うとよいでしょう。

進路選択と並行して、休んでいた分の学び直しも大切です。学校に行けない高校生の学習サポートは、オンライン家庭教師ピースにおまかせください。基礎からしっかり学び直すので、学校に行けない子への学習サポートに最適です。相性のよい講師とのマンツーマン学習は、コミュニケーションの練習にもなるため不登校の高校生にぴったりです。

不登校サポートの充実した家庭教師ピースの良さは、無料体験授業でお試しできます。ホームページの申込フォームやお電話でお問い合わせください。

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