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最近話題の自習型指導塾(自立型指導塾)の特徴とおすすめな塾を紹介

「子どもを塾に通わせたいけど、どこの塾が良いかわからない」
「子どもの性格に合った塾に通わせたい」

このように悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

この記事では、自習型指導塾(自立型指導塾)についてご紹介します。

自習型指導塾とは、自分のペースで勉強したい子や、基礎を徹底して勉強したい子におすすめの塾です。

これからお子さんを塾に通わせようと検討している方は、参考にしてみてください。

自習型指導塾(自立型指導塾)とは

自習型指導塾とは、参考書や映像授業を使って自分で勉強を進めていくスタイルの塾です。

生徒は自習しているなかでわからないことがあったら、教室を回っている講師に質問できる点が特徴です。

講師は表情や手の動きを見て、勉強が進んでいない生徒がいればフォローに入ります。

塾は生徒の受講目的や志望校に合わせて、学習スケジュールを立てて、生徒の学習状況を管理します。

自習型指導塾は、以下のような生徒におすすめです。

  • 自分のペースで勉強したい
  • 部活が忙しく柔軟にスケジュールを組みたい
  • 毎日継続して勉強できていない
  • 基礎が固まっておらず授業についていけない
  • 勉強の計画を自分で立てられない

自分でスケジュールを立てられない生徒や、勉強の管理をしてほしい生徒におすすめです。

自習型指導塾(自立型指導塾)のメリット

自習型指導塾のメリットは、以下のとおりです。

  • 自分の状況に合わせて学習計画を組める
  • 自分で勉強する習慣がつく
  • 達成感を感じる機会が多い
  • ほかの生徒と切磋琢磨しながら勉強できる
  • 振替制度がありスケジュールを調整しやすい
  • 授業料が安い傾向にある

それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。

自分の状況に合わせて学習計画を組める

自習型指導塾のメリットの1つめは、生徒の目的や学力に合わせて学習計画を組めることです。

毎日の学習内容を管理してくれるうえに、おススメの参考書も教えてくれるため、生徒は安心して勉強に集中できるでしょう。

たとえば、基礎が身についていない生徒には英単語を覚えることを徹底したり、応用に取り組める生徒には難しい参考書を勧めてくれたりします。

個別指導塾によっては、塾での自習の最後に確認テストを実施している塾もあり、復習のサポートもしてくれます。

自分で勉強する習慣がつく

自習型指導塾は自習スタイルを採用しており、生徒は自分で勉強する習慣がつくこともメリットです。

自分でわからないところをわかるまで考えたり、講師に質問したりするなかで、自分で勉強する習慣が身に付きます。

また、生徒が自分で学習計画を作って提出する塾もあり、目標を達成するために、逆算して計画を立てる力も身に付くでしょう。

達成感を感じる機会が多い

生徒が達成感を感じる機会が多いことも、自習型指導塾に通うメリットです。

自分でわからない部分を理解できた瞬間に、「やった!」「できた!」感じる機会が多くあります。

生徒は、知的好奇心が刺激され、さらに勉強が好きになるでしょう。

ほかの生徒と切磋琢磨しながら勉強できる

ほかの生徒と切磋琢磨しながら勉強できることも、自習型指導塾に通うメリットの1つです。

自習型指導塾では、10~20人ほどの生徒が教室で一緒に自習を行います。

ほかの生徒が集中して勉強している姿を見ることで、「自分も勉強しなきゃ」「もっと勉強がんばろう」と思えます。

多くの生徒が同じ教室にいるため、教室には緊張感があり、勉強に集中して取り組めることもメリットです。

振替制度がありスケジュールを調整しやすい

自習型指導塾には振替制度があり、スケジュールを調整しやすいことも、おすすめなポイントです。

部活や行事などで塾に行けなかった場合には、振替制度が利用でき、勉強のサポートをしてくれます。

塾を休んでも授業のフォローがあり、授業に置いていかれてしまう心配がなく、自分のペースで勉強を進められることがメリットです。

授業料が安い傾向にある

ほかの指導形式の塾よりも、自習型指導塾の料金が低く設定されていることもメリットです。

授業料は塾やコースなどによって変わりますが、自習型指導塾は全体的に料金が低く設定されています。

10~20人ほどの生徒に対して、講師が1人で巡回する指導形式を採用しているため、人件費が抑えられることが、料金が安い理由です。

自習型指導塾(自立型指導塾)のデメリット

自習型指導塾のデメリットは、以下のとおりです。

  • 自学自習の習慣がないと継続しない場合もある
  • 個別指導ほど密度の濃い指導は受けられない
  • 周りの生徒が気になってしまうこともある
  • 自習と変わらないと感じてしまうこともある

それぞれのデメリットについて、詳しく解説していきます。

自学自習の習慣がないと継続しない場合もある

自習型指導塾に通うことのデメリットの1つめは、一人で勉強する習慣がないとつまずいてしまうリスクがあることです。

自習型指導塾では、自分で勉強を進めることが求められます。

自学自習の習慣がないと、わからないことが出たときにつまずいてしまい、勉強が苦痛になってしまうこともあります。

長時間一人で勉強することに耐えられず、辞めてしまう子もいるでしょう。

自学自習の習慣がないと途中で勉強が嫌いになり、続かない可能性があります。

個別指導ほど密度の濃い指導は受けられない

自習型指導塾では、個別指導ほど密度の濃い指導を講師から受けられないこともデメリットです。

自習型指導塾でも、わからない点があれば講師から指導を受けられます。

しかし、生徒1人に講師がつきっきりで教えるわけではなく、生徒の理解度に合わせて教えられない場合もあります。

自習型指導塾に通う生徒は、個別指導塾ほどみっちり教えてもらえるわけではありません。

周りの生徒が気になってしまうこともある

周りの生徒が気になってしまうことがある点も、自習型指導塾のデメリットです。

自習型指導塾では、教室に多くの生徒が集まって学習します。

教室の机と机の間に仕切りがないこともあるため、周りの生徒が気になってしまい、集中できないケースもあります。

また、生徒と講師が話している声が聞こえてしまい、集中できなくなる可能性もあるでしょう。

自習と変わらないと感じてしまうこともある

自習と変わらないと感じてしまうことも、自習型指導塾に通うデメリットの1つです。

自習型指導塾では、生徒が自分で勉強を進めていきます。

勉強を自分で進められる生徒にとっては、自習と変わらないと思い、塾に通う必要性が無くなる可能性があります。

生徒が自分一人でわからない点を解消しながら勉強を進められる場合、塾のサポート内容を確認して、塾に通う必要があるか検討してみてください。

自習型指導塾と個別指導塾・集団指導塾・予備校の違い

自習型指導塾と異なる指導形式の塾は、以下のとおりです。

  • 個別指導塾
  • 集団指導塾
  • 予備校

それぞれの塾と自習型指導塾の違いを解説します。

個別指導塾との違い

個別指導塾とは、講師1人に対して1~3人ほどの生徒が受講する指導形式の塾です。

自習型指導塾と個別指導塾の特徴を、以下の表にまとめました。

自習型指導塾 個別指導塾
講師の人数 1人 1人
生徒の人数 10~20人ほど 1~3人
指導形態 自習(教室・オープンスペース) 講義(個室・仕切りのあるスペース)
カリキュラム 生徒に合わせてカスタマイズ 生徒に合わせてカスタマイズ
振替制度 あり あり
料金 低い 高い

個別指導塾では、個室や仕切りのあるスペースで、講師が生徒に授業を行います。

志望校への受験対策や学校の補修など、生徒の要望に合わせて学習カリキュラムを設定します。

個別指導塾の料金は、講師が生徒に対してつきっきりになるため、全体的に高く設定されていることが特徴です。

集団指導塾との違い

集団指導塾とは、講師が生徒に対して学校の授業のように講義する授業形式の塾です。

自習型指導塾と集団指導塾の特徴を、以下の表にまとめました。

自習型指導塾 集団指導塾
講師の人数 1人 1人
生徒の人数 10~20人ほど 10~20人
指導形態 自習(教室・オープンスペース) 講義(教室)
カリキュラム 生徒に合わせてカスタマイズ 塾指定のカリキュラム
振替制度 あり なし
料金 低い 低い

集団塾では、塾指定のカリキュラムに沿って、授業が進みます。

多くの塾では振替制度がなく、授業を休んだときには自分で勉強する必要があります。

10~20人ほどの生徒に対して講師が1人であるため、個別指導塾より料金が安く設定されています。

予備校との違い

予備校とは、受験対策を目的とした、対面形式の授業形態を採用している塾です。

自習型指導塾と予備校の特徴を、以下の表にまとめました。

自習型指導塾 予備校
講師の人数 1人 1人(プロ)
生徒の人数 10~20人ほど 20~100人ほど
指導形態 自習(教室・オープンスペース) 講義(大教室)
カリキュラム 生徒に合わせてカスタマイズ 塾指定のカリキュラム

(コースや科目を細かく選べる)

振替制度 あり なし
料金 低い 低い(集団指導塾よりは高い)

講師は受験対策に精通したプロであり、人気講師の授業に参加する生徒は100人を超える場合もあります。

生徒と講師の距離は遠いですが、予備校のスタッフやチューターが受験勉強のフォローをしてくれます。

以下は、予備校のスタッフやチューターがフォローしてくれる一例です。

  • 学習計画を一緒に立ててくれる
  • 志望校の情報を教えてくれる
  • 模試の結果を一緒に振り返ってくれる
  • メンタル面のケアをしてくれる

予備校は自習室や過去問などの施設が充実しており、プロの講師を採用していることから、料金が集団指導塾より高めに設定されています。

自習型指導塾(自立型指導塾)のおすすめ

自習型指導塾のなかで、おすすめの塾をご紹介します。

  • RED
  • 武田塾
  • G-PAPILS

上記の3つの塾についてそれぞれ解説していきます。

RED

REDは、AIタブレットを使って指導を行っている自習型指導塾です。

生徒が問題を問いて学力をつけることを重視していています。

REDが独自に開発したAIタブレットには、生徒の膨大なデータがあり、生徒の癖を把握して適切な問題を提案してくれます。

講師全員が社内で教育を受けた正社員であり、講師によってサポートの質が変わることはありません。

対象学年 小4~小6
中1~中3
1ヶ月の授業料の目安
  • 小学生コース:17,800円(週1回通った場合)
  • 中学生コース:35,600円(週1回通った場合)
入会金 12,100円(無料体験後そのまま入塾した場合、入会金無料)
校舎数 190校
校舎のあるエリア
  • 北海道・東北:北海道/岩手/宮城/福島/
  • 関東:茨城/栃木/群馬/埼玉/千葉/東京/神奈川
  • 中部:新潟/長野/静岡/岐阜/愛知
  • 近畿:三重/滋賀/京都/大阪/兵庫/奈良
  • 中国:鳥取/島根/岡山/広島
  • 四国:香川/愛媛/高知
  • 九州・沖縄:福岡/佐賀/長崎/熊本/大分/沖縄
  • 海外:タイ/マレーシア
公式サイト https://www.jiritsu-red.jp/

 

武田塾

武田塾は、「授業をしない塾」として有名になった、自習型指導塾です。

自習内容の管理を徹底的に行ってくれることが特徴であり、自習のスケジュールや家での勉強内容もチェックしてくれます。

また、自習の終わりには、復習のためのテストを行ってくれるため、学習内容が定着しやすいと言えます。

校舎によって、対応している学年や授業コースが異なるため、まずは最寄りの校舎を確認してみてください。

対象学年

小1~小6
中1~中3
高1~高3
浪人生

※校舎によって対象学年が異なる

1ヶ月の授業料の目安
  • 高校2年生:20,905円(週1回通った場合)
  • 高校3年生:41,800円(週1回通った場合)
入会金 44,000円
校舎数 408校
校舎のあるエリア 47都道府県すべて
公式サイト https://www.takeda.tv/

 

G-PAPILS

G-PAPILS(ジーパピルス)は、学研グループが運営している自習型指導塾です。

映像授業を使って、生徒に自習を進めてもらい、問題演習はAIが行ってくれます。

学研グループが培ってきた学習データをもとに、生徒に合った問題を出してくれます。

通い放題コースもあり、勉強をどんどん進めていきたい生徒におすすめの塾です。

対象学年 小5~小6
中1~中3
1ヶ月の授業料の目安 中学3年生:12,000円(月1回通った場合)
入会金 校舎によって異なる
校舎数 99校
校舎のあるエリア
  • 北海道・東北:北海道/青森/宮城/福島/
  • 関東:埼玉/千葉/東京/神奈川
  • 中部:新潟/富山/静岡/岐阜/愛知
  • 近畿:大阪/兵庫
  • 中国:岡山/広島
  • 四国:香川
  • 九州・沖縄:福岡/長崎/熊本/大分/沖縄
公式サイト https://www.g-papils.com/

まとめ

自習型指導塾とは、参考書や映像授業を使って生徒が主体的に勉強する塾です。

生徒の勉強習慣が身につくことや、料金が抑えられることがメリットです。

一方で、自学自習の習慣がないと継続できないことや、周りの音が気になることがデメリットと言えます。

ほかの指導形態の塾とくらべて、生徒に合った学習カリキュラムを組んでもらえることや、料金が安いことが特徴です。

自習型指導塾は、基礎を徹底して勉強したい子や、学校と両立したい子に、おすすめの塾です。

これから通う塾を探している方は、自習型指導塾も検討してみてください。

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