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「受験生だけど彼女が欲しい」すべての男子が読むべきコラム

「あの子、めっちゃかわいい…」
「ヤバい!あの子、タイプど真ん中だわ…」

恋は、ある日突然始まります。
恋に落ちると世界が変わって見え、自分が無敵になって何でもできそうな気がしてきます。

-でも、もしキミが受験生だったら?

今回の記事では、「受験生に彼女は必要か」という問題を深く考えてみます。「受験生に恋は不要!勉強に集中すべし」と一刀両断にするのは簡単ですが、人の気持ちはそう簡単には割り切れません。

受験生に彼女がいることのデメリットや相手の気持ち、実際の事例などを紹介します。様々な角度から考え、キミにとってベストな判断を下すヒントにしてください。

受験生に彼女は「不要」!


聞きたくない結論かもしれませんが、受験生に彼女は「不要」です。

いま“いい感じの相手”がいる人は、関係を進めるタイミングは本当にいまで良いのか?、よく考えることをおすすめします。

もしすでに付き合っている彼女がいる人は、相手が受験勉強の“お荷物”になっていないか、冷静に振り返ってみましょう。

好きな人がいるのは、素晴らしいことです。これは間違いありません。
相手を思いやる気持ち、何とかして喜ばせようと頑張る行動は、好きな人がいてこそ身につく高度なコミュニケーションスキルになります。

しかし「受験」という現実に直面したときだけは、優先順位が変わります。人生の方向性を決定づける受験は、キミたちにとって他のすべてを我慢してでも優先すべきテーマのはず。

自分のすべてを注ぎ込むべき対象は何なのか、あらためて考えてみましょう。

そもそも受験と恋愛は両立できるのか


受験は一世一代の重要ミッションです。

一方、人との出会いは一期一会、恋愛に心躍らせる青春もほんの短い期間しかありません。

こう考えると、受験も恋愛も成就させたくなるのは欲張りなんかではなく、自然の思考なのかもしれません。

受験と恋愛、両立できたら最高ですよね。

ごく稀に、受験と恋愛を見事に両立している人はいます。ただ、ごく稀に、です。

多くの人は両方にバランスよくエネルギーを配分することができず、両立できないまま終わります。

興味深い話を2つ紹介します。

ユタ大学応用認知ラボの主任であるデビッド・ストレイヤー氏によると「全体の98%の人はマルチタスク(同時に2つ以上のタスクを進めること)を処理できず、どちらの課題もパフォーマンスが落ちてしまう」そうです。

 

スタンフォード大学で認知科学の研究をするクリフォード・ナス氏によれば、マルチタスクが日常化している(ネットやチャット、電話などを同時に使う)人のほうが認識テストの成績が劣っていたという研究結果が出ているとのこと。

付き合っている人がいると、LINEやSNSの通知が気になったり、着信がないかスマホの画面ばかり見てしまったりしないでしょうか。
「気になる」状態そのものが、脳のパフォーマンスを落とすため、受験勉強に良い影響はありません。

受験生なら、恋愛はあきらめましょう。
合格し進学すれば、きっともっと素敵な出会いが待っています。

いまは合格だけに邁進することが、数か月後に人生を花開かせてくれます。

巷でいわれる「恋愛は受験のパワーになる」説の真実


受験と恋愛の両立を推す人は、「恋愛で生み出されるエネルギーは受験勉強の原動力になる!」といいます。

でも本当でしょうか?

一度きりの受験チャンスを残念な結果で終えないためにも、恋愛が受験に本当にプラスの影響を与えてくれるか考えてみましょう。

よくある3つのシチュエーションで、恋愛の影響を検証します。

「好きな人を想う気持ちが勉強の原動力に」…なりません!

昔から「恋は盲目」といいます。
このことわざは「恋をすると常識や理性、客観的な判断を失いがちである」という意味です。

実際、ロンドン大学の研究によると、恋はドーパミンなどを含む脳の報酬系を活性化させ、反対に恐怖や批判的思考など、ネガティブな思考回路とつながる神経経路を遮断させることが分かっています。

周りの忠告などどこ吹く風、好きな人のことであたまはいっぱい!毎日のすべてが恋を中心に回ってしまう状態になるということです。

さてそのような盲目的な状態で、理性を存分にはたらかせないといけない勉強にどの程度集中できるでしょうか。

多くの人は勉強の原動力になる前に恋が思考を支配し「気付いたら好きな人のことばかり考えている」状況になってしまうはずです。

恋愛は受験勉強とは背反する存在だと考えたほうが良さそうです。

「好きな人と同じ学校を目指して」…本当にそれでいい?

「合格してからも今の彼女(彼氏)と付き合いたい」「だから同じ学校を志望します」……、これもよく聞くはなしです。
とくに志望校がかたまりきっていない、受験勉強初期に頻発します。

好きな人とたまたま志望校が同じだったなら、問題ありません。2人で一緒に合格をつかむべく、受験勉強を頑張りましょう。

でも好きな人と同じであることを優先した志望校選びは、おすすめできません。

そもそも志望校は、母校になるかもしれない学校です。どの学校を選ぶかにより、卒業後の人生がかわるほど大切な選択のはずです。

あなたは技術系がいいなと思っていても、彼女が国際系を目指していたら国際系に進むのですか?
公立に進学したいと思っているのに、彼女が私立志望なら私立志望にしますか?

志望校の選び方には、たしかにさまざまな方法があります。
でも、「好きな人と同じ学校を志望する」という決め方で良いかどうか、親御さんも交えてよく考えてみたほうがよいでしょう。

「好きな人と一緒に勉強」…集中できません!

フードコートやカフェでは、恋人同士が並んで勉強している姿を見かけます。

仲睦まじく勉強に励む様子はほほえましいのですが、気になるのは「おしゃべりの頻度」です。1問解くごとに「どうだった?」と確認しあったり、勉強している時間よりおしゃべりしている時間のほうが多いのでは?と思いたくなるカップルがいたり……。

お世辞にも「勉強がはかどっている」とは言い難い光景に、つい彼らの進路を心配せずにはいられません。

好きな人が隣にいると、どうしても相手の反応が気になってしまうもの。これは人間の自然な気持ちの動きです。

だからこそ、好きな人とは一緒に勉強しないほうが良いのです。

相手の真剣な表情に見惚れているあいだ、あなたの勉強時間は刻々と削られています。
さらにおしゃべりする時間は、自分だけでなく相手の勉強時間も削っていることを忘れないようにしましょう。

受験は、限られた時間をより有意義に使えた人が合格する世界です。

受験生に彼女ができるとどうなる?デメリット6つ


もし、受験生なのに彼女ができると、どのようなデメリットがあるのでしょうか?多くの受験生に共通して起きるデメリットを5つ、解説します。

1. 絶対的な勉強時間が減る

彼女ができると、「1日24時間」としてすべての受験生に平等に与えられている時間の使い方が変わります。
はっきり言うと、勉強時間の絶対量が減少します。

「いや、自分はそんなことはない。上手に時間をやりくりする」とキミは言うかもしれません。
でも本当にできるでしょうか?

彼女がいれば、おしゃべりしながら学校から帰ることもあるでしょう。でも彼女がいなければ、帰路を英単語の暗記に充てられます。
休日に数時間デートする時間も、本来なら勉強できたはずです。

1分でも惜しい受験生に、勉強以外に時間を費やしている余裕はありません。

2.「常に気になること」ができ、集中できなくなる

彼女ができると、常に「気がかりなこと」が増えます。

彼女からのLINEの通知は典型例でしょう。何か通知が来ていないかとスマホを頻繁にチェックしてしまったり、LINEが届いたら「返信しなきゃ」「何て書こう」と思案したりするかもしれません。

気がかりなことがあると、人の集中力は阻害されます。

面白い実験結果を紹介しましょう。
テキサス大学オースティン校のビジネススクールである「マコームズ・スクール・オブ・ビジネス」のエイドリアン・ワード教授らの研究チームによると、以下の事実がわかっています。

電源が入っていないスマホでも「スマホがそこにあるだけ」で人間の脳の処理能力が消費され、仕事や勉強のパフォーマンスが低下する。

電源が入っていないスマホでも集中を阻害するのに、電源が入っていて「いつ彼女から通知がくるかわからない」状態で集中するのは、不可能に近いはずです。

3. イベントなどに気を遣わないといけなくなる

多くの女性は、記念日が大好きです。好きな人と一緒に誕生日や「付き合った記念日」を祝いたがります。

「彼女の喜ぶ顔が見たいから」と、記念日を忘れないように気を配り、当日はサプライズを用意しますか?忘れずにメッセージを送り、返信の文面にも気を遣い、送るタイミングも考えますか?

いいえ!
受験生の記憶メモリには、勉強以外の要素が入る余裕はないはずです。

そして恋人たちにとって1年で最大のイベントであるクリスマスは、大学入学共通テスト3週間前だという事実を忘れないでください。
バレンタインデーは国公立大学二次試験の10日前です。私立高校の入試日真っ最中でもあります。

「彼女がいなければ、誰に何の気兼ねもなく勉強だけに集中できたのに…」と後悔しないためにも、受験生は彼女をつくらないほうが得策です。

4. 本当の目標に向かいにくくなる

「彼女も自分と同じように大学進学を目指しているから、一緒に頑張れるはず!」と考えるのも早計です。「彼女の志望大学が自分の志望大学と違う。『同じ大学に行きたいね』と言われるのがつらい」と悩む受験生も、なかなか多いためです。

「彼女の志望大学を先に聞いてしまい、自分は違うと言い出せない」「第一志望に合格すると遠距離になってしまう、それを考えると受験勉強に集中できない」などの声もあります。

これでは何のための受験なのか、何のための第一志望なのかわかりません。

自分の人生も、もちろん彼女の人生も一度きりです。
心から行きたい大学に進学できるよう力を尽くすためにも、受験期に彼女はいないほうが気を楽に保てます。

5. 相手の足も引っ張ってしまう

ここまで書いてきた「受験期に彼女がいるデメリット」は、次の4つです。

  • 勉強時間が減る
  • 集中を阻害される
  • 気を遣わないといけなくなる
  • 本当の目標に向かいにくい場合がある

この4つは、彼女も受験生だった場合にはそのまま「彼女にとってのデメリット」になると気付いていますか?

デートにより勉強時間が減るのは、二人に共通します。お互いに気を遣いあい、集中すべきときにできていないかもしれません。その結果、二人とも第一志望校に合格できなかったら……、目も当てられません。

お互いがいまやるべきことに全力で立ち向かうためにも、受験期は彼女がいないほうが無難です。

6.合格後のビジョンが描きにくくなる

相手と自分の志望校が異なる場合、とりわけ「合格すると遠距離になる」場合も要注意です。本来、合格したあとを想像するのは受験生にとってわくわくする時間であり、勉強のモチベーションにもなります。

しかし頑張って合格しても好きな人と離れてしまうと分かっていると、合格したあとの展開を想像したくなくなるのが自然な気持ちでしょう。

合格を勉強の原動力にしにくくなるため、勉強に対する意欲が高まらず前向きになれないという弊害もあります。

受験生の鬼門!気を付けるべきタイミング・場所


「受験生に彼女はいらない」といわれても、出会いはふいに訪れるもの。彼女をつくるつもりはなかったのに、恋に落ちてしまうこともあるでしょう。

勉強に集中したい受験生は、恋の予感がする場所やタイミングを意図的に避ける工夫も大切です。
受験生が気を付けたい場所とタイミングを4つ、紹介します。

文化祭・体育祭

学校イベントの中では、文化祭や体育祭がもっとも鬼門です。非日常である行事では誰もに「ゲレンデマジック」がかかりやすく、いつもと違う姿に「キュン!」としてしまう可能性が高いためです。

※ ゲレンデマジック:スキー場で異性が何割増しか素敵に見えてしまう現象。

夏休み

夏休みも要注意です。「しばらく会っていなかった友だちに同窓会で再会したら、大人っぽく魅力的になっていてドキドキした」「外を歩いていたら街角でふいに出会い、意気投合してそのまま遊びに行った」など、学校内では起こりえない出会いが起きるためです。

こうした想定外の出会いを防ぐには、受験生の夏休みは出歩かないのが一番!家や自習室にこもり、ひたすら勉強する計画を立てておきましょう。

地域のイベント

地域のイベントも気を付けてください。「夏祭り」は女の子が浴衣姿でそぞろ歩くこともあり、見慣れない姿に胸を打ちぬかれる可能性があります。

地域のイベントは家族と一緒に行く場合も多く、誘いを断りにくいかもしれません。「単独行動はしない」「家族の用事が済んだらすぐに帰る」など、誘惑に出会わない工夫をしてから行きましょう。

塾・予備校

塾や予備校での出会いにも気を付けてください。

塾や予備校はさまざまな学校の生徒が集まるため、自分が通う学校にはいないタイプの女の子を見かける場合があります。
「その子が真剣に集中する横顔を見ていたら、いつのまにか気になって仕方なくなった」「隣の席に座りたくて、自分には必要ないのに彼女と同じ授業をとった」という事例もあります。

人を好きになる気持ちは、無理には止められません。だからこそ、塾や予備校にも危険は潜んでいると考え、よそ見をせずに勉強だけに集中するようにしましょう。

組み合わせ別!受験生と恋愛、こんなときはどうすればいい?


頭では「受験勉強に専念すべき」「恋愛している時間はない」とわかっていても、人を好きになる気持ちは止められません。
あるいは好きになった人がたまたま受験生で、対応に困るパターンもあるでしょう。

「受験生の恋」「受験生との恋」で起こりうるさまざまなパターン別に、どのように対処すれば良いか考えてみましょう。

相手が大学生(高校生)× 自分が受験生

好きな人が自分より年上で自分が受験生という組み合わせは、受験生の恋愛のなかでももっとも勉強のモチベーションにしやすいパターンです。

一足先に大学生、あるいは高校生になっている相手に追いつきたい!という気持ちが勉強の後押しになってくれるためです。

自分も大学生(高校生)になれば、好きな人と同じ土俵に立って話ができる、もっといろいろな経験ができるようになるという思いを糧に、受験勉強に励みましょう。

相手も自分も受験生

相手も自分も受験生だった場合、考えられる選択肢は3つです。

  • 合格に向けて一緒に頑張る
  • 受験が終わるまで会うのは控える(お付き合いは継続)
  • いったん、別れる

どのパターンを選ぶかは、二人でよく話し合って決めてください。

大切なのはお互いが合意した選択をすることです。自分は受験を優先したいからと相手の気持ちを無視して一方的に別れを告げても、スムーズに話がまとまるとは限りません。

また「一緒に頑張る」を選択した場合も、デートの機会を減らしたりLINEをする時間を決めたりと受験に支障がない付き合いかたを約束することも大切です。

自分は受験生 × 相手が年下

自分は受験生として勉強に集中したい年、一方で相手は年下のため受験未経験という組み合わせは、対応は非常に難しいパターンです。

本来なら受験勉強だけで手一杯なのに、相手に自分の立場ややるべきことを伝え理解を得るというタスクが加わるためです。
まして相手は受験を経験していないため、受験生の苦労やストレスを体感的に理解できません。「どうして会えないのか」「もっとLINEの返信をしてほしい」と言われ、対応に困る可能性もあります。

このパターンはつらい選択かもしれませんが「受験が終わるまで」と期限を区切り、距離を置くのがおすすめです。

自分が年下 × 相手が受験生

自分より年上の相手が受験生だという場合は、とにかく相手の受験勉強の邪魔をしないよう気を配る必要があります。

受験生としての1年は、想像以上に過酷です。「LINEの返信1つくらい」と思うかもしれませんが、その1つさえ送れないほど追い詰められる日もあります。

相手の合格を応援するなら、受験生としての相手のペースを尊重してあげてください。「会えない日が続いても文句を言わない」「電話をすぐに切られても疑心暗鬼にならない」ことが大切です。

もし「会えないのは我慢ができない」なら、受験が終わるまで距離を置きましょう。受験とはそれほどまでに、本気になって力を発揮しなければならないミッションなのです。

片思いの場合(「相手が先生」も含む)

片思いをしている場合は「受験が終わるまでは思いを心に秘めておく」のがおすすめです。

これは「自分が受験生」「相手が受験生」、あるいは「塾や予備校の講師・チューターに恋をした」などの倍も場合もあてはまります。

ここまで書いてきたように、受験生にとって恋愛は避けた方が良い結果につながりやすいものです。それは自明のことなのに、わざわざ伝え相手の邪魔をすることはありません。

予備校や塾の講師に恋をしてしまったら、自分の受験が終了するまで気持ちを胸に秘めておきましょう。受験が終わり、なんの気兼ねもいらなくなった段階で打ち明けたほうが、相手も落ち着いて話をきいてくれるはずです。

気になる人ができたら「合格してからアプローチ」しよう


「受験生なのに好きな人ができてしまった!」「この気持ちをあの子に伝えたい!」……、どうしても止められない気持ちが生まれてしまったら、どうすれば良いでしょうか?

私たちとしては、その情熱はいったん置いておくことをおすすめします。

告白して、相手から「YES」の返答をもらえたら?
先述したデメリットが、すべてキミにふりかかることになります。

もし告白した結果が「NO」だったら?
ショックで勉強が手につかなくなり、次の模試で偏差値が大幅に下がるおそれもあります。

相手を好きな気持ちは、大切にしてください。
「好き」という気持ちをエネルギー源にして勉強に勤しみ、晴れて合格した時に思い切って伝えるのがおすすめです。

もう彼女がいる!受験にプラスになる付き合い方


お付き合いしている彼女がいる場合は、どうしたら良いでしょうか。受験生だからといって「受験の邪魔になるから別れて」とは言いにくい人も多いはずです。

彼女がすでにいる受験生が、彼女の存在をプラスに転換し受験を乗り切るコツを解説します。

優先順位は受験勉強だと心得る

受験と恋愛を両立させたとしても、優先度が高いのは「受験」です。

大事な模試の前はデートは控えましょう。
集中して勉強している時は、スマホの通知を気にしてはいけません。
学校から塾・予備校に直行する日も増えます。一緒に帰れない日があることも伝えておくなっど、受験を優先させられる段取りを完了させておいてください。

「受験生」という前提を共有し理解してもらう

大前提として「自分は受験生である」事実をしっかり伝え、理解してもらいましょう。

「そんなの言わなくてもわかるでしょ」は通じません。とくに相手が年下で受験を経験していない場合は、受験生の大変さや現実に実感がわきにくいためです。受験生ではない自身と同じ感覚で、キミとの時間を考えてしまうかもしれません。

受験生であること、受験に本気であること、最優先は受験であることを「口頭で」あらためて伝えておきましょう。

連絡できない時間帯・会えない日があることを伝えておく

受験生には受験生の都合があります。彼女がいくら「一緒にいたい」と言っても、叶えてあげられない場合があることも理解してもらってください。

  • 休日に模試がありデートできない
  • 帰宅後は〇時まで勉強しているからLINEを返せない
  • 学校から塾に直行するので、一緒に帰れない

上記のように、できるだけ具体的に伝えるのがコツです。

合格したらゆっくり会う約束をする

我慢を強いてばかりでは、堪忍袋の緒も切れるというもの。「合格したらゆっくり会おう」と先の楽しみを約束し、彼女に安心感を与えることも忘れないでください。

合格が決まりさえすれば、いくらでも一緒に過ごせます。テーマパークに遊びに行くのも、映画を見に行くのも、手をつないでショッピングするのも自由です。

先の楽しみは自分のモチベーションにもなってくれます。

相手の夢や目標も応援する

自分の受験を応援してもらうと同時に、彼女の夢や目標も応援しましょう。

そのためにも、彼女の夢・目標を聞いてみてください。「習い事で入賞したい」「英検に合格したい」といったものから、「ダイエットを成功させたい」「髪をあと5センチ伸ばしたい」といった女性らしいものまでさまざまあるはずです。

お互いがお互いを尊重し、応援しあえる関係は長続きします。一緒に高みを目指せる、そんな良い関係を目指してみましょう。

先輩はこう乗り切った!受験と彼女にまつわるエピソード


先輩たちは「受験生と彼女」という問題をどのように乗り切ったのでしょうか?筆者が予備校で指導していたときに、実際にあった例を紹介します。

受験と彼女に悩むキミの参考になれば幸いです。

受験対策で予備校に通い始めたAくん。そこに通っていた他校のBさんに一目ぼれ!たまたま志望大学が同じだったため、同じ大学に進むべく猛勉強を始めました。

自習時にさりげなく隣をキープしたり、同じタイミングを見計らって休憩に来たりと、事情を知るスタッフはほほえましく見守る日々。

結果、二人とも第一志望大学に合格!でもBさんは気持ちが変わったのか、併願していた別の大学に進学……。

その後、二人がどうなったかまでは聞いていません。

 

Cくんには、ひそかに恋心を抱いている幼馴染がいました。「大学に合格したら地元を離れなければならない、だから合格したら出発前に告白する!」という目標を立て、受験生活を始めます。

ちなみに幼馴染の女の子は、家庭の事情で県外への進学はしない予定だったそう。

残念ながらCくんは第一志望の県外の大学は不合格、併願していた地元の大学に進みました。進学先の報告に来てくれた際、「これからアイツに告ってきます!」と言っていましたが…、どうなったのかは神のみぞ知る、です。

 

高1から付き合っている彼女がいたDくん。難関大志望だったため、受験生になると必要な勉強量が一気に増えました。

必然的に彼女と過ごす時間や連絡の頻度も減りましたが、「彼女も受験生だし、わかってくれているだろう」と勉強に没頭する日々を過ごします。

最終的にDくんは第一志望の難関大学に合格!
でも合格通知が届くころには、彼女とは自然消滅状態になっていたそうです。

「大学で、新しい出会いに期待します!」と言っていました。

まとめ

受験生にとって恋愛や彼女というのは、とても難しい問題です。

理性的には「勉強を優先すべき」「彼女にうつつを抜かす余裕はない」とわかっていても、やはり人を好きになる気持ちは止められないからです。

大切なのは「誰かを好きになった自分の気持ち」を否定しないことだと、筆者は思います。好きな気持ちの存在を認め受け入れた上で、本来すべきこと(受験勉強)にまい進するエネルギーに転換できないか考えてみてください。

「好き」という気持ちは、想像を超えるパワーを発揮する場合があります。

自分史上最高のパワーが必要となる受験に、「好き」という感情を上手に適合させていきましょう。

オンライン家庭教師ピースには「受験期に恋愛で苦労した経験を持つ講師」「恋愛と勉強の両立を成功させた先輩」が多数在籍しています。
勉強指導はもちろん、勉強を支えるメンタルの相談に乗れるのも強みです。

まずはどんな悩みをかかえているのか、気軽にお聞かせください。
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