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【小学生】春休み何する?有意義な春休みの過ごし方を紹介!

「小学生の春休みってみんなどうやって過ごしているの?」「春休みも勉強したほうがいいの?」と悩んでいませんか?新学年に向けて準備をしようと考えていても、気づいたらあっという間に終わる春休み。いったいどのように過ごせば「有意義な春休み」にできるのでしょうか。

この記事では、小学生のお子様をお持ちの親御さんに向けて、春休みを充実させる秘訣を解説しています。春休みの過ごし方のポイントやおすすめアウトドアなど、春休み前にチェックしておきたい内容が満載です。ぜひ最後までご覧いただき、有意義な春休みを過ごすヒントを見つけてください。

 

有意義な春休みに欠かせない過ごし方のポイント

春休みは多くても2週間程度しかありません。短い休みを有意義に過ごすためには、押さえておきたいポイントがあります。充実した楽しい春休みを過ごしたい方は、必見です。

学校がある日と同じ時間に起床する

朝起きる強制力がない春休みですが、朝は学校がある日と同じ時刻に起床しましょう。朝の行動が遅れると、一日の予定がどんどん後ろ倒しになります。計画していた活動ができず、残念な一日にもなりかねません。
春休みも普段と同じ時間に起き、けじめのある生活リズムを意識しましょう。

メディアの使い方・時間を決める

スマホやゲーム、テレビなど、メディアの使い方は、春休みに入る前に決めておくのがコツです。「時間」「場所」「ペナルティ」を決め、見えるところに貼っておくと忘れません。

ルールは親子で決めることも大切です。「自分は制限されているのに、パパママはダラダラとスマホを使っている」状態では、お子さんも約束を守る気分にはならないものです。決めたルールは、親御さんが率先して守る姿勢を見せましょう。

春休み中にやりたいことを決める

春休み中にやってみたいこと・挑戦したいことを、あらかじめ決めておきましょう。春休み中の予定にメリハリと目標が生まれます。

目標の内容は、お子さんが意欲をもって取り組めることなら何でもOKです。記事の後半では探求学習のテーマや春ならではのアクティビティなどを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

睡眠時間は十分確保する

ついつい夜ふかししてしまうのが長期休みの特徴です。しかし生活リズムは、一度崩れると元にもどすのがとても大変!できるだけ夜更かしは避け、睡眠時間を十分確保することを心がけましょう。

睡眠時間は8時間取ることがおすすめです。睡眠時間を多く取りすぎても寝ぼけてしまいますし、少なすぎても疲れは取れません。起床時間から逆算して就寝時間を決めましょう。

家族や親戚、友人との時間を大切にする

春は別れの季節でもあります。単身赴任になるパパ、遠くに引っ越す親戚、転校するお友達などがいる場合は、一緒に過ごせる時間を大切に過ごしましょう。

友だちに手紙を書いたり、寄せ書きを用意したりしても良いでしょう。ファミリーレストランや気軽なカフェで簡単なお別れ会を企画してあげるのも、思い出づくりにおすすめです。

普段できないことを学ぼう!春休みならではの過ごし方アイディア5選

春休みは夏休みや冬休みに比べてイベントが少ないため、あまり楽しめないという方も多いでしょう。そこで、春休みならではの過ごし方を5選ご紹介します。ぜひご参考にして、充実した春休みを過ごしてください。

パソコンで調べ学習の練習

学習課程の改定により、調べ学習が重要となってきました。調べ学習ではパソコンなどのICT機器を使いこなすことが必要です。

近年ではスマホが主流となっているため、パソコンを使えないお子さんが増えています。調べる力と同様に、タイピングの練習もしておくと良いでしょう。

「マイタイピング」では、子どもも気軽に楽しめるタイピングゲームを行えます。ゲーム感覚でパソコンに触れ、春休みのうちにパソコンを使う力をつけておくことがおすすめです。

マイタイピング

春野菜の栽培

春野菜の栽培は勉強にもなります。自分で種をまき、水やりをして成長を観察できると、実体験として記憶に残ります。

学校では夏野菜や冬野菜の栽培をすることが多く、春野菜の栽培はあまり行われません。アスパラガスやカブ、春菊など学校ではあまり栽培しない野菜を選ぶとお子さまは喜ぶでしょう。

春野菜の種は100均でお手軽に購入できますよ。

調理体験

調理体験もおすすめです。調理体験をすることで、調理をしてくれる方の大変さがわかります。

まだ包丁や火を扱うことが難しそうであれば、野菜を洗ったり盛り付けを手伝ってもらったりと、簡単な作業でもOKです。少しでも貢献できれば、子どもは満足し、調理にもっと興味が湧くでしょう。

自分で栽培した春野菜の調理を行うのもおすすめです。自分で栽培し、自分で調理する体験はお子さまにとって貴重なものとなるでしょう。

化石発掘体験

子どもは化石に興味を示すことが多いです。化石発掘キットを購入すれば、自宅で簡単に化石発掘体験を行えます。

あまりイベントの多くない春休みだからこそ、おうち時間を充実させると良いでしょう。

アニメや映画の大作を鑑賞

長期休み期間は、地上波でもアニメや映画の大作が放送されます。また動画のサブスクリプションサービスを使えば、最新映画から昔懐かしい映画まで、さまざまなラインナップから選べます。アニメや映画を題材に、親子で探究に取り組むのもおすすめです。

探求学習に向いている映画を、名作の中から3つ紹介します。

◎ 探求学習におすすめのアニメ・映画
『ドクタードリトル』(1998年)エディー・マーフィー
「動物の気持ちを理解するとは?」「個性を大切にするとは?」といったテーマにピッタリ。親子で純粋にゲラゲラ楽しむのも◎。
『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994年)トム・ハンクス
「ちょっと変わった個性」「多様性」といったテーマにおすすめの絶対的名作。142分とお子さんにはやや長めかもしれません。
『ジュラシック・パーク』(1993年)ジェフ・ゴールドブラム
「もし恐竜が現代に蘇ったら?」というお子さんの夢を追体験できる映画。低学年のお子さんは怖がる可能性もあるので、無理はさせないように。

春休みならではのアウトドア過ごし方アイディア3選

春休みは気温も心地よいため、アウトドアもおすすめです。ここでは、アウトドアの過ごし方を3つご紹介します。どれも家族で楽しめるものとなっていますので、ぜひお試しください。

春の山菜採り

春の山菜取りは、山に向かう必要があるため、子どもはわくわくして楽しんでくれます。また、春の山菜を知ることができるため、勉強にもなります。

小学2年生の国語では「ふきのとう」を勉強します。春休みのうちにふきのとう採りを楽しむことで、国語の勉強に力が入るでしょう。

お花見

春休みの定番イベントといえば、お花見ですよね。お花見といえば、お酒を飲む大人のイベントと思われがちですが、昼間にピクニック気分で楽しむこともできます。

お花見用にお弁当を用意したり、遊びグッズを揃えたりするだけでも楽しめるのでおすすめです。

キャンプ

キャンプでは火起こしをしたりテントを立てたりと、普段できない体験ができるのでおすすめです。自然に触れ合うことで貴重な体験ができる上に、リラックスにもなります。

ただ、キャンプはケガや虫刺されがつきものです。十分注意した上で、キャンプを楽しみましょう。

春のおでかけレジャーにおすすめの場所と満喫アイディア


暖かくなると外に出掛けたくなります。お子さんと春休みに出掛ける先として、おすすめの場所を5つピックアップしました。春ならではの楽しみ方も紹介します。

公園


家族や友だちと出かけるなら、一日楽しめる公園がおすすめです。お弁当を持って、ピクニック気分で行きましょう。

千鳥ヶ淵公園(千代田区)や井の頭恩賜公園(武蔵野市)では桜を見ながらのボート遊びも楽しめます。小金井公園(小金井市)にはさまざまな種類の桜が植えられており、長い期間お花見ができます。
広い芝生でのんびりするには砧公園(世田谷区)や水元公園(葛飾区)がピッタリです。

菜の花畑


桜に先んじて満開となる菜の花畑も、春におすすめのおでかけ場所です。「黄色いじゅうたん」とも喩えらえる鮮やかな菜の花畑は、春の青空とのコントラストもばっちり!映え写真が期待できます。

浜離宮恩賜庭園の菜の花は、およそ30万本!高層ビル群と菜の花畑という異色の組み合わせが楽しめます。国営昭和記念公園(立川市)は、菜の花のほかにも梅やチューリップ、ツツジ、ポピー、フジ、スイレンなど、季節の花が咲き誇ります。

少し足を伸ばして県営権現堂公園や所沢航空記念公園(いずれも埼玉県)では、菜の花と桜の競演が見られるかもしれません。吾妻山公園(神奈川県)は富士山を背景にした菜の花畑が堪能できます。

ファミリー牧場


動物たちの出産も始まる春は、牧場へのおでかけもおすすめです。運が良ければ、生まれたての子ヤギや子ウシに出会えるかもしれません。

マザー牧場や成田ゆめ牧場(いずれも千葉県)は、動物との触れ合いが楽しめるファミリー牧場です。マザー牧場には「ホワイトベルティッドギャロウェイ」「スコティッシュハイランドキャトル」など、動物園でも見られないような珍しい動物がいます。ゆめ牧場では牛の乳しぼり体験もできますよ。

搾りたての牛乳で作ったジェラートが食べられるのは、榎本牧場(埼玉県)です。ミルクや抹茶、イチゴミルク、生チョコやレアメニューが日替わりで提供されます。
伊香保グリーン牧場(群馬県)では、牧羊犬のショーが見られます。ワンワン吠えながらたくさんの羊をまとめるシープドックの活躍に、お子さんも大興奮間違いなしでしょう。

温泉


暖かくなって外を歩きたくなる春休み、外湯巡りができる温泉に足をのばしてみませんか。

天然温泉かけ流しの外湯が13か所ある野沢温泉や、厄除け効果があると言われる「九湯」を巡る渋温泉(いずれも長野県)は、関東からでもアクセスしやすい立地にあります。

日本にある11の泉質のうち9種類がある鳴子温泉(宮城県)は、温泉のデパートと呼ばれるほど有名!「湯めぐりチケット」を活用して約400本の源泉を楽しみましょう。

浴衣で歩きたい街並みと言えば、城崎温泉(兵庫県)です。湯めぐりをしながら湯畑や湯もみショーも見られる草津温泉(群馬県)もおすすめです。

動物園・水族館


動物園の春はベビーラッシュです。1年で一番にぎやかになる春の動物園、ぜひおでかけしてみましょう。

NIFREL(大阪府)は、「人と生き物が同じ空間にいる」新感覚コンセプトの動物園です。人と生き物との間には柵も檻もなく、手を伸ばせば触れる距離感です(実際に触るのはNG)。
神戸どうぶつ王国(兵庫県)も、人と生き物の距離が近い動物園。動物たちのリラックスした姿を間近で楽しめます。見慣れた動物園とは一味違う体験をしたい方、ぜひ足を運んでみてください。

鶴岡市立加茂水族館(山形県)はクラゲと光のイリュージョンで有名な水族館です。水槽をふわふわと漂うクラゲは癒し効果バツグン!クラゲの種類はギネス認定の50種以上です。

勉強も忘れずに!成績アップにつながる春休みの過ごし方

春休みを楽しむことも大事ですが、勉強も忘れてはいけません。学校の授業がない春休みに勉強を全くしていないと、新学年が始まった際に苦労します。ここでは、春休みの勉強について解説しますので、参考にしてください。

宿題を早めに終わらせる

学校によっては春休みにも宿題を出すことがあります。春休みの宿題は、計画を立てて早めに終わらせましょう。お子さんが自分で宿題の進捗管理をするのは難しいため、親御さんから適宜声をかけてあげる必要があります。毎日宿題をやる時間を決める、計画どおりにできたらご褒美をあげるなど、お子さんが取り組みやすいように工夫することがポイントです。

前学年の復習

宿題が完了したら、前学年の復習をしましょう。特に来春から高学年になるお子さんは、復習が必須です。高学年になると一気に学習内容が難しくなるため、前学年の内容を理解できていないと授業に置いていかれてしまいます。

特に算数は、積み上げの科目と言われており、これまでの内容を踏まえた上で次の内容に進みます。まずは算数を優先して復習しておくことがおすすめです。

苦手を克服

これまでに習った内容全体を振り返り、苦手分野を克服する勉強も大切です。とくに中学受験を予定しているお子さんは、この春休み期間に苦手科目をなくすことで、6年生の演習中心の学習にスムーズに移行できます。

漢字や英単語、理科・社会の重要用語の暗記も進めましょう。入試で狙われやすい時事問題に強くなるために、親子でニュースを見て話し合うのも良い勉強です。

春休みの宿題をサクッと終わらせるコツ


春休みこそ、宿題をサクッと終わらせて自信をつけるチャンスです。宿題がみるみるうちにおわるコツを5つ紹介します。

計画的に進める

宿題の進み具合は、計画で決まります。春休みに入る前に、宿題の計画をしっかり立てましょう。

宿題計画は、基本的に以下の5ステップで考えます。

1. 宿題の総量を洗い出す
2. どうしても勉強できない日をチェックする
3. 宿題を終わらせたい日を決める
4. やるべき宿題を、終わらせたい日までに当てはめる
5. 計画に無理があると感じたときは調整する

宿題の総量は、「教科別に」「ページ数や量」を見える化するのがコツです。「読書感想文」など教科以外の宿題も忘れずに書き出しましょう。

どうしても勉強できない日とは、たとえば「終日外出の予定がある」「クラブチームの試合がある」などです。
もし立てた計画が詰め込み過ぎだと感じたら、「完了予定日を先に延ばす」「1日の勉強時間を増やす」などで調整してみてください。

面倒な宿題ほど早めに手をつける

お子さんには、「やりやすい宿題/やりにくい(やりたくない)宿題」の傾向があるのではないでしょうか。

宿題内容の好き嫌いは、誰にでもあるものです。一般的に漢字や計算など「あまり考えなくてもできる」宿題は手が付きやすく、文章問題や読書感想文など「考える必要がある」宿題は敬遠される傾向にあります。

もし宿題の中に「面倒だな」と感じるものがあれば、その宿題ほど早く手をつけるようにしましょう。お子さん一人では進められない様子なら、親御さんがサポートしてもOKです。

毎日決まった時間に取り組む

宿題に取り組む時間は、ルーティンとして決めるのがおすすめです。はじめに「この時間は宿題をするもの」と意識付けをしておく方が、お子さんも動きやすいからです。

宿題におすすめの時間帯は、以下の通りです。ご家庭のライフスタイルに合わせて、設定してみてください。

時間帯 メリット
朝食前
  • 朝一番にやるべきことを完了できる
  • 1日を有意義に使える
朝食後
  • 脳にエネルギーが入り集中しやすい
  • 生活音が適度に集中を促してくれる
昼食前
  • 手持無沙汰になりやすい時間を有効活用できる
  • 心身が活性化しているため取り組みやすい
夕食後
  • 夕食の準備をしながら、親御さんが声をかけやすい
  • 眠くなる前に宿題を終えられる

夕食後など、家族が集まっている時間は団らんに充てるのがおすすめです。とくに弟妹がいるご家庭では、「弟妹は遊んでいるのに、自分だけ勉強しないといけない」という不満につながりやすいため、小学生のお子さんが集中できる環境を整えてあげましょう。

進捗を見える化する

宿題があとどれだけ残っているかが一目でわかる工夫をすると、やる気が出る場合があります。以下の例を参考に、進捗(進み具合)の見える化を工夫してみてください。

    • やるべき宿題を書き出しておき、終わったら二重線で消す
    • 宿題終了をゴールとした計画表を作り、終わるごとにシールを貼る
    • 付箋に宿題を書いて貼っておき、終わったらはがす

 

「宿題が終わったら消す」やり方は、“二重線で消す”のがポイントです。二重線で消しておくと「終わった量」も把握でき、達成感につながります。

やり残しがないかチェックする

「全部終わった!」と思ったら、やり残しがないかもう一度チェックしましょう。ドリルや休み帳を1ページだけ飛ばしていた、音読の宿題を忘れていたなどは、よくあるケースです。

宿題を早めに終わらせる計画を立てておけば、万一やり残しがあっても挽回できます。

小学生の春休みに取り組んでみたいプラスアルファの学習アイディア


「レジャーも楽しみたいが、勉強も気になる」「新学年に向けて、何か自主学習に取り組ませたい」という場合にお役立ていただきたい学習アイディアを4つ紹介します。

学年の総復習と苦手発見

学年の学習が終わった春休みは、ぜひ総復習と苦手発見に取り組みましょう。市販の教材を使っても、簡単に取り組めます。

効率良く復習と苦手を発見するやり方は、次のとおりです。

1. 「〇年生のまとめ」ができる教材を用意する
2. 巻末などにある「まとめテスト」にチャレンジする
3. 自力で解けなかった問題は「苦手克服」へ
4. ちょっとしたミス、すこし不安な問題は「復習」へ

「復習」が必要な問題は、単元のポイントを振り返り基本問題を何度か解くと習得できることがほとんどです。教材の該当ページや学校のワークなどを活用しましょう。

何度解いてもわからない単元は、次項で紹介する「苦手克服」学習に移行した方が、効率良く進む場合があります。

苦手克服

苦手分野は「基本からあらためて理解すること」が大切です。教科書とワーク、学校で取り組んだ際のノートを用意し、重要ポイントの理解に努めましょう。
動画教材や映像授業を活用すると、かみ砕いた解説が聞けるため理解しやすくなります。YouTubeにも質の高い解説動画が公開されています。

★ 小学生におすすめのYouTube解説動画 ★
小島よしおのおっぱっぴー小学校
とある男が授業をしてみた

フィールド体験

教科書以外の学習体験を積ませたいなら、フィールドに出るのがおすすめです。親子で山や森を探索したり、見つけた動植物を図鑑で調べたりしてみましょう。

春休みに合わせて催されるフィールド体験イベントの活用もおすすめです。東京から車で2時間ほどの軽井沢町(長野県)では、ネイチャーツアーや工作体験、乗馬、星空ツアーなどが多数企画されています。

天気の観察

自宅でできる自然科学学習なら、天気の観察がおすすめです。春は移動性高気圧や低気圧が交互に日本付近を通過するため、空の様子がコロコロ変わるからです。

春の天気は、飽きずに観察を続けるのにピッタリの題材!天気図や天気予報と空を見比べ、写真を撮り気付いた点をメモしておくだけで、立派な自由研究が完成します。

気象科学館(東京都)は気象をはじめ、地震・防災について学べる気象庁の施設です。気象予報士が常駐しており、質問もできます。

春休み中の小学生をサポートするポイント

長期休みとなり、多くの時間を一緒に過ごすことになり、どのようなサポートをすべきか迷う親御さんも多いかもしれません。春休み中の子どもに対する親の関わり方やサポート方法を解説します。

規則正しい生活リズムを維持させる

規則正しい生活リズムは、落ち着いて高いパフォーマンスを発揮するために欠かせません。春休み中の生活リズムには、十分配慮しましょう。ポイントは、以下の「睡眠時間」「朝ごはん」「就寝時間」の3つです。

  • 朝は学校がある日と同じ時間に起床させる
  • 朝食をしっかり食べさせる
  • 起床から逆算して8時間前には就寝させる

朝寝坊は夜更かしの原因となり、生活リズムの乱れと睡眠時間の減少を招きます。基本的には学校がある日と同じリズムで生活できる環境を整えましょう。

またこの時期は、家族も夜遅くまでゲームをしたり騒いだりしないなど、子どもの生活リズムに配慮することが大切です。

栄養たっぷりの食事を用意する

食事は勉強のエネルギー源です。栄養たっぷり、消化に良いものを用意しましょう。食事の時間帯別におすすめの栄養源を紹介します。

◎朝食に!集中力を高める栄養(食材)

  • ブドウ糖(バナナ)
  • ビタミンB1群(豚肉)
  • α-リノレン酸(ナッツ類)
◎ 昼食に!気分転換におすすめの栄養(食材)

  • 食物繊維(酢昆布、茎わかめ)
  • ビタミンC(フルーツ)
  • マグネシウム(ひじき)
◎ 夕食に!気持ちを落ち着かせる栄養(食材)

  • トリプトファン(大豆、カツオ、マグロ)
  • ポリフェノール(春菊、納豆)
  • カルシウム(乳製品、小魚)

約束・ルールは子どもと一緒に作る

ゲームや宿題の時間、お手伝いなど、約束・ルールの内容は、かならず「お子さんと一緒に」決めましょう。

小学生になると自我や反抗心も芽生えてきます。親が一方的に押し付けるルールを嫌がるようになり、自分が納得していないと行動しないといった様子も見られ始めます。

お子さんの成長に寄り添わずに決めたルールは、お子さんの反発を招くだけです。一つひとつの決定に参加させ、お子さんが「自分で決めた」という納得感を持てるよう心がけてください。

守らない場合のペナルティは厳しく行う

約束やルールは、「守らなかった場合のペナルティ」とセットで決めます。そしてペナルティは、かならず実行することが大切です。

ペナルティをうやむやにすると、「約束を守らなくても罰則がない」と子どもが学習します。するとますます約束を軽視するようになり、約束を決めた意義が薄れてしまいます。

またペナルティも約束の一部です。ペナルティを行わないということは、親御さん自身が約束を守らない姿勢を見せていることにもなります。

ペナルティは厳しく行い、約束の重要性をお子さんに伝える機会としましょう。ペナルティの中身もお子さんと相談して決め、お子さんが納得していることが重要です。

「見える化」で約束に対する意識を高める

口約束は、すぐに忘れられます。決めた約束・ルールは貼りだし、いつでも見て意識できる状態にしましょう。

また約束を守れた回数も見える化すると、お子さんのやる気がアップします。無料でダウンロードできる「おやくそくシート」などを活用し、ルールを守れた事実を承認していきましょう。スタンプがたまるほどに、お子さんの自己肯定感も高まります。

<おやくそくシートの例>

おやくそくシート

お手伝い&生活シート」|プリントキッズ

小学生は春期講習を受けるべきか

春休みは、塾のカリキュラムに沿って勉強すべきか、自分の計画で進めるべきか迷いやすい時期です。小学生は春期講習を受けるべきかどうか、また春期講習の成果を最大化するコツについて解説します。

春期講習は目的を持って受講する

春期講習の受講は無駄ではありません。どの塾の春期講習も、地域の定期テスト対策や入試問題を解けるようになるために必要な対策を盛り込んでいるからです。厳選された教材や質問できる環境がある点でも、通う価値があります。

ただし春期講習は、かならず目的を持って受けましょう。目的がないまま、「みんな行くから」「なんとなく」といった理由で受けても成果は期待できません。

「算数の文章問題を解けるようにする」「国語の説明文問題で、選択肢を見極められるようにする」など、達成したい目標を決めて臨むのがコツです。

「塾に行っているだけ」で満足してはいけない

塾は、行っているだけで満足しやすい環境である点も踏まえておきましょう。春期講習や自習室利用など、長時間塾にいる日が増える休みは、なんとなく「勉強した気分」になりやすいものです。毎日10時間近く塾にいるものの、実際は「友達とおしゃべりしているだけだった」「こっそりスマホでゲームをしていた」とあっては、結果がともなわないでしょう。

塾の先生に計画の進捗や勉強の出来栄えを客観的にチェックしてもらう機会をつくるなど、実力アップにつながる時間になるような工夫が大切です。

春休みは自宅で受講できるオンライン学習がおすすめ

「やるべき勉強を洗い出し、予定を立て、日々計画的に進める」
このように文字で書くと簡単に見えますが、小学生が実際に自力で取り組むのはなかなかに難しいテーマです。

とはいえ、親御さんも多忙な年度末。つきっきりでお子さんを見ていることもできない時期でしょう。

そんなときは「オンライン家庭教師」を検討してみてください。学校の宿題やテスト勉強を含めた学習計画から日々の進捗管理、家庭学習のコツ、復習指導など、春休みにやっておきたい勉強を総合的に指導してくれます。

オンライン家庭教師とは

オンライン家庭教師とは、パソコンやタブレットを使ってお子さんと講師をつなぎ、マンツーマンで学習指導をする教育サービスです。自宅にいながら、お子さんに最適化された高品質な授業が受けられると人気が高まっています。

リアルタイム・双方向でやりとりしますので、質問や相談もその場で解決可能です。対面指導と同じ感覚で授業が受けられるのに、費用が格安だという点でも評判となっています。

オンライン家庭教師がおすすめの理由

オンライン家庭教師がおすすめの理由は2つあります。

まず、一人ひとりに合わせた指導を行えることです。学校のような、一定レベルでの一斉指導では理解不足や物足りなさを感じるお子さんが出てしまいます。この場合、一斉指導ではなく個別指導がおすすめです。

また、講師との相性が勉強に大きな影響を与えます。好きな先生なら頑張れる、嫌いな先生とは勉強したくないと、好みがはっきり分かれるお子さんも多いのではないでしょうか。オンライン家庭教師は全国の講師とマッチングできるため、お子さんに合う一人がかならず見つかります。

春休みに体験授業を受けてみよう

オンライン家庭教師の中でも、お子さんと講師の相性をどこよりも重視するのが「オンライン家庭教師ピース」です。全国に3,000人以上いる講師一人ひとりの性格や趣味、指導スタイルを把握し、お子さんとご家庭の希望に最適な一人をご紹介します。

「こんなに話が弾む先生は初めて!」「時間があっという間だった」という感想が寄せられるピースの指導を、冬休みに体験してみませんか。

まずはお子さんの様子や現状、課題、目標をじっくりお聞かせいただくことから始まります。オンライン家庭教師専業10年、学習指導のプロである私たちに、ぜひお話をお聞かせください。

オンライン家庭教師ピースへのお問合せ・体験授業申込はこちらから

まとめ

小学生の春休みは、中学生や高校生と比べると時間が多く取れます。せっかくの時間を有意義に過ごしたいですよね。

規則正しい生活を心がけ、イベントに参加したりアウトドアに出かけたりすると、かけがえのない思い出を作れます。春休みならではの過ごし方をして、満足した上で新学年になるとお子さまも不満なく学校に行けるでしょう。

ただ、勉強も忘れないように気をつけてください。新学年になる前に前学年の内容を復習しておくことで、自信を持って新学年を迎えられます。

遊びも勉強も充実した春休みになると良いですね。

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